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職場の教養 コミュの2010年9月

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 9月10日(金)   髪で貢献

 あるNPO法人は、抗ガン剤治療により頭髪を失った女性患者へ、ウイッグ(かつら)をプレゼントしています。

 ただしウイッグを作るためには、健康な毛髪が必要です。そこで同法人は、看護大学や専門学校の女子学生へ呼びかけ、髪の毛の寄付を募りました。

 参加した学生たちは半年の間、カラーリングやパーマを控え、髪の手入れをしてきました。ガン患者の知人を持つ学生は「かつらに使ってもらおうと、大事に伸ばしてきました。ようやく寄付することができて嬉しいです」と語ります。

 一口に「社会貢献」といっても、私たちが実際にできることは限られています。すべてのボランティアを自分ができるとは限りません。しかし、もし参加可能な何かを見つけたならば、<やってみよう>と決意することは大切です。

 他人の喜びを我が喜びとすることは、自己の成長にもなります。先の学生の「嬉しいです」との思いは、次の貢献を呼び込むきっかけとなるはずです。

 自分の行動が社会に影響を及ぼす時、真の社会人と呼べるでしょう。

 今日の心がけ●社会に貢献できる人間を目指しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。
書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、1か月分をまとめて掲載させていただきます。

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 9月11日(土)   他喜力

 世に「他喜力」という言葉があります。沖縄の医師・久高学氏が提唱しているもので、「人を喜ばせる力」のことです。

 「頑張るのが疲れたら、他人のために頑張ってみることである。人は自分のためにと考えると、すぐに限界を感じる。でも他人のためだったら、どこまでも頑張ることができる」と久高氏は言います。

 久高氏が最も推奨する他喜力は、「笑ってもらう行為」です。人を笑わせれば、自分も楽しくなります。笑いによってお互いの健康が増進するのはもちろん、人と人とをつなぐ最高の処方薬になるというのです。

 氏の診療現場では、患者とのユーモラスな掛け合いから生まれる笑い声が絶えません。人を喜ばせれば自分も喜ばされるという相互関係は、職場でも家庭でも、元気を生み出す好循環として存在するようです。

 「エネルギーを与えると、どんどん自分の気力も充実してくる」と語る久高氏に倣い、人のために自己のエネルギーを存分に放出していきたいものです。

 今日の心がけ●人の喜びを優先しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。
こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になっています。
著作権に問題があるかもしれないと感じないわけではありませんが、
倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには著作権上の配慮をお願いします。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。
 9月12日(日)   失って初めて

 Sさんはある日、片方のコンタクトレンズを紛失してしまいました。ここ数年はコンタクトのみの使用で、急場しのぎのメガネなどは持っていません。

 仕方なく片方だけ装着して家を出ましたが、左右のバランスが悪いためか、いつもとは見え方が違います。会社に着く頃には、頭がクラクラしてきました。

 やむをえず、コンタクトレンズを外し、裸眼でパソコンに向かうことにしました。しかし今度は、画面の文字がぼやけてしまって判読できません。顔を極端に近づけて見なければならず、アゴが前に突き出た不自然な姿勢です。

 その日の業務が終わった時には、頭痛、肩のコリ、背中の張りなどが一斉に現われて、散々な一日となりました。

 <あるべきものが無いだけで、こんなに辛い思いをするとは>と感じたSさん。<必要なものは失って初めてわかる>を実感させられました。

 事がうまくいっている時には、気づかないことが多くあります。何かを失った時に愕然としないよう、身の回りの物に十分な敬意を払っていきましょう。

 今日の心がけ●当たり前の状況に感謝しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。
特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
入会すると、毎週のモーニングセミナーの他、経営者の集い(イブニングセミナー)などなど
いろんな学びの場に無料で参加出来ます。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。

 9月13日(月)   「知る」を活かす

 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という諺があります。

 自分の知らないことがあった場合、聞けばその時だけの恥で済みますが、聞かなければ何も知らないままであり、いつかはより大きな恥をかくという意味です。

 私たち社会人にとって、物事を知ろうとする意志は不可欠です。深く知ろうとしなかった結果、とんでもない事態に陥って、<正確な知識さえあれば、こんなことにはならなかったのに>と嘆く実例は多くあるものです。

