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すらすら自動記述コミュの臆病者が浜辺の下で微笑んでいる

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 ゆで卵ができるまで暇だったのでコンビニに行った。立ち読みをしようと思ったけど白い服を着たサラリーマンたちが雑誌コーナーの前でスクラムを組んで踊っていたから無理だった。彼らの顔がシイタケみたいでむかついたので殴ってやったけど気にもとめない。しかもよく見たらシイタケじゃなくてどんぐりだ。
 しかたないので寝転がって靴下を食べていたらバイトの女学生が文句を言ってきた。「お客様汚いです」だと。バイトの顔もどんぐりだった。汚いのはどっちだ。
 腹が立ったから別の店へ行くことにした。コンビニなんていっぱいあるんだ。帰りがけにドアに立てかかっていたモップを盗んでやった。ざまあみろ。
 モップを振り回しながら歩いてたら小学生が話しかけてきた。「おじさん何をしているの?」小学生の甲高い声が頭に響いて吐き気がした。にらみつけても退こうとしないから鼻くそを投げつけたら爆発した。いい気味だ。
 空が象牙色になっていた。英語で言うとアイボリーだ。ふと生まれたときのことを思い出した。母さんがのどに詰まらせた鰯の骨が大きくなったのが私だと聞いた。母さんは私を生むとき苦労したそうだ。だから我が家にはいまだに重力がない。
 駅に着いた。飛行機はまだだった。時刻表を見たが浮浪者の血で読めなくなっている。街のほうを見ると街はなかった。それはアーモンドだった。巨大なアーモンドが並んでいる。はじめからそうだったんだろう。
 名前を呼ばれた気がして振り返る。二足歩行のモンシロチョウが手を振っている。急に涙が出てきた。最近涙腺がゆるいわ、と母さんが言っていた。涙は空気感染するのか。だとしても、この地点に意味はない。忘れ物は何一つない。私は靴を脱いでモンシロチョウに渡した。
 行こう。旅立とう。希望なんてものは理解しえない。走り出したモンシロチョウの鱗粉が顔にかかってくしゃみが出る。あ、最後のくしゃみ。歯に何か挟まっている。取り出すと魚の骨だった。希望ってこういうことかなと思った。
 氷河期が始まった。

コメント(30)

 秋の虫はやはりコオロギだ。
 ワインに口づけをしながらその鳴き声を聞くのもよし。
 足の先をつまんで頬張ってみるのもよし。
 一昨日バイオリンの調べより憂鬱なテンションの君は、夕日を浴びてさめざめと泣いていたね。
 底なし沼に人格があるならば、きっと山中君みたいな奴だろう。不快だ。
 今日はいっそう便秘がひどい。杖の特売日なんだろうか。
 ああ眩しい。かまどが眩しい。赤い服が燃えている。あれは何だろう。
 おそらくそれは宇宙の始まりだろう。それなら僕は創世神か。
 うはは気分がいい。今日はビール片手にウィスキーでも飲もうか。
 やがて上質な土壌に育ったオルゴールが襲い来るのだとしても、このひと時ばかりは忘れてしまおう。
 世界の破滅がなんだ。俺は酒を愛している。
コーラでアルコールで膣内洗浄
虚しさなんて空気に消えて溶ければいい
酔い痴れてしまうばかの発想は
色褪せた蝶のこなこなになるよ
なるよ!!!!!!
傷ついた気になって死んじゃえばいいのに
私、あなた、彼女
好きな人に寂しいといわないのは罪だろうか
さみしいさむしい
さみしいよ
ところで何の話をしていたっけね、それとも何も、そもそもここには灯りがない手探りの状態で蛤は夢を見る。掘り返されれば終了だろうその平らかな生活も、ああ、もうそこまで朝日は暴力的に惰眠を奪い去ろうとする、全体、起きたって殆ど同じことなのに。妙に直線的なあの女の身体からいつしか多量の水分があふれ出てくるようになったそれは、優しいにおいがした、たぶん単純に美味しいだろう。美しいという概念をもはや忘れ去った老若男女はしかし一匹の豚を愛でる、おそらく生きていくための生存本能が疼くのだ。夕方になれば魂が翳ってくる。よくある光景。稀にみる郷愁。たぶん夜になれば幾分、自身と共生できるようにはなるだろうそれまではまた、矮鶏の真似でもしてここに居座ろう。

