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『ノアちゃんの空』コミュのソラくんのメッセージ

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ソラくんのメッセージ専用トピックですわーい(嬉しい顔)



※ソラくん??????
近い将来にノアちゃんお母さんのお腹に
宿る予定のもう一人の存在がいます。
『ソラくん』です。


『ソラくん』は、今はまだお空の上にいますが、
お姉ちゃんのノアちゃんが指差す文字盤メッセージを
通して、わたしたちに愛の言葉を伝えてくれています。



こちらのトピックでは、そのソラくんからの
メッセージを皆さまにお伝えいたしますチューリップ

コメント(18)

ソラくんからのメッセージ
専用トピックができあがりましたわーい(嬉しい顔)
私のお腹の中にソラ君が来てくれたのは、
去年の11月のことぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

やっと来てくれたんだぁ、と家族3人で、
嬉しい気持ちで満たされました目がハートハート達(複数ハート)

ノアに兄妹を、と考えられるようになるまでは、
それはそれは時間がかかりました。
やっと一年くらい前に、
この先の長い将来のことを考え、
先に老いる私達夫婦の他に、
心の支えになる存在がノアにいてほしい、と思いはじめ、
ノア自身が、兄妹を待ち望んでいることも、
FCでわかり、赤ちゃんを待ち望むようになりましたクローバー

最近、FCを通して、ソラ君からのメッセージをもらっているのですが、
今日はソラ君がお腹にくる前のエピソードをぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

去年の春くらいのことでしたチューリップ

ノアに、「赤ちゃん、来てくれたかな?」と聞いてみると、
『赤ちゃんが、ソラ君がお母さんのお腹にいるのを感じます電球
とFCで伝えてくれたのです。

それから、ほぼ毎日、
『ソラ君がお母さんやお父さんやノアのことを愛している、と言っています』
とか、
『ソラ君が大きくなっているのが感じられます』
など伝えてくれて、
私も(赤ちゃんが来てくれたのかも〜)とワクワクしていましたハート達(複数ハート)

ところが、一週間くらいしたある日、
「あっexclamation ×2」とノアがいって、
急に私の肩を触り、続いて頭をぐしゃぐしゃしてきました。
なんだろう、と思って、FCで聞いてみたら、
『さっき、お母さんの肩にソラ君がのっかっていました。
それで、頭の上に乗って、笑って、お空に飛んでいきました』
というのです目あせあせ(飛び散る汗)

赤ちゃんが来てくれたのかも、とちょっと期待していた私は、
がっかりだったのですが。。。。

後日、どうしてソラ君がお空に帰ったのか、
ノアに聞いてみるとこんな答えが。

『ソラ君は、ノアがお母さんがお父さんにソラ君のことを話して、
みんなが自分のことを待ってくれていることを知って、
はやくみんなに会いたくなって、お腹に来ました。
だけど、神様に内緒で来てしまったから、
神様にちゃんとこの世に行くことを了解を得ないといけないから、
お空に帰りましたダッシュ(走り出す様)

とのことうまい!あせあせ(飛び散る汗)
実は、この時、化学流産だったようで、
検査薬でちらっと反応があったのですが、
ノアから聞いた答えになんだか癒された気分でした。
きっといつか来てくれる、と信じて待つことにしましたクローバー

久しぶりの更新です。
ソラ君から発信された詩をみなさんに贈ります。
これは、お母さんからノアに
「もし、ソラ君に聞けそうだったら聞いてみて」
と、いい応えてくれた詩です。
今日も、美しい空を見上げ、
空は繋がっているんだと、改めて感じています。

ソラ君から愛を込めて...


「空のことを詩にしますので、聞いて下さい。
題名は、”まだ見ぬ世界へ”」
 
 

もっともっと空を見上げて、
大きな心の愛を感じてみて、
みんなの心にある愛を感じてみて、
空の大きさがあなたの心を癒してくれるはず。
空の美しさが、あなたの夢を伝えてくれるはず。

空の声を聞いてみて、
空から聞こえる声を心を澄まして、
耳を澄まして聞いてみて、
あなたの心に届くはず。
あなたの心が、見えるはず。
 
空からの愛をどうか受け取って。
ドーマン法を始めてから、毎日毎日、同じ道を賢治と散歩するようになりました。
毎日毎日、ちょっとずつ違っている空を見上げながら、自分たちを守ってくれている
何かをいつも感じています。
空って不思議ですね。
そら君、素敵な名前をもらって良かったね。
空を見上げる度に、そら君のことを想ってしまいます。
しばらくコミュニティに書き込みができず、
ごめんなさい。

東日本大震災で、
亡くなられた方々へ心からのご冥福をお祈りするとともに、
被災地にいらっしゃる方々が一日もはやく、
希望への道をたどり、
心から笑える日がくることをお祈りいたします。
また、この震災をきっかけに、
日本人である私達がひとつになり、
新しい時代を切り開き、
より良い世界へ向かっていくことができることを
願う日々です。

私たち家族のことではありますが、
3月11日、小さな命であったお腹の赤ちゃんを
お空に還しました。

ノアの妹となった命。
私達の尊い娘。
愛しい愛しい命はお空に旅立ちました。
とても辛い経験でした。
沢山の涙を流しました。

けれど、きっとこれも意味のあったこと。
本当に辛くて、前に進むことなど、
生きていくことなど、
笑うことなど、
もうしたくない、と思いました。

けれど、それでも、
ノアが自分で障害を選んだのなら、
こんな私の人生も自分で、
生まれる前に、
自分の人生を選んだのだろうなと思います。

なんのため?

