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渋谷絵コミュの目記録

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 小学校5年生の頃から近視のためメガネをかけ始めた。昭和42〜3年、青森では小学生のメガネは珍しく、私が通う青森市立佃小学校では私ひとりだけがメガネかけであった。メガネををかけた直後の第一声は「お母さん、電線が見えるよ。」だった。まあ、そもそも目が悪かった。
 21歳の頃、お酒が原因で諍いを起こし左目を失明してしまった。2度に渡る手術のかいもなく、終ぞ視力は回復しなかった。ひどく落ち込み涙を流したが、光のない方の目からも涙が流れるものだから、「見えなくても涙は出るのだなあ・・。」と、全ての機能が壊れた訳じゃないことに気づき、妙に諦めがついた。そして左目からモノを見たいという執着から徐々に離れていった。
 美術学部を出て、神奈川県の高校の美術教師になり、同時に作品を制作しだした。遠近感には不安なところはあるが、それでも生活や制作活動に差し障ることは無かったと思う。

 2013年、2月23日を迎えると55歳になる。半世紀は生きたのだなあ。
去年あたりから急激に視力が低下し、同時に乱視がひどくなった。具体的に言うと去年膝元で読んでいた文庫本が、今では目の前15cmまで持ってこないと読めない。読めても画像はずれている。老化が進んだのかと思い、5月の現展の作品制作に支障が出てはいけないと思い、2月16日、多摩現展に行く予定を取りやめ自宅近くにある三浦海岸の眼科に行った。
 結果、白内障との診断、それもかなり進んだ状態であるとの説明であった。白内障とは眼球の中のレンズの部分、水晶体が濁り、目の中に光が入りにくくなる病気。主に加齢からくるものとされている。私の場合、独眼流だったし、お酒も人より多く飲むし、自分の身体を顧みなかったし、酷使しすぎたんだろうなあ・・・。濁りは、白→黄色→茶色と進んでいくのだそうだ。私への診断は茶色、最終段階ですね。診断結果を聞きひとまず愕然とする。ここまで来るともはや治療はなく、手術がごく一般的だそうだ。手術の内容は、水晶体の濁りを取り除き、そこに人工のレンズを入れるというもの、いわばインプラントですな。先日、歯のインプラント治療で頭蓋骨に2カ所チタンを埋め込んだばかり。これで右目にも人工物が入るとなると、益々自分の身体のアンドロイド化が進んでいく。この調子でどんどん老化が進み、人工弁とか血管拡張のバネとか、どんどん機械化が進んでいくのだろうな。
 ま、それはさておき、一個しかない目なのでなかなリスクは高いが、このまま失明してしまう訳にはいかないので、手術をすることにする。目下、名医、名病院を探しているところだ。ちょっと調べてみると、ある名医と呼ばれる先生のもとには、白内障の患者が全国からわんさか集まってきて、年間8,000件以上手術を行っていると言うことだ。例えばその医者宛に紹介状を書いてもらったとする。それで何ヶ月後、何年後の手術待ちになるのだろう・・・?
 無事手術が終えて、視力が戻るようになるまで、この記録は続けてみようかと思う。
 どうなる!!?渋谷っ!!!

コメント(16)

まあ、渋谷先生は独眼流でしたか!
全然気付きませんでした。
ちなみに、ウチの旦那も左目が極度の乱視で
ほとんどマトモに見えないらしいし……
やはり片目だと、スゴく疲れるって言ってます。
あと白内障と言えば、高校時代からの友人に
「お母さんは元気?」と訊ねたら、
近々、白内障の手術をするって言ってました。
もうしたのかな?

先日、実家で母と話をしていて
「友達のお母さん、白内障の手術するんだって」
と言ったら、母が「そー言えば、お父さんも手術したよ。
歳とると誰でもなるんだよ」と言ったので驚きました。
とゆーのは、昨年、父は他界したのですが
私は、母に聞くまで知らなかったのです!
「ええ?知らなかった!」と言うと、母は
「手術ったって、その日に帰って来たし……」
と、まるで床屋にでも行ってきたみたいに言うのです。

渋谷先生と、私の父の症状は違うのだとは思いますが……
なんか ”アンドロイド化” って言い方、カッコいいですね(笑)
暗闇でも見える眼とか1km先が見えるとか、中身が透けて見えるとか
将来、そーゆーのに代えてもらうとか……

