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自遊俳句会コミュの冬の句その6

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自遊ひろし先生

だいぶ寒く冬らしく、といいつつも散歩道は、
やっとこのような晩秋の紅葉黄葉となりました。

1 降る雪を白き花ぞと良寛さん

*良寛さんの短歌にありました。
・春されば梅のこずえに降る雪を花とみながらかつ過ぎにけり

桜が舞うのを雪のようだというのもありましたね。
この自由自在の発想、いいなあと思って駄句をひとつ。

2 閑話休題あらら欅も木の葉髪

話をしているところに欅の葉が落ち、
見上げれば欅も木の葉髪に・・・なんて。

3 雪をんな業平の部屋のぞきをり

業平に冷たくされた女が冷たい雪おんなとなり・・・なんて。

4 冬萌えや汚染土のなか見つけをり

5 汚染土のかたまりのなか芽水仙

4と5、見ましたexclamation ×2

6 咳をして金平糖を噛み砕く

7 ひとり鍋うしろの正面仔猫かな

だれもいないはずのうしろの正面に猫

8 ひとり鍋うしろの正面老いがいる

家族がいても、ひとり鍋が流行っているそうです。
老いは後ろ寄り手を伸ばしますから、
うしろの正面に老いがいたら、ちょっと怖いですねえ

ご指導よろしくお願いします。

写真左=田園調布側から見た多摩川のドウダン躑躅 
    ビルは多摩川をはさんだ川崎側。
写真中=田園調布の銀杏並木
写真右=裏道小道の紅葉並木
これに関した句はしょうがないけど秋の季語。
いま作成中、後日こちらへ追加します。

*写真撮影者・無一物中無尽蔵 無断転載無断使用禁止。

コメント(12)

■無一物中無尽蔵 さんへ

こんばんは

1 降る雪を白き花ぞと良寛さん

*良寛さんの短歌にありました。
・春されば梅のこずえに降る雪を花とみながらかつ過ぎにけり

桜が舞うのを雪のようだというのもありましたね。
この自由自在の発想、いいなあと思って駄句をひとつ。

面白い材料ですね

降る雪を花と見たてる良寛さん


2 閑話休題あらら欅も木の葉髪

話をしているところに欅の葉が落ち、
見上げれば欅も木の葉髪に・・・なんて。


閑話休題と難しい雰囲気から突如「あらら」とくるところに
植木等の歌のセンスがありますね
ユニークで実験俳句ですね


3 雪をんな業平の部屋のぞきをり

業平に冷たくされた女が冷たい雪おんなとなり・・・なんて。

業平であれば「垣間見る」ですね

4 冬萌えや汚染土のなか見つけをり

言わんとすることは解りますが
詩歌に昇華したいですね

5 汚染土のかたまりのなか芽水仙

これも同じ


4と5、見ました

6 咳をして金平糖を噛み砕く

傑作ですね
「咳をしてひとり」よりもいいかな


7 ひとり鍋うしろの正面仔猫かな

だれもいないはずのうしろの正面に

サスペンスドラマのイントロですね
座布団□□□□□□□

8 ひとり鍋うしろの正面老いがいる

家族がいても、ひとり鍋が流行っているそうです。
老いは後ろ寄り手を伸ばしますから、
うしろの正面に老いがいたら、ちょっと怖いですねえ

こらちは座布団なし
「老い」というのが背後霊みたいで




たまたまmixi見ていたらお返事が・・・即またお返事を。

>1面白い材料ですね
    ↑
ありがとうございます。良寛さんの本を読んだものですから。
おっしゃるようにこれはまさに「見立て」でしたね。

1再 降る雪を花と見立てる良寛さん

>2 閑話休題と難しい雰囲気から突如「あらら」とくるところに 植木等の歌のセンスがありますね 。ユニークで実験俳句ですね
    ↑
アハハ植木等は好きなので光栄です。ありがとうございました。
お礼にひとふしるんるんあなただけがいきがいなの、おねがいおねがいいかあないで〜てなこといってその気にさせてるんるん 
おや?もしや?るんるんユニー句なの〜てなこといってその気にさせてるんるんじゃないですよねわーい(嬉しい顔)