きっと何かを学ぶためでしょう。

きっとそれでも、生きていき、
命を与えられたものとして、
この世で、そのことを乗り越え、
前に進むために起きたことなのでしょう。

そう思わないと、
考えないと、
やっていけない。
それもあります。

ここでは、私の日記からではありますが、
短い間でも、私達のところに来てくれた娘、
希空の愛しい妹のことを
何回かにわけて書かせて頂きます。

お空に還る魂には、何か意味があること。
生きることとと、お空に帰ること、
そこには天の計らいと、
自分自身の意志があるのではないか、ということ。
この世に生きる全ての命は、
ただそこに居るだけで、
尊いことであり、
奇跡である、ということが、
どうか皆様に届きますように。。。
お空に還った赤ちゃん?

2月中旬、切迫流産となり、入院することになった。
3週間ほどの入院ののち、エコーで「羊水が少ない」といわれた。
また、それまで赤ちゃんの大きさも順調だったのに、
二週間分ほど、小さめとのこと。
処置室で説明を聞き、「冷静に。きっと大丈夫。」
と自分にいいきかせる。
翌日、もう一度、エコー。羊水検査をしたところ、破水していることが判る。

今後どうするかの説明を受けた。
「破水しているので、感染症にかかりやすくなり、
いつ陣痛がくるかわからない。
妊娠を継続するなら、長期戦になるだろう。
NICUがある病院に救急車で転院が必要。
転院しても、どれくらい赤ちゃんがお腹で育ってくれるかはわからない。
未熟児で生まれる週数が早ければ早いほど、
赤ちゃんに障害が残る可能性が高い。
それかあと一週間以内なら、妊娠継続を諦めるという方法があります。
どちらにするかよく考えてください。」と。

お医者さんの話を一つ一つ、聞いて、頷きながら、現実を受け止めようとした。
諦める、ということは全く頭になく、長期戦になるのは覚悟できていた。
看護師さんが、
「どちらの選択でもいいと思いますよ。
どちらが正しい、悪いとかではないから。」
と声をかけてくれたとき、
初めて、赤ちゃんと私の身に起こった事の重大さを感じ、涙が溢れてきた。
看護師さんが個室にうつることを提案して下さり、
一人になった途端、涙が止まらなくなった。
何をどうしたらいいかわからなくなった。

その夜、ダンナが仕事帰りに来てくれて、
涙ながらに話し、主治医からダンナへ説明もあった。
ダンナは「大丈夫、きっと赤ちゃん、助かるよ」といってくれた。
赤ちゃんを諦めるなんて、頭に全くなかった。

でも、現実的な問題も考えなくてはならなかった。
東京で里帰り出産でお世話になるかもしれなかった産院の先生にも、
セカンドオピニオンを聞いた。
やはり非常に厳しい状況にあること、一ヶ月以内に産まれたら、
まず肺形成ができず、自発呼吸ができない、生存率も低い。
二ヶ月もっても、視覚障害、脳性麻痺などのリスクが高い。
今まで一ヶ月以上も毎日続いてきた出血もあり、
どこまで赤ちゃんをお腹で守ってあげられるか、
情けなくて仕方ないけど、
「あと四ヶ月、守ってあげられる!」とはいえない体の状態だった。

加えて、4月からダンナの東京転勤が決まっていて、
大阪の家は三月いっぱいで引き払うことになっていた。

また希空をその間、誰にみてもらうのだろう。
今までの一ヶ月の入院でも、東京、名古屋の両親たちにみてもらうのに、
無理をきいてもらってきた。

それに、赤ちゃんが未熟児で障害をもったとき、
希空と赤ちゃん、二人の将来を両手に抱えていけるだろうか。
母子ともに、共倒れにならないだろうか。
やはり障害児をもつ親の責任は重い。
普通に成長して、いずれ親元を離れていく、独立する、という将来を
簡単に描けるものではなく、お世話も倍、二倍とかかる。
どんな状態であろうと、希空も赤ちゃんも守っていける!と
いえる強さがあるか、といわれたら不安だった。

あまりに乗り越えなくてはならない壁が大きすぎて。
私の不安、リスクの高さを再認識したダンナは
「辛いけど、赤ちゃんを諦めよう。
今、この世で生きている希空のためにも。」二人で泣いた。

でも、心はまだ納得できなかった。
だって、ずっと楽しみにしてた赤ちゃん。
希空もお姉ちゃんになるのを心待ちにしてた。
赤ちゃんの生命力を信じたい、破水している穴が奇跡的に閉じないか、
ぎりぎりまで選択を伸ばしたかった。
お腹で動いてるのに、私たちの赤ちゃんなのに、
なんで私たちの意思で、その大切な命を奪わなくてはならないの?

赤ちゃんはどうしたい? と問いかけ続けた。
泣いて苦しくて混乱しても、お腹に手をあてると不思議と穏やかになれた。
温かくて優しい、包み込まれるような
感覚しか赤ちゃんからは伝わってこなかった。

母と電話で話した。母も泣いていた。
「希空のせいとかじゃなくて、障害が不幸とかじゃなくて。
希空が健常で普通に幼稚園とかにいっていて
そしたら、赤ちゃんをどんな状態であっても、
赤ちゃんの力を最後まで信じて、産んで育ててあげたいの。体がふたつ欲しい。
希空も赤ちゃんも守れるように、体がふたつ欲しいよ。」
と声にならない声で話した。
「わかってるよ。わかってるから、もう何もいわなくていいから。
明日、希空を連れてくから、家族で一番最善の方法を決めようね。」と。

希空にとても逢いたかった。
お空に還った赤ちゃん?

