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ヨコハマ買い出し紀行コミュのCafe Alpha (mixi外伝)〜ある晴れた日の出来事〜

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本トピックは、ヨコハマ買い出し紀行を愛して止まないコミュニティーの参加者の皆さんと協力をしながら、ほんの少しずつの文章を用いて、一つの物語を作り上げて行こうという趣旨のトピックです。
(*^-^*)♪

基本的なスタンスとしては、本作品に登場した人物であったり、物質的なものを用いてヨコハマ買い出し紀行の【mixi外伝】的なお話しを構築して行こうというものなので、現実世界に実在する様な、本作品との関連性の無い登場人物や物質的なものを用いるのはNGです。
ヾ( ̄o ̄*)

あくまでも、私達の愛するヨコハマ買い出し紀行の【雰囲気と世界観を壊さない様にする】事が大切ですからね♪
(=⌒⌒=)

本作品に対する皆さんの温かな思いを言葉という絹糸で紡いで、原作者の芦奈野 ひとしサンが一つの作品として描いてみたくなる様なタペストリ(物語)を完成させて行きましょう☆
ヾ(=´▽'=)ノ☆


※注意事項
1・アルファさんのオーナーは、本作品と同様に手紙等の文面でしか登場させてはいけない。

2・アルファさんやココネちゃん達が携帯している護身用の銃を使用する様な事件は起こらない。

3・【500〜1000文字】程度の文章を目安として一区切りにし、次ぎの方にバトンタッチをすること。

4・【妖怪スポキ】はアルファさん達の前には、実際には登場しない。(ぇ/笑)


あまり注意事項を述べると堅苦しくなってしまいますので、あとは皆さんの良識にお任せをして、この程度の注意項目にしておきます。(笑)
ヾ( ̄▽ ̄*)♪

コメント(6)

それでは、僭越ながら私から始めさせて頂きますね♪
m(*^-^*)mペコリ。


草木を濡らす朝露の雫達が、太陽の光りを反射して、まるで宝石を散りばめた巨大な絨毯の様に眩しい輝きを放っています。

そんな幻想的な景色の中に静かに佇む郵便ポストの口には、可愛らしい一通の手紙が挟まれていました。

今日は、なんだかとっても素敵な出来事が起こりそうな予感がします♪
バカン!!


そのポストのすぐそばに、突如頭上から落ちてきたのは、
小さな開き戸の片割れのような板…

どうも、この家の屋根裏部屋の窓になっている開き戸を、
誰かが破壊したようです。

「あははー、蹴りぬいちゃったよ…あせあせ
と、苦笑しつつ玄関から出てきたのは、
この家の唯一の住人にして、緑の髪が愛らしい、
「ロボットの人」である『アルファさん』。


芝生の上に落ちた開き戸の「なれの果て」を拾い上げた彼女は、
玄関に戻ろうとして、ふと足を止め… キョトン顔で固まります。

我が家のポストに、めったに訪れない郵便物を見つけたためでした。


あわててポストに近づき、あわてて手紙を取り出しますが、
すぐには裏の差出人を確認する気になれず、躊躇します。

めったに食べられない高級なケーキの、
最初の一さじがなかなか入れられない、あの心持ちと似ています。


少し落ち着いた頃を見計らって、
ゆっくり深呼吸をして、ゆっくりと封筒を裏返したアルファさん。

そこに記されていた名前は…
「丸子マルコ……」
 しばし、考え込む。
どこからか飛んできたトンボがアルファさんの頭の上でしばしの休息
「あ〜っ!!」
 急に大声をあげると、トンボは驚いて飛び上がった。
「え〜っ、マルコさんからだぁ」
 クルリと手紙を一回転させると、なんとも言えない笑い顔になる。
「へ〜っ、マルコさんからかぁ」
 再び落としてしまった、開き戸の「なれの果て」をそのままに、彼女は玄関へと戻っていった。
アルファさんの住むこの地からは、
距離があって、気軽に行き来するにはちょっと不便なムサシノの国…

そこに住む、年下の友人の1人である「丸子マルコ」。

ときに、むやみに我を張るところもあるが、
その子供らしさがかえって愛らしくもあるマルコからの手紙は、
その内容もまた彼女らしい簡潔でサバサバしたものでした。

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○月○日に、西の岬に、車乗って遊びに行きます。

ココネさんも連れてくよ。

そっちの名所とか、いろいろ案内して。



P.S. ちなみに当日、サプライズありwww
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「名所??」
「このあたりに、案内できるような名所なんてあるかな…?」
「前にココネと行った、お気に入りの丘の上と、あと… う〜ん」

地元の人にとっては何でもない場所でも、
来訪者にとっては珍しい場所。

地元のアルファさんは、この「西の岬」近辺に散らばるさまざまな「名所」に、
かえって気がつかないのかもしれません。


もっとも、彼女の頭が別のことに気を取られていたせいもありましたが…

『当日、サプライズあり』

何のことだろう??

それが、旅先で会った懐かしい「あの青年」との再会であることを
アルファさんが知るのは、もちろん当日になってからの事なのですが…


(すみません、かなり今後の展開を固定するような話になってしまいましたあせあせ(飛び散る汗)
「三浦のいろいろな場所」を皆でまわっていろいろアレコレすると
話も広げやすいかな?と思ったのですが…
難しそうならスルーしていただいても結構ですウインク
マルコからの手紙をひとしきり読み終えると、アルファは今一度、手紙の差出人の名前を確認し、"ふっ"と物思いに耽った。

胸の前で軽く腕を組みつつ、左手の親指と人差し指をチョンと顎に当てながら、顔を上げて中空を見詰めている。

『マルコさん【サプライズ】って言ってたけど、また前みたいにマルコさんの思惑通りに驚かされるのは、チョットばかし悔しい気がするかも…。(苦笑)』

過去に数回、マルコに驚かされていた事を思い出し、思わず苦笑いを浮かべていた。

そんな事を考えながら、マルコに一矢報いる為の【サプライズのサプライズ返し】の良い手がないものか?と、あの手この手と色々な企画を考えていると、頭の中に時代遅れの裸電球が"パッ!"と眩しく輝いた。

『そうだ!
マルコさんを先生に会わせてあげよう!
ロボットの研究をしていた事のある先生と会ったりしたら、流石のマルコさんだってきっと驚くだろうし、先生だって、きっと、私やココネ以外のロボットと会ってみたいだろうしね!!』

そういって、とても大きな独り言を呟いてから、スグに先生に教えてあげなくっちゃ!…と付け加え、そうと決まれば、善は急げ!と言わんばかりに、出掛ける準備をする為に、急いで家の中に駆け込むのだった。

朝焼けの空は、いつしか柔らかく清々しい蒼天となっていた。

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