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81、中東・アフリカ情報コミュの10、エジプト:「数日内に変革」エルバラダイ氏、カイロで演説

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 【カイロ樋口直樹】騒乱が続くエジプトでは30日も各地で反政府デモが続いた。デモに参加したノーベル平和賞受賞者、エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長は同日夜、首都カイロ中心部のタハリール広場で数千人のデモ参加者を前に初めて演説し、「数日以内に変革が起きるだろう」と述べ、ムバラク長期政権の崩壊が近いとの見方を示した。こうした動きに、国軍の戦闘機が首都中心部で爆音とともに低空飛行を繰り返す威嚇的な行為を行い、一層緊張が高まった。

 エルバラダイ氏は演説で、ムバラク政権への抗議行動は「後戻りしない」と強調。「我々にはムバラク政権の終わりと、新たなエジプトの始まりという要求がある」「我々は正しい方向に向かっている。もう少しの辛抱だ」などと呼びかけた。

 ただ、国軍の戦車や兵士らで囲まれた広場に演台やマイクはなく、拡声機を使ったエルバラダイ氏の短い演説は、大多数のデモ参加者の耳には届かなかった。

 エルバラダイ氏は演説に先立ち、米CNNテレビなどのインタビューで、「私は抗議デモを組織する人々やその他多くの党派から、挙国一致政府の結成を委任された。国軍と連絡を取りたい」とも語った。反政府運動はインターネットなどを通じて草の根的に広がったものの、求心力のある人物や組織に欠けていた。エルバラダイ氏の下に結集すれば、一大政治勢力に発展する可能性もある。

 今秋のエジプト大統領選への出馬も取りざたされたエルバラダイ氏は、滞在先のウィーンから27日にカイロ入り。一時は治安当局による「軟禁説」も流れたが、主にメディア出演などを通じて反政府デモを後押ししてきた。ムバラク政権を打倒し、暫定政権を率いる用意があることを明らかにしている。


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毎日新聞 2011年1月31日 11時24分(最終更新 1月31日 11時32分)

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