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自遊俳句会コミュの流れる雲・女心

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ついこの間までの暑さが嘘のようなこの頃です。
いつもありがとうございます。
少しサボりすぎましたが、よろしくお願いいたします。



 おんころころかたへに蟋蟀鳴き呉るる
 おんころころ栗を拾ひて日暮れけり

 十夜粥一合の米包みけり
 
 木道を踏み行く先の花野かな
 栗鼠の頬膨らんでいる花野かな
 単線の無人駅駅裏大花野


 栗の皮堆くあり会果てて
 会果てて堆くあり栗の皮
 (会はおしゃべり会です)

 洗濯にもアイテデンティティあり秋日和
 洗濯のアイデンティティや秋日和

 うろこ雲とどまってをり天狗岩
 スニーカー二足洗へりうろこ雲

 あけび蔓曳けば夕日の大きかり
 あけび蔓曳いて夕日を引き寄せリ

 柘榴爆ぜ三人よれば長話
 実柘榴や胸の内まで見せにけり
 実柘榴や心の奥まで曝け出す

 

コメント(11)

■アルテミス さんへ

こんにちは
すっかり秋ですね


おんころころかたへに蟋蟀鳴き呉るる

おんころころを蟋蟀の鳴き声として前面に出せば

おんころころ蟋蟀かたへ鳴きくるる


 おんころころ栗を拾ひて日暮れけり

おんころころ日暮るるまでの栗拾ひ

 十夜粥一合の米包みけり

十三夜一合の粥包みけり
 
 木道を踏み行く先の花野かな

踏みゆけば木道の先花野はな

 栗鼠の頬膨らんでいる花野かな

童話的で可愛い俳句煮鳴りましたね

 単線の無人駅駅裏大花野

単線の無人駅舎の大花野


 栗の皮堆くあり会果てて
 会果てて堆くあり栗の皮
 (会はおしゃべり会です)

「おしゃべり会」とはっきりしましょう

栗皮の堆く果ておしゃべり会

お喋りも堆く積もったのですね




 洗濯にもアイテデンティティあり秋日和
 洗濯のアイデンティティや秋日和


洗濯のアイデンティティや秋日和    がいいですね


 うろこ雲とどまってをり天狗岩

天狗岩うろこ雲までとどめたり

 スニーカー二足洗へりうろこ雲

うろこ雲二足洗いしスニーカー

 あけび蔓曳けば夕日の大きかり
 あけび蔓曳いて夕日を引き寄せリ

あけび蔓曳いて夕日を引き寄せる


 柘榴爆ぜ三人よれば長話

三人よればが良いですね

 実柘榴や胸の内まで見せにけり
実柘榴や心の奥まで曝け出す

実石榴や胸の内までさらけだす

 

ありがとうございました。

  十夜粥一合の米包みけり
   ↑
  十三夜一合の粥包みけり

 当地ではお十夜に米一合を持ってお寺へお参りする慣わしがあります。そこでお経をずし数珠繰りをして粥のご馳走になります。

 一合の粥は一合の米のことと思いますが…。
 十夜では季語が早すぎるのでしょうか?
 米は収穫した新米ですが新米にすると季重なりになリますので。


次の句をよろしくお願いいたします。

 コスモスの苦労知らぬ気ゆれてをり
 (コスモスのしたたかさ・しなやかさ見習いたいものです)

 神の留守女(おみな)ふらふら帰り来る
 女らのおしゃべり長し神の留守
 

 銀木犀なき人帰る夕べかな
 (8月終戦、身内で戦死の公報を受けた人が木犀の咲く頃に帰還しました)

 金木犀降りたるひと処(ひとど)飛び越える

 色なき風去来することみな時効
 (初句に5文字以上の季語を持って来てもよろしいのでしょうか)

■アルテミスさんへ

こんにちは

十夜粥一合の米包みけり
   ↑
  十三夜一合の粥包みけり

 当地ではお十夜に米一合を持ってお寺へお参りする慣わしがあります。そこでお経をずし数珠繰りをして粥のご馳走になります。

 一合の粥は一合の米のことと思いますが…。
 十夜では季語が早すぎるのでしょうか?
 米は収穫した新米ですが新米にすると季重なりになリますので。

「十夜粥」という行事のことであることを知りませんでした
続けて「一合の米」となるのたで粥と米が重なると思った次第です

一合の米の包みを十夜粥




次の句をよろしくお願いいたします。

 コスモスの苦労知らぬ気ゆれてをり
 (コスモスのしたたかさ・しなやかさ見習いたいものです)

「苦労しらず」と作者が言い切ると読者は、はいそうですかと言わざるをえませんので
比喩敵表現ができないものか


 神の留守女(おみな)ふらふら帰り来る

ふらふら帰るというのに含みがあって良いですね

 女らのおしゃべり長し神の留守

そのとおりですね
長いの当然として違い云い方ができないものか

 

 銀木犀なき人帰る夕べかな
 (8月終戦、身内で戦死の公報を受けた人が木犀の咲く頃に帰還しました)

銀木犀無言のままの帰還兵

帰還兵とした方が歴史を感じます

 金木犀降りたるひと処(ひとど)飛び越える

場面をイメージ出来ないのですが

 色なき風去来することみな時効
 (初句に5文字以上の季語を持って来てもよろしいのでしょうか)

上五の字余りは許されています

「去来することみな時効」が何を言いたいのか解らないですね。


※コスモスの苦労知らぬ気ゆれてをり
 (コスモスのしたたかさ・しなやかさ見習いたいものです)

