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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュの日本vsエクアドル

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国際親善試合
日本代表vsエクアドル代表
2006年3月30日@九州石油ドーム

後半40分:佐藤寿人 1-0

ワールドカップ、メンバー決定まで、この試合を含めてあと3試合。

いよいよ、な感じである。

さて、日本は今日は3-5-2。
なんだか、だんだん3-5-2がよかったのか、4-4-2がよかったのか、分からなくなってきた。
結局のところ、(中田もよく言っているように)システムはシステムでしかなく、あとはコンビネーションと気持ちの問題なんじゃないか。

そして、特に俊輔が入った場合は、きっとまたボックス型の4-4-2になるんだろう。
そしたら、ここで3-5-2をやることに、一体何の意味があるのか?

ううん、やっぱり考えれば考えるほど、疑問が湧いてくるので、あまり考えないことにする。

さて、エクアドル代表の方は、中盤がフラットな4-4-2。

立ち上がり、いきなり坪井がクリアミスして、相手にチャンスを与える。
おいおい、レッズであんなに安定していた彼はどこに…。

普段やっていることが、できない。
こういうシーンを見ると、日本人の精神的な弱さを感じてしまう。

その後は、エクアドルの厳しい中盤のチェックに、やや苦しむ。
けれど、その中で突破口になっていたのは三都主。
相手の右サイドのマークが緩いのもあったが、Jリーグでの好調を維持する動きを見せていた。

そして、エクアドルも、日本がDF〜ボランチのラインでボールを持っている時は積極的なプレスを見せるのだが、そこを突破されるとマークが甘くなる。
ボランチ、特にテノリオのチェックが、遅れ気味だった。
エクアドルがクリアしたボールに対して、相手ボランチよりも早く反応してミドルシュートを打った小笠原の動きなんかは、象徴的。

ただ、それも前半25分ぐらいまで。
それまでの時間に、日本はできれば先制しておきたかった。
(久保の右足シュートなんか、あったけど…)

前半25分を過ぎると、エクアドルは体が温まってきたのか、動きがよくなる。

前半33分のテノリオのミドルは、川口がかすかに触り、バー直撃。

それ以降は、ほぼ五分五分で、前半を終了。

後半は、日本がほぼ試合を支配。
得点の予感も、漂い始める。

ただ、一つ気になったのが、後半19分のシーン。

左サイドを突破した小野が、クロスを上げるが、相手にクリアされたシーン。
小野は、クロスを上げる前に、手で「来い、来い」と合図をしていた。
つまり、「誰かニアに入れ」ということだと思う。
しかし、久保も玉田も、入らなかった。

この久保と玉田のプレースタイルには、大いに疑問。
個人的には、クロスに対してニアに飛び込まないフォワードは、好きではない。

このシーンだけではなく、久保と玉田は、元からあまり飛び込まないタイプのフォワードである。
ニアに飛び込むことの重要性は、ここでは省かせて頂くが、チームとして得点のチャンスを多く生み出すには、必要不可欠なことだと思う。
(特に、ワールドカップレベルのGKとDFを相手にした場合)

日本人FWでそれをよくやっているのは、高原、柳沢、巻、佐藤あたりか。

そんなことを思っているうちに、久保&玉田に代わって、巻&佐藤が入る。

そして、後半40分、ようやくゴールが生まれる。

左サイドを突破した三都主のクロスを、佐藤がニアで合わせ、先制!

いやあ、この動きである。
佐藤寿人が、久保ほどの個人能力も、玉田ほどのスピードも持たないのに、ゴールを多く生んでいるのは、このゴールに代表される動きの良さがあるからだと思う。

1-0で勝利。

勝ったのは、素直に喜ばしいことである。
選手たちがどれだけ意識していたかは分からないが、南米相手にも初勝利を上げた。

何より、6人まで交代が許される親善試合で、両監督とも交代は3人以内に収めた。
それは、本番を想定して勝利にこだわった証だろう。
そこで、負けずに勝った意義は大きい。

まあ、代表組が入るとまた別のチームになってしまうので、それ以上のことはなかなか書きようがない。
けれど、それ以外で思ったことを二つ。

一つ目は、3バックのミスの多さ。
3人合計で、10回ぐらいミスしたんじゃないか。
よくこれで、エクアドルに流れを握られなかったものである。

前もどこかで書いたけれど、僕が対戦相手の監督だったら、必ず左の中澤にプレッシャーを集めるようにする。
そこが、日本の一番の弱点だと思う。

二つ目は、加地のバックアップ。
ジーコ監督は、これまで加地の頑丈さに支えられてきたけど、彼がもしJリーグで怪我をしたらどうするつもりなのか?
駒野ってことなんだろうけど、あまりに不安。
(駒野自身がダメってことではありません)