 また職場人にとっては、知識と同様に「情報」を得ることも大切な作業です。必要な確認事項がある際には、念には念を入れて正確な情報を仕入れることが求められます。その情報いかんで、一連の業務に影響が出る場合もあるでしょう。

 知識や情報は、私たちが社会の中で生きていく上での、いわば「引き出し」です。些細なものから重要なものまで、必要に応じて取り出すのです。

 必要な物事を正確に知れば知るだけ、自信をもって仕事に携われるようになります。大きな恥をかかないよう、積極的に「知る」を追求したいものです。

 今日の心がけ●知らないことは追求しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。
倫理法人会に入会すると30冊(無料で?)もらえます。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。
日本各地にある倫理法人会では、毎週モーニングセミナーという経営者向けの勉強会をやっています。
毎月1回「経営者の集い」があります。経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。
一般の方や社員のかたの参加も無料です。年に一度、倫理経営講演会があります。
勉強会に参加しなくても、職場の教養だけで十分元がとれると言う方もおられます。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。


 9月14日(火)   歩こう

 体の状態を把握するには、足による健康チェックは重要なポイントです。

 だるい、歩くのが面倒、すぐ疲れるなどの症状は、老化の始まりです。足のむくみは、内臓や肝臓の赤信号です。足がしびれやすいのは、心臓に変調をきたしている可能性もあります。

 体の大切さは誰しもわかっていますが、健康のために運動をするとなると、なかなか容易ではありません。急激な運動は心臓への負担も大きいため、安易に始めるのは危険を伴います。そこでお勧めなのが「ウォーキング」です。

 歩くことにより、足腰の筋肉が強くなり、足からの老化を防いで、体のバランスを維持します。また血液の循環をよくして、心臓や肺の機能を強化します。

 足の裏には多くのツボがあります。歩きは胃痙攣、便秘、頭痛、冷え性、肩こり、腹痛、肥満、疲れ目といったものの解消に大きな効果があるのです。

 簡単なだけに、意識しなければ実行に移しづらいのがウォーキングです。まずは意を決して、今日からさっそく歩いてみませんか。

 今日の心がけ●意識的に歩きましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。

職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。
難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。
O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。
知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。
朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら
是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。
(著作権の保護のため、ご利用にあたっていくつかの条件を設けます)

 9月15日(水)   暗雲を断つ

 満足のいく仕事の成果は、多くの「連携」から生まれるものです。

 特にチームで仕事を進める場合、いつも顔を合わせる仲間同士だからこそ、堅実なコミュニケーションが必要です。その日のお互いの調子を把握し、<今日の自分は何をすべきなのか>を考えながら、一日の業務に臨むのです。

 チーム全体が適切な進路を取るには、仕事に対する個々人の責任感が必要です。自分自身に念押しをすることで、人任せなどの甘さも減っていきます。

 逆に、<今回はこの程度でいいかな> <今日はもういいや>といった妥協が個人の心を覆った場合、その暗い雲はチーム全体に波及するものです。

 とくに上位の者が妥協や諦めなどの心を持つと、それはダイレクトに下の者に伝わります。業務推進の鍵を握るのは、リーダー的な立場にある人間の責任感であり、そこから醸し出される空気です。

 責任感を広げて連帯感を強め、ガッチリとスクラムが組めるチーム作りを目指しましょう。豊かな実りは、敢然と行動した先に与えられるものです。

 今日の心がけ●妥協と決別しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。
入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。
 9月16日(木)  名刺交換

 職場人にとっての名刺交換は、初対面同士が互いの身分を明らかにする場です。しかしその役割は、単に「名前が書いてある札」を渡すだけではありません。見知らぬ人との名刺交換の場は、じつは真剣勝負の瞬間なのです。

 先方への訪問の際に「お邪魔します」「よろしくお願いいたします」の意味を込めて名刺を差し出し、そして受け取ります。その時の「お願いします」という思いを、表情、態度、言葉遣いによっていかに相手に伝えられるかの勝負です。

 <この人はマナーを心得ているな> <この人は雑な感じがするな>などの初対面での印象は、少なからず、その後の仕事のやりとりに影響を及ぼすでしょう。

 名刺はその人の顔だといっても過言ではありません。今一度、自身の名刺をチェックしてみましょう。1名刺入れを使います。財布や定期券入れとは別に用意しましょう。2シミや汚れに注意し、角が折れていないかを確認しましょう。

