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職場の教養 コミュの2012年06月

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6月 1日(金)   母を背負いて

 東京に住むTさんは、<故郷の母に少しだけでも親孝行がしたい>という思いで、東京見物を実行しました。母親は身体が不自由で、車椅子での生活です。地方から車椅子で上京した母の願いは、観光名所の浅草寺へ行くことでした。

 「混雑していて大変だ」と言いたいTさんでしたが、周辺だけでも見学させようと浅草へ出かけました。予想通りの人込みのため、「本堂ヘ行きたい」と言う母に、Tさんは「無理だよ」と答えました。すると母は寂しい顔をしたのです。

 その顔を見ていたTさんの頭に、石川啄木の歌が過りました。「たわむれに母を背負ひ((い))て そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず」の一首です。

 Tさんは思い切って母親を背負い、仲見世通りを進みました。その時、母親のあまりの軽さに<なんて軽いのだろう。こんなに軽くなるまで苦労をかけたのだな・・・>と、自らが母親にかけてきた苦労を、一瞬にして知らされたのでした。

 今日、私たちがこうして仕事ができるのは、両親をはじめとする周囲の人たちのお陰です。それに応えるためにも、日々、良い仕事をしていきたいものです。

 今日の心がけ◆多くの恩に感謝しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。
書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。
朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。
翌月分の職場の教養を20日に取りまとめて掲載します。
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 6月 2日(土)   忙しい時こそ

 一人の社員の応対やサービスが、企業の信頼に大きく影響を及ぼします。それだけに、社員一人ひとりの接客態度を高めていく必要があります。

 接客は忙しい時こそ重要です。<目の前の仕事を早く処理しなければ>と気が焦り、ぞんざいな態度になってしまう恐れは少なくありません。

 お客様は、<忙しいから仕方がない>と大目には見てくれません。お客様が受けた不愉快な思いは、友人・知人などにすぐ伝わるでしょう。こうした口コミによって、会社や店の内容は良くも悪くも広まってしまうのです。

 お客様は常に、ていねいなサービスを求めているものです。それに応えるためにも、これまで実績を積み重ねてきた諸先輩の苦労に感謝し、お客様の喜ぶサービスを心がけ、ていねいに接客していくことです。

 自社の目指す理念を忘れず、「忙しい時こそ、ていねいに、大切に」と自らに言い聞かせて、気持ちのよい働きをしましょう。

 その清々しさは、お客様の心へ真っ直ぐに届くはずです。

 今日の心がけ◆ていねいな応対をしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。
こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。
著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、
倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには著作権上の配慮をお願いします。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。
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 6月 3日(日)   朝を活用する

 「朝活」とは、出勤前や休日の朝の時間を活用し、自己研鑽することです。

 ウォーキングやマラソンなどの体力づくり、勉強、趣味、交流といった様々な活動が催されています。

 ビジネス・アート研究所所長で、ビジネス書の書評メールマガジンを発行する松山真之助氏は、自著『早朝起業』で「朝の生産性は6倍」と記します。

 企業の場合、早朝の会議や会社周辺の清掃などをしているところもあるでしょう。倫理法人会では、企業の質を高め、職場内でより良い社風を築くために、朝を活用する手段の一つとして活力溢れる朝礼を推進しています。

 ポイントは、1社会人としての基本的な起居動作を取り入れる、2良い印象を人に与えることのできるものを取り入れる。

 3チームワークが高まるものを取り入れる、4情報を共有するものを取り入れる、5企業の目的や理念を確認できるものを取り入れる、などが挙げられます。

 活力溢れる朝礼を通して、躍動感に満ちた企業にしていきたいものです。

 今日の心がけ◆朝の時間を重視しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。
特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど
いろんな学びの場に無料で参加出来ます。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。
朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。
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 6月 4日(月)   この程度なら

 月の半分は、出張で全国を飛び回るFさん。健康には自信を持っていましたが、ちょっとした油断から、風邪をひいてしまいました。

 温暖な地域への出張だったため、季節にそぐわない薄着で過ごしていると、喉に違和感を覚えました。<すぐに良くなるだろう>と高を括っていると、次第に咳が出はじめ、熱っぽくなってきたのです。