熟睡できず、浅い眠りの中で夢をみた。
病院にいるみたい。
ノアが赤ちゃんになっていた。 そのノアの赤ちゃんより
小さな小さな赤ちゃんを抱っこしてた。
その病院では、お腹の赤ちゃんを新生児室にいったら、
お腹から出したり、またお腹に戻したりできるらしい。
小さな小さな赤ちゃんを抱っこして、歌っていたら、
赤ちゃんがニコっと可愛い大きな目を開けて、笑ってくれた。
まだ小さいから笑わないはずなのに笑ったね〜、とノアに話しかけていた。
なんでこんな可愛い赤ちゃんとバイバイしなくちゃいけないんだろう、
夢の中でもそう思っていた。

目が覚めて、頭が夢と現実を区別するのに、少し時間がかかって、
自分のいる現実を再確認して、赤ちゃんの夢を思い出して涙がでた。
笑っていた赤ちゃん。私になにをいいたかったんだろう。

その日のお昼過ぎ、母とノアが東京から来てくれた。
一週間ぶりに会うノアの笑顔に少しほっとした。
そして、ノアに事情を話した。
「お腹に必要なお水が少なくなって、赤ちゃんがいつまでお腹で育てるか
わからなくなっちゃったの。赤ちゃん、本当は10ヶ月
お腹にいなきゃいけないのに、まだ6ヶ月なの。
あと4ヶ月、ノアにまた寂しい思いをさせてしまうし、
赤ちゃんとバイバイしなくちゃいけないかもしれないの。
ノアはどう思う?赤ちゃん、なんて言ってるか教えて。」って。

ノアはFCで自分の気持ちと赤ちゃんから聞いた声を教えてくれた。

『本当に本当に今日は、久しぶりに愛するお母さんと会えたことを、
本当に心から嬉しく思っています。

ノアは本当に伝えたい事があって、お話が長くなるかもしれないけど、
ノアの言葉を聞いてくれますか?

もっと本当は、本当は、本当は一人の時に感じていました。
一人の時というのは、お父さんが大阪に帰って、
お母さんが入院している時に、お母さんの状態や、お母さんの気持ちや、
お母さんの悲しみや、お母さんの愛や、
愛するそら君のことを考えたり、ノアのことを考えたり、
たくさんの感情に入り混じった苦しみや葛藤や愛を感じていましたから、
ノアは説明されなくても大体のことをわかっていました。

本当に伝えたい事が沢山あります。ノアはまず、ノアの意見を言います。

ノアはお母さんとお父さんがノアのことを、一生懸命育ててくれて、
ここまで大きく成長できたことに感謝しています。
ノアは、まだこれから成長していくし、
プログラムを続けていきたいと思っています。
本当にノアはもっと成長できるはずだから、
お母さんが体調が戻ったら、すぐにでもプログラムを始めたいと思っています。

またノアのことを考えた結論として、お父さんとお母さんが赤ちゃんのことを
諦めると昨日の夜にお話していたことも知っています。
ノアは、ノアのせいとかじゃなくて、お父さんがお母さんがそれぞれに考えて
一番家族にとっていい選択をしようと
頑張ってくれたことを誇りに思っています。
ノアは本当はそらくんに会いたいし、お姉ちゃんになりたいし、
抱っこしたいし、助けたいと思っています。

だけど、ノアはひとつだけ言っておくことがあって、
一つだけ大事なことを言いたくって、
ノアが一つだけ、本当のことを言うと本当に本当に残念だけど、
そらくんがこの世から遠くの光の世界に旅立とうとしていることも
感じました。

そらくんが、
「愛するお母さんとお父さんにも
伝えてほしいから、どうか聞いて下さい」
とノアのところに来て言ってくれました。

ノアが聞いたことを伝えますから、
ちゃんと聞いて下さい。

〜〜続く〜〜
お空に還った赤ちゃん③

ソラくんは、今回生まれたかった本当の理由は、本当の愛に気づいてほしかったからです。
みんなが、本当の愛とは何かを
気付いてほしかったからです。

本当の愛とは、自分を犠牲にしてでも、
とても大切な人を守るために、
何かを諦めてでも行動することです。

ノアちゃんがいるから、僕を諦めることは、
正しい選択だと思っています。
ノアちゃんのためだけではなくて、
ノアちゃんのことだけじゃなくて、
僕だけのためだったら、
お母さんもお父さんも一生懸命僕のことを
守ってくれることは間違いありません。
僕は知っています。

ノアちゃんのせいでもありません。
僕はこの時期に愛を知ってほしかったから、
破水という事も自分で選びました。
僕は生まれてきたかったし、
生まれたら、沢山やるべきことがあって、
自分の使命もちゃんとわかっています。

ただ今回なぜこのようにしたかというと、
僕達の世界、つまり光の世界で
力がもっともっと必要なのです。
光の世界に力が必要で、光を増やさないと
日本と世界が変わらない程の大きな転換の時期になっています。