なんだか、酷く疲れたよ。

なんだか、酷く疲れたよ。

なんなんだか。

セックスが気持ち良いという認識を生まれてこのかた持ったことは一度もなくてただ、グロテスクなどろどろに飲まれているような感覚なんだよいつかはわかるのかな、どっちでもいいけれどどうせ必要ならば。いつだって胃酸の海に溺れていた。抜け殻はとうにしおしおに干からびて見る影もなくなっていた。











しゃ









































干からびた戦慄の筋肉を動かしたら港の覇者がマラソンランナーのきびだんご電車の車掌がやさしく清く美しく妄りに乱れた右左出発進行方向音痴死ぬ俺見てみたい叩けば叩くほど狛犬こんにちは挨拶したら世界ありがとう
あの濡れた菩提樹!

もうそこには魂の一欠片もなくただ群青が広がってるんだ親しい夜の色。

静かな部屋に滴り落ちる言葉の一粒一粒を盥で受け取っていたのだけれどもはや、それすら面倒になって耳を塞ぐ始末。

今一本抜けた歯は一昨日最後に見たおばあちゃんに似ている。

このお店はもう流行らない、一瞬だって。

僕らもうおんなじ列車に乗りかけているのだから覚悟できたと言うのならここにきて止めようとはいかがなものか。

愛おしいオノマトペ!

夜を粉々に砕いて飲み下したら鉄の味がした。

あの赤とおなじ類の。
純情可憐な少女の肢体を28時間眺めていたい
ワインまみれで酩酊
死んだ魚の目をした
夢を見ず3時間
朝方の解放を待つ
変換の語彙の美しさは消えちゃいなよ
吐いちゃいなよ
失せろよ
言葉筆舌に尽くしがたし
愛敬のある兄と卑屈な妹
あ、名前を呼ばれた
悲しい
私は?私は?私のことは?
秘密にして牢屋に閉じ込めて腐らせよう
発酵してやる
気泡のようなつぶやきで
私たちはここにいると
爆音で圧死してしまおう
音に殺されるなら本望だ
君の夢は虹の色
鮮やかな模倣だね
エッジで首を切るエッジで首を切る
捻曲がった愛で掻き毟ってしまえば
憎しみすらも可愛く見えるか知らない
あのバンドよりも
あの人たちよりも
自分よりも
山を上ってのぼって登れば
真っ逆さまにおちれるかもしれない
意識のない水滴が浮かび上がって
僕は理解を忘れる
僕は僕を忘れる
図書館の冷たい床
湿った本に挟まれていた蝶の羽根
水飴のようで片隅に跡を残してゆく
クリーム色の裏庭が
人形のふりをしたママ
蛙みたいにおはようを繰り返す
一時間後に窓枠の傷を直しにやってくるよ
溶けた飴玉のような瞳
ほほえんだかは知らない
笑顔を形作った君は綺麗
うれいの春を待ち望んでいた
って誰かが吹き込むからさ。
蝉の鳴く声で目が醒めた。
じみじみじみじみじみじみじみ
狂ったように鳴いていやがる。

ここはコンクリートの四角い箱。
薄暗くて圧迫感。どこかから漏れる日光の糸。
じみじみじみじみじみじみじみ
蝉の声が、まるで二酸化炭素みたいだ。
息苦しい、窒息しそうだ。

灰色の壁に、親指の爪ほどの穴がある。
覗いてみると、恋人の部屋。これは彼女のもう一つの部屋だ。
部屋の中には誰もいない。今は本来の部屋に帰っているのだろう。
じみじみじみじみじみじみじみ

向こうの部屋の中央に、真っ赤な日記帳が落ちている。
開かれたページには、無数の渦巻きが書いてある。
俺は秘密を知りたくなった。
じみじみじみじみじみじみじみ
もう耐えられない。
俺は彼女の部屋に忍び込んだ。

