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謎のケータイ作家「夢野美鈴」コミュの絡み合う三角の愛

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http://pdabook.jp/pdabook/bin/product.asp?sku=ip10026000123
http://dokodoku.jp/pc/page/product.asp?pfid=20144%2D120172646%2D001%2D001
http://books.bitway.ne.jp/meng/cp.php?req=126_01_01&site=book&bid=B3010000753
愛とは、心も体も一つであるべきものか? マサトは恋人の美佳を心で愛しながら、魔性の女・亜紀の虜になって行く。

「絡み合う三角の愛」が出版されました。
この小説は純文学を目指して書いたのですが、なぜか官能のジャンルに分類されています。
それでいて完全にエロとして書いた「スレーブ・マスター」が、どういうわけか見当違いな純文学に分類されていたり、世の中はなかなか私の意図した通りには行きません(笑)。
この小説の結末にはかなり迷い、4パターンから5パターンぐらい書いたと思います。
まるでロールプレイングゲームのように、本編では使われなかったエピソードが私のメモの中にはたくさん残っています。
主人公の美佳が逞しく生きて行く結末、美佳が壊れてしまう結末、意外なトラップが待ち受けている結末、様々なパターンを書きました。
さらに、この話の後日談はこういう展開になり、実はこうだったのだという裏設定もあります。
続編を書くことがあったらそれを明らかにできますが、そういう様々な登場人物の思惑や裏を読み取る面白さは、読者自身で探してみて下さい。
つまり、この物語は単なる愛欲を描いた内容ではなく、その背後に非常に深い世界観や男女間の心理が隠されています。
それをどれだけ読み取れるかは、ひとえに読者の人生経験によって大きく分かれることでしょう。
分かる人には分かるように書いてあります。
一昔前に綿矢りささんの「蹴りたい背中」と金原ひとみさんの「蛇にピアス」が芥川賞をダブル受賞したニュースがありましたが、考えてみると私は彼女達と同じ学年なんですね。
綿矢りさ・・・1984年2月1日
金原ひとみ・・・1983年8月8日
夢野美鈴・・・1983年6月9日
今まで気づきませんでした。
気がついたらこうして私も小説を書いているのは、何か不思議な偶然を感じます。
まぁ私が一番年上ですから、写真では一番老けて見えますが・・・。
彼女達と別に張り合うわけではありませんが、今回の「絡み合う三角の愛」は、そういう路線を狙って書いた小説だということを皆様に認識して頂けると有難く思います。

心の愛は穏やかに慈しむ静かな波のようだ。
肉欲の愛は嵐の海のように激しく、やがて終わりが来ると分かっていながら止まらないものだ。
……そう言い残して彼は消えた。
愛を育む幸せな若い二人に、決してあってはならないことが起こる!
セックスが愛と信じる亜紀は、妬みから美佳の恋人マサトを横取りしようと企む。
美佳の知らないうちに、マサトは恋人を裏切る許されない関係に陥っていた。
鬼畜の愛を経験したマサトの結末は? 純愛を引き裂かれた美佳の選択は?


http://blog.goo.ne.jp/yumeno-misuzu/e/1c5020cac0cde931beea4f14c77bfac8より転載

コメント(3)

5月1日現在も夢野美鈴の著作はランキング1位のようです。
http://www.aspect.co.jp/ebook/ranking.do

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