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住環境整備にデザインの思想をコミュの普通のまちをフィールドに

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日記にも書きましたが、久しぶりに
卒論を発表する機会がありました。
場所は、横浜の関内地区の、
馬車道と日本大通りに挟まれた地区です。
横浜は、市の都市デザイン室が頑張って
いろいろな整備をしてきましたが、
この場所は、戦災復興区画整理が
行われた後は、何も整備がされてこなかった
いわゆる「白地地区」と言えます。
6年ぶりに少し調べてみたのですが、
何も変わっていません。
また、中心市街地活性化法基本計画に
基づいてまちづくり協議会が各地区で
できているのですが、これも、
対象としていた地区だけ、ゾーンから
抜けており、整備方針も特に検討する
予定なし、といったところです。
地区には、防火建築帯が残っていたり、
背割り道路沿いの路地に小さな店舗併用住宅が
並んでいたり、新旧の小規模な事務所や
店が入り混じっている、面白い場所です。

また、その発表の会では、もう一人、
「大阪の古集落」について、論文を書かれた
方が発表したのですが、これも、また、
区画整理や公共住宅の整備の網から、
外れてきた、明治からの集落のスプロールに
よって形成されて、今もその基盤が残っている
フィールドに着目した研究で、
共通項としては、
「昔ながらのコミュニティが細々と持続されている」
「昔ながらの基盤が残っている」
「面的整備が未整備」
「都市計画(行政)もこれからの方針は特にない」
また、面白いのが、その方のアンケートで、
住民が「まちには、愛着があるけど、残ってほしい
とは思わない」という意見が多いということ。

その会での議論では、
「これからの仕事は、普通のまちのよさを
住民に認識してもらい、その生活を持続させ、
次世代にもそのよさを浸透させること」
「面的な整備なしに、基盤としての安全性や、
利便性を確保すること」
「空間とコミュニティの両側面から、
取り残された(普通の)まちのよさを
評価し、都市計画として、どのような
コントロールをするのか、もしくは、
コントロールする必要性はないのか」

都市計画、住環境整備、まちづくり、建築設計に
携わる我々の課題としては、いかに、
「普通のまち」の住民組織に、働きかけ、
行政から委託して都市計画のコンサルを
するのではなく、住民組織からの寄付で、
そのまちの持続させ、時には、住民の発意から、
都市計画や補助金の行政に働きかけるという
ことをしていかなければならないのでは?

行政の決めた都市計画ありきにまちづくりではなく、
基本は、住民の資金ベースで、オプションとして、
行政に働きかける。
「全国、普通のまち、真の住民発意の
 まちの会設立計画」

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