 <この程度なら何てことはない>と何の処置もせずに働き続けていると、Fさんは思うように働けなくなってしまいました。病院で診察を受けると、熱が三十九度もあり、肺炎と診断されて急きょ入院することになったのです。

 入院中、Fさんでなければ対応できない仕事が多々あり、職場や取引先に、多大な迷惑をかける事態となってしまいました。

 体調を崩すと、周囲に思わぬ迷惑をかけてしまうものです。日頃の体調管理をしっかり行ない、体調が良くない時には、自身の体を過信することなく、早めの対処を心がけましょう。

 今日の心がけ◆気の緩みに注意しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。
倫理法人会に入会すると30冊(無料で?)もらえます。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。
日本各地にある倫理法人会では、毎週モーニングセミナーという経営者向けの勉強会をやっています。
毎月1回「経営者の集い」があります。経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。
一般の方や社員のかたの参加も無料です。年に一度、倫理経営講演会があります。
勉強会に参加しなくても、職場の教養だけで十分元がとれると言う方もおられます。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。
朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。
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 6月 5日(火)   物は生きている

 K氏は工業用ミシンの販売と整備に携わっています。様々な会社を訪問する中で、「物は生きている」を実感しています。

 清掃が行き届き、ミシンを大切に扱っている会社の社員は、朗らかで和やかな感じがします。故障した際の問い合わせ内容が明確で、メンテナンスに訪れると使用する際のアドバイスを尋ねられたりします。

 職場が乱雑な会社の社員は、どことなく曇った表情で、ミシンの故障箇所も複雑な場合が多くあります。メンテナンス時には、苦情ばかり並べられます。

 このような経験を通して、K氏は<ミシンは使用者の心が反映するのではないか>と感じるようになりました。

 物は、人や動植物と同じように、生きているものといえるでしょう。機械や道具を扱う際は、「一緒に仕事をする仲間である」との思いが大切です。

 物を大切に扱えば、物はより多くの働きをしてくれます。物に感謝の言葉を掛けながら、職場環境を整えていきましょう。

 今日の心がけ◆物を大切に扱いましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年以上前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。
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 6月 6日(水)   目指される大人に

 住宅メーカーに勤務する営業のHさん。夜遅くまでの打ち合わせもあり、家族との時間がなかなか持てないのが現状です。

 そんな中、今年三月に長男が保育園の終了を迎えました。終了式では、子供たちが将来の夢を発表します。長男は以前から「おまわりさんになりたい」と言っていたため、Hさんはその心づもりでいました。

 長男の発表の番になり、Hさんの耳に飛び込んできた言葉は、「おうちやさん!」という元気な声でした。思いがけない発表を聞いて、Hさんは全身が震えるほど感激し、自らの仕事を誇らしく思ったのです。

 子供に「お父さんのようになりたい」と言われるならば、職場人として本望でしょう。そして私たち自身も、人として「父のように」「母のように」ありたいと願うのは、一つの行動の指針となります。

 子供たちは大人の行動をよく見ています。目指される大人が良い手本とならなければ、良い社会は築けないと肝に銘じたいものです。

 今日の心がけ◆自らの姿勢を再確認しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。
入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
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 6月 7日(木)   もしかしたら

 考えても悩んでも、良い発想が浮かばないのが世の常です。会議を重ねても答えが出ずに、問題を先送りさせているケースは多くあるものです。

 ある半導体メーカーでは、なぜか不良品が多く発生していました。原因は何なのか、改善策がないものかと、工場長をはじめ従業員一同の悩みの種でした。

 そのようなある時、四月に入社したばかりの女性従業員が、工場敷地内を走る貨物車が目の前を通り去るのを待っていました。

 彼女は<もしかしたら、貨物車が人間には感じられない振動を発生させ、それが原因で不良品が出るのでは?>と思いついたのです。

 さっそく上司に伝えたところ、会社側も即座に行動へと移しました。工場周辺に振動を吸収させる水堀を造ると、それからは不良品が出なくなったのです。

 何かを気づいたなら、それを間を置かずに検討することが成就への道です。気づきは必要があって生まれてくるものです。

 内に生じた気づきを外で表現する中から、物事の発展は生じると心しましょう。

 今日の心がけ◆気づきを活かしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。
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 6月 8日(金)   一日一生

