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Scott RockenfieldコミュのスコットインタビューSignals Intuition 日本語訳

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Scott Rockenfield interview by signals intuition



http://www.youtube.com/watch?v=7oQmDRYHFkM



前回のインタビューと重複する部分もあるので、要約して重要な部分を中心に訳します。



ー初期の頃、影響を受けたバンドについて聞かせてください。



スコット(以下Sと略):初期の影響?そうだなあ僕はプリーストのファンだったよ。それにキッスも好きだったし、とにかくロックバンドのドラマーになりたかったんだよね。ラッシュやヴァンヘイレン、ボストンなどいろいろなバンドを聞いたよ。プログレッシブなバンドを中心にね。メイデンのクライブ・バーとか、ポリスのスチュワート、コープラントとかいろいろなドラマーから影響を受けた、あもちろんピンク・フロイドもね。

で、12歳から叩きはじめて、初めて作ったQRのアルバムが17歳の時だった。高校を卒業したその夏に作ったんだよね。以来こうしてすっと続けれてこれたのは素晴らしいと思うよ。とにかく僕は自分で習得してやってきたんだ、レッスンなど取らないでね、それが聞いてる人たちにとっていいインスピレーションになるかどうかは分からないけど(笑)



ーレッスンとか一切なしで、自己流で学んだのですか?



S:うん、そうだよ、全て自分で学んだよ。レコードを聴いて、そこから音を拾ってね。昔から聞く耳だけは良かったんだよ(笑)

ーバンド結成に関して聞きたいのですが。



S:僕たちは近所に住んでいて、年齢が近かったのとあと共通の友人や、音楽の趣味からいつも集うところが同じになって知り合うようになった。そうしてエディ、マイケル、クリスなんかと出会ったんだ。クリスと僕は同じ高校に通ってたんだよね。そんなわけで皆でバンドを作って、僕の両親の家の地下で練習してたんだ。



ークリスはいいシンガーでもあったと思うのですが、なぜ彼がボーカルにならずにジェフを入れたんですか?



S:うんクリスはね、シンガー兼ギタリストにはなりたくなかったんだ。それに僕たちが好きな偉大なバンドは中心になる人物のボーカリストがいて、ギターが2本、ベースにドラムっていう構成なんだよね。だから当時ジェフが上手くスポットにはまって、クリスはバッキングなんかで貢献してくれたんだ。エディもだけどね。エディはあまり目立たないけど、とてもいいシンガーだし、今回その辺が日の目に出てきてるよ。メロディのいい曲を書いたり、トッドと共にコーラスを仕上げたり、かなり貢献してくれてるんだ。



ーその後のアルバムWarningではロンドンでジェームズ・ゴスリーとレコーディングしたんですよね。当時のことを振り返ってみていかがですか?



S:うん、あの頃はまさしく混沌としていたな(笑)なにしろロンドンに飛ぶまで僕は飛行機に乗ったこともなかったくらいの新人だったんだよ!とにかく3ヶ月アパートを借りていくつか違うスタジオを使って録音した。ビートルズのスタジオ、アビーロードでも録音したんだよ。知らない人も多いみたいだけど。とにかくいい経験だったしいろいろ勉強になって、今振り返ってもいい思い出だよ。



―ではEPから1曲とWarningから2曲選ぶとしたらどの曲でしょう?



S:EPからはNight Rider,Warningからはそうだなあ En Forceとタイトル曲のWarningかな。



―Rage for Orderは大きなステップを踏んだアルバムだと思うのですが、当時、近代的な要素を盛り込んで、しかもテクノ的な要素すらあったアルバムですが、今振り返ってみていかがでしょう?