 きちんとした名刺を真摯な態度で手渡します。その一瞬こそが、信頼を醸成する第一歩となるのです。

 今日の心がけ●名刺交換に心を込めましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。許可を得ずに掲載しております。取り扱いにはご配慮くださいますよう願いします。
職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。


 9月17日(金)  同じ姿

 仕事で家を空けることが多いAさんが、久しぶりに我が家に帰りました。食事を終え、テレビを見てリラックスしていると、四歳の息子が突然、「もうテレビを観る時間は終わり!」とテレビを消してしまいました。

 不意の事態に怒りを露わにしたAさん。驚いた息子は、申し訳なさそうにたたずんでいます。しかしAさんは、ソッポを向いて眠りに就いてしまったのです。

 翌日、出社したAさんは、先に来ていた後輩に挨拶をしました。ところが、元気のない後輩の挨拶に腹立たしくなり、態度に表わしてしまったのです。カリカリするAさんの傍で萎縮している後輩の姿を見て、Aさんはドキッとしました。

 <昨晩の息子の姿とまさに同じだ>と思ったのです。Aさんは、<自分のことばかり優先して、周りに対して責め心を持っていた。言葉や態度に表わして、周りに気を遣わせていた>と気づかされたのです。

 日頃の所作が何気ないところに出てしまうのだと、反省したAさん。周囲あっての自分であることを再確認し、息子や後輩たちとも仲直りしたのです。

 今日の心がけ●相手に対して責め心をなくしましょう

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 9月18日(土)  目標を持とう

 「目標とは、つまりは希望の内容にあたる。よし、これをやろうというのは、その人の希望を具体的に表わすことに他ならない」

 病気で体が不自由になったKさんは、この言葉に力を得て職場復帰を果たしました。発病後、体の左側が動かなくなったKさんは、車椅子での生活となり、<自分の体はもとに戻るのだろうか>と悶々とした日々を過ごしていたのです。

 見舞いに貰った本に書かれた先の言葉が目に入り、Kさんはハッとしました。生きる希望をなくしていたKさんに、ピッタリの言葉だったのです。心の中に、<もう一度元気になって、職場復帰をしたい>との希望が湧き上がりました。

 Kさんは、<今、何を為すべきか>を明確にして、リハビリテーションに励みました。<いつまでに杖を使わないようにする> <いつまでに歩けるようになる>と目標を立てて実行し、その通りに回復していったのです。

 具体的な目標や希望は、その人を向上させるエネルギーとなります。難関に出合った時ほど、はっきりとした希望を持って進みたいものです。

 今日の心がけ●目標を具体的に持ちましょう

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 9月19日(日)    おむつなし育児

 昨年六月に出版された『おむつなし育児』では、なるべくおむつを使わない育児を提唱しています。おむつを早く外すことが目的ではなく、赤ちゃんの排泄の気配を親が感じ取ることで、コミュニケーションを深めるというものです。

 おむつを全く使ってはいけないというのでもなく、決まった方法やマニュアルもありません。子供や家庭ごとにやり方も回数も違います。

 赤ちゃんの様子を観察していると、そのタイミングがわかるようになったという実践者の母親は、「ぐずる理由がわかることで、以前よりも育児に自信が持てるようになった」と喜びを語ります。

 日常の様々な場面でも、相手の出しているサインを理解することができれば、嬉しさが湧くものです。それにより、人間関係はより円滑になるでしょう。

 自分の意志や思いが通じないことを嘆かずに、まずは上司、同僚、部下、あるいはお客様の思いや願いは何であるかを探ってみましょう。

 「その人」を理解できた喜びを、仕事の原動力に換えていきたいものです。

 今日の心がけ●理解する喜びを感じましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
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 9月20日(月)   それを取って

 Kさんが妻と会話をしていた時のことです。

 妻から「それを取って」と頼まれたKさんは、テレビのリモコンを渡しました。しかし、妻が取ってほしかったのは醤油さしだったのです。勘違いに笑いながら、ふと職場でも同じ状況があったと思い出しました。