「苦労しらず」と作者が言い切ると読者は、はいそうですかと言わざるをえませんので
比喩敵表現ができないものか

 ご指摘のとおりです。再考してみます。
 
※女らのおしゃべり長し神の留守

あまりにも粗雑なので取り下げます。


※ 銀木犀なき人帰る夕べかな

銀木犀亡き人還りくるような

 (歴史を取り入れるのは至難と痛感します)


※ 金木犀降りたるひと処(ひとど)飛び越える

場面をイメージ出来ないのですが

 これは通路に木犀が散り敷いているのですが、木犀の花はほとんどが固まって落ちています。踏んで通るには忍びなくて飛び越えるのですが、これは、見ていると子どもたちもそうやって通っていきます。その心情がよく分かるのですが…。


※「去来することみな時効」が何を言いたいのか解らないですね。

もっと具体性がないと駄目でしょうか。
時には一つのことじゃなくそういう思いにとらわれることがあり、「色なき風」も抽象化した言い回しであり、許されるのかと思ったのですが…。

いろいろありがとうございました。
自分が「良し」と思えることでも第三者やその他大勢がそう思えるとはかぎらないことがよく分かりました。







■アルテミスさんへ

こんにちは


※ 銀木犀なき人帰る夕べかな

銀木犀亡き人還りくるような

 (歴史を取り入れるのは至難と痛感します)

「亡き人還り」で事情が明確になりましたね
そして「ような」という推量が効果的です



※ 金木犀降りたるひと処(ひとど)飛び越える

場面をイメージ出来ないのですが

 これは通路に木犀が散り敷いているのですが、木犀の花はほとんどが固まって落ちています。踏んで通るには忍びなくて飛び越えるのですが、これは、見ていると子どもたちもそうやって通っていきます。その心情がよく分かるのですが…。

場面の状況が解りました

落下木犀踏むことにためらいぬ


※「去来することみな時効」が何を言いたいのか解らないですね。

もっと具体性がないと駄目でしょうか。
時には一つのことじゃなくそういう思いにとらわれることがあり、「色なき風」も抽象化した言い回しであり、許されるのかと思ったのですが…。

その想いは理解出来ます
ただ「去来」や「時効」という言葉には日常感覚から遠い存在ですね
そのあたりを言葉に頼らないで咀嚼して自分の言葉で詠むと
素晴らしい俳句が出来ますよ。


いろいろありがとうございました。
自分が「良し」と思えることでも第三者やその他大勢がそう思えるとはかぎらないことがよく分かりました。

国会に野党が必要なのと同じですね。






自遊ひろし先生


ありがとうございました。

『国会に野党が必要なのと同じ』ですね。

けだし、名言ですね。
総理も「叩かれてナンボ」です。

「色なき風」ってすごい季語ですね。

 色なき風含羞をなくせしはいつ
 (許されないのかもしれませんが句またがりと結句に「問われけり」を省略して
います。)

 リボン揺らせ色なき風の通り過ぎ


 髪揺する色なき風に抱かれける

 とどまれる色なき風の額に耳に

 色なき風そっと来てそっと去りたり


 また作ってみます、よろしくお願いします。



 
■アルテミスさんへ

こんにちは



「色なき風」ってすごい季語ですね。

 色なき風含羞をなくせしはいつ
 (許されないのかもしれませんが句またがりと結句に「問われけり」を省略して
います。)

句またがりはかまわないのですが
「問われけり」を省略して読者に想像させるというのは無理がありますね。


 リボン揺らせ色なき風の通り過ぎ

色なき風が通りすぎるんなら私のこの髪のリボンをゆらして欲しい
という青春の輝きを感じますね。


 髪揺する色なき風に抱かれける

「揺する」という表現はきついですね

 とどまれる色なき風の額に耳に

風が薫りまとわりついたということですね


 色なき風そっと来てそっと去りたり

無色透明の誰かさんのように感じたのかも知れませんね



 

自遊先生

こんばんは。ありがとうございます。

私って天邪鬼かもしれません。けなされ強いというのかもしれません。

自分の思いと違うときは「えーっなんで」と思いつつも、「じゃあ、よしっ」と気力が湧いてきますから。



 髪揺する色なき風に抱かれける

「揺する」という表現はきついですね

髪揺する→髪揺らせでもいいでしょうか?
     靡かせでは馬の鬣かシッポを想像してしまいますものね。

■アルテミスさんへ

こんにちは


髪揺する→髪揺らせでもいいでしょうか?
     靡かせでは馬の鬣かシッポを想像してしまいますものね。

「靡く」がよいのですが
馬の尻尾を想像してしまうのであれば
「ゆらゆら」とか「ゆうらり」とか擬態語は如何ですか



ハイ、やはりなびくでしたか?

頭でそう思っていても、感覚がナットクしないということもあって、我ながら厄介だなあと思いました。

擬態語だと、固定観念ではない、できれば自分の言葉を見つけたいものです。
「ぷるるん・ぶるん・はらり・はらはら」もっとありそうです。
そして結句の『抱かれけり』と結びつけるのは難しいです。
抱かれるのも人に抱かれるのではなく、感覚的なものですから。

もう少し言葉を捜してみます。ありがとうございました。
■アルテミスさんへ

こんにちは

頭でそう思っていても、感覚がナットクしないということもあって、我ながら厄介だなあと思いました。

これって凄く゛じゅうようなことなんです。
詩歌における言葉っていうのは、意味を伝えるばかりでなく言葉の持つ手触りというか肌触りや匂いなど五感で感じ取れるものを大事にすべきなんですね。それができるのが詩人なのかも知れません。
 その言葉を追求することは大事ですからトライしてください。

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