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ぼくとオタとお姫様の物語コミュの04/10/07(木) 14:35:07

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7 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/07(木) 14:35:07
8日朝。
子供の頃からずっと通いつけの主治医のいる病院。
彼女は待合室の平べったい長椅子に座っている。
茶色で合成皮革の長椅子はところどころに穴があいていて
ガムテープで補強されている。
何度となく見てきたこの茶色の長椅子に座っていると、ほんとうに気が滅入る。
たぶん病院の陰鬱なイメージが刷りこまれてるんだろう。
主治医は高齢で真っ白い髭が自慢の、子供に優しい爺さんだった。
安静に。これが処方箋だった。
ぼくはこの言葉を受けとるためにここに来る。安静に。
この病院で2種類以上の薬を処方されることはまずなかった。
だからぼくはこの爺さんが気に入っている。
飲んでもいいし、飲まなくてもいい。爺さんはそう言ってるみたいだった。
問診と触診が終わって、シャツに手を通してると爺さんはぼくにこう言った。
「今日はあのお嬢さんといっしょにいなさい。そばにいて看病してもらいなさい」
ぼくが笑いながら、なぜです? と訪ねると爺さんはあっさりこう言ってのけた。
若い男の風邪の特効薬は、若い女性だ。
からかうようにぼくに言って、それがよほど可笑しかったのか声に出して笑った。
ぼくは小さかった頃、この爺さんによく釣りに連れていってもらった。
ペンキの剥げた小型トラックの荷台に乗って、海岸を目指すのが好きだった。
弟は釣りに熱中してたけど、
ぼくは荷台に揺られる道中そのものが好きだった。
海岸線道路のコントラストの効いた強い日射し。蝉の声。
ぼくの幼少の頃は平穏そのもの。
どこにいっても安全がもれなく無料でついてくる。
大人たちがゆるく張った監視の目から外に出ることのない毎日。
でも姫様はそうじゃなかった。
風邪に倒れたとき、姫様はただ寝てるしかできなかったんじゃないだろうか。
ひょっとするとあのやしろのどこかに、ひっくり返って
ただじっと天井の絵を眺めているしかできなかったんじゃないだろうか。
あの晩、彼女は目を閉じ、欠落した絵を克明に復元した。
ちいさな唇から漏れた言葉が、闇の中で結晶化して、美しかった絵の細部を浮かびあがらせた。
その記憶の正確さは、長いことあの絵だけを見て過ごした証拠だ。
小さな女の子が、あのカビ臭い絵をそっくり記憶してしまうほどの動機ってなんだ?
いや、動機なんてたぶんない。不自然すぎる。
そういう状態に追いこまれたんだ。
彼女はただうずくまって、熱が去るのをじっと待っていた。
目を開けば天井の絵が視界いっぱいに広がる。
そのとき弟は、彼女の側にいて額に浮いた汗を拭ってあげたんだろうか。





8 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/07(木) 14:35:45
待合室に戻ると彼女の背中が見えた。
長椅子にちょこんと座ってバッグをかき回していた。
ふり返る彼女。
おかえり。よかったね、何事もなくて。
そう言った彼女の手には一枚のフロッピィが握られていた。
プラスチックの透明なケースといっしょに。
彼女は別に悪びれた様子もなく、ぼくの目に黒い四角の板をちらつかせた。
頭の近くでくるくると人差し指を巻く仕草。
その指先には、彼女の細い髪が巻き取られていた。一本だけ。
彼女はフロッピィの磁気ディスクをガードする金属のシャッターをカチャと開いて
いま引き抜いたばかりの自分の髪をシャッターのスリットに通し
くるっとディスク本体に巻きつけた。
ライターを取りだしてさっと炙る。
ぼくは笑った。
そういうことだったのか。
用心深い姫様。
フロッピィには封がほどこされてた。
あの目黒のホテルの暗がりの中では、とてもじゃないけど見えなかった。
いや、ほかのどこの場所でだって気づかなかった。
べつにヒロを疑ったわけじゃないんだよ、と彼女は言った。
このフロッピィは他にも数人の手を過ぎていくから。
フロッピィの封は脆い。慎重に扱わないとすぐにほどけて落ちる。
ブートなんてしようものなら誰かが中身を閲覧したとすぐにわかる。
ファイルの制作者は仲間すら信用していないってことか。
彼女は慎重にフロッピィを透明ケースに収めた。
今日はお家で寝てようね、と彼女は言った。
そのとき、ぼくはとうとう我慢ができなくなって彼女の手を握って座りこんだ。
どうしても訊いておきたかった。
訊いておかなくちゃいけないと思った。
いまはいい。彼女が目の前にいるから。
目の前にいれば安心感もある。
でも彼女のいない夜はどうだ?
ぼくはベッドの中でまんじりともできずに過ごすことになる。
きっとそうなる。そんなの絶対勘弁だ。