こうなることもちゃんとわかっていたけど、
それでも一度先にノアちゃんや
お母さんやお父さんの所に行って
愛を感じる生活をしたかったです。
本当に今までの生活が幸せだったから、
僕のことを愛してくれた
この時間を幸せと思っています。

これから、もう一度光になって、
光の世界ですべきことをして、
神様にちゃんとちゃんと今度こそ、
ノアちゃん達の住む世界に行けるように、
お願いをしてくるから、どうか信じて、
僕に悪いと思わないで、
信じて欲しいです。

またくるから。 愛してるから。
愛してくれてありがとう。

ノアちゃん、ちょっとだけ、
僕に代わってください。

今、ノアちゃんが言った通りのことを、
ノアちゃんにお話ししました。
ノアちゃんが言ったことを信じて下さい。

誰も責めてないし、
僕を信じて頑張って治療を続けようと、
愛するお母さんが心の中に
希望を感じようとしてくれていることも、
ちゃんと知っています。
けど、ノアちゃんが言ったように、
僕の意思で、
お母さんの体の状態も決めてきました。
お母さんが破水したことを
自分のせいだと思っているなら違います。
僕の意思です。

ちゃんとまたくるから、このことを信じて、
今はお空に還る時だから、
お空に還ってやることがあるから。
信じてくれる気持ちはわかるけど、
治療を続けることは望んでいない。
続けてもきっと早く生まれてきて、
生まれた後にすぐお空に還ることを決めています。

ノアちゃんにも言ったけど、
僕は笑った魂を伝えるために
来るって言ったけど、
もっとやるべきことがあったし、
神様にも本当はまだだよって
言われていたけど、
どうしても先に来たかったから。
本当に今の日本を助けるために、
まだお空でやるべきことがあるから
今は悲しませてごめんね。
責任を感じさせてごめんね。

またくるから。
愛する皆の元にくるから。
待ってて下さい。
僕は光になるけど、
いつでも一緒にいるし、
いつでも感じることができるはずだから、
もっと愛を感じて下さい。

愛してくれてどうもありがとう。

またね。

ノアちゃんありがとう。またね。

本当にくるから信じていてね。

もっともっと皆が幸せになれますように。

待っていて下さい。

待っている間にも沢山の喜びを感じて下さい。

いつでもお空から見守っています。

ノアちゃん、今までお母さんを
一人占めさせてもらって、
寂しい想いをさせてごめんね。
またくるからね。』

ダンナと母と、
泣きながら、このFCの言葉を聞き、
胸につかえていたものが流れ、
全てを受け入れる決心がついた。
神様のもとに赤ちゃんをお還ししよう、と。

ノアはその数日前から、
実家でやたらと「お線香あげよう」と
仏壇の前にきていたと母からきいた。
お空に還った赤ちゃん?

入院中は時間が沢山あったので、毎日、お腹に手をあてて、
赤ちゃんから伝わってくるイメージを絵に描いたり、
受け取ったメッセージを書き留めたりしていた。

破水した前日、赤ちゃんから伝わってきた言葉は、
『今忙しいんだよ。お母さんは、もう大丈夫だよね。』だった。

偶然にも、私が入院したのは、ニュージーランドで地震が起きた翌日。
破水したのは、東北沖地震の3日後。
ノアが教えてくれた赤ちゃんのメッセージ。
この子が光になることで、震災で助かる方が一人でも多くなるなら、
被災地で生まれくる命が無事に誕生できるなら、
原発による影響が少しでも和らぐなら、赤ちゃんがその為に、
光になり、神様からのお役目を果たすなら、
赤ちゃんがお空に還る意味があるのなら。
それならば、私が今できることは、
赤ちゃんが少しでも楽に生まれてくることが
できるように努めること、赤ちゃんに栄養と酸素を
いっぱい送ってあげること、あとわずかの赤ちゃんとの時間を
大切に、大切にすること、ありったけの愛を伝えること。

医師に妊娠継続を諦める旨を伝えた。
それでも、エコーをみては羊水が増えていないか、希望はないものか、
赤ちゃんと最後までがんばりたい気持ちは消えなかった。

ノアと一緒にお腹の写真を撮った。
赤ちゃんにお空にもっていってほしい絵を描いた。
三月の誕生石アクアマリンを使った手作りアクセサリーを赤ちゃんが
お空に無事に還れるようお守り代わりに作った。
私が身につけていたものを渡したいと思い、
長い入院生活でずっとパジャマだったので
パジャマを切って、小さなおくるみを作った。
スタイに刺繍をした。
近くのお店で買ってきてもらった新生児服はあまりに大きくて、
手直しする時間はなさそう。
ネットで同じ様に、小さな赤ちゃんを亡くした方が、
ボランティアで小さな赤ちゃん肌着を作っているのを見つけ、
病院経由で寄贈しているところを、
個人宛に頂けないか、とお願いをしたら、
快く送って頂けることになった。
赤ちゃんが生まれて、お見送りするまでの間に、
一緒にしておきたいことを看護師さんにお伝えした。

手を動かしたり、何かをしていないと気が狂いそうだったから、
こうでもしないと苦しかった。
そんな日々の中、病院の窓から外をみると、
三月の大阪に雪が降っていた。ヒラヒラと白く舞う雪は、
まるで天使か妖精が踊っているように、
白い桜の花びらが散っているようにもみえた。
その翌日は透き通るような青空だった。
その夜は金色に輝く月がまん丸に光っていた。
ノアの時と同じ。
空から贈り物をもらったように感じた。
空から心に光をもらった。
赤ちゃんの名前をノアとダンナで考えた。
女の子だったら、美しい空で美空(みそら)。
美しい空をみるたびに、私たちの天使を思い出すように。

