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中高年のための京都コミュの特色ある興味深い摂社・末社

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神社の境内にある小さなお社は、境内摂社(せっしゃ)・境内末社(まっしゃ)といいます。また、境内から離れている境外摂社、境外末社もございます。

摂社、末社も各神社に附属する神社ですが、現在では特に両者を区分する規定はなく、各神社の管理のもとにある小規模神社の呼称として用いられています。

「摂社」は、ご本殿の神さまと家族関係の神さまをお祭りしています。
「末社」は、この土地に元々あり、境内に後から合祀されたお社です。摂社に次ぐ格式です。
「摂末社(せつまつしゃ)」は、摂社と末社と併せた呼称である。枝宮(えだみや)・枝社(えだやしろ)ともいう。

各神社の本殿の神さまに深い関わりのある神さまを祭っています。お妃の神さまや子供、親神などです。それ以外が末社です。産土の大神さまや鎮守の大神さまは摂社、末社にいらっしゃる場合もありますので、できれば各摂社、末社にも参拝なさって注意して下さい。

末社の稲荷神社は、「大自然」や人間以外の「生きとし生けるもの」の守護神ですので商売繁盛など、人間の祈願をするのは避けましょう。総本山の伏見稲荷大社で商売繁盛を祈願しましょう。

一般の参拝者は、拍手(柏手(かしわで))は通常、二礼、二拍手、祈念、一拝で良いです。丁寧に「拝・拍手」なされたい方には四礼、八拍手、祈念、一拝がお奨めです。

なぜかというと、神さまには「天神(てんじん)地祇(ちぎ)」といって、天の神さまと地の神さまがいます。神職の作法では、天の神さまの代表が伊勢神宮で拍手は八回、地の神さまの代表が出雲大社で拍手は四回です。

そうすると、お隠れになされている神様にもお声が聞こえ、たいそう喜ばれます。
「祈り」は、「意乗り」に通じて個々の願いを神様に伝えるのが大切です。鳥居の前で一礼して参道を左足から入り左側を歩き拝殿の左側から回り本殿で「拝・拍手」。そして時計回りで境内から出て振り向いて一礼。参拝マナーを心得ていると参拝なされるお姿が美しい印象です。

回数に関係なく時間に関係無く個々の気持と神様の気持をシンクロさせることが大切ですね。
神様と深い交流ができたこと、自分の足で来れたことを感謝できたらそれで問題解決です。

<主な末社> 大きな神社の境内には数多くの末社がございます。(八坂神社など)
・稲荷社:宇気毛智神(うけもちのかみ)/食物・商売繁盛の神
・厳島社:市寸島比売神(いちきしまひめのかみ)/昇進・海上安全の神
・住吉社:綿津見神(わたつみのかみ)/海の神・和歌の神
・兵主社:須佐之男尊(すさのおのみこと)/勝利の神
・栗島社:小名毘古那神(すくなびこなのかみ)/婦人病平癒・薬の神
・天満宮社:菅原道真(すがわらのみちざね)/学問・芸能の神
・妙見社:天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)/創造・起業の神
・金刀比羅社:金山羅古神(かなやまびこのかみ)/産業発展の神
・庚申社:猿田彦神(さるたひこのかみ)/道案内の神
・大国主社:大国主命(おおくにぬしのみこと)/経営・医療の神
・春日社:天児屋命(あめのこやねのみこと)/慈悲の神 

コメント(12)

◎八坂神社 末社
美御前社(うつくしごぜんしゃ):美の神(多岐理毘売命・多岐津比売命・市杵島比売命)
「古事記」によれば天照大御神が素盞鳴尊の十拳の剣を三段に打ち折ったときに生じた神だそうです。また、天孫降臨の際に道中の安全を守護するようにと天照大御神から命じられたともあり、海上安全や交通安全の神としても信仰されています。

美容水:女性に人気の「美容水」。この美容水を手に取りお肌につけることで、肌をはじめ心から美しく磨かれると云われております。このごろは、外国人にも大人気で「美容水」を両手で受けて飲んでおられます。飲み水ではないのできっとお腹をこわしたかもしれません。
賀茂御祖神社(下賀茂神社)の西側にある三井神社


