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自遊俳句会コミュの花いかだ

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 花いかだ源平を分け争わず  鳴樹


 桜が水面に散り敷いて、さながら薄紅の江戸小紋です。
 その小紋も、微風が吹いたのか、水がちょっと動いたのか、いくつかの塊に分かれます。散らばる塊の間に。ひときわ大きい間隙があります。いくつかの小さい塊が、そのおおきな間隙を挟んで向かい合っています。おっ、これはいにしえの源平合戦、屋島の段のあらずや。決戦の秋まさに迫らんとする……。
 ところがこの花いかだの軍船は、争うことはなく、ただ水面にたゆたうのです。和睦なって、合流したりもするのでしょう。
 という空想を詠んでみました。

 よろしくお願いします。

コメント(6)

★★★★

花いかだを源平の争いに見立てたのは面白いですね

■花いかだ源平を分け争わず 

 言葉を削りましょう。源平ですから争っているので分けるは不要ですね。
 それから 争わず でなく他の表現も考えてください
 
 
 源平の吶喊起きず花筏  鳴樹


 無駄な言葉……気がつきませんでした。そうでしたね。
 遥かむかしの『平家物語』の世界と、今目の前にある静かな花筏をイメージしていてこの句を得ました。

 よろしくお願いします。
平家物語はボクの好きな古典です。
昨年の大河ドラマ義経をしっすり見ていました。

★★★★★

■源平の吶喊起きず花筏

 吶喊という難しい漢語がでてきましたね(笑い)この言葉を活かすとすれば、中七をやや古風に仕上げたいところです

源平の吶喊なきや花筏

上五・中七は遙か遠い歴史を見詰めているので、
中七で明確に切ることによって、現在の花筏に思いをバーンしている映画のシーンのように描けます。
 
 昨日は仲間の個展のオープニングパーティが千駄木画廊でありましたので、鳴樹さんの日記を思いだして、日暮里駅から回って、谷中墓地の桜をしっかり見てきました。帰りは谷中銀座を通りましたので階段のところに富士見ホテルの看板を見つけて、これだなと思ったりして。

その時の一句

墓石のとなりも墓石花天蓋  ひろし
 源平の吶喊遠き花筏  鳴樹


 それならば、直截に「遠き」にしてしまったのですが、いかがでしょう。実は推敲段階で、これも候補にあったんです。でも、ちょっと陳腐かなと思い、採らなかったんです。でも、ご指導をいただいて、なんというか、力瘤の入れどころが違ったのかな、と反省です。「遠き」と置けば、切れていると思うのですがいかがでしょうか。
 よろしくお願いします。

 千駄木画廊で! そうですか。生活圏です。昨日の谷中は、雪のようだったのではないのですか。もう散ったかな。風で方々に吹き寄せられた花弁を、空にまいたりするのが好きだったりします(人の居ない所でです)。

 花天蓋に甘露も注ぐや谷中墓地  鳴樹
★★★★★★

■源平の吶喊遠き花筏

昔のことを遠くと表現したかったのですね。
 切れ字という明確なモノではないが切るためには「遠し」とすれば良いかも

源平の吶喊遠し花筏

 上五・中七で源平の歴史的なイメージ以外に浮世の花見客の賑やかさが遠くに聞こえるというイメージも出ていますね。

花天蓋の返句有り難うございます
谷中墓地を戻らずに歩いたので、邦楽が解らずになり、遠回りして団子坂にたどり着きました。時間があれば覗いてください。団子坂を登って図書館を過ぎしばらく行った左側です。
11時から6時 最終日8日は5時
  尾花邦男展
   手前が風景画、奥が最近の抽象画です。
 源平の吶喊遠し花筏


 はい! ぴったりです! 「し」にしただけで、こんなに広がりが出るなんて……。

 はい、いってみたいと思います。

 ありがとうございました。 

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