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ジュール・ルナールコミュの「にんじん」公演終わりました。

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第2回“美味しいイタリアンフルコースディナー&劇・心空間
2月25日(日)無事終わりました。
かなりの翻案をさしはさんだ上演台本でしたが、好評でした。

母親に愛されず、家庭内で居場所を失い、
「家を出たい」と、父に打ち明けるにんじん。
「僕は、母さんを好きでなくなったのだから、家にいても仕方がない」
「母親が嫌いで自殺する子どもだっているんだから…」
「納屋の梁に紐を結びつけて、輪を作り、首を入れて、手を組んで、
こうして…、
瓦の隙間から外の景色が、にじんだように見えていた。
そして、足を蹴ろうとした!…その時、僕を呼ぶ声がした…」
「母さんの声だったら天国に行っていたさ。呼んだのは父さんだった」
真剣に死をも考えたにんじんのことばは、父の心をえぐった。
「だから、僕はこんな家にいたくない…」
※アレンジがかなりあります。
この世の中に、こんな思いで生きている子どもたちはたくさんいる。
そんな気がする。

子連れのママが、ファミリーレストランで子どもをそっちのけにして
携帯電話とにらめっこをしてメール打ちに夢中でいる。
所在のない子どもは、ママの関心を引こうとして袖を引っ張ったり、
テーブルを叩いたり、果ては大声を出しては顔を覗いたり…
母親は迷惑そうな表情で子を一瞥するが、そのうちそっぽを向いた。
食事が運ばれても、母親は携帯から目を離さず、子どもだけが、
上目遣いに母を見ながら、デザートを箸で突っついている。

・・・「にんじん」と同じとは言いません。
しかし、この子は、これからどうなるのだろう…考えさせられます。
傍で見ていて、胸苦しさをを覚える辛さを味わいました。
…が、これに似たようなことを、僕も子どもにしていなかったか…
自分の中に、未だに突き刺さる棘の感触。
その原因を突き止めたい。
そんな思いをも呼び覚まされました。
「にんじん」の道具を取りに倉庫に行き、
昼食で立ち寄ったレストランでの出来事でした。
公演も無事に終わり、数日して、やっと心の整理にかかり、
書く気になったことの一つです。
http://gekidan.ad-hoc.jp 劇団オフィシャルサイト

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