あ、すみません(汗)
渋谷先生の手術が、無事に成功することを、心よりお祈りします。
なるほど、白内障がそんなに進行していましたか。

確かに場所が場所だけに、勇気がいる事ですよね。

私が仕事をしていた時にたくさんの現白内障患者さん、白内障手術経験者さんと、逢いました。

それだけポピュラーな病気って事ですよね。

手術をした方が言う事は『もっと早く手術しておけばよかった』と、言う事でした。

やはりほとんどの方が躊躇し、しばらく様子を見て、我慢してから手術に踏み切るパターンが多いのでしょう。

日帰り手術が一般的な昨今、手術そのものはあっけないほどすぐ終わるようですが、納得した医者、病院を探すのは、賢明だと思いますぴかぴか(新しい)


術後のきれいな世界をお楽しみに〜!ウインク
病院決定しました。
お茶の水の「井上眼科病院」有名な目の病院らしいよ。
インターネットでいっぱい調べて白内障の名医を捜しました。
で、三井記念病院の赤星先生か、井上眼科病院の徳田先生のどちらかにしようと思いまして電話してみました。そしたら赤星先生は半年待ちということで断念。徳田先生は朝8:30の診察なら3月1日が空いているということでGO!!!となりました。
今週末行ってきます!!!
『井上眼科』さんは超有名ですよね。すぐ空きがあってよかったですね〜わーい(嬉しい顔)
いよいよ明日exclamation楽しみですねっウインク
行ってきましたお茶の水。
びっくりしたぽ〜、聖橋口の改札出たらすぐ目の前にドドドカ〜ン!!!と病院があったよ。20階建てくらいのビルディングと隣接した赤れんがの建物、これ全部井上眼科。いやはや眼だけでここまで儲けるとは・・・。なんだかこの時点でやや不安を感じたです。このお茶の水の本部病院の他に都内にまだ数カ所井上眼科グループがあるんですな。なんだか流行ってるラーメン屋みたいな感じ。

院内に入ったのが朝8時前、それなのに患者さんがいっぱいだ。「は〜い、今日これから手術の方はこちらから案内しま〜す。」「まだ入院の手続きを終わってない方はいますか〜?」多くはじじばばの患者さんなので、保育園の保育士さん的なまとめ方が笑える。しかし、すごい数だな、年間7,000件近く手術するってのもうなずけるな。

なんか初診で個人情報とかいろいろ聞かれて、その人の状況に親身になってくれるのかなあ・・・と想像していたが、いや待てよ、こんなにいっぱい患者がいたら個人の感情移入などある訳もなく、たぶんベルトコンベアーなんだろうなあ・・・、と思い直した。

主治医の名医と言われる徳田先生とご対面。思ったより若い先生だ。40歳くらいかな・・・もうちょっと若くも見える。こんな若くして副院長で名医。何があったんだろう・・?

「はい、眼底を見ますからこちらを見て下さい。上見て〜、右上見て〜、右見て〜、右下見て〜・・・・・ひだり上見て〜。なるほど、白内障ですね。」だから来てるんですけど・・・。「ご職業は?」「教員です。」手を目の前50cmくらいのところにかざして、「じゃ、この辺にピントが合うようにしましょう。手術は4月4日です。詳しいことは担当の看護士から説明がありますから一旦出てイスにかけてお待ち下さい。」
やっぱり思った通りベルトコンベアだった。まあ、手術件数が多けりゃこうなるわなあ。でもここは執刀医が名医ってことで納得しなけりゃな。

という訳で4月4日の手術が決まりました。4〜6日の入院となります。
8日が本校の入学式なので、なんとか春休みぎりぎりで手術できることになったのは感謝するしかありません。良かった良かった。

可愛いお姉さんから丁寧に入院の説明を受け、「お会計をお待ちの間、白内障手術のDVD映像が見れますが、どうしますか?」と聞かれ、ふたつ返事で見る見ると答える。10インチほどのDVDプレーヤーを渡されたよ。

実写の目ん玉が画面いっぱいに出てきておもむろに黒目の縁をメスで切る映像、「ひっ!!」水晶体内に小さい掃除機みたいのが差し込まれ、超音波で古い濁った水晶体を破壊し吸い込んでいく。吸い込み終わった水晶体の空洞に、今度は人工レンズを挿入する映像「ぼぼぼぼ・・・」これが全て局所麻酔で行われる・・・・と。

丸見えやがな〜〜!!!

