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くらげ型の幻覚コミュの厭世

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趣味も何もない。生きている意味がわからない。神からの試練なのかも知れない。
「坂崎さん」
楽しいって何だったっけ。嬉しいって何だったっけ。
「坂崎さん」
できるなら早く死にたい。でも勇気がない。動機がない。
「坂崎さん!」
「あ、浜中さん‥」
「もう‥ ずっと呼んでたんですよ」
ああごめんなさい、と私は言って汗をぬぐった。暑い。

生きていても苦痛なだけだ。楽しみなんてない。ストレスを発散しろと医者に言われた。できるならしている。精神安定剤は効かない。唯一効くのは睡眠薬と胃薬だ。おかげで夜中に何度も目が覚めるのが治まった。激しい胃痛に苦しむことも減った。

「坂崎さん、用はないんですけど‥ その‥」
ぼーっとなさってたから、と浜中は言った。
私は心の中でそれを一蹴して「ええ、ちょっと考え事を」とだけ答えた。汗がまたにじむ。
浜中は私を心配してくれていたのだろうが、私にはそれすらも鬱陶しかった。よけいなお世話というやつだ。本当に心に虚無しか残らない。いつ死んでもいい。


趣味も何もない。
私には何もない。
今日も睡眠薬と胃薬を飲んで眠るだけだ。

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