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スラヴォイ・ジジェクコミュのジジェク入門書?

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はじめまして。

最近、書店でジジェクの本をよく見かけます。気になって、このコミュに入りました。

入門的な本を教えていただければ嬉しいです。解説書でもかまいません。

コメント(28)

私は、『イデオロギーの崇高な対象』をお勧めします。
「ラカンの欲望のグラフ」のシニフィアンのキルティングの解説部分なんかはしびれます。
あとは、マクガフィン。
無知で申し訳ないのですが、「マクガフィン」というのは解説本の著者の名前でしょうか?
「マクガフィン」は、ヒッチコック映画に登場する(多分ジジェク的な解釈では)「対象a」のこと。

どこかの本(『イデオ〜対象』だったかは忘れました)に、こんな逸話が載っているハズ。

(電車に相席した2人の会話...)
A:(Bが抱えてきた紙袋に入った筒状の物体を指差して、)ねえ君、あの網棚の上の物はなんだい?
B:あれはマクガフィンだよ。スイスの高山地帯に住むライオンを捕らえるための物さ。
A:へえ〜、あれがマクガフィンか。初めて見たよ。でも、スイスの高山地帯にライオンは生息していないんじゃ?
B:じゃぁあれはマクガフィンじゃないんだよ。
ありがとうございます。
あとで神保町に行くので、立ち読みしてみます。
イデオロギーの崇高な対象、入手しました。来週読みます。
私は『快楽の転移』ISBN:4791754255)を読んで、
面白いなーと思ってから『斜めから見る 大衆文化を通して
ラカン理論へ』ISBN:4791753755)を読みました。

最近は『イラク』ISBN:4309243134)を読んでます。
問題意識がわかりやすいから、入りやすいかもしれません。
自分のお勧めは『斜めから見る』です
『ジジェク自身によるジジェク』という本が出ましたね。
フランス語のタイトルはわかりませんが、"The sublime object of ideology"は確かもともと英語で出版されたものではなかったでしょうか。英語の方が日本語版よりもわかりやすいような気がします。
遅レスですが
Le plus sublime des hysterique: Hegel passe
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/2904821201/qid=1120578614/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl14/103-8750538-8559855?v=glance&s=books&n=507846
じゃないですか?
>ツネノさん、

Le plus sublime des hysterique: Hegel passe
は、
「ヘーゲル、最も崇高なヒステリー患者」
という1988年の論文で、『イデオロギーの崇高な対象』とは別物だと思います。
守永直幹訳『現代思想 1993, 7 臨時増刊 ヘーゲルの思想』/青土社
に部分訳が掲載されているようです。

僕も未読ですが・・・
そうでしたか。失礼しました。
ところでジジェクって今では英語圏のスーパースターで、英語で本を出しまくってますが、自国での出版状況ってどうなってるんでしょうね? 母語でも書いてるんでしょうか。それで言ってることが違ってたりしてたら面白いですね。たとえば、英語の本ではリベラリズム批判をしておきながら、自国では結局「自由を守れ!」とか言ってたりして。。。
こんにちは。少し話が変わってもうしわけないのですが、
新宮・立木の講談社選書メチエ「フロイト=ラカン」によると、
「現実的なもの」の位置づけに関する前期ラカンと中期ラカンの差異は、カントの「物自体」から象徴的秩序の分裂や歪曲へのシフトだと
ジジェクは言っているのだと書いてありましたが、
具体的にジジェクのどの著作を読めばわかりやすいでしょうか。
ジジェクに関してはほとんど読んだことがないのですが、よろしくおねがいします。
〉Ronaldo(いんてる)さん
とりあえず『イデオロギーの崇高な対象』の第二部の4、「汝は二度死ぬ」という章に、前期、中期、後期ラカンの違いをジジェクが端的に説明しています。
ここが一番わかりやすいのではないでしょうか。

〉G-NOSIS
図式的にすっごく大まかに書いてしまうと、「潜勢的なもの」をめぐるドゥルーズの思考そのものはラカンに即して評価しながら、ドゥルーズ=ガタリの著作については、「潜勢的なものの」実体化として批判する、といった感じだと理解しています。
『差異と反復』や『意味の論理学』と『アンチエディプス』や『千のプラトー』が対立させられています。
さらには、非ガタリ的なドゥルーズが、じつはきわめてヘーゲル的である、といった点も焦点になっていたと思います。
とにかくガタリはボロクソに言われてます。
シリーズ「現代思想ガイドブック」のジジェク編が出ていますね。なかなか勉強になりましたよ。
>REPONさん
「思想ガイドブック」ですか。今度探してみます。

僕のお気に入りのジジェクは Looking Awry: An Introduction to Lacanian Psychoanalysis"という本です。日本語に翻訳されているのでしょうか? イントロといってもかなり高度で専門的なものですが、ヒッチコックやバットマンなどを分析の対象としながら、ラカン派精神分析学のセオリーを解説するという手法は、すごく Entertaining です。
 今月、集英社新書から岡崎玲子訳で『人権と国家』という本が出るそうです。ひょっとしたら入門書的なものになるかもしれませんね。
便乗して質問を、
現在「パララックス・ビュー」を読んでますが
バディウの名がかなり上がっています。
バディウをどう読めばいいのでしょうか?

日本におけるバディウの評価ってどのようなものなのですか?
バディウはまだ日本では翻訳も少ないし、一部の人をのぞいては、ほとんど知られていない状態です。彼の哲学は一貫しており現存の哲学者の中ではずば抜けた存在でしょう。ジジェクがバディウを評価しているのはなかなかいい着眼点です。でも私の個人的意見では、哲学的に言えば、バディウはジジェクとはスケールが違うと思っています。
メーさん。ありがとうございます。
「聖パウロ 」機会があったら読んでみたいと思います。

でも私はキリスト教ドグマは疎いし、
最近ではインテリジェント・デザインなんて
ニューエイジっぽいのもあるし、難しいなぁ。

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