下賀茂神社の祭神は?聞かれて答えられる人は少ないでしょう。
ご祭神は「賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)」と「玉依媛賣命(たまよりひめのみこと) 」です。

この2神は父親と娘さんです。

娘さんがいるということは母親がいる訳で、何故か、本殿には母親(伊賀古夜日賣命(いかこやひめのみこと))がお祀りされていません。


賀茂建角身命は賀茂御祖神社の名前からも分かるように賀茂氏の始祖に当たる人です。

それじゃ、最初の疑問は本殿に何故母親が祀られていないのでしょう?
下賀茂神社は賀茂氏の氏神神社です。

となると、氏神は賀茂氏の血が流れていなければなりません。
したがって他氏族の伊賀古夜日賣命は本殿にはお祭りされていないのも理解はできます。



それならばということで、母親を含めてご一家をお祀りしているのが本殿の西隣の三井神社です。
ここは普段は撮影禁止ですが、十二単の着付けは撮影が許されます。

右写真はその時の写真です。
後ろの写真は右側に伊賀古夜日賣命の社、その左に賀茂建角身命の社、写真には写っていないのですが、その左に玉依媛賣命の社があります。

尚、左写真は下鴨神社本殿への入り口です。
たいへん役に立つ知識を教えていただきどうもありがとうございます。参考にして京都の散策を楽しみたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
下鴨神社文化財・摂末社:三井神社

「三井神社」は山城国『風土記』に「蓼倉里三身社(たでくらのさと)」とある社で、本宮の若宮(若々しいご神霊)としての信仰がありました。

三身社とは・・・
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと・中社)
伊賀古夜媛命(いがこやひめのみこと・東社)
玉依媛命(たまよりひめのみこと・西社)

三井社末社(三社とも国重文)
諏訪社(建御方神)
小杜社(水分神)
白髭社(大伊乃伎命・別名猿田彦神)
1629年(寛永6年)の式年遷宮のとき造替された建物で重要文化財。

式内社末刀社(水の神)が御降臨する磐倉という「水ごしらえの場」。

伊賀古夜媛命は賀茂建角身命の妻。
玉依媛命は子。

<参考>鴨建祗命、磯依姫、玉依姫の物語
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4473031136?ie=UTF8&tag=tukinohikar0a-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4473031136

下鴨神社・摂末社は河合神社・出雲井於神社(比良木社・国重文)・三井神社(国重文)・賀茂波爾神社が式内社で、29社を数える。
奈良期以降、全国各地に賀茂社が分霊されており、現在では全国に約1200社の分社があるという。

◎京都古文化保存協会の非公開文化財特別公開
下鴨神社の三井神社
京都古文化保存協会の秋の非公開文化財特別公開が11月1日〜10日、京都府内の21カ所で始まる。(神社によっては、特別公開日程が違いますので要確認。)
重文の大炊殿や三井神社を公開。河合神社本殿も。2年後の式年遷宮に向けて国宝の本殿を修理中。
問い合わせ 京都古文化保存協会TEL075(561)1795

北野天満宮の境内末社である伴氏社(ともうじしゃ)

伴氏(菅原道真の母)を祀った神社です。
伴氏社は、子供の成長と学業成就を守護するご利益があるとされ、1月14日に例祭が行われています。ご両親の信仰が篤いお社です。

鳥居の台座が蓮弁とは珍しい。神社とお寺の融合だ。
(台座に蓮弁が刻まれている点と、額束(がくづか)が島木にめり込んでいる)
この鳥居は鎌倉時代に作られたものとされ、重要文化財に指定されています。

三珍鳥居(伴氏社(京都三珍鳥居の一つ))と言われるのは、柱を支える台座の部分が主です。
1.蚕の社(木嶋神社)・三柱鳥居(太秦)
2.厳島神社・唐破風鳥居(からはふ・京都御苑内)
3.伴氏社(ともうじしゃ)
*伏見稲荷大社の千本鳥居や野宮神社の黒木鳥居の方がもっと貴重だし珍しいと思うのだが・・。