赤ちゃんとお別れをする処置がはじまる日。
看護師さんから、処置室にいくように、
アナウンスが入った。
足が動かず、涙が止まらなくなった。
赤ちゃんの声を感じた。
『お母さん、大丈夫だよ。一緒にいるから。守るからね。
さあ、行って。』と。背中を押されるような感じだった。
大変だったのですね〜。皆さんそれぞれに一生懸命、出来る限りの愛で頑張られたのですね。どうか、お体ご自愛下さいね。
ノアちゃん、空ちゃん、ありがとうございます。あちらの世界も大変なのですね。大切なことを伝えてくださってありがとうございます。
いつも愛と共にいたいと思います。そして、空を見上げることを忘れないようにします。
☆へヨカさん
お心遣い、ありがとうございます。
大きなことがありましたが、
またこれも何か意味のあること、
長いも短いも等しく大切な命、
そこに何があったのか、
どう輝くことができたのか、
そのようなことを娘から教わった気がします。
今しばらく、日記から転用させて頂きます。
お空に還った赤ちゃん⑤

赤ちゃんとお別れをする処置は
4日ほどかかると医師から説明を受けた。
子宮口を広げる処置に2日、
その後、陣痛促進剤を使っていく。
処置をする間は、
体より心が痛くて、怖くて、 涙があふれた。
看護師さんが手を握っていてくれた。

その間も、赤ちゃんが、
『大丈夫だよ。一緒に乗り越えようね』
といってくれている気がした。

破水がわかってから、
池川明先生(胎内記憶の第一人者の産婦人科医)に今の母胎でどこまで赤ちゃんを
守ってあげられるか不安があり、
相談メールをしていた。
池川先生は、すぐに下記の返信を下さった。

「お母さんが赤ちゃんを守るというより、
赤ちゃんがお母さんを守るために
どのようにしたらいいのかを考えている
のではないかと思います。
もしかすると今の状況は
赤ちゃんの意志による状況である
可能性もあります。
そうだとしたら、お母さんの健康が第一、
それが赤ちゃんの望みなのかも知れませんよ。
今一度、赤ちゃんとよく相談して
どのようになさるのかお決めになると
いいと思います。
どちらを選択するにしても、
とても辛い決断であることには
変わりありませんが、
腹をくくって選ぶしかありません。
どちらを選択なさっても、
間違いではないと私は確信しております。
本日19週で胎内死亡した方がお見えに
なりましたが、赤ちゃんに聞いたところ、
神様から帰ってくるように言われたから、
と感じました。
どうやら地震の不安が強く、
このまま産まれても子育てが厳しい状況
だった方のようです。
これも何か意味があるのでしょうね。
次の妊娠のために、
準備が必要なのかも知れません。
私の感じ方なので
本当かどうかわかりませんが、
お母様は納得しておられました。
どちらの選択でも、そらちゃんが
笑顔であることは間違いないと思います。」

赤ちゃんは本当に私を見守っていてくれた
のかもしれない。

子宮口を広げる処置は痛いと聞いていたが、
一ヶ月続いた出血と破水で、
かなり柔らかくなっており、
通常二本しか入らないラミナリアというものが
五本入り、一日目は朝だけの処置で終了。
二日目も朝だけの処置で終わり、
痛みも生理痛があるような感じくらいだった。

陣痛促進剤を使う前日、
「赤ちゃんが生まれたときに
全てを受け入れられるか自信がないから
一生のお願いだから一緒にいてください」
と、出張が入っていたダンナにメールをした。
上司に連絡し、お休みをもらってくれた
ことに感謝した。

3月22日、朝に陣痛促進剤を入れた。
赤ちゃんに用意していたものをもって、
個室から観察室に移った。

ダンナはお願いしていた赤ちゃん用の肌着が
届き、それを持って午前からきてくれた。

強くなっていく陣痛の合間に、
10cmという小さな肌着に名前を刺繍をした。

だんだんと腰にも痛みが広がる陣痛になって。
赤ちゃんとノアとダンナと
一緒にみたかった景色や、
一緒にいきたかった場所を
陣痛の波がくる度に思い浮かべた。
綺麗な桜、ひまわり畑、
青空、朝日、夕日、虹、
美しい海、浜辺、
緑の山々、高原、雪景色、紅葉。。。

お昼前に二度目の促進剤を入れた後、
陣痛の痛みが深くなり、
ナースコールを押した。
激痛の波が数度きて、 赤ちゃんの頭を感じた。
痛みが深まる陣痛の中で、
赤ちゃんにさよならする時間が近いことを
考えたら、苦しくて仕方なかった。
看護師さんがベッドをお産用に組み替え、
医師がきて、
すぐに赤ちゃんは産まれてきてくれた。
胎盤もするっとでてきた。
私はもう一度、
波がくるかと思っていたくらいだったから、
体が軽くなり、
赤ちゃんがお腹からいなくなってしまったこと
がわかって、
体も心も空っぽになり、
淋しくて、ダンナの腕にしがみついて泣いた。

