デューク・エイセスコミュの4人の経歴

非公認・私家版Wikipediaです(笑）。

飯野　知彦（トップ・テナー）
　1991年から参加ですから、一番若いですね。東京芸大出身のクラシック畑ですが、中学生のころからデュークのファンだったそうです。ミラノに留学中にトップテナーだった谷口安正さん（青山学院大学グリーンハーモニー卒）の急死後、後継者に指名されました。声質、容貌が谷口さんとよく似ていることもその理由だったそうです。

吉田　一彦（セカンド・テナー）
　唯一の関西人。加入当時はトップテナーだったそうです。セカンドテナーってのはとても地味なパートですが、これがないとハーモニーが締まりません。一番のおしゃれ好きでセンスもいいです。最近小田急線の下北沢駅近くに奥方とアパレルの店を出したとか。甘い2枚目の容貌は変わりませんね。ニックネームは「婦人会長」。

谷　道夫(バリトン・リーダー)
　結成以来の生え抜きはこの谷さんだけ。宮崎大学（あるいは当時の宮崎学芸大学かな？）を卒業後、デュークの結成に参加。当時のリーダーは現在の音楽プロデューサとして活躍中の和田昭二さん(トップテナー）。谷さんは、編曲の名手としても知られています。朗々としたソロはダークにも、ボニーにもないものです。今のデュークあるはこの谷さんのリードのおかげでしょう。ニックネームは「ミーチャン」。

槇野　義孝（ベース）
　明治大学工学部建築学科卒の変わりダネ。もちろん明治大学グリークラブのベースでした。よくベースにありがちなくぐもった低音でなく、シャープで張りのある音です。だからハーモニーに緊張感が出ます。加入時期は吉田さんとほぼ同時期のはず。明治大学グリーの演奏会にデュークが時たま出演するのはこの槙野さんがOBだからです。

そして忘れられないのが、前述の谷口安正さん。確かトップテナーでは3代目だと思います。青山学院大学グリーンハーモニー(混声合唱団）で1962年次に学生指揮者を務め、当時から伸びのある高音はプロから注目されていました。そしてリズム感と正確な英語の発音が際立っていたそうです。
1990年12月も終わりに近いある日、都内のホテルでのディナーショーの当日朝、海老名市の実家で脳内出血で倒れ、亡くなりました。それでもショーは女性歌手（名が思い出せない･･･）を急遽手配、トリオで敢行されました。葬儀は文京区の吉祥寺で行われました。私も焼香して来ました。享年51歳。

和田昭二さん。結成当時のトップテナー。現在はプロデューサですが、デュークの精神的拠り所でもあります。30年ほど前まで数年続きいたポップス音楽番組「ステージ101」で混声合唱団ヤング101の指揮者として活躍しましたね。番組の司会者は関口宏でした。

その他短期間加入していたテナーがいたはずですが、詳細は分かりません。

※この記述は書きかけです。私の資料や伝聞、知識が基礎になっています。誤りや追加の情報がありましたら、ぜひコメントして下さい！

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 12月05日 16:02

古い10吋ＬＰの解説より引用

■略　歴
吉田一彦（トップ･テナー）大阪港高磯音楽部出身、三十二年デュークに加わる。
小保方淳（セカンド･テナー）文化学院出身、和田昭治引退の為、三十六年より加わる。
谷　道夫（バリトン）九州宮崎大学音楽部出身、和田昭治と知り合いデューク･エイセスを作る。
真木野義孝（バス）新潟県出身、明治大学グリー・クラブ所属中三十三年に加わる。

このＬＰに「発足当時のメンバーは谷道夫のみとなったが、……」という文章がありますが、結成当初バスとテナーがもう一人ずつ居たということでしょうか？？
　

[2] mixiユーザー 12月05日 16:40

班気(Perc)さん、こんにちは。Jessです。

発足当初は、
トップテナー　和田昭治さん
セカンドテナー　小保方淳さん
バリトン　谷道夫さん
ベース　不詳

和田さんの後に吉田さんが加わりトップテナーに、そして小保方さんが抜けて、谷口さんが新規加入しトップテナー、そのあおり(笑）で吉田さんがセカンドになった、と言うのが知りうる限りの経緯です。ただし初期は交代が激しく、これ以外の動きがあったかも知れません。一時、ピノキオと呼ばれたテナーがいたとの書き込みがどこかにありました。これが誰を指すのかが分かりません。