どんな仕事でも、最悪のシナリオを考えるのは、当たり前のことである。
それぐらい、2年目のサラリーマンだって、分かる。
なのに、加地のところに関しては、あまりにバックアップ不足。

我々にできるのは、加地の無事を祈るだけ。

それにしても、この試合のシンガポール人審判も、ひどかったなあ…。


【日本代表】
GK:川口能活:6
テノリオのミドルは、ナイスセーブ。ただ、ハイボールが不安でならん。
右DF:坪井慶介:6
開始直後の安易なミスにはビックリ。その後、持ち直したけど。
DF:宮本恒靖:5.5
カルデロンには、高さで完敗。フィードもやや不正確。
左DF:中澤佑二:6
守備はいいんだけど、あまりに左足の精度が…。
ボランチ:福西崇史:6.5
3バックのフォローに回る動きは秀逸。守備の立役者。
ボランチ:小野伸二:6
運動量はレッズ時よりも多いぐらい。ただ、ややボールが足についていない感じ。
右MF:加地亮:6
バランスを考えると、まあ仕方ないか。守備では、よくスペースを埋めていた。
左MF:三都主アレサンドロ:7
Jでの好調を維持。守備でも彼にかかる負担は少なかった。
トップ下:小笠原満男:6
そこまで決定的な仕事はできなかったが、よく動いていた。
FW:久保竜彦(→後半32分OUT):5
ボールが収まらず。決定機も、シュートは枠外。
FW:玉田圭司(→後半32分OUT):6
チャンスメイクに飛び出しと、持ち味は見せた。あとは決定力。

FW:佐藤寿人(←後半32分IN):6.5
見事な決勝ゴール。その他にも、フリーになる動きあり。
FW:巻誠一郎(←後半32分IN):5.5
あまりチャンスに絡めず。ひたむきさは伝わるけど…。

【エクアドル代表】
GK:モラ:6.5
後半の被決定機で、好セーブ連発。
右SB:コルテス:5
彼のサイドが弱点になっていた。守備力に疑問。
右CB:ペルラサ:6.5
コルテスの分をカバー。だいぶ能力の高いDF。
左CB:エスピノサ:5.5
高さでは勝っていたが、足元のスピードには弱い。
左SB:ジョージ:6
おそらく、今日のチームで一番テクニックがある選手。左サイドで起点となる。
右MF:ソレディスパ(→後半22分OUT):5
コルテスと二人で、守備が甘い。三都主にたびたびかわされる。
MF:アジョビ:5.5
チームの中心なのは分かる。献身的な守備と、ボールキープは合格点。
MF:テノリオ:5.5
ミドルは惜しかった。立ち上がり以降は、守備もまずまず。
左MF:ウルティア(→後半40分OUT):5
ここらへんにもうちょっと攻撃力がないと、攻撃するのは厳しい。
FW:バルデオン:5
衛星のようにボールを拾っていたが、そこから仕事ができず。
FW:カルデロン(→後半22分OUT):5.5
高さは一つの武器になっていた。足元も悪くない感じ。

右MF:カイセド(←後半22分IN):5.5
ボールにはたびたび触れていたが、周りと呼吸が合わず。
FW:フィゲロア(←後半22分IN):5
ほとんどボールが回ってこなかった。
左MF:サリタマ(←後半40分IN):−
評価できず。


試合内容:6
まあ、後半は日本がチャンスもよく作れていたし、ゴールも上げられたし。
エクアドルは、組織的だったが、攻撃のタレント不足。

コメント(4)

相変わらずすばらしい評論ですね。
自分も評論を今日の日記にまとめてみました。
余計なものも書いてありますが・・・w
よかったらご覧ください。
昨日の試合は観ることができなかったので
とっても参考になりました♪
W杯間近、色々不安もありますが
私たちは見守るしかないですよね。
ほんと代表にはがんばってほしい!!
みなさま、なんだかどうもありがとうございます。

まあ、とりあえずはがんばってほしいですね。

そして、僕としてはワールドカップで、結果よりもむしろ日本らしい、素晴らしいサッカーを見せてほしいと思っています。

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