出血をとめる処置が終わり、
すぐに看護師さんが
赤ちゃんを連れてきてくれた。
赤ちゃんの体温を感じるうちに
抱っこしたかったから。
赤ちゃんはすやすやと眠ったように
安らかな顔だった。
ノアの寝顔に似ていた。
さっきまで一緒に生きていたのに、
お腹にいたのに、
「ごめんね、ごめんね、ごめんね」
と泣き叫ぶしかできなかった。
お空に還った赤ちゃん⑥

3月22日、218gの小さな女の子、
美空(みそら)を産みました。

赤ちゃんの大きさは、
ひょっとして羊水がなく、
圧迫されてエコーで小さく移っているかも、
と医師が話していたが、 二週間くらい、
やはり小さな大きさだった。
後から聞いたら、
赤ちゃんって毎日綺麗に体重を増やしている
わけではないみたいで、
例えば、予定日過ぎた赤ちゃんは、
大きくなりすぎないように、
胎盤から栄養をもらいすぎないように
調節したりするそう。
これを聞いて、
ずっと成長も順調だったのに、
私の体に負担をかけないように
美空はひょっとして
成長をとめていたのかな、と思った。

誕生日となった日、
ダンナもノアも母も近くにいる日に
産まれてきてくれて、
そ前日は私の甥っ子の誕生日。
ノアも大好きな甥っ子の誕生日を
哀しい日にしないように一日ずらして
生まれてきてくれたのかもしれない。

なんだか、本当に守ってくれているような、
優しさ、温かさを感じた。

美空が産まれた後、看護師さんに
お願いしていたことがあった。

◇産まれたらできる限り、
はやく抱っこしてあげたい
◇お写真を撮りたい
◇手形足型を残したい
◇へその緒がもらいたい
◇お腹で羊水が少なくて可哀想だったから、
温かいお風呂にいれてあげて、
お顔や体をふいてあげたい
◇できれば一晩、一緒に過ごしたい
◇髪の毛があったら少しいただきたい

わがままをいいますが、
お願いします、と頼んでおいた。
看護師さん達はみな快く承諾して下さった。
どちらの選択を取るか苦しんでいた時も、
ご自分の辛い経験をお話して下さる方、
一緒に涙して下さる方、
赤ちゃんが産まれたあとも励まして下さる方
ばかりだった。
髪の毛だけはなかったので叶わなかったけど、
あとは全て叶えることができた。
美空とは個室で退院まで
ずっと一緒にいさせてもらった。
小さな壊れそうに繊細な美空を
洗面器のお風呂に入れて、
体をふいてあげた。

美空が産まれて、
すぐ母とノアがお部屋にきてくれた。
ノアはしばらく昼寝していたから、
赤ちゃんとの時間を
ゆっくり過ごすことができた。
抱っこしたり、お風呂に入れたり、
手形足型をとってもらうのを見た母が、
「辛かったね。でも、赤ちゃんとの時間が
沢山過ごせてよかったね。
お母さんはお姉ちゃんの顔もみれず、
抱っこもしてあげられなかったから。
髪の毛を少しもらっただけだったんだよ。
だから、よかったね。」
と泣きながら話していた。
私には一歳上の姉がいたが、
へその緒が首に巻きつき、死産だったのだ。
幼い頃から、お墓参りの時には、
お姉ちゃんの話を聞いて、
お花やお水をあげていたが、
以前、家を片付けていて、
死産と書かれた母子手帳をみつけたとき、
母となった私にも、
母の痛みがどれほどだったか、
と胸が締め付けられるようだった。
今回のことも、母は子どもを亡くす痛みを
一番わかってくれているので、
自分の哀しみを思い出しながら、
私の気持ちを労わってくれた。

母の話を聞きながら、
自分のことなんだけど、
「赤ちゃんがまたすぐにお腹に来てくれて、
よかったね。」
と話しかけていた。
以前、ふとノアにお姉ちゃんの魂は、
私だったのかな、
それともお姉ちゃんとは別の魂なのかな、
と聞いたことがあったから、
それを母に話した。
「ノアいわく、私はお姉ちゃんに頼まれて、
生まれることにしたみたいだよ。」
と。

しばらく昼寝していたノアも起きて、
赤ちゃんを怖がることなく、
抱っこしたりしていた。
ノアは無邪気に喜んで、
「赤ちゃん!ノアの赤ちゃん」
と妹を喜んでいた。
ノアがいたから、空気が柔らかくなった。
夜ご飯を個室でみんなで食べていたら、
ノアが美空のベッドを引っ張って来て、
お箸についたご飯をあげていた。
すごくお姉ちゃんにみえた。

小さな美空を抱っこして、
歌ったり、話しかけた。
哀しいんだけど、
涙が出るんだけど、
赤ちゃんからは本当に優しい優しいものしか
伝わってこなくて、
抱っこすると心に穏やかさを感じた。
看護師さんが、百合の花とミルクを入れた
哺乳瓶をもってきてくれて、
嬉しかった。
ノアはミルクをあげるのを喜んで、
何回もしていた。


