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短歌・詩・都々逸(都都逸)コミュの題詠ブログ2015『短歌』

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ネットで行われている100題100詠を独立させました。
本会場が、トラックバック形式でそれより、簡単にと言うことで、トピックを作ってみました。

コメント(28)

No.001:呼
春を呼ぶ斜りを埋めた水仙に苛立つ胸の鎮もりてゆく(斜り・・なだり)

No.002:急
宵闇に急ぎ漕ぎゆく自転車の吾が足が生むちいさき電力

No.003:要
尋ねれば答える要所に混じる嘘かき消すような海の遠鳴り

No.004:栄
ひとが減り寂れ寂しいこの町の地名は今も栄町とふ

No.005:中心
初めからズレていたのか中心線今でも同じと言われる不幸
No.06:婦
・ノンアルのビールを飲んでマシンガントークに酔えり中年婦人等

No.07:度
・あれは二度と無いほどの苦みであった。偽装と知らされし時までは

No.08:ジャム
・しあわせの形壊してりんごジャム小気味よきほど晴れの日に煮る

No.09:異
・異論あれど話せぬままのこの気持ち沈めし海の行方果てなし

No.10:玉
・穏やかに玉川上水流れ行く人喰い川と呼ばれし時も

**************
ーーーーーーー
No.11:怪
・キャンセルの理由は顔の怪我と言うずいぶん早い不意打ち朝メ

No.12:おろか
・おろかだと笑わば笑えこの一生(ヒトヨ)凪たる生にひそむ風狂

No.13:刊
・日刊から週刊になり今月刊。時それぞれに終わらぬ理由

No.14:込
・人込みで必ず来るにちがいないひとを思うてひたすら待っている

No.15:ひまわり
・ひまわりと言う名の気象衛星が見つけた雨雲あすも広がる


冴えないのですが、お題難しい(・_・、)
No.16:荒
・荒れしままのかの地のこと汚染のこと忘れてる事すら忘れてる?

No.17:画面
・終わりなき始まりなのか汚染水流れ出てると画面の表示

No.18:救
・「原発は明るい未来」救われぬ町に今なお残るスローガン
ーーーーーーーーーーーーーーー
No.21:小
・草も木も息をひそめる熱射な日小悪魔のごと黒き蝶舞う

No.22:砕
・この先はあるがままなり波砕け引きの海にたゆとふ磯菊

No.23:柱
・氷柱は容赦なきまま削られて器に盛られ終のかがやき
No.24:真
・真夜中の迷惑メールを黙し見たなかった事にはならない記憶

No.25:さらさら
・さらさらと秋の風吹く小径過ぎ森に入りたり ひと恋ふなかれ

No.26:湿
・湿り気をまったく感じぬ干し物を畳むは幸の足りたる心地

No.27ダウン
・夜の雨まだ雨である哀しみをダウンライトは照らしたままに

No.28:改
・別れ際パタンと閉まる改札が示すスイカの残り百円

No.29:尺
・尺八も吹けるのだよと言う人の虚無僧のごと見えぬ身のうち

No.30:物
・物憂げに水平線より寄する波ようやく届く静かな真昼
***************
約、3分の1、まだまだ長い先ですがクリアしたいと思います。

昼間の雨が嘘のよう、きれいな十五夜になりました。
地球に一番近い距離の満月、スパームーン。

きっと良いことがあるでしょう…。
No.31:認
・ささいなる事の成り行きだとしても認められない言葉の刃

No.32:昏
・黄昏にほんとのことは言わなくて
きれいな空と声の聞こゆる

No.33:逸
・逸れた道あゆみ行くのは歩む為なぜと問わずに見てよこの道

No.34:前
・寝る前にネットでたどる地図の旅
夢路の予定は海岸通り
No.35:液
・術前の眠れぬ夜にそっと注ぐ神の血とふ赤き液体かがやき深し

No.36:バス
・紙コップモカの香りに時を待つバスの乗り場はビルの谷間で
 
No.37:療
・悴んだ心ほどけて弛んでく肩を寄せ合う温感療法

No.38:読
・自由とは孤独と同義なると知る宮沢賢治読みとくゆうべ

No.39:せっかく
・せっかくのご当地ランチはマトン入り食べず嫌いに高きハードル

No.40:清
・清いとは濁りもあって分かるもの濁った沼の上澄みが好きだ
No.41:扇
・白檀の扇子の香りにむせびつつ真夏に逝きし亡き父偲ぶ

No.42:特
・何ひとつ変わってないのに今日の日を特別と思う秋のはじまり

No.43:旧
・草深い旧道登り振り向けばすべては夢と風知草さやぐ
今日は木枯らし一号が吹きました。
サッシの窓をカタカタいわせ、木々を揺らし、その間から、真っ青な空が見えました。
冬に近づいているのですね。

まだ、紅葉もしていないのに。

高三のある冬の日、校舎と校舎の間にあった中庭でコッヘルで沸かした紅茶を飲んだことがあった。

なんの為だったのか、何人いたのか記憶にない。
ただ、アルミのマグが足りなくて回し飲みだったことを覚えている。

今日の空と同じくらい真っ青な空だった日に。
****************
No.44:らくだ
・らくだいと告げられし君の居場所にも遮るものない冬の陽が差す

No.45:売
・売られても買うことはない寓意など自己満足のかたまりであろう

No.46:貨
・薬局の前で動かぬ象さんは硬貨食べれば体をゆすり
No.47:四国
・いつの日か行こうと言ってた遍路旅四国の前に深川不動

深川不動堂にもあるんですよ!

