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清水焼コミュの清風与平

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清風与平の呉須は 濃すぎて 私はあまり好きではなかった。

横浜に住むおじが 「清風与平」をひところ探しては手に入れていた。
そのおじと京都の陶器市を歩くのがすきであった。
おじは仲買人さながらに身軽に涼しげないでたちでひょいひょいと
坂を歩きまわり 掛け声も軽く あくまで明るく 文字どうり
山のように買うのであった。
私もそのおじにおいて行かれない様に
くっついて一緒に歩くのだったが 大抵ははぐれてしまい
夜 それぞれが見つけた物を 披露する時に再び会うといった体たらくであった。
ホテルの一室に親戚が大勢集まって 戦利品を持ちより「これはいい」「そんな物を買って!」などと一晩語りあうのであった。
私はそのおじの買ったものがいつも好きだった。

坂の途中で露天の店にひっかかっていると「それは高いからつまらん」と止めてくれたり 「ほいよ!」と突然横から手がでてきて 私の欲しかったお皿が載っていたりした。

何年か続いていた親戚中を巻き込んでいた陶器市通いであったが
今は それぞれ 別々に行動している。
私の父が亡くなった事も関係しているのであるが
おじが外国へ行く事が多くなり忙しくなってしまって召集がかからなくなっていったのだった。

これは陶器市で求めた物ではない。
この器の中からわたしを見ていた女の子が 好きで
この子が欲しかったので 買った。
その時私の中で清風与平が好きだったおじのことが
頭をよぎった。
わたしもまた 清風与平のわなにかかったのかもしれないのだから。

清風与平は亡くなって今は新しく手にはできない。

(写真ないので 次回のせます。)

コメント(8)

娘さんのご主人が一時「与平」の名を継いだとのことですが
(光風会や日展に出品し、青白磁をやっていました)
そのかたも亡くなったと先日画廊で聞きました。
代々名を継ぐというのはたいへんですね。
これは京泉の変形のお皿です。
与平に似ていますが なんだか違います。
人の好みはそれぞれですが
「ちりれんげ」をつくっていたこの窯は
私にはあいません。 
何でもいいというものではないと わたしはおもっています。
いくら豪華でも。
「ちりれんげ」って中国の物です。
BigMamさんが仰ってるように、
名を継ぐことは大変難しいですよね〜。同感です。

暫く留守にしていたので、お久しぶりです♪

戦利品をもちよって
話しをする。
これは最高の楽しみですよね〜。
私も両親とよくするのですが、
その根本に
お互いに器が大好きで、好みは違っても
その眼力を認め合っている
信頼関係があるような気がします。
何かこんなの手に入りましたが・・・
古京焼 色絵高士清遊図輪花九寸深皿鉢とかで
骨董は弱いのですが裏もかなり綺麗なので、いただきました。
サーモンピンクで描かれているようで
人物の表情も良いです。
明治から大正とか言ってました。
すごく綺麗ですね。
色もですが人物の表情がとても好きです。
私は色のついたものは持っていないのですが
叔父のところによく似た鉢がありましたので
行くことがあれば(少し遠く)写真撮ってきますね。
叔父がうらやましがることでしょう。

裏もわたしはすきです。

私のこれはぐい呑みです。
長いこと探して(何年も)漸く手にした。
デジカメで写してから載せようと思っているうち デジカメが見つからなくなった。
このお湯呑を見つけたときの写真があるのでそちらを・・とりあえず・・

この後さらに手にした与平のお湯呑と違って(小ぶりなので)これは十分大きなしっかりしたお湯呑である。
このページの最初に書いた「おじ」が
なくなった。
新しく手にした湯呑をとうとう見せることも無く・・
「おじ」の膨大な与平は娘たちに受け継がれていくのだ
大切に たいせつに・・

安らかに  そして なにより ありがとう

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