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コミュニケーション勉強会@大阪コミュの第6回ディベート勉強会議事録

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第6回ディベート勉強会の議事録です。

ディベート勉強会への参加を検討している方はご参考にしてください。

【論題】

日本は夫婦別姓制度を採用すべきである。

【賛成派 立論】

(定義)
日本
 日本国政府
夫婦別姓制度
 結婚後、夫と妻の姓を別々にしてもよい制度
採用すべき
 民法等の法律を改正して制度として取り込むこと
対象者
 これから結婚する夫婦はもとより過去に結婚した夫婦も含む
 日本国内の行政庁へ提出することにより夫婦別姓が可能
 18歳以上の日本国籍のある者(外国人同士は無理)

(メリット)
選択の自由が増える
 名前で仕事をしているような人は結婚後ももとの名前を継続できる
 由緒正しい家系同士で家名を大切にする家系の場合
 名前の問題で結婚できないなど結婚時の争いが減少

(デメリットの解消)
子供の名前がどうなるか
 18歳の時に自分の名前を決めることができる

(その他)
 名前の変更は結婚時および結婚後も可能であるが、コロコロ変えられないように一度変えたら、例えば、5年間は変えられないといったようにする。
 余談ではあるが、父親が亡くなった友人の母親が旧姓に戻りたいといいだし、旧姓に変わった友人がいた。この制度の導入により、姓の選択の自由が友人に与えられるのではないか。

【反対派 反対尋問】

反 子供の名前についての姓はどちらになるのか
賛 両親で相談して決める
反 3人子供がいればどうなるのか
賛 両親で相談してどちらかの姓に統一する
反 名を変えるから結婚しないというのはどのくらいいるのか
賛 データ的なものは無い
反 姓を入れ替えること(交換)はできるのか(旦那→妻、妻→旦那)
賛 それはできない
反 5年ごとにコロコロ変えることができるのか
賛 あくまで5年は一つの目安。悪用させないのが目的

【反対派 立論】

自分の両親の姓が違う場合、両親との心の距離感が遠くなる
姓は家族を一つにまとめるための精神的な柱
お互いに別々に生まれた人が1つの家族となって子供を育てるためには集約する力が必要。
かなり思想的な意味合い、宗教がない日本において宗教的な意味合いがあるのではないか。
どちらについていいのかわからない子供が育つ。
そもそも家族のあり方が難しくなる
昨今の家族が崩壊している現状を加速する可能性、持続する方がメリットが大きい。
家族の姓を持てるようになったのは100年くらい前。
由緒正しい御家柄だけ、一般市民がもてるようになったつまり勝ち取ったものであり、
精神的な柱をやっと得ることができた。
姓を変えるというデメリットはなくはないが、
デメリットを超えることもできないのに結婚して意味があるのか。
家族という集合体を一つにまとめていいく覚悟があるのか。
結婚のハードルを上げるという意味でも必要なのではないか。
名前を変えることによる不都合は通称を使うことを可能。
一体感を優先する方がいい。
名前を変えるという人はほとんどいない。
データでも別姓にする必要がないという人が多い。
子供に親のどちらの戸籍に入るかという選択をさせるのは負担。

反対派データ提出(内閣府平成8年のデータ、夫婦別姓制度が導入されれば変えるか)

【賛成派 反対尋問】

賛 名前は宗教というのは極端ではないか
反 精神的な柱
賛 夫婦別姓であると精神的な柱を持てないのか
反 そうだ
賛 そんな極端な感じになるのか
反 想像してみてかなり距離が離れる気がする
賛 人にもよるような気がするが
反 もちろんそうだが、それも勘案した上での統計を取ったデータがそれになる
賛 データを見る限り希望する人もおり、その人らの手当はなされていない。
反 少数派の選択肢について、法律自体、すべての人の事情はカバーできない。確かにハードルはあるが、それを乗り越えることによるメリットもある。

【反対派 反駁】

1 過去にさかのぼって変えることもOKと言っていたが、変える人はいるのか。
いろいろな関係性があるのに本当にできるかどうか疑問。
2 個人に対するメリットばかりを主張しているが、社会に対する影響は考慮しているのか。子供は親の都合でコロコロ変えられることになる。
3 18歳になって子供の名前を自由に変える制度は子供にとっての義務ではないか。
4 ある一定レベル以下の公立高校では、離婚率が半分以上となっており、
子供たちは属すべき家族がなくアイデンティティを保てなくなっている状況にある。
個人主義を増長してきた結果、社会の一員としての自分というのが希薄になっている。
家族の一員であり、誰かの親であるというのを正しく持つという意味で必要。

【賛成派 反駁】

1 無理して変えなくてもよい。変えたい人だけ変えられる制度。
2 子供は最初に決めた名前でずっと行く。コロコロ変える訳ではない。
3 変えたくなければ変えなくてもよい。選択の自由。
その他 通称は使えない職業(行政書士)がある。そのため、男性が名前を変えたという話もある。
データは今現在夫婦別姓を採用していない段階でのデータであるため、夫婦別姓となってからのデータとは異なる。

【反対派 反駁】

5 子供が18歳になった段階で決めるというのは、例えば、変えないと決定しても、それは変えないということを選んだということになる。
現状の制度でも離婚後、子供のために旧姓を名乗らないということもできる。
6 過去にさかのぼって変える人はいないと思う。法律を変えることによりとても時間や人を投入しないといけない。そこまでして変える必要があるのか。

【賛成派 反駁】

5 法律をこれから制定していくので、別に18歳で必ず変えなければならないという風にしないことも可能ではないか。つまり、18歳以上で1回決めることができるなど、幅を持たせることも可能。
6 法律を変えることにより幅を持たせることが目的。先ほどのデータでも別姓にしたいという人はいる。あくまで可能性を広げているという主張。
その他 子供の負担が生じるというのは、制度が始まったら変えるかどうかは自分で決められる。負担になるかどうかはその状況になってみないとわからない。
 名字が家族を一体にする→100年前に始まった制度なので、それまではつながっていなかったのか。

【賛成派 まとめ】

夫婦別姓制度 メリットは選択の自由
名前で仕事をしている人、家名を残していきたい人にはメリット
名前を変えたいというのは一部の人かも知れないが、法的な手当てをしてもいいのではないか。
今の現状のまま、同姓でいいと言っている人はそのまま同姓でもいいという制度になっているので、夫婦別姓制度を導入したことによる問題は生じない。

【反対派 まとめ】

何よりも大事なのは家族としての一体感、きずな。
自由は個人に対して選択を強いることであり、縛りがある、自由がないということで逆に枠組みの中でのメリットもあると考えられる。
個人の権利のメリットよりも同じ名字で過ごす家族の一体感のメリットの方が大きい。
個人の自由が何にも勝る正しいことではない。それ以上に大切なことが世の中にはあって、それを守っていくことが大事だ。

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