S:うん、僕達は世界的に活動するようになっていたし、バンドも軌道に乗っていた。明らかに新しい領域に踏み込もうと試していた時期だったと言えるよ。当時LAではヘアメタルっていうジャンルで他のバンドが売れていたから、EMI(当時のレコード会社)に完成したアルバムを持っていったら,え?これ何??って感じだったよね。彼らはすぐにヒットが出るようなものを期待していたからね。まあいい意味で僕達は自分たちに対して、音楽的にチャレンジしたと思うし、当時の新しいテクノロジーも駆使した実験的なこともやってみた。Rageはそういった意味も含めて、他とは違うことをやりたかったという時期だったな。



―次はマインドクライムなんですが、前から聞きたかったことなんですけど、エンパイア、マインドクライムの音作りは歴史上で私としては、一番好きな音なんですが、もちろんそれはジンボの影響も大きいと思うのですが、あのスネアの音は、どうやってああいう風に出せるのでしょう?



S:ははは(笑)ありがとう。この二つの作品の話をしたら、きっと一晩中かかるよ!(笑)とにかく、当時はTAMAと契約していたんだ。どのモデルだったかまでは思い出せないけど、エンパイアの時は白の、マインドクライムの時は黒のキットを使っていたよ。ジンボの影響は大きかったよ。僕はニール(パート)のようなサウンドが出したかったんだ。ジンボはRushを手がけたことがあるから、その辺もあって彼を起用したんだよ。言うまでもなく僕のキャリアの中で一番好きなサウンドだし、いい音が出せたと思う。おもしろいのは、サウンドチェックとかでドラムテクや他のドラマーの友達なんかが、セットしてくれても、僕が座ると違う音になる(笑)それは叩き方なんかにもよるんだろうけどドラムっていうのはそういうものなんだよね、同じキットを使っても人それぞれ違う音が出るんだ。まあそうだから、僕の職は取られる心配がないってことかな(笑)



―ではRage for Orderから2曲、Mindcrimeから1曲選んで下さい。



S:Rage for Orderからは I will Remember,I Dream in Infrared,マインドクライムからはSpreading the Diseaseかな。

ーさて、エンパイア後の成功によってバンドの内部関係は変わりましたか?



S:うん、よくも悪くも変わったと思うよ、あれだけの商業的成功を収めるとね。でも僕達はほんとうに絶え間なくツアーし続けて、世界を回ったよ。14ヶ月もまわっていて、家になんてほとんどいなかった。だから帰ってきてしばらくは調整が必要だったよ。どのバンドも成功を望むのは当然だけど、じゃあその後は?っていうと成功と向かい合って変わる人間も出てくるし、迷ったりもするよね。そういう意味でもバンド内のダイナミックは少し変わっていったんだと思う。僕はどんどん新しいレコードを作り続けていきたかったんだけどね、まあその後3年後にPromised Landが出て、その後もまだまだアルバムが出たわけだけど。で、ほらこうしてまた出たわけだし(笑)



―クリスが脱退して、ケリーが加入したわけなのですがその辺の過程は?



S:うん、僕達はオーディションとかはしなくて知り合いのケリーがいいんじゃないかってことで彼になった。その後Q2Kのツアーが終わってから、ケリーとは一緒にSlave to the Systemを作ったんだ、僕のQR以外の作品で一番楽しいものだといえるよ。なにしろ曲作りからレコーディングまでたったの3週間で出来てしまったんだ。その上、2000年に出たときはインディーだったのになぜか突然2006年にレーベルが拾ってくれてチャートで25位にまで上がったんだ。おかしな話だよね(笑)とにかくこういうプロジェクトは宝物のようなものだ。本当に楽しかったよ。



―Tribeでクリスがまた曲作りに参加したのは?



S;うんクリスとは今でも友達だから、話してて、レコード作るんだけど良かったら一緒にやってみる?ってことで気軽に声をかけて参加してもらっただけなんだ。一時的にね。



―さてマインドクライム2ではあなた方の演奏したものが使われなかったとか言う話が法廷の書類に出ていましたが、その辺の真相はいかがなんでしょう?



