十八代目中村勘三郎コミュのお見送りなさりたいみなさまへ

昨夜は、1月14日（祭日）千駄ヶ谷の国立能楽堂本舞台でご披露することになった「台詞名人会」の顔寄せという名の飲み会。

うちら慶應義塾大学歌舞伎研究会OB/OGは、ほとんで中村屋贔屓なの。
それぞれが胸に秘めた１８代目の思い出エピソードに、みんなうるうる。

アフターの銀座に繰り出し、そこでも中村屋。
まだまだ語り尽くせない数々の思い出。

かつて、これほど愛された役者がいましたっけ、ねぇ。

18代目が名づけた「首なし親父」こと、修さんからのおことづけです。
>２７日の中村座跡地

当日どんな服装で行ったらいいかという質問がありましたが、仕事のある方が仕事前に来てくださるという話も伺っていますし、そのあと築地の本葬に行ってくださる方もいます。

ただ浅草中村座跡地は勘三郎丈が愛してくれた場所ですし、きっとその様子を彼は見に来てくれていると思いますので、服装はご自由でいいと思います。

先日の密葬の後火葬場に向かう車の中から小日向界隈を車窓から見ていたら、御近所の魚屋さんはいかにも魚屋さんのまま手を合わせてくれていましたし、犬の散歩中の方は、リードを持ったままで手を合わせてくれていました。

私はその様子を見て涙が止まりませんでした。

皆さんの彼を陽気に送ってあげたいから集まろうという気持ちが一番大切です。

本当にみんなに愛された役者、中村勘三郎ですから、本人を驚かせてあげたいですものね。

勘九郎も七之助もきっと勇気を得られる事でしょう。

そしてあの二人に「君達のお父さんの事は絶対忘れないよ」と伝えましょう。

それから記帳所の方も大変な人数になるでしょうが、書いてくださいね。

そうすれば、この次は勘九郎七之助による平成中村座が建つ日も近いでしょうから。＜