海外マイナーアニメ・無名アニメコミュのアゼルバイジャンのアニメ（Azərbaycan çizgi filmi）

甲虫さんとネズミさん（Pıspısa Xanım və Siçan Bəy）1974

【原作】（Əsərin Müəllifi）
アブドゥッラ・シャイグ（Abdulla Şaiq）

【スタッフ】
脚本（Ssenari Müəllifi）：ナタリヤ・シュネイェル
（Наталｊа　Шнеｊер）（Nataliya Şneyer）
インティガム・ガスムザダ
（Интигам　Гасымзадə）（İntiqam Qasımzadə）
監督（Rejissor）：アハナフ（アガナグ）・アフンドフ
（Ағанағы　Ахундов）（Ağanağı Axundov）
マスット・パナヒ
（Мəсуд　Пəнаһи）（Məsud Pənahi）

【制作】
アゼルバイジャン映画スタジオ
（Азербайджанфильм）（"Azərbaycanfilm" Kinostudiyası）

言葉が分からないので話の内容はよく分からないのですが、
蟻の女の子（？）が、おめかしして、歌と踊りを披露して認められる為に、
色々な所へ掛け合うという感じの内容でしょうか？
でも結局最後は、川に溺れたせいでおめかしが台無しになり、
川から上がった後一人で佇んでる切ない気分になる場面で終わります。

「Pıspısa」の意味が長らく不明でしたが、対英訳で「beetle」と出ているのを発見したので、
「甲虫」と出しました。

作者は、アブドゥッラ・シャイグ（Abdulla Şaiq）という詩人で、
原作自体、彼の詩に拠っているそうです。

このアニメは、技術的にも悪く無く、丁寧に作られたフルアニメーションです。

アゼルバイジャンは、1930年代に既にアニメーションを制作してたようですが、
アゼルバイジャンがアニメ大国だという事が、意外と日本では知られていないのが残念です。

http://www.youtube.com/watch?v=1nmtucd6d68

《記事初公開日》
2014年06月09日 12:18

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[41] mixiユーザー 07月21日 19:30

フマイのゆめ
Humayın yuxusu

映像はコチラ↓
https://youtu.be/pYHfSIfjFRo

【監督】Rejissor
ナズィム・マンマドフ
Nazim Məmmədov

【脚本】Ssenari müəllifi
エルチン・アファンディエフ
Elçin Əfəndiyev

【美術】Rəssam
エルチン・ハミ・アフンドフ
Elçin Hami Axundov

【作曲】Bəstəkar
オグタイ・マンマダガ・オグル・ラジャボフ
Oqtay Məmmədağa oğlu Rəcəbov

【制作会社】İstehsalçı
アゼルバイジャン映画スタジオ
"Azərbaycanfilm" Kinostudiyası

【時間】Vaxt
9.5分（dəq.）

【制作年】İl
【初公開】İlk baxış tarixi
1985年
Humayın yuxusu (film, 1985) － Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Humay%C4%B1n_yuxusu_(film,_1985)

[42] mixiユーザー 07月21日 19:31

＞４１

フマイのゆめ
Humayın yuxusu

フマイ（Humay）という女の子が、
お部屋で遊んでいます。

ところがこの子、
おもちゃや道具に対する愛情というものが全く無く、
ネズミのぬいぐるみを投げ飛ばしたり、
ネコの人形のヒゲを切ったり、
えんぴつを歯で裂いたりと、いじわるをするのです。

その後フマイはベッドに入って寝入りますが、するとどうでしょう！
ネコのぬいぐるみが意思を持って立ち上がったではないですか!!

ネコは、同じく意思をもったビーチボール（？）にうったえます。
「あの子はボクにいじわるするんだ。こんなところになんかいられないよ！」
そして、ビーチボールが止めるのも聞かずに部屋から出て行きました。

ネズミもえんぴつも、いじわるするフマイを嫌がり部屋を出て行きました。

突然の雨で水たまりができ、
その水たまりにネズミがはまって溺れてしまいますが、
後から追いかけてきたボールは中々助けられません。
が、先に家出していたネコがそれを見つけ助けだします。

皆が揃った所で、さあ、冒険の旅に出発だア！となりましたが…

最後にこの女の子は改心するのですが、
モノを大切に扱おうね、という教育アニメですね。

[43] mixiユーザー 07月21日 19:32

＞４１
＞４２

「フマイのゆめ」
（Humayın yuxusu）

それと、個人的に気になった場面は、えんぴつが壁に四角を描くと、
それが扉になるという描写。

[44] mixiユーザー 07月21日 19:34

＞４１
＞４２
＞４３

「フマイのゆめ」
（Humayın yuxusu）

このほかにも、壁に傘の絵を描くとその傘が実体化したり、
壁に船の絵を描くと本物の船になるという、
ドラえもんのひみつ道具ばりの活躍を見せます。

[45] mixiユーザー 07月21日 19:35

＞４１
＞４２
＞４３
＞４４

「フマイのゆめ」
（Humayın yuxusu）

アゼルバイジャンは民族的にトルコと近縁というだけあって、
元々ムスリムの国だと思うのですが、
旧ソ連時代には宗教が抑えつけられていたのかも知れないですけど、
そういうのを差し引いても、モノに生命というか、意識が宿るという発想は、
ムスリム的にどうなんだろう？というのが気になりました。

