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ギプスフェチ ver2.0コミュの新小説 Coco LLC アレンジ ver.

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私の名はCoco。これまでも何度か骨折経験がある。
今回、階段で転んで膝下を強打したときも、すぐに骨折だということがわかった。

自分で携帯で119して、病院まで救急搬送してもらい、案の定、足から太ももまでのギプスを巻かれた。

幸いなのか、不幸なのか、入院はしなくていいと言われた。

松葉杖を貸しますと言われたとき、私は車椅子も希望した。松葉杖は両手がふさがるし、なにより腋が痛くなる・・・

こうして私は車椅子も借りることができた。

コメント(12)

翌日

とりあえず家にいても暇なので、私は松葉杖で近くの公園まで散歩することにした。
私は何度か骨折し、そのたびにギプスをしているが、不思議と、ギプスに対する嫌悪感はなく、むしろ自分を飾る、美しいアイテムとすら思えるようになった。そうとでも思わないと、やってられないくらい骨折してるからだろうか・・・

そんな時、耳に祭囃子が入ってきた。

腋が痛い・・・

私は家に松葉杖を捨て、車椅子に乗り換えることにした
私は車椅子に乗り換え、早速車椅子の不自由さを改めて感じた

迷惑な駐輪自転車・・・邪魔だ・・・
私の車椅子は怪我してる間だけだからいいけど・・・
そうこうしてるうちに、露店の並ぶ街頭へとたどり着いた

そのとき

「お姉ちゃん、脚怪我してるのか」

オジサマの声が聞こえた

「ええ、階段で転んで・・・」

私は返した

「大変だな。まあ怪我したのは仕方ない。楽しんで行きな。」

私は少し嬉しかった。
世の中すさんでるとは言われてるが、こんないい人もいるんだ、と。
オジサマに神社に行って、一緒に怪我が早く治りますようにというお参りをしてくれるとまで言ってくれた。もちろん拒絶する理由はない。

ひしゃくに水をくんで手を洗ったとき、やっぱり車椅子はいいなと、考えを改めることができた。
松葉杖ではこんなことできない。

お参りが終わった後、私は帰宅することにした。
これからしばらく続くギプス生活の間で、私はどんな人たちと、どんなめぐり合いをするのだろうか・・・

楽しみと不安を胸に、私は車椅子をこいでいった。

Fin.
超短編ですが、のりっくさまの画像提供のおかげで、新しいギプス小説を書くことができました。

感謝いたします
今回の小説、Cocoさんのイメージを壊していないか、心配になってきました。Cocoさんの世界観には何回か触れてますが、あまりにも、表現が難しい世界観の持ち主ですので・・・

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