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映画「ロス・パラ」を応援!コミュのオレ版イントロダクション(海外映画蔡用)

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<Introduction>
 現代の日本は、さまざまな問題を抱えている。経済的不況、増加を続ける失業者対策、介護福祉の不整備…。
 そして最も重要なのは、数々の社会的軋轢の中で自己を確立できない若者たちのアイデンティティの問題だ。将来への目標が見えず、理想を抱くことができない。夢が見られない。行き詰まった政治や社会への失望。
 白石和彌監督の初の長編映画「Lost Paradise in Tokyo」は、そんな日本の現実と風俗を見据えて、逞しく生きるひとりの女性と圧迫された男性たちの交流を描く意欲作である。過去でも未来でもない、たったいまの日本を浮き彫りにしながら、普遍的な人間関係のあり方もヴィヴィッドに捉えている。深い闇の先にある、ささやかな希望がパワフルに語られる。誰もがひとりでしか生きられない。しかし、夢と感情を共有できるかげがえのない仲間たちは、きっとどこかにいるはずだ。
 本作の脚本は、「ある朝スウプは」「14歳」の高橋泉と白石監督が共同で執筆した。ヒロインのマリン役には、主に演劇畑で活動してきた内田慈をはじめ、実力派俳優たちがシャープな魅力を発揮する。
 これまで助監督として、若松孝二、行定勳、犬童一心など多くの撮影現場を支えて研鑽を重ねてきた白石監督の確かな演出力によって、映画は見事にコントロールされている。 
 新人監督の登竜門として設立された「KOINOBORI PICTURES」の第1回製作作品。

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