 先日、部長に「あれを用意しておいて」と依頼された際に、月末までに提出するようにと言われていた資料を渡しました。ところが「あれ」とは、その日の午後に使用する会議資料だったのです。

 お互いに「それ」「あれ」の指している事柄が、同じものならば問題はありません。しかし時として行き違いの生じることもあり、ひいては会社が重大な損失を被ることもあります。

 指示代名詞を使うのは簡単で便利ですが、その前提条件として、お互いの十分なコミュニケーションが必要です。

 大切な情報ほど、はっきりと伝えていくよう心したいものです。

 今日の心がけ●情報は明確に伝えましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。
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 9月21日(火)   一杯のコーヒー

 N氏が海外へ出張する前日のことでした。妻が、急病により緊急手術を受けることになったのです。手術は無事に終了し、N氏はひとまず安心しました。

 入院中の妻のことを考えると、後ろ髪を引かれる思いもあったN氏でしたが、義母に妻と子供たちの世話を託し、日本を出発したのです。

 一週間後に帰国し、すぐに病院へ駆けつけると、妻は術後の回復が良く、歩けるようになっていました。病院内の喫茶店で妻と話しをし、翌日退院できることを知らされたN氏はホッとしたのでした。

 しかし退院して数日後に、再度、海外出張が入りました。家を出る前に、妻から入院中に書いた日記を手渡されたN氏は、飛行機内で読むことにしました。

 そこには、術後の不安な気持ちや、「あなたが帰国して、久しぶりに二人きりで飲んだ一杯のコーヒーの時間が、とても幸せでした」などと記されていました。

 妻の真意を知ったN氏は、一杯のコーヒーを二人で飲む時間を今まで作ってこなかったことを深く反省しました。今は、夫婦二人の時間を大切にしています。

 今日の心がけ●家族との時間を作りましょう

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 9月22日(水)   言葉の意味

 日本人の六割以上が、「役不足」「確信犯」「流れに掉さす」「情けは人のためならず」などの意味を誤解しているそうです。

 わかっているつもりで使ってはいても、実は明確に意味を説明できないという言葉は、誰しも少なからずあるでしょう。

 意味は知っていても、使い方がよくわからない人も多いようです。また、本当はその意味を知らないのに、何でも知っているかのような素振りをする「知ったかぶり」の人もいます。

 正しい意味を知らないまま過ごしていると、その場をしのぐために四苦八苦したり、大きな失敗を起こしてしまう恐れがあります。それがビジネスの場で露呈すると、所属する会社自体が管理能力の有無を疑われてしまいます。

 知らないことを認めた時こそ、知ることへの第一歩が始まるのです。意味や使い方がよくわからない場合は、そのままにせずに辞書で調べるなど、正しい日本語を会得していきましょう。

 今日の心がけ●言葉を正確に理解しましょう

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 9月23日(木)  筆祭り

 広島県の熊野町は、国内生産の約八割を占める筆の産地です。毎年九月の秋分の日に、町を挙げて筆祭りを開催しています。

 中心となる行事は、役目を終えた筆に感謝する筆供養です。書道が趣味のKさんは、熊野町を観光した際に、自身が使い古した筆を納めました。

 ある時、Kさんが公民館に出かけると、家庭で使われなくなった、小型電気製品を回収する箱が設けられていました。

 回収箱の側には、<希少金属などを保有する大事な資源です。ぜひ回収にご協力願います>と書かれています。

 Kさんは、営業職に就いており、携帯電話を何度も買い換えています。<仕事をする上で大変お世話になった>という思いが強くあり、古い電話をただ処分するには忍びなく、大切に保管してあったのです。

 後日Kさんは、<役に立つなら>と、三台の携帯電話を回収箱に納めました。筆供養のように、使い古した物に感謝を込めることができたのでした。

 今日の心がけ●役割を果たした物に感謝をしましょう

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 9月24日(金)  困難を克服する

 Mさんは子供の頃、病弱体質でした。ところが、高校時代のある出来事がきっかけで、その体質を改善することができたのです。

 Mさんは第一次ベビーブーム世代です。高校受験の志望校選択は、学校の特徴などの知識もないまま、偏差値の順位で進学するよう指導を受けていました。

 入学した最初のホームルームでMさんは驚かされました。担任教師は、「うちの学校の前進が海軍兵学校だった名残を受けて、三年間無欠席だけでなく無遅刻を貫かないと皆勤賞を与えない。お前らには無理だろう」と説明したのです。