イスラームについては不勉強すぎるので迂闊な事は言えません。
「イスラム教の論理」（飯山陽）は読みましたが、まだまだ不勉強。

それはともかく、どこの国で作られたアニメなのか問われた時、
アゼルバイジャン製だと答えられたら凄いなというアニメです。
西洋人の生活スタイルですから。

でも、ベッドの前の壁に民族服を着た人物のポスターが出ていて、
それが手がかりになるのかな？という。
音楽もやや中東っぽい感じでしょうかね。

[46] mixiユーザー 01月26日 09:14

泰平ヨンの冒険
Sakit Yonun macəraları

ロシア語題
泰平ヨンの日記より。インテロピアへの旅。
Из дневников Ийона Тихого. Путешествие на Интеропию

映像はコチラ↓
https://youtu.be/pIGY_a2IlUs

原作（Əsərin müəllifi）
スタニスワフ・レム
Stanisław Lem
監督（Rejissor）
脚本（Ssenari müəllifi）
ゲナヂー・イヴァーナヴィチ・チーシチェンコ
Геннадий Иванович Тищенко
美術（Rəssam）
ゲナヂー・イヴァーナヴィチ・チーシチェンコ
エルチン・ハミ・アフンドフ
Elçin Hami Axundov
制作会社（İstehsalçı）
アゼルバイジャン映画スタジオ
Azərbaycanfilm
時間（Vaxt）
10分（dəq.）
初公開（İlk baxış）
1985年
Sakit Yonun macəraları (1985) - Azerikino.c
Sakit Yonun macəraları (film, 1985) - Wikipedia, Azərbaycanca

スタニスワフ・レム（Stanisław Lem）のＳＦ小説、
『航星日誌』（Dzienniki gwiazdowe）を、
アゼルバイジャンがアニメーション化。

日本では『泰平ヨンの航星日記』という邦題で、
早川書房から、
ハヤカワ文庫ＳＦシリーズとして出版されています。

何故『泰平ヨン』という
如何にも日本的な苗字？なのかというと、
ポーランド版（オリジナル）の名前の語感
「Ijon Tichy」（イョン・チフィ）や、
ロシア語版の名前『Ийон Тихий』の
「Тихий」（チヒー）の意味が、
「太平」「静かな」「穏やかな」を意味するらしいので、
その意味にも掛けているものと思われます。

「Tichy」の意味まではちょっと分かりませんが。

[47] mixiユーザー 01月26日 09:16

＞４６

泰平ヨンの冒険
Sakit Yonun macəraları

ロシア語題
泰平ヨンの日記より。インテロピアへの旅。
Из дневников Ийона Тихого. Путешествие на Интеропию

泰平ヨンとタラントガ教授（Profesor Tarantoga）は、
おうし座二重太陽の第６惑星インテロピア（Interopia）
の住人の生活に大きな役割を果たしているという、
セプルカ（Sepulka）というものについて調査するために、
インテロピアへ向かった。

ところがヨンは、クルデル（Kurdel）
と呼ばれる怪物を狩らないかと男に勧誘され、
連れて行かれてしまう。

到着後、ヨンは、男にスパイスを掛けられると、
クルデルに飲み込まれてしまった。

内部には、クルデルを調査するために
インテロピアの住人が入っていて、
クルデルの体内で爆弾を爆発させようとしたヨンに対して
憤慨し殴りかかるが、勢い余って二人共体外に放出される。
ヨンは持っていた爆弾を適当な場所へ投げて爆発させる。

実は、インテロピアでは、
クルデルの狩猟は犯罪となるのだった。

インテロピアでは、数世紀にも渡り、
隕石の飛来に悩まされていた。

隕石に当たったインテロピアの住人は消滅してしまうが、
彼らがセプルカを使って消滅した人を復活させている様子を、
ヨンは目の当たりにする。

その後、ショーにうつつを抜かしていたヨンは、
ふとセプルカの事を調査する筈だった事を思い出し、
その保管場所へと向かい、
自分の名前の付いたケースに収納されていた
セプルカを手中に収める。

そして、タラントガ教授と合流し、
彼にセプルカを手渡したものの、その瞬間、
ヨンは運悪く隕石に当たって消滅してしまうのだが…。

---

最近まで、話の内容がまともに分からなかったのですけど、
ロシア語版Wikipediaにあらすじが出ており、
何とか翻訳して概要は掴めたかもです。

でも、特にロシア語に精通している訳では無いので、
間違いがあるかもですが。

そもそもが『航星日記』を読んでいないので。
もし読んでいたら、その中に、
原作となったお話が出ているのかも知れません。
暇があったら確認してみようと思います。

[48] mixiユーザー 01月26日 09:21

＞４６
＞４７

泰平ヨンの冒険
Sakit Yonun macəraları

ロシア語題
泰平ヨンの日記より。インテロピアへの旅。
Из дневников Ийона Тихого. Путешествие на Интеропию

「セプルカ」とか「クルデル」とか、
訳の分からない言葉に翻弄されました。
流石は想像力の豊かな小説家だこと。

私もADHDを患っていた関係なのか？
子どもの頃は「造語癖」がありました。

まあそれはともかく、
「セプルカ」または「セプルキ」（Sepulki）には、
Wikipedia頁がありました。
Сепульки － Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A1%D0%B5%D0%BF%D1%83%D0%BB%D1%8C%D0%BA%D0%B8
レムはセプルカについて説明を求められた時、
「分からない」と答えたらしい。
敢えて謎のままに置いといた？

