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世界史をボチボチ楽しむ会!(^O^)コミュの丹薬の誕生(^O^)

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不老不死の秘薬として誕生したのは、“丹薬(たんやく)”です(」゜□゜)」電球
丹薬の製法と効能は、紀元前317年『葛洪(かつこう)』が 「抱朴子(ほうぼくし)」に詳しく書いています(^O^)人差し指
簡単に言えば、煉丹術の基本は丹砂(朱砂、硫化水銀)、つまり 水銀の取り扱いです(^O^)電球
常温では 液状ですが、300〜400℃で長時間加熱すると、酸化水銀となり 赤い固まりに変わります(^O^)
さらに焼くと 黒色なり、そのまま温度が下がると 赤くなります(^O^)人差し指
それを 356度で 強く再加熱すると、再び光沢をもつ金属水銀となり 蒸留されます(^O^)
また、酸化の条件によっては 黄色をした黄色酸化水銀になり、食塩を混ぜて加熱すると 白色の塩化水銀になります(^O^)電球
こうした水銀の性質が、『葛洪(かつこう)』の心を捉えました(^O^)
「草木の薬は これを埋めれば腐り、これを煮れば爛(ただ)れ、焼けば焦げる(^O^)
自らを生かし得ずして、どうして人が生かせるのか」
と 『葛洪』は、いいました(^O^)人差し指
そこで彼は 煉丹術にひかれていきますo(^-^)o
要は、「丹砂は 焼くと金属となり 水銀となり、また 赤変して帰りて丹砂となる」
のだから 不死身である という訳ですo(^-^)o
これを、奈良の東大寺 大仏の金鍍金(きんメッキ)を例にとると 水銀の偉力に心を奪われてしまうのも、わかる話しです(^O^)人差し指
金は、普通に焼いても溶けず 酸・アルカリにも侵されません(^O^)水に濡れても、錆びることもない(^O^)電球
これが ひとたび水銀と混ぜて加熱すると、簡単に 合金の“アマルガム”となり溶けます(^O^)電球
そのドロドロとした灰色の液状のものを仏像に塗り、周りで火を焚いて加熱すると 水銀は蒸発し、金だけが残ることになります(^O^)
これが当時の “金メッキ”をする方法でした(^O^)電球
東大寺の大仏も 同じ方法で、金メッキを施し 燦然と輝いたというわけです(^O^)人差し指

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