そこはどこかの屋根裏だった。
階下で何かを引きずる音がする。
長居はできない。俺は日記をめくった。
意味を成さない象形の連なりが、ページをまたいで続いていた。
衝動に駆られて、そのインクの跡を舐めてみた。

穏やかな甘みに、俺は初めて、彼女のリアルを知った。
義務教育が太陽の影に隠れると、私は今すぐ消え去りたいと思った。
青い空は火星のきらめきを受けて、爆発の兆し。
母はそういえばアメリカへ散歩中だ。犬でも食べているんだろうか。
水の流れるように、時も社会も人も流れていく。
明日もこのつまらない人生ゲーム。負けたら罰ゲームは懲役刑。
もううんざりだ。
路傍のオシロイバナをぐしゃっと丸めてビルに向かって投げつけた。
反射光に目をやられた中年男性が、メタボを電信柱のせいにする。
私は右手を頭の上にかざした。すると掌の真ん中に、誰かが拳銃を撃ちこんだ。
釣りはいらない、という声を聞いた。ポストは今日も赤かった。
ああ私は眠りすぎた気がする。穴を掘ってしまおう。この文明のど真ん中に、大きな穴を。
灰緑色の群青
それとおぼしき記憶
涙は勝手に流れて勝手に枯れはてて
色鉛筆の芯をぼっきぼきに折る簡単な仕事です
威圧的なおとこおんな
蔑むなら蔑めばいい
死にたい季節 13月
梅雨時の肌触り 君の感触
淡い恋心 ベルベット
うさぎの耳毛
もっと触りたかった触れていたかった 心もからだも
イミテーション コード進行
アバウトな考え方の占い師の当たり外れ
もはや私の意味などワロス
ぼやけた涙の感情はゼロ

