堂林君「…なあ、イケメン庄司…。」
庄司君「どうした、プリンス？」
堂林君「いつも思うんだけど、スライリーの中身の人って、夏とか大変そうだよな。」
庄司君「ああ、そうだな…。めっちゃ暑いだろうな。しかも足とか必要以上に太いし思いし、綿とかめっちゃ入ってそうだしな。」
堂林君「俺にはとても耐えられん
てか、この時期に着ぐるみ着せられる人とか、よほど忍耐力がなければ無理だろ…。」
庄司君「そうだな。心底尊敬するわ…。」
その頃、某馬小屋では…。
安部君「磯村、大変だ！！とうとう俺がファルシオンだってプリンスにバレてるかも
」
磯村君「マジですか！？でも、どうして…？」
安部君「わからん
ただ、最近プリンスが尋常じゃない頻度で俺を見つめるんだ。これはもう…。」
磯村君「う〜ん…、そうですかね…？」
安部君「そうに決まってる！！ファルシオンと俺ってプリンスの前で一緒にいることがないだろ。これはもう、バレないために、他のヤツにファルシオンになってもらうしかねえ！！」
磯村は、嫌な予感がした…。
磯村君「そうですか。では俺は塾があるので…。」
安部君「磯村、もうお前しかいねえ！！」
磯村君「嫌ですよ
そんな事あるごとに俺を巻き込まないでください
」
その時、馬小屋の前を今村が通りかかった。
磯村君「そうだ！！今村さんになってもらえばいいじゃないですか！！」
今村君「！？」
安部君「そうか！！今村ならファルシオンに乗ってるのをプリンスに見られてるから、絶対バレないな！！」
今村君「！？ちょっ何すか」
安部と磯村は2人がかりで今村をファルシオンの中に押し込めた。
安部君「……ダメか……。」
磯村君「いい考えだと思ったんですけど…
」
ファルシオンの尻から尻がはみ出ている。
どうやら、体型が合わなかったようだ。
安部君「今村、…痩せろ」
今村君「…頑張ってんすけど
」
安部君「そういうわけで、磯村、頼んだぞ。」
磯村君「なんでいつも俺なんすか…」
こうして、磯村のファルシオンになるための特訓が始まった。
安部君「よし、ファルシオン、返事してみろ。」
磯村君「ヒヒ〜ン」
今村君「おお、完璧やん
」
安部君「しばらくは磯村、頼んだぞ。俺は少し休暇をいただく。」
磯村君「なるべく３日くらいにしてくださいよ…」
ある日。
堂林君「おう、磯村。ちょうど良かった。お前に頼みがあるんだけど。」
磯村君「堂林先輩の頼みなら、何でも聞きますよ」
堂林君「実は…、今日の１軍の試合のときに、スライリーが無謀にもバク宙に挑戦して、着地に失敗して、中身の人が全治１ヶ月らしい。」
磯村君「え…。」
堂林君「そこで、身体能力と体型を買われて、お前にオファーがきてるんだと。」
磯村君「でも俺、試合が…」
堂林君「それは心配要らないらしい。ファームと１軍の試合時間がかぶるときは、スライリー優先でいいそうだ。」
磯村君「…」
堂林君「大変だけど、頑張ってくれ
」
磯村君「わかりました…。」
堂林君「ああ、ニキビがひどくならないように、俺の愛用している洗顔フォームやるよ」
磯村君「頑張ります先輩
」
こうして、磯村嘉孝の着ぐるみ生活が始まった…。
―完―
庄司君「どうした、プリンス？」
堂林君「いつも思うんだけど、スライリーの中身の人って、夏とか大変そうだよな。」
庄司君「ああ、そうだな…。めっちゃ暑いだろうな。しかも足とか必要以上に太いし思いし、綿とかめっちゃ入ってそうだしな。」
堂林君「俺にはとても耐えられん
てか、この時期に着ぐるみ着せられる人とか、よほど忍耐力がなければ無理だろ…。」 庄司君「そうだな。心底尊敬するわ…。」
その頃、某馬小屋では…。
安部君「磯村、大変だ！！とうとう俺がファルシオンだってプリンスにバレてるかも
」 磯村君「マジですか！？でも、どうして…？」
安部君「わからん
ただ、最近プリンスが尋常じゃない頻度で俺を見つめるんだ。これはもう…。」 磯村君「う〜ん…、そうですかね…？」
安部君「そうに決まってる！！ファルシオンと俺ってプリンスの前で一緒にいることがないだろ。これはもう、バレないために、他のヤツにファルシオンになってもらうしかねえ！！」
磯村は、嫌な予感がした…。
磯村君「そうですか。では俺は塾があるので…。」
安部君「磯村、もうお前しかいねえ！！」
磯村君「嫌ですよ
そんな事あるごとに俺を巻き込まないでください」 その時、馬小屋の前を今村が通りかかった。
磯村君「そうだ！！今村さんになってもらえばいいじゃないですか！！」
今村君「！？」
安部君「そうか！！今村ならファルシオンに乗ってるのをプリンスに見られてるから、絶対バレないな！！」
今村君「！？ちょっ
何すか」 安部と磯村は2人がかりで今村をファルシオンの中に押し込めた。
安部君「……ダメか……。」
磯村君「いい考えだと思ったんですけど…
」 ファルシオンの尻から尻がはみ出ている。
どうやら、体型が合わなかったようだ。
安部君「今村、…痩せろ
」 今村君「…頑張ってんすけど
」 安部君「そういうわけで、磯村、頼んだぞ。」
磯村君「なんでいつも俺なんすか…
」 こうして、磯村のファルシオンになるための特訓が始まった。
安部君「よし、ファルシオン、返事してみろ。」
磯村君「ヒヒ〜ン」
今村君「おお、完璧やん
」 安部君「しばらくは磯村、頼んだぞ。俺は少し休暇をいただく。」
磯村君「なるべく３日くらいにしてくださいよ…
」 ある日。
堂林君「おう、磯村。ちょうど良かった。お前に頼みがあるんだけど。」
磯村君「堂林先輩の頼みなら、何でも聞きますよ
」 堂林君「実は…、今日の１軍の試合のときに、スライリーが無謀にもバク宙に挑戦して、着地に失敗して、中身の人が全治１ヶ月らしい。」
磯村君「え…。」
堂林君「そこで、身体能力と体型を買われて、お前にオファーがきてるんだと。」
磯村君「でも俺、試合が…
」 堂林君「それは心配要らないらしい。ファームと１軍の試合時間がかぶるときは、スライリー優先でいいそうだ。」
磯村君「…
」 堂林君「大変だけど、頑張ってくれ
」 磯村君「わかりました…。」
堂林君「ああ、ニキビがひどくならないように、俺の愛用している洗顔フォームやるよ
」 磯村君「頑張ります先輩
」 こうして、磯村嘉孝の着ぐるみ生活が始まった…。
―完―
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