翌日は綺麗な青空を見せてあげたり、
ノアと一緒に窓辺でしゃぼん玉をしたりした。
家族四人で過ごす、
哀しいけど、静かで、
美空が来てくれた幸せを感じた日だった。
美空のベッドには、
ノアに家からもってきてもらった
ぬいぐるみやおもちゃ、
お花や写真などを飾った。
愛が溢れていますね〜ハート達(複数ハート)こんなに生まれる前から愛されて・・・愛に包まれて幸せですねハート達(複数ハート)これからも・・・ぴかぴか(新しい)きっと幸せ続くことでしょうハート達(複数ハート)
ありがとうございます。
☆ヘヨカさん
わがままを聞いてもらえる病院で、
赤ちゃんを産むことができたことは、
幸せだったと思いますぴかぴか(新しい)
死産、流産、それに対する妊婦さんへのケアって、
もっと多くの病院で取り入れてもいい気がしましたダッシュ(走り出す様)
お空に還った赤ちゃん⑦

退院まで赤ちゃんと一緒にいさせてもらえたので、 病院を離れるとき、
赤ちゃんを病院に預けるとき、
本当に離れがたかった。

一か月ぶりに自宅に戻り、
病院では眠りが浅かったし、
何も考えたくなかったし、
考える力もなかったから、
母に促されるまま、布団に横になり、
泥のように眠った。

退院後、一週間もたたないうちに
東京への引っ越しが予定されていたので、
家の中は段ボールがいくつか作られていて、
翌日から私も引っ越し準備を開始した。
手を動かしているほうが、
やることがあるほうが楽だった。

引っ越し準備の合間を縫って、
病院に美空に逢いにいった。
正直、妊婦さんがいっぱい、
赤ちゃんの泣き声が聞こえる病院に入るのは辛かった。
けど、美空に逢いに行きたかった。
お花をベッドに飾り、
お手紙を書いて、
安産お守りを一緒にもっていってもらおうと家からもってきた。
ノアも一緒に、また抱っこしたり、お水を口に当ててあげたりした。
引っ越し準備を手伝いに、
義母と義祖父母も名古屋からきてくれて、
美空と対面してくれた。

退院から3日後、
喪服に袖を通し、病院に向かった。
コートで喪服を隠し、
病院がお別れの時間をとってくれて、
ダンナ、ノア、母、
義母、義祖父母と一緒にお見送りの準備をした。
ずっと抱っこしていたかった。
まだまだこの手の中に抱いていたかった。
小さな小さな棺に美空を寝かせ、
棺の中にお花をいっぱい飾った。
ノアは「お花いっぱいだね」と無邪気に笑っていた。
病院が胎盤をとっておいてくれ、
その胎盤も美空にもっていってもらうように、
沢山の写真と手紙とぬいぐるみと一緒に手荷物にいれた。

棺を白いおくるみで包み、
しっかりと持ち、部屋をでた。
しーんと静まりかえる日曜日の病院の待合室でタクシーを待った。
「最初にここに来たときは、こんなことになるなんて思いもしなかった。
赤ちゃんとの生活が楽しみでたまらなかったなあ。」
とぼーっとしながら考えていた。
タクシーがきて、斎場へ向かった。

ずっと棺を抱いたまま、
そのときを待った。
「ご用意ができましたので。」
といわれ、
最後に一度、棺を開けさせてもらった。
「バイバイ」
という言葉とともに、
やっぱり涙がでてきて、
涙で視界がくもったけど、
この子の顔を目にしっかり焼き付けておきたかった。
そのあと、涙でなんだかわからなくなったけど、
手にもっていた美空にもっていってもらうものを
沢山沢山並べた。

炉に入っていく棺を見送るのは、
本当に苦しかった。
お焼香をしながら、
「ごめんね。ありがとう。」
を繰り返し唱えていた気がする。
扉がしまって、
もう動けなくなって、
泣いたまま、ダンナに支えられて、
椅子があるところまでいって、
しばらくずっと泣いていた。
もうこのままどこかに行ってしまいたくなった。
ただただ泣いていた。

1時間半くらい経って、
斎場の方に「ご準備ができましたので」と呼ばれた。
小さな美空だったし、
病院でもお骨は残らず、灰になるかも、と聞いていた。
だから、消えてなくなってしまうかも、と覚悟していたけれど、
小さな小さなお骨をちゃんとちゃんと残してくれていた。
小さい美空には、通常、分骨用で使う骨壺で、
まあるい虹色に光るような綺麗な骨壺を用意していた。
そこに一つ一つ、大切にお骨をみんなでいれた。

外に出ると、
まだ肌寒いけど、
青空で、太陽の光がまぶしかった。
ノアは、
「赤ちゃんどこいったの?
お空にいっちゃったね。」
と自問自答していた。
〜赤ちゃんからの手紙〜

お空に還る赤ちゃんは、
沢山の、両手にかかえきれない程の
手紙を抱えてくるらしい。
ママにも、パパにも、兄妹にも、
おじいちゃん、おばあちゃんにも、
病院の先生にも、看護師さんにも。
その手紙がちゃんと届ける人の心に
伝わったら、赤ちゃんは笑顔になるんだって。
でも、受け取ってもらえないと、
赤ちゃんはそのメッセージが伝わるまで、
同じようにお空に還る人生を選んでしまうって。

美空はどんな手紙を
もってきてくれたんだろう。

私の心の中には、あれから大きな闇と、
小さな光がある。
自分を責める気持ち、
許せない気持ち、
お別れしなくちゃいけなかった現実を
恨む気持ち、
どこに喜びを感じればいいか、
わからない空虚な感じ。
私は多くを望みすぎたのだろうか、
幸せな妊娠、
出産はできないのではないだろうか、
赤ちゃんを望んではいけないのではないか、
もう赤ちゃんは来てくれないかもしれない。