ばーかばーか悪口陰口
つらいくるしい
出来上がったものは何故だか沈没、穴を掘って埋めたんだ。土の匂いはくんくん犬の鼻になろうに。カプーアの穴は教えてくれるんだ無になろう。この時は誰にでも平等にあるでもねきっとないんだ君の眼は本物?僕の眼はその映画から盗んだんだ。眼の中に沈んだ太陽はどんどんと膨張して僕を食べてしまうんだ。だから僕はすいかを食べるんだ。体から出た水は海へと帰っていきまた戻ってくるざぶんざぶんとシンガポールへ飛べ。きっとライオンが迎えに来てくれるよ。茶碗の中で水遊びをした。この浮き輪はね何処へでも連れて行ってくれるんだ。午後のお茶はいかが。畳の上は上手に歩いてね。花びらが降ってきた水に浮べ水に溺れ飲まれたんだ。格子戸に引っかかりその障子を開けると海に着いたんだ。大きな眼の中で泳ごう。ダリの時計は逆周りしてる何処へ行ってしまったのだろうだかはフロイトは言ったんだ何かを。だから僕は手紙を海に流したんだ。この壜の世界は無意識の波がさらってくれるんだって。だからアフリカの仮面と一緒に眠るんだ。遠い国砂漠の中に僕を見つけたただ広く何処までも続く道という道をなくしてしまった楽しい国。砂のお城を作っていたら屋根の上から羽が生えて飛んでいってしまった。街頭は今日も綺麗。場末の店で酒を飲んでいた。隣の客は何故か不機嫌そうだ。蜥蜴を食べながら笑ってた。道端で拾った鍵はトイレの鍵で本気だよ傘に鍵をかけたからきっと素敵なオブジェになると君は言った。
赤と青の花を君にあげる。小さく折った手紙を朝屋上から落とした。ほつれた糸が見えたんだ。白く、少し光っていた。連なるドア、同じドアが開けて欲しそうな顔をしている。すぐに指を挟むくせに。
上品に響く踵にまた目を覚ます。睫の影。黒か金色か、見分けがつかなかった。触れたら柔らかそうな唇をなんとなく覚えていて、木蓮の花の色を想像していた。
水に手を入れたら、体ごともっていかれるようで、少しの間まわる魚のふりをした。二つの影を眺めてた。
かつて君だったものを拾い集めてパズルにしてみようと思うんだ。
足りないところに僕を埋めてよ。
白い羽が飛んだ時さよならと呟く君はまたこんにちはと呟いた。雪のように綺麗だから、ずっと見ていても飽きないよ。古い円劇場はみしみしと音を立てながら椅子の振動は心地よく音符が宙を泳いで行く。だから一緒に歌うんだ。指の記憶を辿っていくと原点に繋がる道が広がり何処まで行くのか赤い糸のように蜘蛛の糸のように、きっと赤い炎かもしれないね。煙突からの煙は空高く舞いだから君の指も消えかかった陽炎を追うように何処までも何処までもモローの絵画の世界へ飛び込むのだろう。紙で出来たお花の世界は不思議の国への入り口で、香りはね眼の記憶の中にあるんだって。ピアノを弾いていると頭の中は君の作った白い花の世界へ飛んで行くんだ。指が溶けた感じ、だから緑の世界へ行くんだ。辿りついてみると赤の世界が広がり透明色と一緒に飴細工になるんだ。その薄い花びらは何時か蝶々になりまた何処かへ飛んでいってしまうんだね。君は旅が好きだから僕をひとりぼっちにしてしまう。僕の涙は海へと帰って行きその雫を金魚が食べた。そして人魚姫になるんだね。鱗の光は永遠なのかな太陽がないと駄目なんだ。プリズムの世界に迷い込んだらきっと楽しいよと君は笑った。光の粒の大きさを数えていくと波に飲まれて帰れなくなる、ゆっくりと進む今日も僕の砂時計は終わりを告げないからピラミッドの階段を昇り砂漠の砂で恐竜を作るんだ。でもね。本当はうさぎを作りたかったんだ。雪が降ってきたよ耳を塞いでみたらきらきら星か私は博士を導く星です。羊が空を飛んでゆくその柔らかそうな毛をほどきながら地上の蛙たちといっしょにぴょんぴょん跳ぶんだ楽しいね。だからまた明日がやってくるね。
目の前の言葉は遠く記憶の中から遠のいたものだった。ぶつけられた手の甲は痛みなど無く、また酒に飲まれてゆくと頭の中で笑っている。だから、何が耳の奥で聞こえる声は君の声なのだろう。携帯電話を触るその手はどことなく現実逃避もしもし聞こえていますか、この月はきっと偽者で目の前に写る色はどこか何故か写真の中の世界のせいかだから白黒の世界のほうが美しいと感じるのかもしれないね。くるくると階段を昇り駆け上がったらまたため息だはっと吹いた息は白くて綺麗だから水滴にした。眼に見えるものは永遠の命など無く乾ききった花びらを手の中で壊すように消えようとするからまた水を欲しがるんだね。沢山の白い花たちは何処へも消えない見えている一瞬という時間はまわっているけど留まっていて気が付いて気づいたよ消えたいよ消えないよまた本に埋められた作品の墓場は美術館。地下のなかは毎日人だかり何処へ向かうかは自由なのにね。羽はどんどんと成長し目の前に広がるお池の中で泳ぐんだ。金色の鯉を追いかけてるとどんどん知らない世界へ導いてくれるんだ。その眼で何をみているのだろう。ぽこぽこと吹く泡のおとは硝子になって砕け散る壊すことは簡単でも壊すことは簡単じゃないんだ。思いを巡らせた時間は逆回りし何処かで留まった時間を追い越して行くだからまた追いかけて何も無かったように本の間に挟まったまま眼を閉じ何処かの世界で目覚める。楽しいよね。地上の砂埃を食べながらまた身体の外の皮はいつの間にか剥いで再生されて行く僕の身体はまたその皮を知らずに食べまた成長し何の理解も無いままに明日を迎えたこんにちは。その信号機は理にかなっているから大丈夫だよ。どんなに凄い雪が積もっても落ちることはないと思うよ。その警官は言った。その角を右に回るときっと見つかると。僕に水を与えてくれるからこの言葉は足音をたてながら土になりきっと葉が育つ緑が綺麗だから黄金色の水を飲み宙の世界へ飛び込む水泳は得意だよ蛙のお腹をなでながら蛇は笑っているのだろう