ベースの変遷は全く分かりません。槙野さんが明大在学中に加入したとは知りませんでした。

ところでお持ちのLPに収録されている曲はどんなものでしょうか。ぜひ教えて下さい。

[3] mixiユーザー 12月05日 17:49

＞Jessさん
…ということは、小保方さんの「36年加入」は間違いなんですかね？？

※上記ＬＰのデータ
《浜辺の歌　‐女学生愛唱歌集》／東芝　JPO 1119　モノラル　10吋

曲目：
故郷の空／浜辺の歌／羽生の宿／ロンドンデリーの歌／旅愁／浜千鳥／故郷の廃家／庭の千草

（伴奏）藤家虹二ゼクステット　（編曲）藤家虹二

演奏はジャズ風味ですｗ

[4] mixiユーザー 12月06日 00:19

班気さん、こんばんは。

＞小保方さんの「36年加入」は間違いなんですかね？？
この経緯のあたりは明日、後援会事務局（デューク音楽事務所）に聞いてみます。

[5] mixiユーザー 12月16日 17:05

お待たせしましたぁ！デューク音楽事務所、駒井さんから返信メールが来ましたよ。

以下がその全文です。なお西暦年号は私が加筆しました。小保方さんは結成当時のメンバーではないですね。

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メールありがとうございます。
ｍｉｘｉにデュークのコミュニティがあったんですね。今度機会がありましたら閲覧させて頂きます。

パートごとに参加、脱退の年というのは分かり兼ねますが、1960年発売のLP「デューク・シング・シング」の解説より。
↓

デュークエイセス結成当時のメンバーは
・和田昭治
・谷道夫
・川上道夫
・大屋剛人

※おそらく順番からして川上氏がテナー、大屋氏がバスだと思われます。

?川上氏、大屋氏が辞め、吉田一彦、真木野義孝が代わって参加。
・吉田一彦　（テナー）　昭和32(1957)年加入
・真木野義孝（バス）昭和33(1958)年6月加入 ※30周年プログラムでは8月と記載されていますが..

?和田氏が辞め小保方淳氏が加入。（Jess注：昭和36(1961)年のようです）
・吉田一彦　（トップ・テナー）
・小保方淳　（セカンド・テナー）
・谷道夫　（バリトン）
・真木野義孝（バス）

?小保方淳氏が辞め、谷口氏が加入。
・谷口安正　（トップ・テナー）　昭和39(1964)年5月加入
・吉田一彦（セカンド・テナー）
・谷道夫　（バリトン）
・槙野義孝　（バス）

?谷口氏急死後、飯野知彦が加入
・飯野知彦　（トップ・テナー）　平成3(1991)年加入
・吉田一彦（セカンド・テナー）
・谷道夫　（バリトン）
・槙野義孝　（バス）

現在に至る。

今後ともご支援の程よろしくお願い致します。

------------------------------------------------

今気が付きましたが、槙野さん(現姓）は真木野さんから改名したのですね。

わざわざ調べてくださった駒井さん、本当にありがとうございました！

[6] mixiユーザー 01月22日 15:02

久しぶりの書き込みです。Jessです。
私家版Wikipediaに編集の手が入りました（笑）。

このトピックをご覧になったHN「紗織ん」さんからです。
誤りは最初に立てた私のトピックです。最後にあるトップテナー、谷口安正さんの葬儀についての箇所。

誤）葬儀は文京区の吉祥寺で行われました。
正）葬儀は渋谷区の祥雲寺で行われました。

お寺の名前を思い出す時に、「祥」の字が付いていた、と思い出しましたが、やや曖昧な記憶をもとに「吉祥寺」と記載しました。お詫びして訂正いたします。

紗織んさん、ご指摘ありがとうございました！

[7] mixiユーザー 09月27日 16:42

珍しいデュークエイセス初期の画像発見！

http://www.youtube.com/watch?v=pLVCj1iq-kA&feature=related
これはYouTubeにある、ークダックスの60年の歴史を振り返る動画です。おそらく永年のダークダックスファンが作ったものだと思います。その3分15秒あたりにデュークの静止画が出てきます。

左から谷道夫さん、吉田一彦さん、和田昭治さんですが、一番右側は初めて見る方です。

このトピックの5番目の私の投稿から一部引用します。
＞?川上氏、大屋氏が辞め、吉田一彦、真木野義孝が代わって参加。
＞・吉田一彦　（テナー）　昭和32(1957)年加入
＞・真木野義孝（バス）昭和33(1958)年6月加入 ※30周年プログラムでは8月と
＞記載されていますが

画像には吉田さんが映っていますが、真木野さんはいません。と言うことは川上道夫さんが脱退して吉田さんが入り、まだ大屋剛人さんがベースでいたころとなります。つまり昭和32年から昭和33年6月の間の画像でしょう。
（当時、谷さんがベースであり、後に真木野さん加入後にバリトンへ、という情報も聞いたことがあります。）

と言うわけで、一番右端の人物が大屋剛人さんと思われます。川上さんも大屋さんも在籍が非常に短いために私もこれまでに初期の画像に触れたことがありませんでした。

しかし谷さんが左端でトップテナーの和田さんが右から2番目とは、珍しい並び方ですねえ。

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