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映画レビューアーフォーラムコミュの【ネタバレアリ】『ホビット 思いがけない冒険』

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●Introduction
『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフとキャストが再び結集した。トールキンが「指輪物語」の前に書いた「ホビットの冒険」を原作に、三部作として映画化。本作はその第1部で、今後、1年1作のペースで残りの2作が公開される予定だ。主人公は、ホビットのビルボの若かりし頃。その彼が、ひょんなことから大冒険に加わることになる。ピーター・ジャクソンが監督を続投していることからもわかるように、美術、音楽、キャラクターなど、世界観は丁寧に『ロード・オブ・ザ・リング』と合わせられており、もうひとつの『ロード・オブ・ザ・リング』を観ているといっても過言ではない。随所に、前シリーズを観た観客への目配せがあり、3時間近い長さも忘れるほどの、濃密な時間がここにはある。期待を裏切らない作品だ。

 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソン監督が、同シリーズの60年前を舞台にした小説を映画化するファンタジー3部作第1弾。中つ国を舞台に、ホビットのビルボ・バギンズが魔法使いガンダルフやドワーフたちと冒険を繰り広げる。出演は「銀河ヒッチハイク・ガイド」のマーティン・フリーマン。2D/3D同時公開。

 ある日、ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)から、スマウグという恐ろしいドラゴンに奪われたエレボールのドワーフ王国を取り戻すための壮大な冒険に誘われる。伝説的な戦士トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)率いる13人のドワーフたちとともに旅に出た彼の行く手には、ゴブリンやオーク、凶暴なワーグや魔術師たちが跋扈する危険な荒野が待ち構えていた。目指すは東にある“はなれ山”の荒れ地。険しい山々を越え、エルフ族のエルロンド(ヒューゴ・ウィーヴィング)やガラドリエル(ケイト・ブランシェット)との出会いを経て旅は続き、ゴブリンのトンネルで、ビルボは自分の人生を永遠に変えることになるゴラム(アンディ・サーキス)と遭遇する。もともと控え目な性格のビルボだったが、地下の湖畔でゴラムと2人きりになったとき、自分にも知恵や勇気があったことに気付く。さらに、そこで彼が手に入れたのは、ゴラムが“いとしいしと”と呼びかけていた指輪だった。そのシンプルな金の指輪は、見かけからは想像できない大きな力を持ち、それはビルボが想像もできない形で、中つ国すべての運命に結びついていた……。
[2012年12月14日公開]

コメント(3)

 「ロード・オブ・ザ・リング」は、格別思い入れの深い作品です。見るほどに映画愛が深まったのでした。もうあんなファンタジーはできないのかとため息をついていたところに、何とあり得ない続編が登場したので、狂喜乱舞で嬉しくなりました。
 続編といっても、本作はトールキン原作「指輪物語」の60年前を描く前日譚、ホビットの冒険」を3Dで描いたもの。不気味なゴラム、ガンダルフなど懐かしい面々と久々に再会して、ワクワク感満点!

 前シリーズに比べて、ストーリーが単調という批判があるけれど、まだビルボたちの冒険は始まったばかり。第2部の『ホビット スマウグの荒らし場』は2013年12月13日(金)、第3部の『ホビット ゆきて帰りし物語』は2014年7月18日(金) の公開が決まって、今回はまだまだプロローグの要素が強いので仕方ないと思います。

 それでもラストのオーク族の地下の王国に捕らわれたドワーフたちと、オークたちとの大戦闘が見どころ満点でした。3D映像の楽しさを満喫できる上下左右の動きの激しい映像で、まるでディズニーランドのアトラクション映像のようです。
 オークのアジトは、地底も見えないほどの深い谷間が続き、そこを渡る通路といえば、今にも崩れそうな板が無数に組まれているだけなんですね。ドワーフたち旅の一行は、その上をオークに追われながらも、闘いながら走り抜けていくのです。縦横無尽にカメラが動き、躍動感、臨場感たっぷり!ご覧になるのなら、絶対3Dがお勧めです。

 精細な画質に拘った本作は、長編映画では初となる毎秒48フレーム(通常の倍)の高い描写速度で撮影。その極めてクリアな解像度で、3Dメガネを通して冒険の世界に入りこんでいるような驚きを感じることができました。ちなみに通常の3Dに加え、一部劇場では、より明るく見えるというHFR3D(ハイ・フレーム・レイト3D)で上映されるそうです。
 特に種族ごとに大きな身長差のあるキャラクターたちが動き回ることで、余計に強く立体感を感じることができました。それは、まるでおとぎ話のドキュメンタリーをみているような感じになってくるのです。
 そんな実在感は、ニュージーランドのロケーションをふんだんに取り入れた、大自然にあふれた土地の“実写”が基本であること。作品の舞台である「中つ国」は神話的な世界であるものの、雄大な実写映像が背景として挿入されることで、ドキュメンタリーのような生々しさを感じてしまうのですね。