 担任の強気な言い方に奮起したMさんは、<よし、皆勤賞をとるぞ!>と決心しました。バスの路線が渋滞するため、Mさんは毎朝、始業時間の一時間前には到着するように通学しました。

 努力の甲斐あって、Mさんは卒業式で見事に皆勤賞を得ました。クラスでは、50名中わずか2名でした。<健康に自信が持てるよう、天が試練を与えてくれたんだ>とMさんは思い、その後の人生の大きな拠りどころとなったのです。

 今日の心がけ●困難にチャレンジしましょう

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  9月25日(土)  ゆきあいの空
 
四季の変化は、日本人の情緒に深く沁み入り、繊細な感性を育んできました。

 秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる

 この歌は、約千百年前の平安前期の歌人・藤原敏行の作で、古今和歌集に収められています。「秋が来たと目にははっきり見えないけれど、風の音ではっと気づいた」という意味で、季節の変化を風の音で気づく敏感さに驚かされます。

 夏と秋と ゆきかふ空の通ひ路は かたへ涼しき 風やふくらむ

 作者の凡河内躬恒は、同じく平安前期の歌人で、紀貫之と並び称されました。

 「夏と秋とがすれ違う空の道は、片方だけ涼しい風が吹いているんだろうなあ」と詠っています。夏から秋に季節が移るとき、入道雲の向こうにうろこ雲やすじ雲が見えることがあります。季節が行き交うこの空は、「ゆきあいの空」という美しい名前でも呼ばれてきました。

 日々仕事に追われる忙しい生活を送っていると、季節の変化に気づかないこともあります。晴れた日の空を見上げる心の余裕を持ちたいものです。

 今日の心がけ●空を見上げてみましょう

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楽天ブログでは、職場の教養の当日分を毎日掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。
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 9月26日(日)   とんでもない乗客

 少年とその母親がバスに乗った時の出来事です。ある男性客が五分遅れの発車に立腹したのか、女性運転手を怒鳴りつけました。

 信号で止まると、「黄色なんだから、そのまま突き進め!」と暴言を吐く始末です。この自分勝手な乗客に、バスの中は恐怖感で溢れたのです。

 自分の思いどおりにならないと、すぐに腹を立てる人がいます。しかし世の中は、自分の思いどおりにならないほうが多いものです。

 メジャーリーグで活躍中の松井秀喜選手は、「批判的な記事を書かれても、ひどいヤジを飛ばされても、自分はまったく気にならない。だって自分のコントロールの及ばない部分を、あれこれと気にしても仕方がないから」と語っています。

 腹を立てるという行為は、誰でもができる安直な行為といえます。逆に、怒りを抑える行為は、「自制心」という強い克己が求められます。

 自制のできない人間に、日々の仕事や人間関係をコントロールできるはずがありません。自制心を持ち、周囲との円滑化を図っていきましょう。

 今日の心がけ●自分を律する心を持ちましょう

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 9月27日(月)  しか問題

 一人の社員が特定の仕事を継続して担当すると、十分な時間をかけて、専門知識や特殊技術を習得できるというメリットがあります。

 その一方で、担当者しか掌握していない事柄が生じて、担当者不在の際には業務が滞るなどのデメリットもあります。

 鏡メーカー・コミー株式会社の小宮山栄社長は、このような現象を「しか問題」と呼びます。「担当者だけしか」を社内から排除して情報を共有化し、誰でもがスムーズに業務に取り組めるよう、次のようなシステムを推進しているのです。

 1通達は口頭だけではなく印刷物を配布。2業務の進捗状況を掲示板等に貼付して適宜更新。3書類を収めるキャビネットやファイルには、中身を示すラベリングをする。この三点には「情報を明確にする」という意図が共通しています。

 個々人が担当する内容を、職場内にはっきりと伝えることは、皆が業務の手順を確認し、効率をアップさせることにもなります。仮に「私」がいなくても職場が円滑に運営されるよう、業務内容をオープンにしていきましょう。