北野天満宮の境内には、本殿を囲むように50の摂社(せっしゃ)と末社(まっしゃ)が 建ち並びます。
伏見稲荷大社の末社群

京都市伏見区深草藪之内町68
主祭神:稲荷大神 (宇迦之御魂大神ほか4柱の総称)

全国に約3万社あるといわれる「稲荷神社」の総本社で、初詣では近畿地方の社寺中最多の参拝者を集めています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E5%A4%A7%E7%A4%BE

伏見稲荷大社は巨大です! 一大ワンダー・ランドとも言えます。

初詣などで賑わう本殿の背後に連なる「稲荷山(標高233m)」には、アチコチに「お塚」と呼ばれる石碑に「白狐大神」や「白龍大神」などの神名を刻んで祀られた1万基以上の小さな祠が奉納されています。

末社も主な社だけでも下記のように多数あります。

● 末社 (※ ウィキペディア:伏見稲荷大社より引用)

・稲荷山 中腹
  上之社神蹟 - 末廣大神
  白狐社 - 白虎大神
  玉姫社 - 玉姫大神
  荒木神社 - 口入稲荷
  豊川大神 - 豊川稲荷
  間力大神
  産婆稲荷 - 産婆大明神
  熊鷹社 - 熊鷹大神
  玉山稲荷社 - 玉山稲荷大神

・稲荷山 山頂付近
  田中社 - 田中大神
  大杉社 - 大杉大神、磐根大神
  眼力社 - 眼力大神、石宮大神
  奥村社 - 奥村大神
  傘杉社 - 傘杉大神
  薬力社 - 薬力大神
  長者社 - 加茂玉依姫

・上社神蹟 - 大宮能売大神、末廣大神、大岩大神
・中社神蹟 - 猿田彦、青木大神
・荷田社御神蹟 - 伊勢大神
・下社神蹟 - 宇迦之御魂

比較的有名な末社として
最初の写真:長者社
真中の写真:薬力社
最後の写真:眼力社
写真左:福徳社(ふくとくのやしろ)。賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)の境外末社。
写真右:藤木社(ふじきのやしろ) 。賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)の境外末社。

賀茂別雷神社は、上賀茂神社のことです。
>>[7]
賀茂別雷神社は本来は賀茂御祖神社の摂社となってもいいはずなのに、賀茂社として同格扱いですね。

つまり、賀茂氏の先祖である賀茂建角身命を祀っているから賀茂御祖神社(下鴨神社)ですよね。
そのお孫さんが賀茂別雷命で賀茂別雷神社(上賀茂神社)。
場所だってそんなに離れていないのに摂社とならなかったのは不思議です。
竹中稲荷社。吉田神社の末社です。

祭神は宇賀御魂神、猿田彦神、天鈿女神で、「竹中稲荷社と称し、商売繁盛の御神徳をお授け下さいます」とのこと。現在地には、天保11年(1840)に造営され、明治5年(1872)、吉田神社の末社となりました。
もともとは、幕末に開かれた新宗教である黒住教(くろずみきょう)の神社です。開祖の黒住宗忠(むねただ)を祀っています。

竹中稲荷社は、伏見稲荷大社の千本鳥居のイメージがありますねえ。創建当時の吉田山は、それこそ千本鳥居のように沢山の朱色の鳥居が吉田山を埋め尽くすように立てられていました。

所在:京都市左京区吉田神楽岡町
拝観:境内自由


近くには、カフェ「茂庵」がございます。お奨めですね。 http://www.mo-an.com/
>>[9]
神社じゃじゃないですが、竹中稲荷社の近くに業平塚がありましたね。
カフェ「茂庵」の近くです。
河合神社(かわいじんじゃ)

河合神社は下鴨神社の摂末社で、境内の糺の森の中にある「瀬見の小川」の西側にあります。
日本三大随筆である「方丈記」の著者・鴨長明は、河合神社の神宮の家系に生まれましたが重職に就くことができず、世を嘆いて方丈記を書いたと言われています。

