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清水欣也コミュの嫌悪感が生み出すモノは

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日記に書いた「いじめについて、雑感」に
清水氏の言葉を引用したので
こちらにも載せることにします。

**********************
最近、子供達がばしばしと自殺をするニュースを読み、
私としては胸がずっしりと痛むとともに、
「人間が持つ嫌悪感」というものをよく考えるようになりました。

私は人の好き嫌いがけっこうある方です。
でも私の場合は「嫌い」という感情を抱えている自分が嫌いです。

相手を「嫌いだ」と感じているということは
相手が自分好みになったり動いたりしたら「好き」に
なる可能性があるということ。

つまり条件付きで他人を観、
他人と接していると言うことになります。

「〜するべき」という言葉は他人へは使わず
あくまでも自分に向けるためだけに使おう、
自分の理想とする人としての「条件」は自分自身にだけつけよう、
と常々思っている私としては、
人に対して「嫌い」という感情や
「怒り」の感情がわき上がってくるたびに

「いまだ、他人を自分の思い通りにしたいのか?
 思い通りになってないと怒るのか?嫌悪を感じるのか?
 うーん、…まだまだだなぁ、あたしってば。」

と思ったりしてます。


「いじめ」の根本は、多くが
「条件」でしか相手をみることができない人の
「嫌悪感」だと私は思っています。

そもそも人は好き嫌いだけでしか
対相手と接することができないのでしょうか。

たとえ相手が自分好みに生きていなくても、
「そういうひとなのだ」と自分の中で納得し、
相手を「人」としてニュートラルに接することができないだろうか?
と、私はよく考えます。

私はたぶん、理想の自分がこの辺にあるのだと
自分でわかっているのでしょうね。

「律儀を尽くす順番は、1位が自分、次が近親者、それから世間、世界。」
(by清水欣也)

自殺のニュースを読んで胸が痛み、
社会からいじめをなくそう、子供をいじめから守ろう、と
本気で思うのならば、まずは自分が
他人を受け入れられるような懐深い人間を目指すことが
肝要なんだろうな、と改めて思います。

世の中のいじめが減らない原因として、
多くの大人が条件付きで人を見て、
相手が自分の思い通りに行動しないと怒ったり嫌悪を感じたりし、
その相手をそのまんま、「そういうひとなのだ、個性なのだ」
として受け入れられないという行動は
現代の子供達にしっかりと受け継がれてしまっているのだと
私は考えています。

私は親もできていないことを
子供に押しつけることはできません。
色んな他人をまるごと受け入れられない人間が
子供には
「どんな人でも仲良くね!みんなちがってみんないい、のよ♪」
などと、金子みすゞの言葉だけの受け売りとして
伝えるなんてそんなこと、
とてもとても恥ずかしくて言えないからです。

優秀な職人は優秀な師や先輩の背を見て育っていくのと同じで
子供は大人の背をみて育つんだろうな、と
つくづくそう思います。

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