 比叡山飯室谷不動堂長寿院の住職・酒井雄哉氏(八十五歳)は、千日回峰行を二度成し遂げたことで知られます。

 千日回峰行とは、約七年間かけて比叡山中を千日間、回峰巡拝する天台宗独自の修行法です。七百日目には、堂にこもり九日間の断食、断水、不眠という命がけの行が行なわれます。

 歩く行程は延べ四万キロで、地球一周分に相当します。満行すると「大行満大阿闇梨」という称号が与えられます。戦後、この行を成し遂げたのは十二人。二度成した人は、四百年間で三人しかいないそうです。

 この行を終えた酒井氏は、「急に二千日歩いたのではなくて、毎日毎日の積み重ねです」と語ります。そして「一日が一生と思って生きる」ことを提唱します。

 目標がなければ、今日という日は何となく過ぎていきます。朝目覚めたことに感謝できれば、いつもとは違う一日がスタートするでしょう。

 生きているのは今であり、今日が一生と思い、大切な一日を過ごしましょう。

 今日の心がけ◆今日を生き抜きましょう

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 6月 9日(土)   その先の幸せ

 今春、第八十四回全国選抜高校野球大会の開会式において、宮城県石巻工業高校の阿部翔人主将が選手宣誓役を引き当てました。

 チームメイトと共に作った宣誓文は、「答えのなき悲しみを受け入れることは、苦しくて辛いこと」「苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています」など、被災者への思いが込められたものでした。

 阿部主将の宣誓は、聴く物に大きな勇気と希望を抱かせるような、十七歳とは思えない堂々としたものでした。

 私たちは時として、納得のいかない理不尽な出来事に遭遇します。聖人と仰がれた孔子でも、苦難の連続だったといいます。求道心があるがために、様々な困難に見舞われる場合があるのです。

 しかし避けられない苦難に出合った時には、理屈抜きで「よし!」と引き受けて前向きに取り組み、自らを逞しく育てる糧としていきたいものです。

 苦難を乗り越えてこそ、明日への道が拓くと信じていきましょう。

 今日の心がけ◆苦難を成長の糧としましょう

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 6月10日(日)   仕事ができないタイプ

 仕事ができない人には、三つのタイプがあるといわれます。

 1「コミュニケーション不足タイプ」。気が利かない、人の気持ちがわからないなど、相手の考えや立場を察した行動ができない人です。

 2「仕事に優先順位がつけられないタイプ」。スケジュールが立てられず納期の管理ができないなど、仕事の内容を把握し物事を客観的に遂行できない人です。

 3「成長するという意識が低いタイプ」。今できることにしかチャレンジせず、自ら学ぶチャンスを喪失している人です。

 自分のスタイルだけを押し通していたのでは、同じことの繰り返しであり、成長は望めません。仕事のできる人は、前記三点の逆です。自分はどのタイプなのかを客観的に見つめ、改善していきましょう。

 何事も気を高めるところから始まります。仕事は物理的なものですが、それを行なう人の精神性が行動を左右します。朝起きをする、清掃を継続する、挨拶を励行するなどは、すべて精神性を高めるための訓練なのです。

 今日の心がけ◆精神力を高めましょう

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 6月11日(月)   絶対はない

 シンガーソングライターとして活躍する井上陽水さんの長女・依布サラサさんは、平成十九年に歌手としてデビューしました。

 彼女は事あるごとに、父親から「『絶対』って言っちゃだめだよ。何があるかわからないんだから」と諭されて育ちました。社会人となり、自分が「絶対」と思った事柄がことごとく外れ、父親の言葉が実感できるようになりました。

 そのような経験を通して、「やってみなければわからない」「上手くいかなくても、きっと好転する」と物事を捉えられるようになりました。「絶対はない」との言葉が、前向きにチャレンジするという彼女のスタンスを築いたのです。

 日常の中で、「絶対に無理だ」などと、最初から結果を決めつけてしまうことはないでしょうか。たとえ1%でも可能性がある限り、諦めずに挑戦することが、積極的な仕事への姿勢を培います。

 未来を覗くことはできません。私たちは日々、予想や想像の範囲内で生きているに過ぎないのです。油断せず、悲観せず、明るい心で仕事に取り組みましょう。

 今日の心がけ◆前向きにチャレンジしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。
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日本各地にある倫理法人会では、毎週モーニングセミナーという経営者向けの勉強会をやっています。
毎月1回「経営者の集い」があります。経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。
一般の方や社員のかたの参加も無料です。年に一度、倫理経営講演会があります。
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6月12日(火)   二人の勤務態度

