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関東カープ・リトルヒロシマコミュの福井、亡き兄へ2勝目!!

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福井鎮魂星…龍一兄ちゃん勝ったよ!!

「広島3-2横浜」(3日、マツダ)
広島のドラフト1位・福井優也投手(23)=早大=が天国の兄に白星を捧げた。4月20日に次兄・龍一さんが交通事故のため25歳の若さで他界。三男の福井が背中を追い続けた兄だった。悲しみをこらえ必勝を誓ったマウンドで6回2/3を1失点に抑え、2勝目をつかんだ。ドラ1右腕が鯉のぼりの5月、初勝利をもたらし連敗を2で止め、貯金を再び4とした。
  ◇  ◇
 先発のマウンドへ上がる前、福井は左腕をプレートに置いた。左腕投手だった天国の兄、龍一さんへ向かって「今から投げるよ」と、告げた。
 「絶対勝ちたい」。立ち上がりから飛ばした。初回2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後はハーパーを低めスライダーで空振り三振に仕留めた。三回までに5三振を奪い、五回まで1安打投球だった。
 さすがに「後半はバテました」と苦笑い。3‐0の六回、1死二、三塁で、スレッジに大飛球を打たれたが、丸が中堅フェンスに激突しながら好捕。「アレはうちの兄貴が(本塁打を)止めてくれたかな」と笑顔で振り返った。
 6回2/3を3安打1失点。リリーフ陣が小差を守り切り、プロ2勝目をつかんだ。4月20日に兄は他界したが、シーズン中であることを家族が配慮し、福井が悲報を聞いたのは同26日。それから初の登板で、大好きな兄に白星を贈った。
 龍一さんは、3兄弟の中でも野球センスに優れた。03年夏には沖縄尚学高で甲子園に出場。「常に背中を見てやってきた。兄貴でありライバルだった」。
 05年、巨人のドラフト指名を拒否し実家で浪人生活を送った。その時、龍一さんから手紙をもらった。「今のままじゃダメだぞ」と、厳しくも温かい文章だった。早大時代も今も「ずっと持ってやってきた」と、手紙を支えにしてきた。
 プロ入り後も沖縄キャンプを訪れ、食事をしながら勇気づけてくれた。ひんぱんに電話をかけ、いつも気にかけてくれた。お立ち台でウイニングボールについて聞かれると「天国のお兄ちゃんに捧げたい」と、声を詰まらせた。
 登板前、帽子のつばの裏に「和龍優」と書いた。長男・和真、次男・龍一、三男・優也の一文字ずつ。「いつまでも3兄弟でやっていきたい」と、思いを込めた。
 「まだまだ勝ち続けたい。ウイニングボールを実家に並べたい」。この日はスタンドで父・俊治さん(52)が見守っていた。球場を引き揚げる際、福井は「龍一に」と言い、父に2球目を手渡した。

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