■ファミリーレストランと山手線の中で台本を覚えました 「I Survived A Japanese Game Show」の台本をもらうのは、撮影の前日。その日の撮影が全部終わったところで翌日の脚本が渡されるんです。それを翌日までに覚えて撮影に臨むのですが、僕はホテルの部屋では脚本が覚えられなくて、よく近くのファミリーレストランに行っていました。あと、東京では山手線の中でもよく覚えていましたね。ずっと乗ったまま何周もしていました。でも、せっかく覚えていっても、撮影現場でどんどん脚本が変わっていくので、覚えても覚えてもキリがないんです。撮影中に脚本家が「Rome, I have a good joke!」とか言いながら新しいネタを持ってきたりするんですよ。それを慌ててCMの合間に一生懸命覚えていました。
<プロフィール> 大阪府岸和田市生まれ。日本人として史上初めて全米3大ネットワークABCのゴールデンタイムで、リアリティー番組「I Survived A Japanese Game Show」の司会を務める。同番組は2009 年、世界で最も権威あるテレビ番組の祭典ローズドール・フェスティバルで、最高賞のゴールデンローズ賞を受賞。 スティーブン・ソダーバーグ監督『INFORMANT!』を始め、ハリウッド映画に多数出演。 2011年4月からテレビ朝日系で始まった「モーニングバード!」に毎週水曜日出演。 著書『サムライスピリット』(幻冬舎)