>3 業平であれば「垣間見る」ですね
    ↑
おっしゃる通りです。

3再 雪をんな業平の部屋垣間見る

>4、5 詩歌に昇華したいですね
     ↑
詩歌はなかなか作れないので、この句はひきあげます。

>6 傑作ですね
     ↑
ありがとうございました。
風邪気味だといったらたまたま残っていた数粒、
京都のおいしい手作り高級金平糖をくださったかたがいました。
大事になめつづけようと思っていたのに、
思わず咳をして噛み砕いてしまいました残念無念涙

>7 サスペンスドラマのイントロですね 座布団□□□□□□□
    ↑
座布団をたくさんいただき、あと3つで海外旅行でしょうかわーい(嬉しい顔)
牢名主の気分ですエヘン、えっ変?

>8 こらちは座布団なし 「老い」というのが背後霊みたいで
    ↑
爆笑わーい(嬉しい顔)衝撃、後ろを向いたら老いがいるなんて、
おっしゃるようにそれはきっと恐ろしい背後霊ですね。
■無一物中無尽蔵さんへ

こんばんは

3再 雪をんな業平の部屋垣間見る

ついでに
「部屋」というのが気になります
寝殿造りの寝所とかべつな云い方が有りますね

再度ありがとうございました。

>3再 雪をんな業平の部屋垣間見る
     ↑
3再再 雪をんな業平の寝間かいまみる

これでだいぶ色っぽくなりましたでしょうか。

写真の句です。ご指導お願いいたします。

9 落葉ふみ背の浮き上がるチワワかな

猫より軽いチワワ犬

10 黒猫の背より上がりし落葉かな

犬より小さい黒猫猫

11 ゆるゆると黄葉のみち遠会釈

12 犬吠えてシンボル並木黄金色

小金じゃなくて黄金持ちの町、番犬多数。

13 冬晴やまだ晩秋がうずくまる

14 通勤の遠回りして紅葉道

15 紅葉や近代化する町しない町
■無一物中無尽蔵 さんへ

こんにちは
3再 雪をんな業平の部屋垣間見る
     ↑ 3再再 雪をんな業平の寝間かいまみる
↑雪をんな業平の寝間かいまみる
に方ですが納まりを考えて


業平の寝間かいまみる雪をんな





9 落葉ふみ背の浮き上がるチワワかな
猫より軽いチワワ

落ち葉踏むのは人ですかチワワですか

10 黒猫の背より上がりし落葉かな
犬より小さい黒猫

背から上がるというのはどんな状況ですか



11 ゆるゆると黄葉のみち遠会釈

遠会釈とはどのような事ですか


12 犬吠えてシンボル並木黄金色

小金じゃなくて黄金持ちの町、番犬多数。
↑シンボル並木ってどんなモノなんですか


13 冬晴やまだ晩秋がうずくまる

冬なりか晩秋なのか半端ですね


14 通勤の遠回りして紅葉道

通勤を遠回りして紅葉道



15 紅葉や近代化する町しない町

理屈の俳句ですね










ご指導ありがとうございました。


>9 落ち葉踏むのは人ですかチワワですか
   ↑
そりゃそこにかいた「猫より軽いチワワ」です。
沈まずに背が高くなったんです落ち場を踏んで。

>10 黒猫の背より上がりし落葉かな
犬より小さい黒猫

背から上がるというのはどんな状況ですか
   ↑
「背からあがる」ではなく、「背より上がる」です。
「背より高く落ち場が積まれている」という意味です、

>11 ゆるゆると黄葉のみち遠会釈

遠会釈とはどのような事ですか
   ↑
遠くからする会釈のことです。
ゆるゆるとあるいているので、遠いのです。

12 犬吠えてシンボル並木黄金色

小金じゃなくて黄金持ちの町、番犬多数。

↑シンボル並木ってどんなモノなんですか
    ↑
写真の解説にあるようにここは田園調布
シンボルの並木は銀杏です。だから黄金色なのです。

13 冬晴やまだ晩秋がうずくまる

冬なりか晩秋なのか半端ですね
   ↑
写真のように冬なのにイチョウですから
まだ晩秋がうずくまるというわけです。


15 紅葉や近代化する町しない町

理屈の俳句ですね
  ↑
理屈と言うよりも「写真の句」とおことわりしたように、
写真から句を作っているので、
川向こうは近代化した川崎、こちらは昔ながらの住宅街、
近代化していない町なんです。