No.48:負
・これからも多くはいらぬリュック背負い旅立つ我に秋陽あまねし

No.49:尼
・晩年を尼僧のごとく駆け抜けたシスタールークの演技を越えて

No.50:答
・開けたなら閉めるものでしょ答えてよ貴女わたしの何を知っていて
o.51:緯
・救わずにおられぬという経緯さえ否応もなき保身の臭い

No.52:サイト
・放置して晒したままで朽ち果てぬソシアルサイトに足跡ひとつ

No.53:腐
・動くもの流るるものは腐らぬと水が言ってる風が言ってる
No.54:踵
・雪積もり白き絨毯広がれば異界の前でたじろぐ踵

No.55:夫
・北国の樫楢欅丈夫な木雪の重たき重ね着に耐え
No.56:リボン
・冬晴れの青空を行く一本の風にたなびくカモメはリボン

No.57:析
・絵葉書を送りたき友想うとき析出されし白いため息

No.58:士
・利用者の春でありたし介護士の心ならずも冬日となりぬ

No.59:税
・これでもかと言わんばかりのカタログにちょっとそそられ「ふるさと納税」

No.60:孔雀
・つゆ闇にぬうっと突きでて点る赤好きになれずに孔雀サボテン
No.56:リボン
・冬晴れの青空を行く一本の風にたなびくカモメはリボン

No.57:析
・絵葉書を送りたき友想うとき析出されし白いため息

No.58:士
・利用者の春でありたし介護士の心ならずも冬日となりぬ

No.59:税
・これでもかと言わんばかりのカタログにちょっとそそられ「ふるさと納税」

No.60:孔雀
・つゆ闇にぬうっと突きでて点る赤好きになれずに孔雀サボテン
No.61:宗
・孟宗の林も今は銀世界見えぬ根ふかく竹の子の命

No.62:万年筆
・喜びが溢るれように押し寄せるこの波万年も見ていたい

No.63:丁
・丁度よい量など知らず愛すれば
不安の蓋は閉まることなく

No.64:裕
・問う事は愚かでしょうか余裕なき日暮れの空に明星ひかり

No.65:スロー
・憧れはスローライフと言う我の買い物かごにレトルトカレー

No.66:缶
・そっとしのばす現地限定缶ビールカバン閉めれば海猫の鳴く

No.67:府
・冥府への土産にしたし一輪の椿は雪の窓辺が似合い

No.68:煌
・最果てのごとき岬のその先に陽に照り映ゆる煌めく海面

No.69:銅
・日本橋三越前で人を待つ鼻の光った銅像と共に

No.70:本

・本当の事は結局いえぬままささやかに飲むゆずのチューハイ
No.71:粉
・粉雪が無音に降れり早朝にただ眺めやる遠き雪峰

No.72:諸
・諸々の事情はありて見上ぐれば
なんじゃもんじゃに風はわたりて

No.73:会場
・会場にあふれる正論その熱気それで変わると思えぬ不思議

No.74:唾
・モネの庭睡蓮池のジヴエルニ−想えばこころ青々と春

No.75:短
・たっぷりと時間もらって出た旅も
陽は短くて急いてる気持ち
No.76:舎
・絶望はあったのだろうか朽ち果てた牛舎にしきり雪は降りをり

No.77:等
・小ビールたった二本を空にして笑ってはしゃいだ我等の旅路

No.78:ソース
・ソース顔しょうゆ顔でもないきみはピカソの顔で人生語る

No.79:筆
・転がした鉛筆が指す行く先は道なき伊那の深き山々

No.80:標
・標なき一本道をひた走り車降りれば夏の終点

No.81:付
・我はなぜここに付箋をつけたのかアンナカレリナ読み返す秋

No.82:佳
・寒き夜にあつあつおでんの酒肴なら佳撰の酒も上撰の旨さ

No.83:憎
・果てしなく憎悪のたぎるテロが起きさらなる憎悪生み出す循環
No.84:錦
・恋という錦おりなす鮮やかな色なお鮮やかにライトを浴びて

No.85:化石
・新世紀の生きた化石と言われてる
山椒魚は水底に眠る

No.86:珠
・数珠玉がからから笑う手作りのお手玉放る母は幼に

No.87:当
・たて短歌当月末まで13首題詠始め七度目の秋

No.88:炭
・路地裏の炭火焼きとり赤ちょうちん晩秋の雨中に煙たち

No.89:マーク
・金髪の美少年は年重ね髪黒くしてもマーク レスター

No.90:山
・山雀つがいで啄む柿の木は急に明るき峠にたちて
[27] くるみ
2015年11月30日 09:46
No.91:略
・略式の地図を頼りに訪ね行く赤蕎麦の里はあかあかと丸

No.92:微
・森ひとつ風のさざめき小夜更けて微かに欠けた月のぼりゆく

No.93:わざわざ
・遠回りわざわざしよう仄々とこころ優しきままでいたくて

No.94:腹
・我等のみ乗客の無き路線バス山の中腹軽々登り

No.95:申
・未ヒツジの子その母親は申サルであり今年は親子リレーの年に

No.96:賢
・あの頃にもう戻れない賢さを増した我らはやるせなきかな

No.97:騙
・騙されていてもいいかも笛吹きのあと行くハメルンの子でいたし

No.98:独
・独りです生まれる時も死ぬ時も
出会い別れは間のなかで

No.99:聴
・訛りある会話聴こえる店内で旅の最後にラーメンすする

No.100:願
・叶わぬと知っても願いを抱いた日
雨で涙はうすまっていった

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