「パップラドンカルメ」かと思いました。
（わかるかなぁ）
https://youtu.be/3rqVdb6dGmc
ピンク色なところも何だか似てる？

監督はロシア人で
（名前からしてウクライナ系というのが分かります）、
初期の頃は実写映画の監督を務めていた様ですが、
途中からアニメーションの制作を手掛ける様になった様です。

Wikiのスタッフ一覧を見てみると、
ロシア系はチーシチェンコしか見当たりません。

表題が出るとき、妙に画面が光っているのですけど、
わざとではなくて、単にフィルムの劣化ですかね？

妙にほのぼのした冒頭のＢＧＭを聴いていて、
香港映画「悪漢探偵」（最佳拍档）のテーマ曲
を思い出したのは私だけ？
（口笛のところ）

デザインについてですが、最初見た時、
やはり日本のロボットアニメとかSFもの等に
馴れ親しんで肥えてしまった目で見ると、
何ともいえないギャップが…。

色遣いも妙にギラギラしてて、目がチカチカしました。
（日本の伝統色が中間色ばかりなのも分かると言うか）
マーカーで歓楽街のネオンみたいな色遣い？

[49] mixiユーザー 01月26日 09:31

＞４６
＞４７
＞４８

泰平ヨンの冒険
Sakit Yonun macəraları

ロシア語題
泰平ヨンの日記より。インテロピアへの旅。
Из дневников Ийона Тихого. Путешествие на Интеропию

原作のポーランド語版原書（1957年）
"Dzienniki gwiazdowe" Stanisław Lem Cover by Marian Stachurski Published by Wydawnictwo Iskry 1957 - Pinterest
https://br.pinterest.com/pin/211739619959563950/

日本語版最初期版（1967年）
あああ、神さま…（^^； | DVD放浪記
https://ameblo.jp/prisoner-number-six/entry-12589918067.html

日本語版改訂版（2009年）
泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF レ 1-11) (日本語) 文庫 – 2009/9/5 - アマゾン
https://www.amazon.co.jp/%E6%B3%B0%E5%B9%B3%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%88%AA%E6%98%9F%E6%97%A5%E8%A8%98%E3%80%94%E6%94%B9%E8%A8%B3%E7%89%88%E3%80%95-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-SF-%E3%83%AC-1-11/dp/415011725X

[50] mixiユーザー 04月02日 09:54

うつくしいファトマ
Göyçək Fatma

【監督】Rejissor
ナズィム・マンマドフ
Nazim Məmmədov

【脚本】Ssenari müəllifi
ミルヴァリド・パシャ・グズ・ディルバズィ
Mirvarid Paşa qızı Dilbazi

【作曲】Bəstəkar
オグタイ・マンマダガ・オグル・ラジャボフ
Oqtay Məmmədağa oğlu Rəcəbov

【美術】Rəssam
ラフィズ・ルザ・オグル・イスマイウロフ
Rafiz Rza oğlu İsmayılov

【制作会社】İstehsalçı
アザン映画（アゼルバイジャン・アニメーションスタジオ）
Azanfilm (Azərbaycan Animasiya Filmləri)

【時間】Vaxt
45.5分（dəq.）

【制作年】İl
1988年
Göyçək Fatma (film, 1988) － Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/G%C3%B6y%C3%A7%C9%99k_Fatma_(film,_1988)

[51] mixiユーザー 04月02日 09:57

＞５０

うつくしいファトマ
Göyçək Fatma

見るからに民話をアニメ化したものと分かりますが、
例によってアゼルバイジャンアニメ紹介Wikipediaには
あらすじがまともに出ないので、内容を探るのが難しいです。
言葉が分からないし。

でも、映像を見た印象では、
内容が「シンデレラ」にかなり類似しているのが分かりました。
ファトマが靴を落として王子がその落とし主を国中探し回る所まで。

Wikiによると、民話を元にしたと出ていますが、
世界中に似た様なお話があるのでしょうか？

シンデレラのバリエーションが世界中にあるみたいで、
現存する最も古いものは、
ギリシャの歴史家ストラボンが紀元前1世紀に記録した
ロードピスの話だとか（Wikipedia）。

やはり中東系だけあって、
かぼちゃの馬車はらくだの馬車ですね～。

ファトマは、調べてみると、「ファーティマ」と同じらしいです。
「ファーティマ」をトルコ語で「ファトマ」と呼ぶらしいです。
ファトマ・ハトゥン：ムスタファ皇子が最初に愛した女性. - 歴史好きブログ
https://rekishi.sseikatsu.net/fatmahatun/
トルコ語とアゼルバイジャン語は兄弟言語なので、
なるほど、と思いました。

[52] mixiユーザー 04月02日 09:59

＞５０
＞５１

うつくしいファトマ
Göyçək Fatma

これまで見たアゼリーアニメは短編が殆どでしたが、
今回の作品は、時間が40分以上と長いです。
１時間も無いので「長編」と言って良いのかは微妙ですが、
Wikiによると、
アゼルバイジャンアニメの中で最も長い作品だそうです。