ここを直したらという手前の段階
句自体がうまく通じなかったようなので、
これらはすべていさぎよく捨てることにいたします。
■無一物中無尽蔵さんへ



9 落ち葉踏むのは人ですかチワワですか
   ↑
そりゃそこにかいた「猫より軽いチワワ」です。
沈まずに背が高くなったんです落ち場を踏んで。


9 落葉ふみ背の浮き上がるチワワかな
猫より軽いチワワ

チワワくん落葉に乗れど沈まざる

>10 黒猫の背より上がりし落葉かな
犬より小さい黒猫

背から上がるというのはどんな状況ですか
   ↑
「背からあがる」ではなく、「背より上がる」です。
「背より高く落ち場が積まれている」という意味です、

黒猫の背丈を超えて積む落葉

>11 ゆるゆると黄葉のみち遠会釈

遠会釈とはどのような事ですか
   ↑
遠くからする会釈のことです。
ゆるゆるとあるいているので、遠いのです。

遠くから挨拶交わす黄葉みち

12 犬吠えてシンボル並木黄金色

小金じゃなくて黄金持ちの町、番犬多数。

↑シンボル並木ってどんなモノなんですか
    ↑
写真の解説にあるようにここは田園調布
シンボルの並木は銀杏です。だから黄金色なのです。

この街のシンボル並黄金色


13 冬晴やまだ晩秋がうずくまる

冬なりか晩秋なのか半端ですね
   ↑
写真のように冬なのにイチョウですから
まだ晩秋がうずくまるというわけです。

街路樹の銀杏落葉にうずくまる

明治通りがそうですね


15 紅葉や近代化する町しない町

理屈の俳句ですね
  ↑
理屈と言うよりも「写真の句」とおことわりしたように、
写真から句を作っているので、
川向こうは近代化した川崎、こちらは昔ながらの住宅街、
近代化していない町なんです。

ここを直したらという手前の段階
句自体がうまく通じなかったようなので、
これらはすべていさぎよく捨てることにいたします。

川挟み新旧の街もみじなる

[1]
お手本を見せていただきありがとうございました。

料理でもなんでもそうですが、まずは選んだ素材、
これが良くないと未熟なもの(=あたくしめ)は料理するのが難しいもうやだ〜(悲しい顔)
先生のような方の手にかかれば、まずい素材もおいしい料理になる、
そう、「句えない」を「句得るように」・・・
こんなことを感じさせられた写真句でした。
潔く捨てた句を、また拾ってきましたあせあせ
別の角度から作り直しました。

9再 チワワくん落葉に乗りて踊り出す

10再 寝不足の仔猫おちばにもぐりをり 

11再 ゆるゆると会釈かわして紅葉狩

12再 犬吠えて銀杏山(ぎんなんやま)を見つけをり

はずかしいながら、再度ご指導お願いいたします。

■無一物中無尽蔵 さんへ

こんばんは


9再 チワワくん落葉に乗りて踊り出す

踊り出すことで俄然リアルになりましたね
踊るのですから中七もリズミカルに編集したいですね

チワワくん落葉乗りして踊り出す




10再 寝不足の仔猫おちばにもぐりをり

寝不足理仔猫というのが良いですね
 

11再 ゆるゆると会釈かわして紅葉狩

ハイキングで行き交う人同士が挨拶を交わしますが
そんなような紅葉狩りの雰囲気が有って良いですね


12再 犬吠えて銀杏山(ぎんなんやま)を見つけをり

吠えて見付けたようですが吠えることをもっと拡げてもいいですね

見付け出すぎんなん山に吠える犬

ちょっと直していただくと、
なるほど、あっそうかっ、と思うのですが
なかなか自分ではまだ気がつきませんあせあせ
ありがとうございました。

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