 ところで、「ロード・オブ・ザ・リング」は、一本が4時間という長尺が当たり前でした。本作も2時間50分の長尺だが、少しも気にならず、作品世界にのめり込むことができました。まるで二本分見たようになれる点でお得感たっぷりです。

 物語は「ロード」の60年前。平和を愛する小さな種族ホビット族の村から始まります。ホビット族のフロドの養父、ビルボのビルボの前に、魔法使いのガンダルフが突然現れます。ガンダルフは、ビルボに13人のドワーフたちとともに、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフ王国を取り戻すための冒険の旅に誘います。しかし、臆病なビルボは、参加を固辞。そんな事はお構いなしに、引きづり込むガンダルフの強引さに大笑いしました。なにしろ、問答無用に旅の仲間となる野蛮そうなドワーフ族たちが次々とビルボの家に押しかけて、傍若無人に宴会を始めてしまうのです。戸惑うばかりのビルボでしたが、陽気で憎めないドワーフたちに次第に馴染み、ドラゴンに奪われたドワーフの故郷を取り戻すという彼等の悲願に心寄せていった結果、ホビットらしからぬ冒険好きの血が騒いだためか、ビルボも送れて加わることになるのです。
 本作の見どころは、ビルボの心の変化。まるで日本人の平和ボケのように、自分さえ平和ならいいんだと暮らしてきたビルボが、嫌々ながらも思いがけない冒険に加わることで勇者として成長していくところです。本作でもラストでビルボが勇気を示すシーンがあって、ちょっとうるっときました。旅に出てからは、お決まりの次々と降りかかる災難で息もつかせぬ展開。さらに辿りついたのは、神秘的なエルフ族の土地。ここも懐かしいですね。ガラドリエルやエルロンド卿といった、「ロード」でおなじみの面々と再会できるのも、ファンにとってはうれしいところです。

 さて、前途したオーク族のアジトの谷底に落ちたビルボは、ゴドムと出会い、彼のなくした指輪を手に入れてしまいます。ここから指輪物語が始まったのですね。ビルボを食べるというゴドムになぞなぞ合戦を持ちかけるビルボの機転が可笑しかったです。ゴドムの「いとしいしと」の台詞がたっぷり聞けて何よりでした。

 こうしてゴドムも指輪を取り戻すべく、旅の仲間のあとを追うようになります。来年末公開予定の冒険の続きを早く見たくてたまりませんね。

追伸
 一行のピンチを巨大な大鷲が救うのですが、だったらとっと目的地のスマウグの山まで一気に向かえばいいのに、なんでノロノロ歩くのか疑問に持ちました。
 物語は「ロード」の60年前。平和を愛する小さな種族ホビット族の村から始まります。ホビット族のフロドの養父、ビルボのビルボの前に、魔法使いのガンダルフが突然現れます。ガンダルフは、ビルボに13人のドワーフたちとともに、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフ王国を取り戻すための冒険の旅に誘います。しかし、臆病なビルボは、参加を固辞。そんな事はお構いなしに、引きづり込むガンダルフの強引さに大笑いしました。なにしろ、問答無用に旅の仲間となる野蛮そうなドワーフ族たちが次々とビルボの家に押しかけて、傍若無人に宴会を始めてしまうのです。戸惑うばかりのビルボでしたが、陽気で憎めないドワーフたちに次第に馴染み、ドラゴンに奪われたドワーフの故郷を取り戻すという彼等の悲願に心寄せていった結果、ホビットらしからぬ冒険好きの血が騒いだためか、ビルボも送れて加わることになるのです。
 本作の見どころは、ビルボの心の変化。まるで日本人の平和ボケのように、自分さえ平和ならいいんだと暮らしてきたビルボが、嫌々ながらも思いがけない冒険に加わることで勇者として成長していくところです。本作でもラストでビルボが勇気を示すシーンがあって、ちょっとうるっときました。旅に出てからは、お決まりの次々と降りかかる災難で息もつかせぬ展開。さらに辿りついたのは、神秘的なエルフ族の土地。ここも懐かしいですね。ガラドリエルやエルロンド卿といった、「ロード」でおなじみの面々と再会できるのも、ファンにとってはうれしいところです。

 さて、前途したオーク族のアジトの谷底に落ちたビルボは、ゴドムと出会い、彼のなくした指輪を手に入れてしまいます。ここから指輪物語が始まったのですね。ビルボを食べるというゴドムになぞなぞ合戦を持ちかけるビルボの機転が可笑しかったです。ゴドムの「いとしいしと」の台詞がたっぷり聞けて何よりでした。

 こうしてゴドムも指輪を取り戻すべく、旅の仲間のあとを追うようになります。来年末公開予定の冒険の続きを早く見たくてたまりませんね。

追伸
 一行のピンチを巨大な大鷲が救うのですが、だったらとっと目的地のスマウグの山まで一気に向かえばいいのに、なんでノロノロ歩くのか疑問に持ちました。

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