まあ、ベルトコンベアに乗った鯉ですから、もうじたばたしませんが、なんだかこうわくわく感に欠けるというか・・・。
で、手術時間。最初インターネット検索では『5〜15分くらいの簡単なもの』
と表記されていたのだけれど、病院のパンフレットでは『20〜40分程度』と。担当の看護士の手術説明では『30〜60分』どんどん延びてるやんけっ!!このペースで手術まであと1ヶ月、次々と新たな手術時間を告げる刺客が現れたら、手術当日までには手術時間が5時間40分くらいに延びてるかもわからん。そんな長い間、あんなえぐい手術目の前0cmで見せつけられ続けたら、気おかしくなってまうやんけ!!!

どうなる、渋谷!!!

乞うご期待!!!!!!

天然パーマさん、みんな一様に「見えるようになる」というんだけど、やっぱり中には、思ったような見え方じゃなくて、再手術ができなくて困っている人とかがいるんですよね。あんまり期待しないようにしようかと思ってるですよ。三浦市の眼科が「見えなくなる前くらいには戻りますよ。」とか言ってたし、元もと見える目じゃなかったし、過度に期待できないな・・・と。
でも、そう言いながら期待してる部分もあって・・・だから期待はするけどそうでもなかった時は「やっぱりこんなもんだよな」というところで落ち着こうと思ってるだす。
ところで、早く子供大きくしちゃって飲みに行こうよ。
本日、手術前最終健診。またもやお茶の水。
御茶ノ水駅の聖橋口改札前にでんと構えるビルヂングの19Fが受付。広いロビー、眺めがめっぽう良い。今日の検査は人工レンズを入れるための目の奥行きを測ったり、角膜の断面の厚さを測ったり、眼球の濁りの度合いを測ったり、まあいろいろ。
で、最後に手術担当医ではない、Y先生の診断。
看護士「お入り下さい。」
渋谷「よろしくお願いしますっ!」
Y先生「あっ、はいはい。」
データを一瞬見ながら、
Y先生「特に問題ないようですから、4日の手術になります。では、はい。」

この「では、はい。」は「以上です。終了。」って意味。
ここまで、一回も僕の方を見てない。

渋谷「あのう、ちょっといいですか?」
Y先生「はいはい。」

この「はいはい。」はいかにも面倒くさそうな感じ。まだこちらを見ない。

渋谷「けっこう見えるようになるんですか?」
Y先生「人にもよるけど、そんなによく見えるようにはならないよ。今あなたの目は裸眼で焦点が目の前6cm。これが30cm前後になるだけ。裸眼で生活できるようになる・・・ていうことは・・・ないだろうね。」

初めてこちらをちら見して、あとは目の前の資料にしゃかしゃかと沢山斜線を描いている。診察する機械だね、まったく。だから結局診察時間は20秒くらいかね。

看護士が言っていた。
「今日の診察はY先生という方ですけど、手術担当はちゃんと徳田先生ですからね。大丈夫ですよぉ。」

なにが大丈夫なんだろう・・・。

ああ、こういう仕事につかなくて良かったっっ!
さて、いよいよ明日手術となりました。
8時までに病院に行きます。早え〜〜〜!!!
4時半起きだよぉ。
入院中です。
ということは、そうです、手術は成功しました。
とてもクリアーに見えます。
色が違いますね。
いままでは黄色が強かった視界でしたが、今はブルーが強い視界になりました。白がとてもきれいです。

まだ、炎症がありますので、安静にします。
手術の成功おめでとうございますexclamation
視界の色味が変わると、今までの作品もイメージと少し変わって見えるかもしれませんね〜
Masuming
眼内レンズって、独占なんだ!
やはりレンズだから、度数があるようだね。
また、人体より、劣化が遅いってすごいね。
彼氏さん、毎日お仕事ありがとうございます。
お陰さまで、 きれいに見えるようになりました。
手術成功、おめでとーございます!わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
視界がクリアーになったら、先生の作風も変わるんでしょうか?
明るく清々しい絵になったらどーしましょ(笑)
とにかく、良かったですわーい(嬉しい顔)
術後10日ぶりの初診療。
順調な経過ぶりだそうだ。
ということで、クリアーな視界の元、ゆっくりと珈琲なんぞをいただいております。
けっこう幸せかも。

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