 アパレルメーカーの営業部に所属して、四年目となるKさん。同じ部署のSさんとは同期ということもあり、何かと比較をされます。

 ある朝、始業時間になってもSさんが出勤しませんでした。上司や同僚は「S君は大丈夫か?」「体調を崩したのでは?」と心配し、Kさんに連絡を入れるよう指示しました。連絡を入れると、単なる寝坊であることがわかりました。

 翌週、Kさんが通勤で乗車していた電車が、安全確認のために途中の駅で停車しました。Kさんは電話で上司に状況を報告しましたが、電話口で「本当は寝坊なんじゃないのか」と言われ、大きなショックを受けました。

 Sさんの時は心配し、自分には疑いの目が向けられたことを先輩に話すと、「それはそうだ。日頃の二人の勤務態度を見ていれば妥当だろう」と言うのです。

 先輩は「S君はこの三年間、無遅刻・無欠勤だ。対する君は、遅刻の常習犯だ」と指摘しました。日頃の言動の積み重ねが、職場内での人物像を作り上げていることを、Kさんは痛感したのでした。

 今日の心がけ◆けじめのある生活をしましょう

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 6月13日(水)   ありのままの私

 「自分が好きですか?」と問われたなら、どのように答えるでしょう。また自分自身の現在を採点した時、いったい何点を付けるでしょう。

 過去の失敗や嫌な面を減点材料として加味すれば、いくらでも低くなってしまうかもしれません。しかし人は皆、過去の積み重ねの結果として今があり、過ぎたことはすべて「最良の経験」と定義づけられるはずです。

 自分自身を受容できない人は、他人に対しても減点主義の見方をします。「私は私のままで素晴らしい。私はありのままの私を受け容れます。私はかけがえのない存在です」と宣言できてこそ、他者の受容も可能となるのです。

 自分が住んでいる所、自分の周辺の人や物、そしてすべての存在の良い面を褒めることから始めてみましょう。きっと私たちの心は豊かになり、自分自身の魅力は増していくはずです。

 欠点を自覚するだけでは、伸びるものも伸びません。過去から未来すべてを含めて、「これがよい」と受け止められる人物を目指したいものです。

 今日の心がけ◆度量の大きな人になりましょう

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 6月14日(木)   親孝行月間

 茨城県に創業五十年を迎えたS工務店があります。

 毎年作成される経営方針書の中に、「17年目を迎えた我が社の親孝行」と題して、全社員に対し社長からのメッセージが記されていました。

 1 今年は3月27日から二ヵ月間を「親孝行月間」とする。

 2 この世に誕生してから今日まで、自分を育ててくださった両親に対し、
心から感謝の思いを込めて、はっきりとお礼の口上を伝える。

 3 親のいない人は夫婦で墓参をする。

 4 実践した後、感想文を5月30日までに提出する。

 五十一名の社員全員が感想文を寄せ、「親孝行感想文集」と題する冊子が完成しました。社長はその「あとがき」において、「我が社で一番大切なことは、お客様の信用を得て、頼りにされる人になることである」と語っています。

 お客様に信頼される働きをするには、まず自身の生命の源に感謝する意識が不可欠です。親に感謝をしない人間が、他人の信頼を得られるはずがないのです。

 今日の心がけ◆感謝の思いを親に伝えましょう

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 6月15日(金)   長所と短所は表裏一体

 職場には、気の合う人もいれば、そうでない場合もあります。

 私たちは<気の合う同士が一番いい>と考えがちです。しかし場合によっては、人の美点が見えなくなってしまう事態も起きかねません。

 同じ方向からしか見なくなったり、逆にお世辞ばかり言い合う可能性もあります。人は「なくて七癖」と言われるほど、様々な癖を持っています。異論があったり、様々な見解があるのは当たり前なのです。

 例えば子供は、親が「ダメだ、ダメだ」と何かにつけ手を出し、過保護に育てると、ついには依頼心の強い、自主性の乏しい子になってしまうものです。

 「言って聞かせて、して見せて、褒めてやらねば、人は動かじ」という先人の言葉があります。短所や欠点ばかりに目を向けていたのでは、褒める術がありません。長所と短所は一枚の紙の表裏を見るようなものです。

