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スラヴォイ・ジジェクコミュのジジェクによる倒錯的映画ガイド

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最近都内のイベントでも上映された、『 スラヴォイ・ジジェクによる倒錯的映画ガイド』[ソフィー・ファインズ/ビデオ/150分/2006/アメリカ]の一部がYoutubeにあったのでご紹介します。
http://www.imageforum.co.jp/festival/special.html


The Pervert's Guide To Cinema
http://www.amazon.co.uk/Perverts-Guide-Cinema-REGION-NTSC/dp/B000NQRE3C/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1209755323&sr=1-1

# Directors: Sophie Fiennes
# Format: NTSC
# Subtitles: English, German, French, Japanese
# Region: All Regions

冒頭で、マルクス兄弟のグルーチョを超自我、チコをエゴ、ハーポをイドとして解釈し、『サイコ』に出てくる建物の二階を超自我、一階をエゴ、地下をイドと解釈していたのが面白かった。
作品全体は三部作で、恐怖映画(もちろんヒッチコック)、ポルノ映画、政治映画といったジャンル映画をこうした図式主義で切っていきます。
ただし、チャップリン、タルコフスキー、ベルイマン、などこうした図式で切れない作家に言及していたのが興味深いです。
特にタルコフスキーは『ソラリス』と『ストーカー』が対比的に扱われ、チャップリンの『街の灯』がこの倒錯した、キッチュな作品の最後を飾っています。

ラカンに対する言及はほとんどなく、ジジェク理論入門としては初級編と言えますが、それでも映画史の再編とまでもいえないが見直しが可能になると思います。

イギリスのアマゾンで販売していますが、日本語字幕付き及びリージョンフリーなのでおすすめです。

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