10 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/07(木) 14:36:54
「なあ、恵子。そのフロッピィが君を危険にさらしたりすることってあるのかな?」
彼女はぼくが突然動いたために、驚いて椅子の上を滑って後退した。
ぼくと彼女の距離が開く。
そのせいでお互いの握り合った手が吊り橋のようにぴんと張って、垂れた。
彼女は首を振った。それから、絶対にそんなことはないと小声で言った。
「ありがとう。じゃあもうひとつだけ」
少し安心できた。
彼女がぼくを気遣ってとっさに嘘を言ったのかもしれないけど
だとすればこれ以上訊いたって無駄だ。
でもぼくは安心することにした。そう信じることにした。
「あまり喋りたくないよ。ヒロ」
そうじゃないんだ。そういうことじゃない。ぼくはかぶりを振った。
「オタの、あ、えっと太田のアドレスってどうやって拾ったのかな」
彼女はごめんね勝手に見ちゃって、と言ってからこう続けた。
ホテルに泊まってた夜。
二日とか三日前。もっと前?いつだったかよくわかんない。
画像がPCに映ったままになってて、真っ黒で、それを閉じると
ブラウザにメールボックスが表示されたままになってた。
明け方。ヒロはうとうとしていた。
彼女はPCに刺さったままのフロッピィには触れなかったと言った。
たぶんヒロがそっと返してくれると思ってた。
あの目黒の夜からそれは分かってた。
自分のたいした情報活動ぶりに情けなくなった。
ゴーリキーパークあたりに出演してたら
きっと一番最初にヴォルガの流れに浮かぶ死体になっただろうな。
いろいろ訊いてごめん。とぼくは彼女の髪に触れた。
コーヒーでも飲んでいこう。
会社にも連絡入れとかないと。
彼女はそのあと用事があると渋谷へ戻って行った。
彼女はいったいどこで荷物を取り替え、着替えをし、また綺麗になって戻ってくるんだろう。
毎日必ず戻ってゆく渋谷の街に何があるだろう。
そんな疑問がいつも浮かんでは消える。
たいして重要じゃないことは分かってる。
質問することは禁じられた。まあ、いいや。
女の子の言うことはいつだって正しい。正しくないときには喋らなくなる。
病院のまわりには、いまでも畑がちらほら残っている。
乗り捨てられた赤いバン。
そいつが病院の正面の畑の角に鎮座していて
なぜこんなところで廃棄されたままになっているのか理由がわからない。
ガラスは全部取り除かれ、いまでは雑草の苗床になってて
もしかすると春には風変わりなオブジェみたく見えるのかもしれない。
タンポポとかバターカップ。その他、名も知らない小さな花。
姫様の記憶もいつかこうなるときが来るんだろうか。
色あせてういういしくなるような。

今日書いてるときに流れていた曲
シャルロットマーティン/Charlotte Martin 「on your shore」
キーン/Keane 「hopes and fears」



170 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 03:45:36
彼女が戻ってきたとき
ぼくはベッドに座って窓の外を見ていた。
低くたれた灰色の雲が風景に一様な光をまわしている。
そのせいか景色は遠近感のない一枚の写真みたいに見えた。
写真の右端には駅へとむかう道があって、ごちゃごちゃの民家の先に消えている。
姫様はその道を歩いて、突然写真の中に姿をあらわした。
かなりの距離を隔てても、ぼくにはその移動する点が姫様だとすぐにわかった。
道に沿ってゆっくりと歩く姫様。
歩くときに正面を見ない癖があって、ちょっと危なっかしい。
道ばたの木や花や、ぼくにはまったく興味のない
何かしら彼女的に「可愛いモノ」を探りながら歩く癖。
右手には白いコンビニの袋が握られていて、果物みたいな何かが入ってて
ちょうどそのくらいの重さで前後に揺れている。
カーテンを閉じる。
CDをトレイに乗っけて再生する。
ベッドに潜りこむ。
布団から頭を出しておおきく呼吸すると
喉がふいごみたいにひゅーと音を立てた。
たしかにだるい。
でも心臓は大きく高鳴ってた。
風邪のせいじゃないことはわかる。
もうじき姫様がここにやって来るからだ。
病院の爺さんの言ってたことはまったく正しかった。
いまや39度に到達しそうな勢いの熱そのものを、ぼくは忘れようとさえしている。
ぼくは健康体そのもの。立って歩くとちょっとふらつくだけ。
一秒だって早く姫様の顔が見たい。