花に落とした雨粒に鳩は首を傾げながらいったりきたりをした。森に埋めた銀の指輪を少年は探していてぬかるんだ道を足早に歩いた。3時を過ぎたころ天候が悪くなり雨が降りだしそうな雲。町並みは揺らいでいき馬車の車輪が軋む音がした。片方の手袋が落ちているのが僅かに動いた。気づかずに踏んでいく子供達、木の椅子が道脇に置かれ模型の象と兎がカタリカタリと揺れた。地下鉄は湿った風を乗せてあのこを運ぶ。その先は春になるって言ったっけ?僕は俯いて光をを取りこぼさないようにと必死だった。忘れた話をしよう。君は慣れない靴を履いて階段を降りてきたね。黒と白のコントラストがいっそう胸をしめつけた。本をめくる仕草を不安げに真似ていたろ。胸が苦しい。君を思い出すことは僕を思い出すことなんだ。鬱陶しい雨の日、何だか落ち着くって言ったっけ?霞の花を、何だか落ち着くって。
本当のことを言うよ。僕はそこにいなかった。聞いた話なんだ。
何でもないよ気にしてなんかいないから。もう駄目なんだ大丈夫なんだ。気泡の中で口をぱくぱくさせる僕を君は笑っているのだろう。もうすぐきっとさよならだね。きっと僕は桜の木の下に埋められるんだ。さよなら明日からはまた何処かの国で誰かと出会う。さようなら。唇の動きは幻覚なのかもしれないね。眼に入る情報は脳へと流れその後に続く金魚はその情報を食べ尽くした。記憶は遠く何処へと流されていくのだろう。ピアノをぽんと弾いたよ何となくトリルだけ何をいらついているの?自分で仕掛けた罠に嵌った感じ楽しいよね。何処までも落ちて行くと水槽の中に辿り着くのかな。その石の上を歩く君の足は綺麗でその音は時機の告げているのだろう。眼をそらす伏せてもうきっと消えたいんだ疲れたのかな飛ぶことを止めてしまった鳥は誰も見向きもせずずっと飛んでいる鳥は何時か疲れはて飛ぶことを止めてしまうのだろう。その鳥の羽を僕は拾うんだそしてまた翼を作ってあげられたらいいね。力など必要ないと頭を撫でてくれるその手を見つめながら安心する。その神経質な君の手を抱く。曇り空は嫌いよだって寂しくなるのよ。水滴の向こうに見えた虹のいろを数えながらここは何処の国なのだろう考えながらうさぎと散歩するんだ。ぴょんぴょん跳ねてみたらまた君の作った白い花の世界へ迷い込むんだね。要らない感情は何処へ捨てればいいのだろう教えてよ。月は僕に語りかけるその物語の先はキャンヴァスの中にあり渦潮に飲まれながら旅をする。君の寝顔を見ていると何だか落ち着くから月がすきなのだろう。
繋がらない電話と、記憶と夢と
アルコールで視界をぼやかして
思考をおぼろげに
思い当たる節
ブラジャー
ギターが壊れて音が出なくなった
世界から隔離された私の
あごの下の線もはっきりとし、
3対1のバンドのどちらの良し悪し
マジョリティがマイノリティに勝つ仕組み。
組織の内外の問題だね。
評判は果たして。
と私が言うのは公正ではない。
苦しいのは何でだ。
暑さで寝込みたい。
真っ暗な道を歩いていると白い羽が飛んできた。何処へ行けばいいのだろう辿り着くことの出来ない道をただ歩いているようで。うさぎと手をつなぎながら僕もうさぎと気づくんだ。この穴に落ちたら楽しいことが起こるのかな?眼を閉じてじっと見つめたものは木々の音。暗闇の中でピアノを引いた方が綺麗な感情が生まれるのかもしれないね。本当は見えていないもののほうが美しいのかもしれないと呟いたら眼の中から海が流れて、波の音を聴きたくなったんだ。暖かな光の世界は赤いお花をつくり、ほら見てよその柔らかい花びらは風に飛ばされながら楽しそうに踊るんだ。本当は哀しいのかもしれないね。静止した刻のなかの人々は何を考えているのだろう。教えてよ。教えない。考えているとダイスがきっと動き出すんだ。ころころと転がると僕もつられて先に進むことが出来るんだね。この空気が心地よくずっとこのままで居たいのかもしれないね。だけどダリの時計は動き出したんだ。何処へ向かうのだろうおしえてよ。その壜に詰められた言葉の意味は何なのかと問われたらきっとタイムカプセルで誰かが何時か読んでくれるかもしれないから停止した刻の中で誰も居なくなった部屋の中で誰かが弾いてくれるのだろうとそのピアノは眠り、色をなくしてしまった僕はただ笑うことしかできなくなったのだろう。たくさんの言葉が振ってきたから押しつぶされそうな身体はきっと強くなりたくさんのものをただなんとなく作る楽しいよね。アフリカのど真ん中か。誰かの眼にとまることがなければただのもの。らくがきは楽しいからその紙が欲しいんだ。きっと新しい世界がひろがるのだろうと誰かが笑ってくれるんだ。
何かを喋ろうとして曖昧に笑った、君の目には遠くの景色が見えていた。
君がページをめくるのを私は横目にぼんやりと眠りに落ちようとしていました。
僕達は、彼等は、いったい何が変わってしまったんだろう。次があると思っていた。同じような次があると思っていた。ぼんやりと過ごしてみれば、だいたいそんなものは奇跡だと、思うのです。
夕暮れが美しいと、彼等は言っていた。ずっと夏が続けばいいのに、ぽつり呟いた。廻っていくから大切なんだと、気づいていた。
蝉の鳴く声に死にたいと思ったこと。聴けなくなってしまった歌がある。
彼女は死にたいと言っていた。彼は死にたいと言っていた。そうなったこともあった。
耳障りのいい音楽を聴いた。包まれていたいと思った。
真綿のように優しく苦しめる愛があるなら、それでもいいと思った。

