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映画レビューアーフォーラムコミュの【ネタバレ有り】『Zアイランド』[日本公開:2015年5月16日]

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●Introduction
芸能生活30周年を迎えた哀川翔を主演に迎え、『サンブンノイチ』などの品川ヒロシが監督を務めたアクション。組同士の抗争に敗れた主人公が10年の歳月を経て、とある島でかつてのライバルたちと再び対峙(たいじ)し、想定外のバトルを展開する姿を活写する。哀川演じる元組長の弟分を鶴見辰吾が演じ、その元妻を鈴木砂羽が好演。本気度満点のアクションはもとより、笑いに涙に家族ドラマ満載の内容に圧倒される。

 ある雨の晩、宗形組組長の博也(哀川翔)は、武史(鶴見辰吾)や信也(RED RICE)らと共に高級クラブに繰り出していた。そこを対立する竹下組組員に襲われ、博也は足に深い傷を負い、武史は服役することに。10年後、武史が出所したときにはすでに宗形組は解散しており、博也は運送業を営みつつ武史の娘日向(山本舞香)の世話をしていた。
[日本公開:2015年5月16日]

コメント(1)

 和製ゾンビ映画だけど、品川ヒロシ監督と哀川翔がタッグを組んだ作品なので、バイオレンスシーンがメーンで無く、お笑いとアクションと侠気たっぷりの、なかなか楽しめる作品となりました。

 特に品川監督ならではの、高速突っ込み漫才風の台詞のやり取りは、『なんでやねん?』と首を傾げたくなる、ツッコミどころ満載の不条理さをもちつつも、理屈抜きに笑ってしまうですね。あのスピード感は北野監督よりもすごいんじゃないかなと思います。
 また本作でも品川監督独特のストップモーションとスピード感溢れるカット割りで描かれるアクションシーンは、健在でした。特に本作では、なんと格闘技を稽古しているという女子高生が、大人のヤクザ者やゾンビを相手に胸の空くようなアクションを見せてくれるところが見物ですよ。
 あとすっかりおじさんになってしまった哀川翔が年齢なんて関係ねぇよとばかり、ゾンビ相手に大立ち回り。そしてかつての子分に見せる侠気も、哀川翔が演じるとバシッとはまるのですね。こんなギャク映画であってもキチンと演じて見せるのはさすがだと思いました。

 そして本作の意外な伏線は、ゾンビが音に反応すること。何気ないエピソードで当初描かれるこの設定は、ラストでゾンビ退治の決め手になるのです。その意外な伏線の張り方は、すごく面白かったです。

 ただ離島の設定の割りには、一部都会の住宅地でロケしているのがバレバレなのと、みんな携帯を持っているのになんで関係機関に緊急事態を連絡しないのか(一応固定電話から110番へ電話したものの、ゾンビ発生を信じてもらえずいたずら電話と思われてしまったことになっている)とか、なんでフェリーで逃げようとしなかったのか、振り返ると疑問の尽きない作品でした。
 取りあえず面白かったよと言っておかないと、和製ゾンビ映画なんて誰も見ないでしょうから(^^ゞ、サラリと紹介しておきました。

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