深い闇にいると、
否定的で絶望的な考えばかりになる。
退院してから、
ノアが何度も「ダイオウさん」といった。
意味を聞くと、
「大王さんがノアのところにきて
いいました。
お母さんが暗い闇の世界に飲まれてるから、
気をつけなさいと。
闇の世界にいると喜びを感じれなくなって
悪い神様がくるから。」
と。
寝かしつけているときに、
ノアに初めて、
「お母さん、嫌」といわれた。
ショックで意味を聞いたら、
「お母さんはソラくん美空ちゃんの声を
信じてないんじゃないですか?
だから、今、声を聞くことができないんじゃ
ないですか?
赤ちゃんはもう来なくていいと思っている
お母さんが嫌です。」
そう、いつも私が赤ちゃんに
「ごめんね」
と強く謝っているとき、
ノアは「嫌」という。
ある方に、
「ノアちゃんは苦しいと思いますよ。
あなたが自分を責めたり、許せないと、
そのまま、ノアちゃんが苦しくなりますよ」
といわれ、はっとした。

今回のことで、
母には辛い気持ちを思い出させ、
また、悲しい気持ちにさせてしまって、
申し訳なかった。
沢山、泣かせてしまった。
『ごめんね、お母さん』
と思っていたとき、
ふと私が両親に悲しんでもらいたくない
と感じているのと同じように、
きっと赤ちゃんも、
私がずっと悲しんでいるのは
望んでいないのだろうな、と思った。
もちろん、ノアが苦しむことを
望むはずがない、と思った。
悲しませるためだけに、
短い命を選んできたわけではないのではないか、と。

ごめんね、と同時に
赤ちゃんには、ありがとうと愛してるの
気持ちを沢山届けたい。

短い時間でも、
お腹に来てくれて、
私たち家族のところに来てくれて、
ありがとう。
ノアをお姉ちゃんにしてくれて、
ありがとう。
もうお姉ちゃんの準備はばっちりかな。

美空は本当に温かい場所で
産まれてきてくれた。
家族が一緒に迎え、
お見送りすることができた。
病院も心遣いと配慮下さる方ばかりで、
希望を沢山叶えて頂いた。
温かい心と場所を選んできてくれて、
ありがとう。

命の尊さを教えてくれて、
ありがとう。

そして、心からの愛を届けたい。
もし、この世で会えなくても、
私がこの世での役目を終えて、
そちらにいったら、
必ずあなたを見つけにいくよ。

許されるならば、
ノアが伝えてくれたメッセージを胸に、
いつかまた来てくれる赤ちゃんを
待っていたい。
だから、お空でのお仕事をがんばってね。
私たちもここで生きるから。
がんばるから。

それが光。
私の中でソラくん、美空から
もらった愛あふれるメッセージを信じ、
家族とともに生きること。
喜びを感じることができるように
時を重ねること。

ちゃんと赤ちゃんからの手紙を
受け取れたかわからないけど、
これからも、意味を探し続けていこう。
短くても、小さくても、
私たちの娘として生まれてくれた美空の命に
感謝して、
哀しみを喜びに変えていきたい。
妊娠6ヶ月検診を先週受けました。
無事に妊娠20週に入り、
胎動も日々力強くなってきて、
ノアのときよりも、
「動きが激しいな〜」
と感じる今日この頃。

先日の検診は、
エコーをしっかり見る検査技師さんに
よる診察もありました。
過去二回、
妊娠中にエコーをみてるときに、
先生から思いがけないことを
聞いてきただけに、
(ノアのときは障害があること、
お空に還った赤ちゃんのときは、
破水して羊水がなくなっていること)
毎回診察の前は緊張ぎみ(~_~;)

待合室で座って待っている時、
ちょうどその日は、
3月にお空に還った赤ちゃんの
月命日だということを
思い出し、
ふと色々な想いが。。。

『赤ちゃんはお空で
元気にしているかな』
と考えたりしていると、
なんだか優しい存在を
近くに感じました。

『これから光になるけど、
いつでも一緒にいるし、
いつでも感じることが
できるはずだから、
もっと愛を感じて下さい。 』
最後にノアを通して
赤ちゃんが伝えてくれた言葉。

赤ちゃんって本当に授かりものなんだなあ、と。
例え、わずかな時間でも、
一緒に過ごして、
例え、辛いお別れだったとしても、
来てくれた命には、
大きな意味があるのだなあ、と
しみじみ思いました。

そして、子どもを産んで、
育てるということは、
大事な大事な命をお預かりし、
育んでいくお役目を頂いているのだな、と再確認しました。

今お腹にいる赤ちゃんに対しても、
尚更、愛おしさを感じ、
『来てくれてありがとう。
もう不安や怖さに怯えたりしないよ。
もし何かまた大変なことがあったとしても、一緒に受け止めていくよ。
全てを自然な流れに委ねよう』
と心の中で話しかけている自分がいました。

長いエコーの診察中も、
なんだか優しい温かな存在を
ずっと感じて、
じーんと目頭が熱くなりました。

そんな検診で、
どうやらお腹の赤ちゃんは
男の子かもとのこと。
生まれるまで
確実ではないようですが☆彡

どちらでも、
元気で無事に生まれてくれれば
何もいうことはありません。
さあ、悪阻もなくなったし、
これからは体重増えすぎないように
がんばります〜。

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