「種を植えたんです。桃の種をね」
と、男は言った。

 初めて聞く男の声は、弱々しく、まるで古い本をめくる擦過音のようだった。


 ぽつぽつと雨が降ってきて、ベンチの上の男のワイシャツに小さな点がいくつかできた。
 大通りの向こうの貴婦人が立ち止まり、ハンドバッグを探って傘を取り出した。やたら骨がたくさんある傘だ。貴婦人は上昇気流をうまく捕まえ、どこかへ飛んでいってしまった。

 雨脚は強まり、男のシャツの点と点は繋がり、やがて濡れていない部分の方が少なくなった。しかし、男は傘を差そうとしない。


「どこに?」と私はきいた。種の話だ。

 男はゆっくりと、思い出すように語った。
「アンノムという国です。一番大きな日時計の、午後二時四十七分の位置。恋人の死んだ場所でした」

「アンノムとはどちらに?」

「歩いていけば八年はかかります」

 私はその国を想像した。きっと、こんな風に冷たい雨は降らないだろう。
 雨で男の色が溶け出して、ぽたぽたと流れ落ちていく。直前まで男だった色は、汚く混じり合い、地面へと消えていく。
 男が時折地面に目を落としているのに気がついた。雨に濡れたまつげの奥で、愛おしげに瞳が揺れる。

 男は来る日も来る日もこのベンチに腰掛けている。芽が出るのを待っているのだろうか。

「ここに桃の芽は出ませんよ」

 男は首を振った。

「モグラは桃の種が大好物なんです」

 男は語る。
「アンノムで植えた桃の種は、モグラに食べられてしまいました」

「モグラは種を身体に宿したままで、西に向かって穴を掘る。南や北にも行きますが、最後にはもといた場所よりちょっと西で息絶える。モグラってのはそういう生き物なんです」