それと、切り絵アニメの様ですね。
そのせいで動きが多少ぎこちないかも知れません。
でも、ある種の味わいがあるかも。

[53] mixiユーザー 04月02日 10:01

＞５０
＞５１
＞５２

うつくしいファトマ
Göyçək Fatma

そして印象的なのは、細かく美しい民族的デザイン。
というか、イスラーム美術なんですかね？
（よく分かりませんが）

音楽も美しいですが、この作品は、
登場人物が歌うオペラ・アニメーションです。
いわゆるミュージカル映画ですね。

日本にも、「茶目子の一日」（1919年）や、
「すて猫トラちゃん」（1947年）などがありますよね。
（古いですが）

[54] mixiユーザー 04月02日 10:02

＞５０
＞５１
＞５２
＞５３

うつくしいファトマ
Göyçək Fatma

Wikiによると、アゼルバイジャン国家教育省
（Azərbaycan Xalq Təhsili Nazirliyinin）
の委嘱により制作されたそう。

それと、タイトルロゴが、
アラビア文字風にデザインされたキリル文字なところも、
個人的に気に入っています。
当時のアゼルバイジャンは、まだギリギリソ連時代なので、
使われている文字も、今の様なラテン文字ではなく、
キリル文字でした。

[55] mixiユーザー 08月20日 13:23

母と子守唄
Analar və laylalar
https://youtu.be/MMM7SJVMaLo

【監督】Rejissor
ヴァギフ・グラム・オグル・ベフブドフ
Vaqif Qulam oğlu Behbudov

【脚本】Ssenari müəllifi
テイムル・エルチン（テイムル・スュレイマン・オグル・エリイェフ）
Teymur Elçin (Teymur Süleyman oğlu Əliyev)

【出演】Baş rollarda
ネルギズ・ジェリロヴァ
Nərgiz Cəlilova
フィクレト・ヒュセイノフ
Fikrət Hüseynov

【作曲】Bəstəkar
ラミズ・アギル・オグル・ミリシュリ
Ramiz Aqil oğlu Mirişli

【美術】Rəssam
ヴァギフ・メンメドフ
Vaqif Məmmədov

【制作所】İstehsalçı
アゼルバイジャン・テレビ映画
Azərbaycantelefilm

【時間】Vaxt
16分40秒（dəq.）

【制作年】İl
1991年

【初公開】İlk baxış tarixi
1992年
Analar və laylalar (film, 1991) － Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Analar_v%C9%99_laylalar_(film,_1991)

[56] mixiユーザー 08月20日 13:24

＞５５

母と子守唄
Analar və laylalar

母の子に対する永遠の愛を描いたもの。

最初、実写で人間の母と子が出てきたので、
アニメと実写の融合かと思いましたが、
言葉が分からないので想像ですけど、
お話を言い聞かせる時、そのお話の内容を、
アニメーションで現しているのかも知れません。

大昔から、何世代にも渡って行われてきた、母の子への愛。
それは人間に限らず、オオカミ、ハリネズミ、シマシャコ、
イルカ、カエルも同じこと、そして、
それぞれが各々の子守唄を歌う、という内容です。

[57] mixiユーザー 08月20日 13:26

＞５５
＞５６

母と子守唄
Analar və laylalar

シマシャコというのは、キジの一種だそうです（画像左）。
まず、アゼルバイジャン語で「Turac」（トゥラッジ）という言葉が出てきて、
何なんだろう？と思って調べてみると、
英語で「Francolin」と呼ばれる鳥と分かり、
それが日本では「シマシャコ」と呼ばれている事を突き止めました。
説明がないと訳分からないと思うので。
海にいるシャコだと誤解しますもんね。

ちなみに、アゼルバイジャン語とは姉妹言語の関係にある
トルコ語ではどう呼ばれているのかというと、
「Turaç」（トゥラッチ）だそうです（有声音か無声音の違い）。

Grey francolin - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Grey_francolin

[58] mixiユーザー 08月20日 13:27

＞５５
＞５６
＞５７

母と子守唄
Analar və laylalar

冒頭の羊だけ妙にリアルなデザインですが、これは、
オオカミに食べられてしまうという設定なので、
ちょっと差別的扱いを受けています。

ヒツジの母も子への愛情を抱いていると思うのですが。
（それは言わないお約束）

危険を承知でヒツジを奪いにいく母オオカミ、
水を汲みに行った帰りにならずもののオオカミ２人組に遭遇するも、
勇敢な行動で難を逃れる母ハリネズミ、
子を守るために追っ手の漁師を撒く母シマシャコ、
どれも「母は強し!!」と見ていて思いました。

[59] mixiユーザー 08月20日 13:30

＞５５
＞５６
＞５７

母と子守唄
Analar və laylalar

アニメは基本的に人形ストップモーションアニメなのですけど、
何故かイルカだけセルアニメです。
海の描写は人形アニメの技術では難しかったか？

キツネも、シマシャコを襲うのかと思いきや、特に何もしません。
シマシャコ母の子守唄にうっとり来ちゃったか？

母ガエルは、妙に“ミニラ”に似ていると思いました（苦笑）。

それと、旧ソ連系少数民族国のアニメによくある事ですが、
やはりBGMが民族音楽調です。
アゼルバイジャンの子守唄も実際こんな感じなのでしょう。

しかも、電子楽器を用いていて、
レトロゲームミュージックを彷彿とさせ、
それが何ともイイ味わいです。

ちなみに、YouTubeに出ている映像は綺麗でないので、
Facebookに出ている映像から画像を撮らせていただきました。
Kino-Teatr - Analar və laylalar (cizgi filmi, 1991) | Facebook
https://www.facebook.com/YasharNurifan/videos/analar-v%C9%99-laylalar-az%C9%99rbaycan-ssr-1991-cizgi-filmi-az%C9%99rbaycan-dilind%C9%99-multfilm-n/243051793039615/

以上、以下のリンク先からの転載。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12691259209.html