 裏には裏の良さを見いだし、表には表の良さを感じてこそ、その存在価値が発揮されるのです。

 今日の心がけ◆人の良さを見いだしましょう

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 6月16日(土)   後回しの代償

 一人暮らしをしているMさんは、久しぶりの休日に部屋の掃除と洗濯、そして家の周りの草取りをしました。

 その日は、夕方から強い雨が降るとの予報が出ていました。用事は順調に進んで午後となり、草むしりが一段落した時に、Mさんは自転車にカバーをかぶせていないことに気づきました。

 空を見ると、雨が降るどころか日が差しています。<まだ雨が降ることはないだろう>と判断し、家に入ったMさんは、持ち帰った仕事に取りかかりました。

 そのまま没頭していると、かなり強い雨が降ってきました。あわてて外に飛び出し、自転車にカバーをかぶせましたが、全身がずぶ濡れとなってしまいました。

 その後、服を着替え、頭をタオルで拭きながら、<髪をドライヤーで乾かしたほうがいいかな>と思いつつも、途中だった仕事を優先させたのです。

 仕事を終える頃、ゾクゾクと悪寒が走り、熱が出て寝込んでしまったMさん。<気づいたことを後回しにした代償は大きい>と後悔するばかりでした。

 今日の心がけ◆気づいたらすぐに行動しましょう

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 6月17日(日)   希望は実現する

 ブラジルに住むA君は、工業大学に在学中から「就職はT社に」と、強い希望を抱いて勉強をしていました。しかしT社は新卒者を募集していないため、仕方なく、募集のあったH社、F社、外資系のS社の就職試験を受けました。

 どの企業も一次試験、二次試験と順調にクリアして、「通知を待つように」と言われました。ところが大学を卒業しても、どの企業からも合否の連絡がありません。A君は就職できないまま、すっかり落ち込んでいました。

 見かねた父親が、「通知が来ないのはお前に合わないからだ。もっといい会社があるということだよ。希望を持ち続ければ大丈夫!」とアドバイスしました。卒業後三ヵ月してT社の募集が新聞に出たため、A君は勇んで受験をしました。

 すると、二次試験の三日後にはT社から採用通知が届きました。不思議なことに、その数日後に、受験した他の三社からも次々と合格通知が届いたのです。A君がT社に就職したのは言うまでもありません。

 先が見えないと失望しがちですが、希望を持てば自ずと開けていくものです。

 今日の心がけ◆いつも希望を持ち続けましょう

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 6月18日(月)   確認を密に

 Yさんは新任の挨拶回りで、取引先のS課長と名刺交換をしました。

 ある日、Yさんが所属する部署をS課長が訪れ、親しく「こんにちは」と声をかけられました。一瞬<誰だろう>と言葉を失いましたが、間もなく取引先名を思い出しました。ところが、肝心の氏名が出てこないのです。

 会話の流れで<確か佐藤さんだったな>と思い、別れ際に「佐藤様、ありがとうございました」と言うと、「斉藤です」と告げられ面目を失ったのです。

 上司に報告をすると、「君の仕事ぶりが表われている」と注意されました。「先日は見積書を提出する企業名を間違えたね。段取りは早いが確認が甘い。その象徴が机上の散乱で、正確な仕事ができていない証だ」と指摘されたのです。

 痛いところを突かれたYさんは、<ここが自分の弱い部分だ>と気を引き締めました。乱れた資料を整理し、終業時には一日の業務を振り返ることにしました。

 忙しい身であったとしても、的確な仕事は求められます。足元をしっかりと固めるために、よく見聞きして確認し、必要な整理をして業務に精励しましょう。

 今日の心がけ◆確実な仕事をしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。
倫理法人会に入会すると30冊(無料で?)もらえます。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。
日本各地にある倫理法人会では、毎週モーニングセミナーという経営者向けの勉強会をやっています。
毎月1回「経営者の集い」があります。経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。
一般の方や社員のかたの参加も無料です。年に一度、倫理経営講演会があります。
勉強会に参加しなくても、職場の教養だけで十分元がとれると言う方もおられます。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。
朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。
翌月分の職場の教養を20日に取りまとめて掲載します。
楽天ブログはこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/monoski/ 
 6月19日(火)   書き留めた言葉