S:うん、あれはね、不思議なことなんだけど、レコーディングのときにジェフが一緒に仕事をやりたいという人たちを招きだして、そこからおかしくなったんだ、僕達はちゃんと演奏して録音したんだけど、ミックスの段階で何処まで何が使われたかが不明になってしまったんだ。思えばこの頃からバンド内の空気が悪くなっていったんだと思うよ。とにかく僕はちゃんと録音して参加したんだけど、正直言ってどこまで使われたのかって言うのは謎なんだよね。そうこうしてバンド内の曲作りの課程に変化が生じてしまった。ジェフが一緒に仕事をしたい人たちとマイケル・エディ、僕との音楽的方向性は異なっていたからね。外部のライターの曲がどんどん採用されていき、僕達は不満を感じていたんだ。だからこういう結果になった。長い間が我慢してきて、状況が改善するのを望んでいたけれどそうならなかったからこういうことになったんだよ。でもみんな今ハッピーだからこれで良かったと思っている。新しいアルバムは今までやりたかったことが実現されていて、トッドが加入してそれが可能になったんだ。とても誇りに思うし、こうしてまだセカンドチャンスが与えられて幸運だと思っているよ。



ーEmpireから1曲、Slave to the Systemから1曲選ぶとすると?



―S:Della Brownと Slave to the Systemかな。



―新しいアルバムについてなんですが、昔のQRサウンドが戻ってきたと思うのですが。



S:うん、僕たちがやりたかったのは、初期の5枚のサウンドだったんだよね。あの頃の音、ケミストリーを取り戻したかったんだ。誇りに思うし、上手くいったと思う。

ートッドの加入についてなんですが。



S:面白い話があるよ。トッドはマイケルと知り合ってそこから繋がったんだけど、シアトルでRising westとしてショウをやるって決まった時、チケットが2日で完売になってその時点で僕はまだトッドと会ってなかったんだ!で、彼が来て一緒にリハーサルしたらものすごくスムーズにはまったんだ。で、ショウも素晴らしかったんで一緒にやっていこうということになった。

ーパーカーについては?



S:パーカーは本当にいい奴だよ。地元のギターセンターでマイケルかエディと知り合ってバンドに入ることになった。昔の曲もすぐ弾けるようになるし、このバンドにぴったりなんだ。熱心だしこのアルバムのWhere Dreams go to dieは彼が全部書いたんだよ。こうして貢献してくれて、皆にも認められてうれしく思っているよ。



―そうですね。以前は雇われメンバー的だったんですが、トッドが加入してからバンド内がタイトになったのでは?



S:その通りだよ、このアルバムはバンド全員の協力による賜物だからね。雇われの者は独りもいないし、全てが全員参加だ。目標はバンドとして一緒に楽しんでやろうってことなんだ。僕達は今またエンパイア(帝国)を築き上げているんだよ。



―曲作りのダイナミックについてですが、トッドとパーカーの加入によって変わりましたか?



S:トッドはパーカーが書いた曲に対して、歌詞は僕の担当だからなんていわないんだ。おお、いい曲だね、さあ取り掛かろうって感じなんだ。トッドにA World Withoutを送ったら2時間後に、出来たよって電話が来て送り返してくれたんだ。すごく感動したからすぐ出来たって。こういう感じですごくバンド内の雰囲気がいいんだ。すでに次のアルバムの曲作りも始めているよ。

―次の作品でもジンボを使いますか?



S:誰にも未来のことは100%分からないけど、ジンボは僕たちのことを良く知っているし、QRの音作りも熟知しているから仕事していてやりやすい。だから彼を使わない理由はまるでないよね。ジンボと僕は映画音楽も一緒にやってるしね。

―セットリストは新作が出てから変わりますか?



S:うん、新曲のリハーサルはしてるから、そのうちもっと加わるよ。他にPromised Landからの曲も加わると思う。トッドは昔の曲も自分の味を出しながら歌えるし、観客も彼をとてもよく迎え入れてくれている。マイケル・エディと僕は長い間バンドの状況に対してハッピーじゃなかったから、ステージでも楽しくて、つい笑顔になってしまうんだよ(笑)メタルバンドのショウでメンバー笑顔で演奏してるっていうのはおかしなことなんだけど、自然とそうなってしまうんだ(笑)バンドの未来は明るいから、僕たちは今、本当に楽しんでやっているんだよ。



―スコット、今日はどうもありがとうございました。最後に新作から2曲挙げてください。



S:Sporeと Vindicationかな。

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