[60] mixiユーザー 11月12日 22:29

ヘイルとシェル
Xeyir və Şər
https://youtu.be/KE8k4Ytu4Hc

【原作：Əsərin müəllifi】
ネザーミーイェ・ギャンジャヴィー
نظامی گنجوی
Nizami Gəncəvi

【監督：Rejissor】
ナズィム・メンメドフ
Nazim Məmmədov

【脚本：Ssenari müəllifi】
エドヘム・グルベヨフ
Ədhəm Qulubəyov

【作曲：Bəstəkar】
ジャヴァンシル・グリイェフ
Cavanşir Quliyev

【美術：Rəssam】
ラフィズ・ルザ・オグル・イスマイウロフ
Rafiz Rza oğlu İsmayılov

【制作会社：İstehsalçı】
アゼルバイジャン映画スタジオ
"Azərbaycanfilm" kinostudiyası
Xeyir və Şər (film, 1980) - Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Xeyir_v%C9%99_%C5%9E%C9%99r_(film,_1980)

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12701024282.html

[61] mixiユーザー 11月12日 22:31

＞６０

ヘイルとシェル
Xeyir və Şər

ペルシャ人の詩人、
ネザーミーイェ・ギャンジャヴィーの詩、
「七人の美女」（Yeddi Gözəl）に基づく。

ギャンジャヴィーの詩に基づいたアニメは、他に、
既にご紹介済みの「フィトネ」（Fitnə）もあります。
フィトネ（Fitnə）くまとねずみ（Ayı və siçan）アゼルバイジャンのアニメーション
2019年5月17日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12461767969.html

「Xeyir və Şər」は「善と悪」という意味になりますが、
登場人物の名前として使われている様なので、
「ヘイルとシェル」と訳しました。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12701024282.html

[62] mixiユーザー 11月12日 22:33

＞６０
＞６１

ヘイルとシェル
Xeyir və Şər

例によって、Wikipediaにはあらすじが出ていなかったので、
原作と思われる物語を紹介している記事も
参考にしながら概要を述べて見ます。
（間違っている所があるかも知れません）
Nizami Gəncəvi. “Xeyir və şər” - Uşaq Bilik Portalı
https://portal.azertag.az/az/node/10384

ある時、ヘイルと名乗る青年が今いる町を去り、
別の町に向かおうとした。

とその時、シェルと名乗る男が同行しようと誘ってきたので、
二人で旅行することとなった。

ヘイルは食事の時、自分の糧食をシェルに分け与えたが、
シェルは自分にも糧食がある事をヘイルに秘密にしていた。

旅行の途中で、ヘイルの水が尽きてしまったのだが、
シェルが水袋を手にしているのを見て、水を恵んで欲しいと懇願し、
自分の持っている宝物を差し出した。

シェルは、宝物などいらない、お前の目が欲しいと言った。
そして、ヘイルの視力を奪ってしまい、
水を与えず宝物を奪って去っていった。

砂漠の中に倒れているヘイルを少女が見つけ、水を与えた。
裕福なクルド人の娘だった。
そして、自分の住む場所へ連れて行き、
目の手当てをし養生させた。

視力を取り戻したヘイルは、少女とその家族に事の経緯を話した。
少女の家族は彼を気の毒に思い、彼を親切に扱った。

彼は助けてくれた恩を大切にした。
娘はヘイルをとても気に入っており、
娘の父もヘイルと娘との結婚を提案した。

所がヘイルは、
「自分は貧乏人なのでその様な資格はありません。
目を治してくれたご恩は忘れませんが、
私は故郷に帰らねばなりません。
しかし私はあなたを決して忘れません！
あなたの愛を私の心から無くすつもりはありません。
私のあなたへのお願いは私のことを決して忘れないことです！」
と言って、丁重に別れの挨拶をして去っていった。

ヘイルは王のいる都に赴いた。
王宮では、王女が頭痛に苦しんでいた。
王は、娘の病を癒した者を婿に迎えると約束していた。

ヘイルはその噂を聞いて、王宮に向かった。
彼は、頭痛には白檀の葉が良い事を知っていた。

ヘイルは王女の病を取り除く事に成功したものの、
病が癒えて立ち上がった王女を見ると、
かつて自分を助けてくれた少女と重なって見えてしまった。

王は約束どおり、娘婿に迎えようと言ったが、ヘイルは、
「私には何も要りません。
ただ、王様が喜びを忘れぬ日々を送れる様に致したかったのです」
といって、王宮を後にした。

そしてヘイルは、
自分を助けてくれた娘のいるクルド人の部落へと戻り、
彼女と結ばれる事となった。

丁度その頃、シェルは、
砂漠の只中で竜巻に巻き込まれ飛ばされていた。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12701024282.html

[63] mixiユーザー 11月12日 22:34

＞６０
＞６１
＞６２

ヘイルとシェル
Xeyir və Şər

恐らく原作に近いと思われる、
リンク先のアゼルバイジャン語によるお話とは、
内容に多少の違いがある様です。

王は、自分が亡くなったらヘイルに王位を譲ると約束し、
その遺言通りに王位に就いたとか。

悪役シェルの最期の描写も全く違う様で。
ヘイルは王位に就いた後、シェルを呼び出し、詰問します。
言い訳をしてまんまと逃れたと思いきや、
納得の行かないクルド人が追いかけていってシェルを倒すという。
そして、奪われたヘイルの宝物を取り返しました。
まあアニメでは、残酷な描写を描かない配慮がなされていますね。

