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小林義明コミュの「映画評論」1965年1月号の座談会

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はじめまして。シャイダーの『散歩する腹話術師』を本放送時に見て
「この監督は作風そのものが放送事故だ!」と思いました(笑)
以後お名前が出るたびに反応してしまいます。
月曜ドラマランド版の『ゲゲゲの鬼太郎』がもう1回見たいです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

上記画像は以前古本屋さんで買った「映画評論」1965年1月号。
「座談会 おれたちは助監督」に小林義明氏も出席されていたので
つい購入してしまいました!

内容は結構シビアで、映画評論家の品田雄吉氏(当時は編集部員)と虫明亜呂無氏を聞き手に、映画業界の斜陽化が進み撮影所スタッフのTVへの転職が続いている状況、映画会社の企画の混迷ぶり、組合活動の難しさなどが語られています。
出席者のうち『女必殺拳』などで知られる山口和彦氏以外は劇場映画監督デビューされていないこと(※)からも、この世代の撮影所出身監督さん達の困難な道のりを物語っている気もしますが、座談会の最後を小林氏が締めくくっていて(右の画像)、今あらためて読むとその後の小林監督を示唆している気もしますので引用します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
小林 いまのゴダールにしろ、われわれにしろそうなん
   だけれども、やはり表現のあり方でも、こういう
   ことを言いたいのだということをもう少し意識的
   に、方法論でもいいのだけれども、別な形で置き
   変えて表現するということを熟練しなくちゃいけ
   ない。そういう技術的な集積をしなくちゃいけな
   い。ゴダールの意識の中でもものすごくそういう
   ことをやっていると思うのですけれどもね。何か
   表現の方法がないかなと思っているのですけれど
   もね。
品田 それをやって下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(※)小林氏は1995年に『劇場版オーレンジャー』を、また設楽博氏は『アリババと40匹の盗賊 』(1971)を監督されていますが、どちらもかつての撮影所システムの中での「監督昇進」ではありませんので…。

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