 新しい部署へ異動となったY氏は、<自分はこの会社で何をしたいのだろうか>と自問する日々が続いていました。

 初めての業務に戸惑うたびに、Y氏は<この数年間、何を積み重ねてきたのだろう>と思い悩みました。しかし、自分は何をすればよいのかという点に関して、何ひとつ答えが出せないでいたのです。

 落ち込むばかりの自分に危機意識を持ったY氏は、感じたり思ったりしたことを、ハッキリと文字に書き残していくことにしました。自分が何を思い描いているのか、頭に浮かび上がった言葉を、そのまま手帳にメモしていったのです。

 数週間後、そのメモを見ると、「○○をしたい」という自分の意志の表われが、はっきりと目に飛び込んできました。以後、Y氏は手帳に蓄積された文章を振り返りながら、じっくりと確実に業務を進めています。

 話し言葉はすぐに消えてしまいますが、書き留めた言葉は消えません。文字で表現することで頭の中が整理され、自身の感覚や意志が明確になるでしょう。

 今日の心がけ◆思いを文字にしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年以上前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。

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職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。
難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。
最近のO君は、職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。
知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。
朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら
是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。
(著作権の保護のため、ご利用にあたっていくつかの条件を設けます)
 6月20日(水)   摩擦を恐れない

 ツルツルに凍った路上を歩くのに、苦労をした経験は誰しもあるでしょう。

 もし摩擦力がなかったなら、自動車も進むことはできません。地面との間に摩擦作用が生じるために、人や自動車は前進できるのです。

 人生にも摩擦はつきものです。周囲から自分がどう思われているかを気にしているTさん。相手が感情を害するくらいなら、無理にでも同調しておいたほうが無難と考えます。自分の意見はほとんど言わず、いつも本音は隠したままでした。

 ところが、会社勤めを始めた息子が出社拒否症になり、考え方を改めました。先輩から「喧嘩から仲直りというプロセスを親が子供に見せてこなかったので、トラブルや嫌なことがあると、すぐに引き込もってしまう」と言われたのです。

 そして「夫婦が子供の前で意見を存分に言い合って、喧嘩から仲直りに至る流れを、しっかりと見せることだよ」と教えられたのです。

 夫婦で「摩擦を恐れずに話し合う」ことを始めたところ、やがて息子は別会社に再就職しました。摩擦力を恐れない気持ちが、息子を前進させたのです。

 今日の心がけ◆摩擦を恐れず話し合いましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。
入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
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 6月21日(木)   感動は脳を豊かにする

 医学博士の大島清氏は、「感動」の反対語は「退屈」かもしれないと言います。退屈は脳を老化させ、感動は脳年齢を若々しくすると強調します。

 感動は人の心の奥底に強く働きかけ、心を浄化し、癒し、そして行動を促すので、感動の少ない人は退屈な人生を送ることになるのでしょう。

 同じ状況下であっても、感動する人としない人がいます。これは感動する感覚の違い、つまり「感動力」の差だと考えられます。

 どうすれば感動力を高められるでしょうか。それには次のようなトレーニングを試してみてはいかがでしょう。ふだん「当たり前」と感じていることに眼を向けて、自らにその意味を問いかけるのです。

 例えば、家族がお茶を淹れてくれるなどの些細な事柄に眼を向け、それを「当たり前だ」と片付けず、「有り難いことかもしれない」と問いかけるのです。

 「有り難い」と感じるようになると、日常の場も新鮮に映ります。新たな感動が得られ、併せて他者の感動も引き出して、共に感化し合う空間が生じるでしょう。

 今日の心がけ◆有り難いと感じる力を養いましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。
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 6月22日(金)   思い込み

 Aさんが高速バスに乗り、出発を待っていた時のことです。

 発車時間ギリギリになって、一人の青年が駆け込んできました。青年は息を切らせながら、険しい表情で席を探しています。Aさんは<今どきの若者が乗ってきて厄介だな>と、第一印象から不快感を覚えたのです。

 すると、Aさんの後ろに座っていた老婦人が「どうぞ、こちらにお座りになって」と窓側の席を譲ったのです。

 「私はトイレに行くことがあるから通路側がいいの。勝手なことを言ってごめんなさいね」と話しかける婦人に、青年はていねいに会釈して席に着いたのです。

 その後、青年は婦人が降車するまで、誠実に彼女の話を聞いていました。そのやり取りを耳にしながら、Aさんは青年がバスに乗ってくるやいなや、良いイメージを持たなかった自分を反省しました。