ちなみに、話の流れを分かりやするくすため、
シェルが竜巻に巻き込まれる描写を最後に置きました。
本当は、王女が頭痛に苦しんでいる辺りにこの描写があります。

（追記 2021/10/8：何故“クルド人”なのか？考えていましたが、
原作者のギャンジャヴィーの母がクルド人だそうなので、
もしかしてそれが関係している？）
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12701024282.html

[64] mixiユーザー 11月12日 22:36

＞６０
＞６１
＞６２
＞６３

ヘイルとシェル
Xeyir və Şər

ところでふと思うのですけど、
この世の中、善よりも悪の方が勝っている気がしませんか？

「正義は勝つ」

とか

「悪は滅びる」

と言いますけど、現実はどうでしょうか？
この世の中住みづらくなっている感じもいたします。
悪の力がどんどん勝っているのでしょうか？

「混沌大陸パンゲア」（山野一：青林堂）
を私は所有しているのですけど、
その単行本に収録されている、
「断末魔境伝カリ・ユガ」
なんかは、今の世の中の雰囲気を、強烈に誇張した感じとはいえ、
何となく象徴的に表現している様な気がしてなりません。
「何か今の世の中の壊れっぷり、こんな感じよね」みたいな。
今から30年近く前の漫画ですけど。
青林堂山野一 !!) 混沌大陸パンゲア(旧装版) - まんだらけ通販
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1154729978

素朴な疑問ですが、
「悪に魅力を感じる感覚」って、何なんでしょうか？
刺激を求めている？

哲学とかスピとか宗教とか、
悪について色んな解釈があるのでしょうけど。
「善と悪は表裏一体」みたいな概念、
「日月神示」辺りにあった様な…。

「善悪二元論」も単純で、
世の中そう単純に割り切れるものでもない、
みたいな話もありますよね。
悪認定された側は、一方的に皆悪なのか？
特にアニメや映画などの物語では、
単純な勧善懲悪の描写は何だかつまらない。

「北朝鮮は悪」とはよく言いますけど、
庶民レベルの人々は、むしろ独裁の抑圧の被害者なわけで、
気の毒な存在。

Twitterでも、意見の合わない人を悪魔化する場面が多々あります。
相手を悪と見做し、正義と正義がぶつかり合う。

分断対立が促進される、何だか面倒くさくて、嫌な世界。
あなたが叩くその相手、本当に叩くべき相手なんですか？
と思う事多々。
ネットを離れれば毒気に中らずに済みそうですけど。

皆が「因果応報」を意識すれば、
誰も悪さしなくなると思うのですけど。
誰も傷付いたり不幸になりたくないですから。
でも、科学的根拠が無いですから、唯物主義者なんか、
誰も見ていないと思うと平気で悪さするかも知れないし。

でも日本人は往々にして「無宗教」と言われていますけど、
（厳密には新興宗教の信者が割りといると言いますけど）
「お天道様が見ている」という感覚、認識は、
良い意味での宗教的というか、
信心深さの表れではないかと。
こういう心が、今の日本人から失われつつあるのだろうか？
だとしたら嫌だなあ…。

という感じの事を色々考えています。

それから、そろそろ薄い本、
「アゼルバイジャンアニメーションの世界」
（Azərbaycan cizgi filmləri）
を作り始めようかなと。
年内に完成できるか？
まあ無理せずに。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12701024282.html

[65] mixiユーザー 03月04日 10:26

穴
Çalalar
https://youtu.be/5izE4lWUZxY

【監督】Rejissor
【美術】Rəssam
【脚本】Ssenari müəllifi
タヒル・ピリイェフ
Tahir Piriyev

【漫画】Cizgi rəssamı
タミッラ・アスガロヴァ（エスゲロヴァ）
Tamilla Əsgərova
ララ・マンマドヴァ（メンメドヴァ）
Lalə Məmmədova

【作曲】Bəstəkar
ジャヴァンシル・グリイェフ
Cavanşir Quliyev

【助監督】Rejissor köməkçisi
ギュルグズ・スュレイマノヴァ
Gülqız Süleymanova

【制作会社】İstehsalçı
アゼルバイジャン映画スタジオ
"Azanfilm" Studiyası

【時間】Müddət
10分（dəq.）

【制作年】İl
【初公開】İlk baxış tarixi
2000年
Çalalar (film, 2000) - Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/%C3%87alalar_(film,_2000)

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12724318681.html

[66] mixiユーザー 03月04日 10:28

＞６５

穴
Çalalar

久々のアゼルバイジャンアニメーション。
さあ、今年こそはアゼルバイジャンアニメを紹介する
史上初（？）の薄い本が誕生するでありましょうか!?
（表紙のデザインだけは終わっています）

まあ、地元では出ているかもですけど、
少なくとも日本では出ていない筈。
というか、私くらいしか作らないでしょうけど。

それはさておき、実はこのアニメーション、
ずっと前に弊ブログでご紹介しています。

動画がネット上にupされていないけど見てみたい!!
アゼルバイジャンアニメーション
2009年4月24日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10248422494.html

Wikipediaから画像を引用しただけですが。

YouTubeに上げられたのは、その10年後の2018年です。
なので、やっと観られる様になりました。

内容は、地面に掘られた“穴”を巡ってのシュールなコメディで、
幾つかのパートに分かれています。

登場人物は、冴えないパンツ一丁の男性。
複数人出てくる場合もありますが、皆同じ風貌。

穴を持ち上げたり、穴が追いかけてきたりと、
サルバドール・ダリばりのトリックアート的な展開。

台詞が無いので言葉が分からなくても安心…かと思いきや、
意味がよく理解出来なかった内容もありました。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12724318681.html

