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英国古代遺跡研究会コミュのNO44 【太古の雰囲気を今に残す壕】

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   Ballymeanoch Henge

 LOCHOは湖の事で、ロッホと発音するらしい。
 この遺跡名は何と発音するのだろう?解らない。
 バリーミノック・ヘンジの遺蹟と勝手に名前を付けた。
 この遺跡は、五〇〇〇年から四〇〇〇年ぐらい前の遺跡と考えられている。この遺跡群ではこの「ヘンジ」が一番古いと考えるのが普通だ。

 この「ヘンジ」の中央に石室がある。
 円周上に置石の残骸とも思える石が幾つか残って居る。
 ブリテン諸島の遺跡を見てくると、石室のある埋葬地は「ヘンジ」の後の時代に造られたと私は考えている。

 壕を廻らした円形の「ヘンジ」の中央に穴を掘り、石で廻りを囲み其の上に、矩形の石板を置いたような造りの、簡単な石室だが、埋葬?と儀式を兼ね備えた立派な太古の遺跡といえる。この様に幾つかの遺跡が同じ場所にある場合、時代考証が大切で、何時頃の物かはっきりしないと、遺跡の構築された時代の流れが見えて来ない。遺跡のある土地は聖域として長い間、集落がある限り敬われる。
 太古の時代の事だから難しいとは思うが、遺跡の構築構造により、ある程度の遺跡の時代区分が出来ると思う。
 日本の造語なのだろうか?
 暦の無い時代の年表は『考古学時計』と言うらしい。

 ヘンジの円周を形作ったと思われる、余り大きくない石が、円周上に所々顔を出して居る。
 大きな中央遺跡を取り巻く、参道脇の神殿跡、廻りを取り巻く儀式の場、大きな遺跡集合体の一部の遺跡と考えられる。
 西に一キロぐらいの所に、この遺跡群の中心と思われる遺跡がある。と、するとこの遺跡はこの遺跡群の中でどの様な意味合いの物だったのだろうか?

 隣にある大きな聖域を取り巻く遺跡の一つ、と考えるには余りにも多くの遺跡が、こじんまりと纏まって居る。
 立石、ヘンジ、ストーンサークル、石塚、カップ&リングマーク、古代遺跡の全てがこの遺跡の周辺で見学できる。

コメント(1)

ヘンジの面影は微かな輪郭を残すだけだ。

立石に刻まれたカップマークは、古代人の祈りの文様だ。
この立石の立つ場所か、この岩に何かの霊力が宿っていたのだろうか?
マークが刻まれているのは、この立石だけである。

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