「すると周りの仲間が死骸をあさって種を食い、また少し西で死ぬ。次のモグラも西で死ぬ」


 いつしか男の色はほとんど溶けて、半透明になっていた。それとともに声はますますかすれていった。やがて何も聞こえなくなった。

 街を行く色とりどりの人々は、消えゆく男に目もくれず、ただ足早に過ぎていく。

 雨はただ、いつも通りに降っている。

 街はただ、いつも通りに蠢いていく。


 男だった色は、モグラの運んだ桃の種に、いつの日か出会うのだろう。



 雨のベンチで、見えない男の聞こえない声は、たった一人で昔語りを続けた。



その球体は儚さでと共にうまれたと猫は言った。そうだね。ころころと転がしながら進むと別の球体にぶつかりその答えはもうでてしまっているのだろうか?一日の半分は頭の中の声と慌しさの中で観る白いうさぎの耳なのだろうか。氷のなかを泳ぐ気泡と流れ出た海を眺めているとその空気が恋しくてなんとなく触れてみると暖かさが必要なのだろうと指先から伸びた蔓はやじるしの方向を自由に廻り辿り着く先は花池へと投込まれた。明日綺麗な花が咲くといいねと毎日話しかけ水を与えた。その硝子の向こう側遥か彼方にあるその球体はこの存在に気付いているのだろうか。時空軸の境界はこの硝子なのかもしれないと僕の耳はしょんぼりと折れてしまい壜の世界へと戻ってゆく。静かな世界だね観えているの違う聴いているんだ。桜の花びらを並べながら八重をつくりまた並べてみても変わることの無いものはあるのかもしれないとうさぎは語りかけたのかもしれないね。その水の中に沈んだ透き通る水晶体は硝子の球体を次々と作り出し流されては蓮売りの少女の歌声は風で流されその球体に届くといいねと笑う月は満ち欠けしながら時を告げるのだろう。



何も無くただ飛んでみよう高く上がれと凧がそらを泳ぐように気持ちだけが空回りか。絵空事の世界のようでいて言葉の糸は縺れながら何故言葉が必要なのかと問いかけ頭が痛くなるから誰かの声が万華鏡のようにちらちらひらひらと目ま苦しく煙のように溶けていった。時間という扉を開けてみたら簡単だよ。同じ時間はアインシュタインの夢の中の世界と同じで消えかけた扉を開けてみたら粒の大きさなど気にならなくなって宙に浮いた身体は何者でもないと知った。水溜りの中を散歩しながら傘をくるくると回すのが好き。魚の口に吸い込まれながら螺旋階段を上がるとそこに居るのは誰なのだろう。やっぱり猫が好きだから一緒に猫になってみた。暖かい日差しが好きだからいつでも眠いのかもしれないね。丸くなった背中を見つめているとただなんとなく触れてみたくなったんだ。長い耳をつけたらきっとかわいいよ。数字の中に並べられたその綺麗なものは何なのだろう。気持ちという数のほうが綺麗だと君は言った。光の中の住人はおいしい空気を沢山吸って薄い花びらを数えながら風に飛ばされたら何処へと向かうのかを知っていて無理に追いかけても無駄だよ。ゆっくりと進めばきっとたどり着くことが出来るからと手をつないだら安心するね。水に挿した花は行き場がないと寂しそうに笑った。何処へ向かえばいいのだろう。その肩に触れた手は本当は暖かいはずなのだろう。忘れやすい雨傘を握り締めその強い風は粒の大きさを数えながらかえると一緒に跳んでみた。その川を渡ってみると大きな岩と何年たったのだろう。その木は共存しているのだろう。強靭な翼をもった鳥は何処へ向かうのだろうだからうさぎの耳が欲しいといつも叫ぶ。シロツメクサの花輪は綺麗だから君に見せてあげたいんだ。その坂を昇りながらまた眼を閉じて遠い夢をみるんだ。箱の中の世界は舞踏家たちのお祭りで幻覚の中はきっと本当の世界で何処が夢の世界なのだろうと不思議そうに見つめていると閉じられた蓋の隙間から音楽が流れ出た。音符と一緒に海の世界へと帰っていくのだろう。

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