[67] mixiユーザー 02月14日 13:42

＞１１

ロクバタン（1933年）
Lökbatan

×レオニート・ペレリマン
○レアニート・ペレリマン

[68] mixiユーザー 07月20日 14:18

トラルとザリ
Toral və Zəri
https://youtu.be/uBjEKwKH-eY

【監督 Rejissor】
アスガル・マンマドフ（エスゲル・メンメドフ）
Əsgər Məmmədov

【作者 Əsərin müəllifi】
ルスタム・ババハノフ
Rüstəm Babaxanov

【脚本 Ssenari müəllifi】
ハサン・セイドバイリ（ヘセン・セイドベイリ）
Həsən Seyidbəyli

【初公開 İlk baxış tarixi】
1979年

【時間 Müddət】
15（分）dəq.
Toral və Zəri (film, 1979) － Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Toral_v%C9%99_Z%C9%99ri_(film,_1979)

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[69] mixiユーザー 07月20日 14:19

＞６８

トラルとザリ
Toral və Zəri

いやあ、
今年（2023年）に入ってからアニメーションの紹介って、
殆どしていなかった様な…。

調べてみたら、
ウクライナのアニメの紹介1回だけでした。
今回で2回目となります。

今年は忙しいので、
アゼルバイジャンアニメの本は作れません。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[70] mixiユーザー 07月20日 14:21

＞６８
＞６９

トラルとザリ
Toral və Zəri

完成は来年以降となりますが、今回の記事は、
そのための情報収集を兼ねたものとなります。

昨年（2022年）は逆に、
アニメは割と多く紹介していますが、その代わり、
クラシック音楽の紹介記事をあまり書いてなかったです。

弊ブログは基本的に、
◎自作品の紹介
◎知られざるアニメーションの紹介
◎知られざるクラシック音楽の紹介
の３本柱が主軸となっております。
これらの３本をバランスよく取り上げたいところです。

それでは本題に移りましょう!!

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[71] mixiユーザー 07月20日 14:22

＞６８
＞６９
＞７０

トラルとザリ
Toral və Zəri

今回取り上げる作品は、
アゼルバイジャンのゴブスタンに定住した、
最古の部族に起きた出来事、という内容です。

ルスタム・ババハノフの小説「トラルとザリ」が原作だそうです。

あらすじは、言葉が分からないので、
映像を見た印象で説明します。
なので、正確かどうかは分かりません。

ある時、
ザリという娘に手を出そうとした男が、
腕を噛まれ失敗する。

ザリは、トラルという男に恋をしていた。

トラルは、絵を描くのが好きで、
いつも岩絵（岩面線刻）を描いていた。

そして、
彼を真似て岩絵を描き始める者が、
他にも出はじめた。

長老は、
岩絵を描いて楽しんでいる者たちを注意した。

狩りに苦労している男たちを見ていて、
絵を描いている者たちが呑気に見えたのだ。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[72] mixiユーザー 07月20日 14:24

＞６８
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トラルとザリ
Toral və Zəri

ザリに手を出そうとした男は、大勢のいる前で、
狩りもしないで岩絵ばかり描いているトラルを糾弾し、
長老もその言い分に同意した。

トラルは、仕方なく、
悲嘆にくれるザリを尻目に、
集団から独り去っていった。

ザリはその夜、
トラルが男たちに追われて崖から落ちる夢を見、
はっと目を醒ました。

やがてトラルは、皆の前に姿を現した。

そして、長くて大きな石を、
若者たち数人の力を借りて、
２つの石を台のようにしてその上に置いた。

そして、石を持って、長くて大きな石を打ち付け、
リズムを奏でた。

ザリは、
トラルに近寄りその身を寄せたが、
トラルを糾弾した男は嫉妬に駆られて逆上し…。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[73] mixiユーザー 07月20日 14:27

＞６８
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トラルとザリ
Toral və Zəri

何とも悲しい結末ですが、
考えさせられる作品です。

最期の方は、どういうやり取りだったのか？
言葉が分からないのでその辺がモヤっています。

映像の前半でトラルが竪琴を作って奏でているので、
石で音楽を奏でる場面も考え合わせると、
トラルには音楽の才能もあったということですね。

この作品を見て、
私自身も身につまされる部分があります。

人間は通常、
生きるために労働している人が大半です。

しかし、余程の特殊な気質は別として、
通常の感覚では〝娯楽〟などの〝心の栄養〟も必要。
（あるいは、心の支えになるものとか）

絵だけで食べていけるのはほんの一握り。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[74] mixiユーザー 07月20日 14:28

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トラルとザリ
Toral və Zəri

私の父は、自分で設計して製造した機械を、
中国やインドなどに輸出したりしていました。

発明家であり、尚且つ、それを生業にしていました。

私はよく父に、
「金にならなきゃ意味がないぞ」
と注意され、何も言い返せませんでした。

私は、いわゆる「器用貧乏」ってヤツです。

私は、手先の器用さと、発明家気質を、
父から受け継いでいるようです。

発明家気質が、
芸術家気質に変質した感じですかね？
元々、純粋芸術も、建築も、機械設計製造も、
区分けが無かったというじゃないですか。

だから、ルネサンス時代の美術家は、
建築とか機械設計製造などもしていたわけで。

私もその辺（何か役に立つものか立たないものか）、
あまり区別していないんですよね。

私は、絵だけでなく、音楽もやったりします。
発明みたいなアイデアも思いついたりします。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[75] mixiユーザー 07月20日 14:30

