団塊の世代が嫌いコミュの高校教員　寺田誠知　岐阜県各務原市　56歳

首相の参拝は恐ろしいこと　　高校教員　寺田誠知　岐阜県各務原市　56歳

小泉首相の靖国神社参拝に、中国や韓国の人々が怒りと悲しみを表しています。
しかし、よく考えてみれば、最も怒り、悲しまなければならないのは、
私たち日本人なのではないでしょうか。
なぜなら、日本の軍国主義が復活して、最も苦しまなければならないのは、
私たち自身だからです。
首相は、Ａ級戦犯をはじめとする軍国主義者たちを「国のために命を捧げた人たち」と言います。
しかし、彼らこそが日本を地獄に突き落とした張本人だす。
彼らを神様として参拝することは、本当に恐ろしいことではないでしょうか。
「国のため」とはいっても、これは軍国主義の全体主義国家のためであって、
平和主義の民主主義国家のためではなかったのです。
その死を悼むことはあっても、とても英霊として賛美するわけにはいきません。
それは軍国主義と全体主義の復活につながるからです。
「不戦の誓い」のためなら、原爆を始め無差別爆撃で死んだ多くの国民、
旧満州で置いてきぼりにされて死んだ子供たち、栄養失調で死んだ人たち、
付議の戦争に反対したために特高警察に拷問をかけられて死んだ人たちの霊をこそ
弔ってほしいと思います。

同じく朝日新聞「声」欄から。名古屋地方版らしい

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 10月27日 20:31

靖国問題　冷静に考えたい
　
　　　大学講師　寺田誠知　岐阜県各務原市　65歳

　10月24日旭新聞の声欄の「靖国問題　他国は干渉しないで」に反論します。投稿者は、「靖国神社に行けば父に会える」といわれますが、それは違うと思います。軍国主義者であるＡ級戦犯が、こともあろうに「神」として祀られるところに、あなたのお父様がおられるとは思えません。
軍国主義者は、異国で無辜の民を殺(あや)めましたが、悲惨な空襲から国民を守ることはできませんでした。とても「私たちを守り、国を守り、国の礎(いしずえ)となり」などといえません。国の礎となったのは、二度と戦争を許さないと誓った平和憲法です。
この憲法の中にこそ、戦争の理不尽さを体験した、私たちの父の心が生きているのです。その憲法をないがしろにして、政府は集団的自衛権の行使を容認しました。さらに「日米防衛協力のための指針」（ガイドライン）を改定し、他国での米軍の戦争に協力しようとしているのです。
はたして、「日本が…平和国家を目指しているのは歴然とした事実」でしょうか。私には「再び軍国主義の道を歩もうとしている」としか見えません。その答えは間もなく出るでしょう、すでに紛争地である南スーダンに自衛隊は派遣されているのですから。

[2] mixiユーザー 03月23日 00:48

　　　　戦争に歯止めなど絶対にあり得ない

　自民・公明両党は3月20日、安全保障法制の基本方針について正式合意した。憲法解釈の変更を容認して、自衛隊の海外活動を拡大することになる。これは日本の運命を大きく転換させるだろう。3年以内に侵略戦争を始めて、私たちの生活を破壊するだろう。
　「歯止め」として、①国連決議　②国会の承認　③隊員の安全という３原則が示されたが効果は期待できない。なぜなら、戦争は「勝てば官軍」だからである。「自衛」か「侵略」か、「英雄」か「戦犯」かは、勝ったか負けたかによって決定するのが国際法の現実である。そのため、各国の軍隊は勝利するためには手段を選ばない。
　南スーダンではすでに自衛隊が紛争地域の真っただ中いる。特定秘密保護法によって隠蔽されているが、すでに戦争状態。つまり、「歯止め」は遠い将来の問題ではなく、すでに過去の問題になっているのである。
　「平和の党」を標榜する公明党は、今やブレーキではなく「露払い」になってしまった。日本の「平和主義」は自衛隊にかなりのストレスを与えていた。そのリバウンドが自衛隊を一気に武力行使に向かわせるだろう。日本を見る周辺諸国の目も変化し、さらに軍備拡張と兵力増強に進むだろう。もはや後戻りできないところへ日本はきてしまった。

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