 <自分は人を見た目で判断していた>と気づいたAさん。<まずは相手のそのままを受け入れよう。具体的な評価はそれからのことだ>と気を引き締めたのです。

 今日の心がけ◆思い込みに注意しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。
書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。
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 6月23日(土)   汗の質

 陽気が良くなると共に気になるのが「汗」です。しかし、今や空調設備は多くの場まで行き届き、汗腺は休止状態になりがちです。

 汗腺が正常に働くと、体内のミネラルを上手に取り込めるので、汗はサラリとします。一方、休止中の汗腺が急に活動を始めると、ミネラルまで放出され、べとつきを招いてしまうのです。制汗にこだわる近年の風潮も見過ごせません。

 職場で汗をかく機会のない人は、代謝を良くするための工夫が必要です。清掃や休み時間のウォーキングなど、時間を見つけて一汗かく習慣がお勧めです。

 家庭では、四十三〜五度のお湯で膝下と腕を五分間温めた後、ぬるま湯で全身を十分間以上温めます。これを三週間も続けると汗腺が正しく働くようになり、ホルモンバランスも免疫機能も整えることができます。

 日本では勤労の象徴として「汗」という言葉をよく用います。汗をかくべき時にかくのは、人として必要な生理現象です。

 仕事でもスポーツでも、良い汗をかくことで心地よい時間に繋げたいものです。

 今日の心がけ◆良い汗をかきましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。
こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。
著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、
倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには著作権上の配慮をお願いします。
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 6月24日(日)   家庭の安定

 定年を迎えたK氏は、かつて雑誌の編集者として活躍していた時、妻から「別れてほしい」と告げられ、大変なショックを受けた経験があります。

 <忙しさを理由に会話もせず、話もろくに聞かなかったな>と、妻に寂しい思いをさせていたことを深く反省したK氏。妻から信頼される夫となるよう、忙しい中でも会話を増やした結果、以前のような仲の良い夫婦に戻ったのです。

 物事が現在進行形の時は、なかなか状況の悪化に気がつかないものです。そして事が度を越した時に初めて、自分の置かれている状況を知るのです。

 幸いにしてK氏は、深い反省の心によって状況を挽回しました。仕事第一だった氏にとって、家族の信頼を得ることの大切さと難しさを実感した時期となったのです。「雨降って地固まる」の如く、夫婦の絆は強いものとなりました。

 元気に仕事ができるのも、家庭の安定があってのことです。妻や夫に感謝してこそ、より質の高い仕事ができると考えましょう。身近な人への感謝なくして成長はありません。成長への原動力とは、何よりもまず家庭の安定なのです。

 今日の心がけ◆家族と触れ合いましょう

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各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。
特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど
いろんな学びの場に無料で参加出来ます。
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 6月25日(月)   耳障りな相槌

 相手の話に同意している意志を伝える表現に「相槌」があります。

 相槌は、相手の話を引き出す効果があります。反面、その打ち方によっては、相手が話しにくくなってしまうケースもあります。

 話をよく聞き、言葉の合間に「はい」「ええ」「そうですね」と頷きながら、タイミングよく相槌を打ちましょう。相手は話しやすくなるばかりでなく、聞き手に対して好印象を持つことになります。

 反対に「はいはい」「エーエー」「なるほど、なるほど」「ほーほー」など、同じ言葉を繰り返す相槌は、かえって耳障りとなります。

 相手の話を遮ることにもなり、<本当にこちらの言葉を汲み取っているのだろうか>と不安に思わせてしまう可能性もあるため、厳重な注意が必要です。

 相手の言葉をよく聞き、正しく受け止めて対応することは、仕事を円滑に進めていく最低限のマナーです。

 相槌を上手に打ちながら、お互いに気持ちの良い対話をしたいものです。

 今日の心がけ◆上手に相槌を打ちましょう

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 6月27日(水)   守り続けるもの

 万物万象のすべてが、自然界の法則に従って存在しています。私たち人間の生活も、自然界の法則からは一歩もはみ出すことはできないでしょう。

 見事な人生を築くには、変えなければならないものはどんどん変えていき、変化と共に生きることです。その反面、変えてはならないものは、何があっても守り続けていくのです。