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トラルとザリ
Toral və Zəri

発達障害の少年が主人公の
「電熊さんちの特殊事情」
という漫画を不定期に描いているのですが、主人公の電太は、
一分私自身をモデルにしているところがあります。
私自身、ADHDの症状に苦しんだので。

電太の父も、
一分私の父をモデルにしているところがあります。

作中で、電太の父の発明家振りを描いています。

【漫画】電熊さんちの特殊事情　その柒　父ちゃんは発明家
2019年10月11日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12534554982.html

「襖に鍵が無いのは何故だろう？」
と子どもの頃疑問に思っていたので、
電太の父に襖に鍵を設置させました。

【漫画】電熊さんちの特殊事情　その玖　電太くんの當たり前行動（後編）
2020年10月9日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12626051415.html

黒電話の受話器が、
獣人でも使用できるように、
長く伸びます。

父は最期に、
「お前のしていることは理解できないが、
応援しているからな」
という意味のことを言ってくれました。

やるしかないじゃないですか!!

最近は、念願のアニメも作りはじめました。
絶好調です!!

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[76] mixiユーザー 07月20日 14:32

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トラルとザリ
Toral və Zəri

さて、この作品の元になったものがありまして。

映像の中盤にも岩絵（岩面彫刻）が出てきますが、
冒頭映像には、岩絵の実物写真が出ています。

アゼルバイジャンの首都バクーに程近い、
ゴブスタン（Qobustan）という所がありまして、そこに、
「ゴブスタン国立歴史芸術保護区」
（Qobustan Dövlət Tarixi-Bədii Qoruğu）
というのがあります。

そこに所在する岩絵なのです!!

1966年に国によって保護区設定され、
1998年には「世界遺産の暫定リスト」に登録。
2007年には正式に「世界遺産」登録されました。

世界中にある700もの泥火山のうち、
400が、ゴブスタンとカスピ海にあるのではないかとか。
ゴブスタン国立保護区 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8C%BA

画像左
ゴブスタン地区

画像中
山の名前の下の数字は、岩面彫刻の数。

画像右
「ゴブスタンの岩絵」の記念切手。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[77] mixiユーザー 07月20日 14:34

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トラルとザリ
Toral və Zəri

画像左
アニメにも出てきた船の線刻。

画像中
画像右
以上、上掲６枚ともWikipediaアゼルバイジャン語版より引用。
Qobustan Dövlət Tarixi-Bədii Qoruğu － Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Qobustan_D%C3%B6vl%C9%99t_Tarixi-B%C9%99dii_Qoru%C4%9Fu

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[78] mixiユーザー 07月20日 14:36

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トラルとザリ
Toral və Zəri

話は変わるのですが、岩絵といえば、
アメリカのユタ州サンフアン郡にある、
「ニュースペーパー・ロック」
（Newspaper Rock）
も気になります。

Newspaper Rock State Historic Monument - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Newspaper_Rock_State_Historic_Monument
角が生えたのとかの、異形の者も描かれていますが、
「昔の人は想像力が豊かだった」
などと言いますけど、そうではなく、
本当にそういうのがいたんじゃないかって、
個人的には思っています。
何かは知らんけど。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html

[79] mixiユーザー 07月20日 14:37

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トラルとザリ
Toral və Zəri

話をアニメに戻しますが、
その結末の場面を見て、昔懐かしい
「ローリングサンダー」
（Rolling Thunder）
を思い出してしまいました。
（折角のムードが台無しじゃん）

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PUrTqXtdINw
最終面（10面）までノーミスで行くんですけどね、
10面の攻略パターンを構築できずにゲームオーバーですよ。

ラスボス到達までに最低でも25発以上
弾を温存しなくてはいけないので、
（無駄弾使ってはいけない）
そこがカギなんですよね。
（だから、その話はいいっての!!）

私が「ゲーメスト」だか「BEEP」だかを見た記憶だと、
〝26発〟だったと思うのですが、
改めて調べ直すと〝25発〟でした。
（だからあ～）

いや、YouTubeの攻略映像を見ると、
マシンガンの扉に入って弾薬補充して暫く画面を進ませて引き返し、
同じ扉に入ると、弾薬が復活していてまた補充ができるので、
その動作を繰り返すとマシンガンの弾薬数をかなり増やす事ができ、
その状態で最終面に突入すれば、
ラスボスまで弾薬を温存する事ができるというのを知りましたが、
リアルタイムでやっていた時は中坊でしたんで、
そんなん知らなかったわ、という事です。
（しつこくてすまぬ）

（追記：否、確かこの裏技当時から知ってましたよ。
でも、どこでどれだけ補充するのが適切だったのか、
知らなかったんですよ）

結末の場面の画像をうっかり出そうとしましたが、
ネタバレはいけないと思ったので引っ込めました。
さてどんな結末でしょうか？
（追記：最初はその画像を引っ込めていたんですけど、
言葉でネタバレしなければ良いかなと思いまして、
結局は出す事にしました。
そもそも、Wikipediaにそのネタバレ画像が出ていますし）

※「ə」は「ア」と「エ」の中間のような音で、
正確な仮名表記は不可能。
「ア」とも「エ」とも表記され混乱が見られます。
気持ち「ア」に近いため、
「Zəri」は「ゼリ」ではなく「ザリ」と表記しました。

https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html