173 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 03:46:25
母の嬉しそうな高い声が響いて
しばらくあとに階段を昇ってくる足音が聞こえた。
がさがさと音がするのはきっと
右手にぶら下げてたコンビニ袋の擦れあう音。
RedHotChiliPeppersのScarTissue。
終わり数十秒の切ないギターの音が階段の足音に重なる。
いつかMTVで見たあの映像を思い出した。
荒野を疾走するぼろぼろのオープンカーとネックの折れたギター。
奏者は演奏が終わるとなんのためらいもなく
ギターを走行中の車から後方へと、水面に流すみたいに捨ててしまう。
やたらかっこいい終わり方。
ぼくだって何か物事の終わりには
あのくらいかっこよく決めるくらいのことはできると信じてた。
「ただいま」
でもどうだろう。彼女との最後の瞬間にぼくはしっかり立ってることができるか?
「ちゃんと寝てましたか?」
涼しげにさよならって言うことができるか?
「ねね。見てみて」
そんなのまず無理だ。ありえない。
「みかんとリンゴたくさん買ってきたよ。すごい安かったの」
彼女のフロッピィが、彼女をいつか呑みこんでしまうんじゃないかと
ぼくはやっぱり不安でしかたない。
病院で聞いた彼女の小さかった声が頭のなかで
おまじないの呪文のように唱えられたけど、その効果は頼りなくて怪しい。
「あ、ナイフとお皿」
曲はScarTissueからOthersideへ。
ぼくも頭を切り換えないとな。
考え過ぎだよ。
風邪のせいで気が弱くなってるんだよ。たぶんきっと。





174 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 03:49:06
驚くほど慣れた手つきで彼女はリンゴの皮をむいた。
左手のリンゴがくるくる回転して、等幅の皮が切りとられてゆく。
彼女は左手からリンゴを離さずに四分割した。ナイフで。
種の詰まったところまでさくっと切りとって
やや大きめな四分の一個がぼくの口もとに運ばれた。
リンゴはひんやりしていて爽快感が口の中に広がる。
味はあまり感じなかったけど、唾液管がめいっぱい開いて
酸味があることを教えてくれた。
彼女もそのうちの一片にかじりつく。
しゃくしゃくと音がして、美味しい?と彼女の声が聞こえる。
ぼくは眠くなる。
彼女がそばにいると安心しきって眠くなる。
ぼくが目を閉じて呼吸を低く、布団の中でもぞもぞして眠ろうとしたとき
彼女はいつになく優しい声でぼくにこう言った。
明日からちょっと会えなくなるかも。
短い間だからすぐに帰ってくるよ。
日本に戻ったら真っ先にヒロのところへ…
そこまで言って彼女は黙りこんでしまった。





175 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 03:50:28
日本へ。戻ったら。
オタのメールを思い出した。嬢様はインドへ旅行の予定。
もしそうなったら、おれは名探偵の仲間入りだ。
フロッピィから根こそぎダウンロードされた不可解なデータの中から
それっぽい答えを引っ張ってきたオタ。
オタ。おまえは名探偵だったようだ。
彼女は日が落ちてしまう前に帰っていった。
名残惜しそうにコートに時間をかけて腕を通し
しばらくぼくの頬に顔をくっつけててくれた。
帰ってくるまで待っててね。と彼女は言った。
彼女にぼくの風邪が感染しないといいけど。
インドって暑いんだっけ?
彼女がいなくなったあとの暗がり。
ぼくはその中でただ横になってることに耐えられなかった。
PCを起動してオタにメールした。
だからどうなるってわけでもなかったけど。