 守り続けるべきものには、会社の方向性を打ち出した「創業精神」「経営理念」「社是・社訓」があります。これらは経営の道として厳守していくものです。

 加えて、会社独自の技術・サービスを生み育て、地域社会に貢献すると共に、関係者が豊かで安定した人生を送れるようにすることも欠かせません。

 個人として留意すべきは、すべての基本を守り抜くことです。気持ちの良い朝起き、明るい挨拶、思いやりの精神を育てる清掃、気づいたらすぐする即行、感謝を込めて行なう後始末などに、さらに磨きをかけていきましょう。

 毎日の基本となるものは、変わりようがないと知りましょう。

 今日の心がけ◆基本の徹底を図りましょう

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 6月28日(木)   自宅への招待

 営業事務の仕事をしているM子さんは、業務上で親しくなったお客様を自宅に招き、ホームパーティーを開くことになりました。

 ところが喜んで決めたものの、その日が近づくにつれ、M子さんは悶々としていました。夜遅くまで仕事をしているため、家の中が散らかっているからです。実際、とてもお客様を迎えられるような状態ではありませんでした。

 しかし、日頃から大変お世話になっている方々でもあり、皆さんに気持ちよく過ごしてもらいたいと思い、<毎日一ヵ所ずつ掃除をしよう>と決意しました。

 掃除を始めると、いろいろな場所が気になり、日常生活では目が届かない所まで綺麗にしました。その結果、お客様を無事に迎えることができたのです。

 このパーティー開催が良いきっかけとなりました。部屋に無駄な物がなくなり、さっぱりとした気持ちで、日々を過ごせるようになったのでした。

 いつもとは違う出来事が、自己の生活スタイルを見直すチャンスとなります。きっかけを活かすも逃すも、自分の意識次第と心得たいものです。

 今日の心がけ◆きっかけを上手に活かしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。
こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。
著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、
倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
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 6月29日(金)   事後の熱さ

 アフターサービスという言葉は、アフターとサービスを組み合わせた和製英語です。辞書には「製造業者や販売業者が、商品を売った後もその品質を保証し、点検や修理の相談に応じて客に奉仕すること」と説明されています。

 戸別訪問の営業は、お客様の元へ頻繁に通い熱意を示します。製品の良さを理解してもらい、ようやく契約にこぎ着けるものです。しかし、その後はパッタリと訪問が途絶え、売りっぱなしになっている場合が多いようです。

 営業マンに勧められた商品が、素晴らしいものであればあるほど、購入者は<親しい人へ紹介したい>という心理が働きます。それは「顧客が次なる顧客を呼ぶ」という、良き循環作用といえるでしょう。

 事業の継続と拡大は、リピーター客を増やすと共に、新規客をいかに獲得するかにかかっています。その上で欠かせないのが、事後の熱心さです。

 会社を存続させるには、販売後のフォローこそが大事です。お客様が他のお客様を呼んでくれるような、熱い仕事ぶりを心がけていきましょう。

 今日の心がけ◆フォローをしっかりしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
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 6月30日(土)   失敗は成功へのヒント

 新入社員のT君は、購買部門に配属されました。

 先輩の指導を受けながら、順調に仕事を覚えていきました。しかしある日、少し気を緩めた隙にミスをし、得意先よりクレームを受けてしまいました。

 すっかり元気を失ったT君に、M部長が「喜んで今回の失敗を受け入れたらどうだ」とアドバイスしたのです。意味がわからずにキョトンとしているT君へ、部長はさらに付け加えました。

 「失敗した時は、そこから目をそらさずに受け止め、素直に反省して原因を考えていけば、次につながるヒントが必ず見つかる。いつも失敗ばかりするのは、その反省を怠って、ぼんやりとしたままで過ごしているからだ」

 たとえ失敗しても、素直に事実を受け入れたなら、必ず良い教訓が得られます。周囲に生じることは皆、自己成長のチャンスに変わるのです。

 M部長の言葉に目が覚めたT君。「ありがとうございます!」と大きな声で礼を言い、以前のように颯爽と商談に向かったのでした。

 今日の心がけ◆失敗から学びましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
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