ご祭神は女性の守護神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が祀られています。
古くから女性の美の神様として信仰されており、安産・育児・縁結び・学業・長寿の神様ともいわれています。
河合神社の絵馬は、日本古来の柄鏡の形をしている珍しい「鏡絵馬」です。顔の描かれた表面は、自分の顔と見立てて、自分のメイク道具で願いを込めて化粧します。(化粧品がなくてもクレヨンが用意されています。)裏面には、願い事を書きます。きっと、もっと可愛い女性になれますよ。

河合神社境内にイチョウの落葉で敷き詰められた頃、糺の森のモミジが染め始めます。糺の森の紅葉の見頃は、12月中旬でして京都市内では、もっとも遅く紅葉の見納めとして人気です。

別名:鴨川合坐小社宅神社(かものかわいにいますおこべそじんじゃ)
所在地:京都市左京区下鴨泉川町59
TEL:075-781-0010
FAX:075-781-4722
御祭神:玉依姫命 (たまよりひめのみこと)
玉依姫命と呼ばれる女神は1人ではなく、日本各地の神社に同じ名前の神が祀られている。玉依姫命という名称は、天照大神や木花開耶姫命などのような固有名詞ではない。「タマヨリ」とは、「霊依」あるいは「魂憑」からきたもので、神の依り憑く巫女、あるいは神霊が憑依する乙女の意味である。それに加えて玉依姫命には、女性の子供を生む能力という性的な要素が強く反映されている。「タマヨリ」の女性は、神婚による処女懐胎によって神の子を宿したり、選ばれて神の妻となったりする。そういう巫女的霊能力のある女性を総称して玉依姫命と呼んでいるのである。
 古来、女性の出産する力は、豊穣や多産のシンボルと考えられてきた。人間の生命あるいは食料の再生産のための新鮮なエネルギー。そういうものが一つの神の姿としてイメージされたのが玉依姫命なのである。<ネット検索>

ご利益:美人祈願、安産・育児・縁結び・学業・延命長寿
>>[11]

面白いトピを立ち上げられましたね^^
摂社、末社のあれこれについては私も思うところありました。

世間一般、或いは神社関係者の皆様の99%・・はとか爺さんのおっしゃる通り

>>「摂社」は、ご本殿の神さまと家族関係の神さまをお祭りしています。
>>「末社」は、この土地に元々あり、境内に後から合祀されたお社です。

という解釈をされてるのですが、いろいろ神社を巡ってますと疑問がわくことも多々あって・・^^;

そこで私なりに得た結論として

「摂社は元々おられた神、末社が御本殿の神と関係したお社」

と言う、「世間とは逆の解釈」のほうが実は正しいのではないか?と今では思っています。

明治以降、
「摂社を本殿の神様と関係したお社」と決めた?らしいのですが、私のように解釈する方もごくごく少数ながらいらっしゃるのではないかと思います。

下鴨神社の場合は

本殿近くに鎮座されてる「出雲井於神社(いずもいのへのじんじゃ)」こそが、この地で古くから祀られていた神社で、摂社(御祭神は建速須佐乃男命にて賀茂建角身命、玉依媛命とは関係ない)とお呼びするべきお社だと思います。

河合神社の場合は御祭神が下鴨神社と同じような名の「玉依姫(媛)」なので混乱しやすいのですが、神武天皇の御母神であることから賀茂氏とは関係ないとすると・・やはり摂社となるのかもしれません。

まぁ〜、どちらでもいいじゃん!という声も聞こえてきそうですが、正確にその土地の歴史を知ろうとした場合、摂社、末社の見極めは非常に役に立つと思うので廃仏毀釈運動もしかり、せめてこのコミュだけは為政者の決め事に惑わされないようにすることも肝要かと思い至り一石を投じた次第です。

写真 左  中  出雲井於神社
写真 右  出雲寺  
  下鴨神社すぐのところ。いかにも出雲族がこのあたりに住していたような名残を感じる小さなお寺。


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