福祉コミュニティ特区コミュの＜報告＞第4回車イス街角探検隊in宇土（2006.04.19開催）

＜報告＞第4回車イス街角探検隊in宇土（2006.04.19開催）

「福祉のまちづくり」をテーマに、5年前に始まった車イス探検隊は、市街地、交通（JR、バス）、公共物（図書館、集合住宅等）を毎年検証して来ました。

　今回は、30数年経つ市民ホール「宇土市民会館」の耐震改修工事に伴い、アメニティーやバリアフリーの視点からも良い空間にしようと、市民化に館と協働で現状の現場ウォッチングを行った。これまでは、健常者の参加が多く、車イスの疑似体験も兼ねてやっていたのですが、既設の市民ホール何十年かに一回の大工事であることもあり、実際の車イス利用者の意見を聞こうと、市内に在る厚生労働省の介護施設「ケアプラザ宇土」の方に協力をしてもらい、約2時間市民会館の内部を中心に調査を行った。

　調査後の意見交換会では、活発に改善箇所の指摘や改善のアドバイスもあり、有意義な現場ウォッチングになりました。まだ、企画の段階ですので、当事者の意見として採用し、設計途中でも何回か協働で検討会議をすることが決った。「市民参加もまちづくり」を目指す車イス探検隊の活動が理解され、市民協働の市民会館づくりにつながることになればと要望を出した。

　福祉のまちづくりの試みを継続して行きたいと思います。
今日は、宇土市の市民グループの小さな活動の報告でした。
地元の熊本日日新聞の県南エリアの記事にも掲載してもらいました。興味ある方は、ご覧頂ければ幸いです。

車イス街角探検隊in宇土　隊長　野口修一