 今日の心がけ●情報を共有しましょう

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 9月28日(火)  ためらわずに

 出張先での仕事を終えたSさんは、新幹線に乗るために駅へ向かいました。

 駅前の横断歩道で、何気なく隣を見ると、白い杖をついた目の不自由な人が、点字の書類を指でなぞり何かを探している様子です。

 Sさんが「お困りでしたら、お手伝いしましょうか?」と声をかけると、「○○会館へ行きたいのですが、道に迷ってしまって」とのことでした。その土地には詳しくないSさんは、声をかけたものの、一瞬どうしようかとためらいました。

 目の前に交番があったため、場所を聞くと近くにあることがわかり、Sさんは案内をすることにしました。段差などに気を配りながら歩く途中、<新幹線の発車時間に間に合うだろうか>との思いが、時折り頭を過ぎりました。

 しかし、目的地に到着し、何度も頭を下げてお礼を言われた時、ためらう気持ちがあったことをSさんは恥じました。そして、「言い出したからには、迷わず最後までやり遂げよう。次はためらわずにやろう」と心に決めたのです。

 新幹線の車中、Sさんの心は清々しさでいっぱいでした。

 今日の心がけ●ためらわずに行動しましょう

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 9月29日(水)  ミスを乗り越える

 R君は先日、ある大きなミスをしてしまいました。それに対する彼の選択は、<まあいいや、とりあえずそのまま様子を見よう>というものでした。

 U君も先日、大きなミスをしました。彼の対応は、<これはまずい!すぐ上司に報告しよう>というものでした。

 R君のミスに対しては、業者から数日後に指摘があり、損害賠償にまで発展しようかというほどに、話がこじれてしまったのです。社長とR君が業者を訪れて平身低頭で謝ったものの、針のムシロにいるかのようだったといいます。

 U君のミスには、即座に上司が善後策を指示しました。同時にU君が業者に出向いて謝罪し、その後に丁重な詫び状を送ったのです。先方は怒りを収めたのみならず、日頃の取引きに対する労いの言葉までかけてくれたのです。

 「まあいいや」「とりあえず」と「まずい!」「すぐに!」には、天と地ほどの差があります。初期段階の小さな判断が、その後の大きな結果に転じるのです。

 ミスは誰でも犯します。その際の即応こそが、ミスを越える道なのです。

 今日の心がけ●ミスをした後の対応に万全を期しましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
この文章入力は弊社O君が指のトレーニングのために10年ぐらい前から毎日こつこつやってくれている作業です。知的障がいを持つO君の作品の発表の場として、あたたかく見ていただければ幸いです。
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職場の教養では、よく固有名詞がでてきます。
難解な字や固有名詞などはルビがないと読めないものです。
O君は、いまでは職場の教養にルビまで入れてくれるようになりました。
知的障がいをもつ彼にとって、大変な手間がかかった力作だと思います。
朝礼の準備でご利用の方で、ルビつきのものが欲しいといわれる方がおられたら
是非ご利用頂ければと思っています。ご希望の方はお知らせ下さい。
(著作権の保護のため、ご利用にあたっていくつかの条件を設けます)
 9月30日(木)  子を思う親の心

 親に対する恩を持って日々の生活を営むことは、人としてとても大切です。

 親元を離れ、毎日忙しく働いているNさんは、営業先で「孝行したいときに親は無し」という話を耳にしました。その時、Nさんは「親には迷惑をかけていないし、普段からプレゼントを贈っている。自分には無縁だ」と思ったのです。

 しかし後になり、<最近、両親に電話をしていないな>と思い、久しぶりに実家へ電話をかけることにしました。電話に出た母親はとても喜び、Nさんの生活を気づかいながらも楽しそうに話を続けました。

 電話を切る際には、「あなたは自分の好きな道に進んで生きている。それが一番嬉しい。離れていても元気でやっていてくれることが、何よりの親孝行だよ」と言われたのです。Nさんは、「親思う心に勝る親心」を痛感しました。

 <自分一人で生きている>と思ってきたNさんでしたが、今の自分があるのは深い愛情で育ててくれた両親のお陰だと、感謝の念が湧いたのです。

 以前よりもこまめに両親との連絡を取り、一所懸命仕事に打ち込むNさんです。

 今日の心がけ●親に感謝して仕事をしましょう

職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。効果的な朝礼の仕方などが書いてあります。
入会すると毎月30冊送ってもらえます。お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
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