神保町シアター同好会コミュの年末年始は小津映画とともに☆☆☆

次回の特集企画が決まりました。
特集タイトル【生誕110年・没後50年記念　映画監督小津安二郎】

≪上映期間≫
前期【トーキー作品】
2013年11月23日(祝・土)～2014年1月13日(祝・月)
2013年12月30日(月)～2014年1月2日(木)は休館
2013年11月23日(祝・土)～12月27日(金)

後期【サイレント作品】
2013年12月28日(土)～2014年1月13日(祝・月)
2013年12月30日(月)～2014年1月2日(木)は休館

※現存する全作品を上映。デジタルリマスターで甦ったカラー作品『秋刀魚の味』『彼岸花』『秋日和』『お早よう』、そして、『東京物語』ニューデジタルリマスター版、いずれも国内劇場初公開。
小津唯一の記録映画『菊五郎の鏡獅子』特別上映。サイレント作品は"ピアノ生伴奏＆活弁付き"で上映。

≪入場料金≫
トーキー作品◆当日券＝一般￥1,200 ／シニア￥1,000 ／学生￥800
　　　　　　　　　　　『菊五郎の鏡獅子』のみ￥800均一
　　　　　　　　　◆前売券＝《平日･最終回のみ限定発売》￥1,200（チケットぴあでのみ販売）　　　　　　　
サイレント作品◆当日券のみ＝￥1,500均一＊前売券販売はありません
自由席定員制(99席)＊整理番号制＊各回完全入替制

≪サイレント作品のピアノ伴奏付き上映のご案内≫
今特集では、サイレント映画の全ての上映にピアノによる生演奏が付きます。
※17.『東京の宿』＜サウンド版＞は音楽が付いているため、生伴奏は付きません。
※伴奏者は都合により変更になることがあります。

【ピアノ伴奏者ご紹介】
天池穂高 Amaike Hodaka
東京芸術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。フィルムセンター「小津安二郎の藝術」等の企画にて、サイレント映画の伴奏を担当。作編曲活動に加えて、バレエのレッスンピアニストとしても活動している。

神﨑えり Kozaki Eri
国立音楽大学、パリ国立高等音楽院卒業。作曲、作曲理論、即興演奏、室内楽の学位を取得後、作曲家･ピアニスト･即興演奏家として活躍。近年は映画伴奏に力を入れており、国内外での公演多数。

小林弘人 Kobayashi Hiroto
東京藝術大学大学院作曲科修了。サイレント映画の伴奏者として、これまでにフィルムセンター、東京国際映画祭などに出演。東京藝術大学、東京音楽大学、洗足学園音楽大学各非常勤講師。

松村牧亜 Matsumura Makia
東京藝術大学音楽学部作曲科卒、ジュリアード音楽院作曲修士号取得。イタリア･ポルデノーネ無声映画祭マスタークラス受講後、NYを拠点に無声映画伴奏者として活躍中。『法に泣く女』（キノ・インターナショナル）DVDに音楽を提供。

柳下美恵 Yanashita Mie
武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。映画生誕100年記念上映会でデビュー以来、国内外で活躍。欧米スタイルのサイレント映画伴奏者は日本初。洋画･邦画を問わず全ジャンルの伴奏をこなす。2006年度日本映画ペンクラブ奨励賞受賞。

【活動写真弁士ご紹介】
片岡一郎 Kataoka Ichiro
2002年に澤登翠に入門。克、独、濠、米、加、伊など、海外で公演を重ねる。これまでに説明した無声映画は約250本。紙芝居、書生節、声優、文筆業にも取り組んでいる。昨年のポルデノーネ無声映画祭に男性弁士として初出演。

坂本頼光 Sakamoto Raiko
2000年、弁士デビュー後、時代劇作品を主に、各所で活弁ライブを行う。これまでの説明作品は約60本。近年は自作動画を使った活弁や、声優、ナレーションの分野でも活動している。

≪上映作品リスト≫
◆サイレント作品◆
1.『学生ロマンス　若き日』昭和4年　白黒
2.『和製喧嘩友達（短縮版）』昭和4年　白黒
3.『大学は出たけれど（短縮版）』昭和4年　白黒
4.『突貫小僧（短縮版）』昭和4年　白黒
5.『朗かに歩め』昭和5年　白黒　
6.『落第はしたけれど』昭和5年　白黒　
7.『その夜の妻』昭和5年　白黒　
8.『淑女と髯』昭和6年　白黒　
9.『東京の合唱』昭和6年　白黒　
10.『大人の見る繪本　生れてはみたけれど』昭和7年　白黒
11.『青春の夢いまいづこ』昭和7年　白黒
12.『東京の女』昭和8年　白黒
13.『非常線の女』昭和8年　白黒
14.『出來ごころ』昭和8年　白黒
15.『母を恋はずや（不完全版）』昭和9年　白黒
16.『浮草物語』昭和9年　白黒
17.『東京の宿』昭和10年　白黒　サウンド版

◆トーキー作品◆
18.『菊五郎の鏡獅子』昭和11年　白黒
19.『一人息子』昭和11年　白黒
20.『淑女は何を忘れたか』昭和12年　白黒
21.『戸田家の兄妹』昭和16年　白黒
22.『父ありき』昭和17年　白黒
23.『長屋紳士録』昭和22年　白黒
24.『風の中の牝鶏』昭和23年　白黒
25.『晩春』昭和24年　白黒
26.『宗方姉妹』昭和25年　白黒
27.『麥秋』昭和26年　白黒
28.『お茶漬の味』昭和27年　白黒
29.『東京物語』昭和28年　白黒＊ニューデジタルリマスター版
30.『早春』昭和31年　白黒
31.『東京暮色』昭和32年　白黒
32.『彼岸花』昭和33年　カラー＊デジタルリマスター版
33.『お早よう』昭和34年　カラー＊デジタルリマスター版
34.『浮草』昭和34年　カラー＊16mm上映
35.『秋日和』昭和35年　カラー＊デジタルリマスター版
36.『小早川家の秋』昭和36年　カラー
37.『秋刀魚の味』昭和37年　カラー＊デジタルリマスター版

◆特別上映◆
A.『生きてはみたけれど小津安二郎伝』昭和58年　カラー　監督：井上和男
B.『小津と語る Talking With OZU』平成5年　カラー　監督：田中公義

詳しいスケジュールはコチラからhttp://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/ozu2.html
みなさまのご来場お待ちしております☆☆☆