今日書いてるときに流れていた曲
キーン/Keane 「hopes and fears」





258 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 23:29:31
彼女のいない夜。
ぼくは部屋から一歩も出ることがなかった。
CDケースの山の中からてきとうな一枚を取りだして再生してみる。
ところがどれを再生しても、何回やっても気分が晴れることはなかった。
ぼくはカード占いでもやるみたいにCDを取りだしソリテアで
くる日もくる日も音楽を再生した。
こんな経験、誰にでもあるんじゃないかな。
ありえるはずのない未来を占って
川岸で小石を拾い、目標の岩にうまく命中できたら、秘密の恋が叶うとか。
だけどぼくの指先が当たりに触れることはなかった。
どの曲も騒々しくて静かすぎた。
ぼくは脳下垂体がイカれたみたいに音を食べ続けた。
決して癒されることない飢え。
おまけに不安まである。
ぼくが熱と体調不良を押して職場に顔を出したのは
彼女のことをごっそり忘れてしまいたいからだった。
朝、爺さんのいる病院に顔を出して「安静に」を貰おうとしたら
爺さんは姫様の顔が見たいと言った。
独り占めしないで先の短い年寄りにも鑑賞させろと笑いながら言った。
ぼくは落ちこんだ。
だから出社したんだ。爺さんめ。
不思議と仕事に没頭していると体調が持ち直してくる気がした。
実際、日中は微熱で治まっていてくれたし
関節の痛みも鋭敏になった触感も、鈍いさざ波程度。
そして数日が経過する頃には、マジでなんともなくなり
爺さんには回復のお墨付きを貰うまでになった。
だけど夜ひとりでいると鬱に襲われた。
音を貪ることに飽きると、ぼくは死体になって眠った。





260 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 23:30:35
オタがレスをくれたのは確かそのあたりだったと思う。
つらかった熱が引きはじめ、体調がゆっくりと回復しはじめた頃。
遅い昼食にラーメンを食べてたとき。
ぼくは同僚からの連絡だと勘違いして、しばらくケータイを放置しておいた。
ところが差出人はオタだった。

 >気にしなくていい。
 >助手席を綺麗にするときつられゲロりそうだったけど。
 >PCのアドレスに長めのレスを入れた。

オタのレスは長かった。
きっと長い付き合いの中では最長。
オタは姫様がインドへ行ったことを残念だ、として
そこから先は手元のデータからではもう何も分からないと締めくくってあった。
その他は、オタなりにぼくを慰めてくれようと努力している文面。
もういいんだよ、オタ。
オタの気遣いがなによりも嬉しかった。
オタはレスの最後にこう付け加えてあった。
もし罪悪感が残ってるなら嬢様のことだけ考えればいい。
嬢様はもうフロッピィをおれたちにちらつかせてはくれない。
嬢様がおまえのことを気にいってるならなおさらだ。
どんな小さなことでもいいから何か残ってないのか?
例えば嬢様のデートクラブの名詞とか。
おまえはそこへ電話したんだろう?
でなけりゃ直接行って嬢様を選んだんじゃないのか?
そこに何か残ってないのか?
他の子を買って、嬢様のことをちょっと訊いてみるとか。
バレたらさぞや悲しむだろうけどな。





262 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 23:32:45
クリスマスイブの夜。
ぼくはデートクラブの女の子を買ったことがある。
Hはなしっていう条件だったけど
ふたりとも一瞬で意気投合して、ぼくらは不文律の一線をあっさり飛び越えた。
姫様がなぜぼくなんかを気に入ったのか
いまとなってはもうわからないけど
数時間後にはぼくらはホテルの部屋にいるほどの仲になった。
映画を見た後で姫様はぼくに一枚のカードをくれた。
名詞っていうより電話番号とアドレスが書かれただけのインフォメーションカード。
薄っぺらい淡いカーキ色のマーメイド紙。
コピー機に手差しで突っこんだ手製で
爪の先で黒い文字をひっかくとトナーが粉になって剥がれ落ちる。
このカードはぼくの財布のカードホルダに刺さったままになってた。
完全に忘れてしまってた。
すぐにカードに書かれた番号に電話してみたけど
呼び出し音にときどき空電が混ざるだけ。誰も出ることはなかった。
日をあらためても結果は同じ。





263 名前:70 ◆DyYEhjFjFU  sage 投稿日:04/10/09(土) 23:33:32
どこかおかしい。カードには店の名も書かれていない。
ぼくは姫様の正体を突きとめたいわけじゃなかった。
でも姫様の痕跡を追っていないと落ち着けなかった。
姫様は会いたくなったらここに電話してと言った。
これが店の名詞だと勝手に思いこんでたのはぼくのほうじゃないのか。
どこかで稼働し続ける姫様のフロッピィ専用のPC。
そいつと同じで姫様もスタンドアロンじゃないのか。
でもさ。ここでぼくの推理はいつも頓挫する。
姫様はリッチなのになんでぼくなんかと遊んでるんだろう。
オタは姫様が金持ちかどうかなんて、ほんとのところは分からないと言った。
姫様の影。
その世界の信用に成り立ってるのならその金は無いも同然かもしれないと言った。

今日書いてるときに流れていた曲
ホワイトストライプス/White Stripes 「white blood cells」

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