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エネルギー革命、常温固体核融合コミュの未来を築く常温核融合

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ジェト・ロスウェル(Jed Rothwell)の著作権フリーの掲題文章を紹介します。
前書きでも書いているように、この研究には政治的圧力が掛かっています。
言うまでもなく既存の石油資本等の勢力によって。周囲に広め、支援をお願いします。

長いので、要点のみ引用しますが、全文を読みたい方はこちらで↓
   http://www.lenr-canr.org/acrobat/RothwellJmiraiokizu.pdf

(以下引用)

●まえがき
 本書は次の点が実験によって証明されたことを前提としている。常温核融合は存在し
ていること。実験は数百の大学や国立研究所などで再現されたこと。実用的な応用に十
分の高い温度と出力密度に達していること。もし製品開発まで進んだら、常温核融合は
公害をほとんどなくし、石油に費やす金を節約できる。その額は一日に数十億ドルであ
る。貧困にあえぐ20 億人にとって天の恵みになる。富裕な国にとっては未来への希望
を回復させる。
あいにく、この研究は米国では抑圧されてきた。論文は出版できない、研究費が出な
い状況だ。2004 年に米国の政府のエネルギー省はこの研究分野を15 年ぶりに調査した。
エネルギー省が公式に発表した報告書はでたらめだったが、各調査委員の報告はもっと
まともな内容だったから、希望の光といっていいだろう。2 それにしても、何年も続
いて戦わなければ、ささやかな研究費も手に入らないのが現状だ。ついては、この本の
目的は読者を激励して、納得させ、この政治闘争の味方につけることだ。

 最近ニューヨーク・タイムズ紙が「エネルギー自給は達成できない目的である」と宣
言した。なぜできないかというと「主にアメリカは世界の石油生産の四分の一を使用し
ているのに、国内の石油埋蔵は世界の 3 パーセント以下である。」

言い換えればタ
イムズ紙は石油に取って代わるほど豊かな代替エネルギー源は永遠に発見できないと思
っている。「達成できない」と言い切っているのであって、「短期間ではできない」と
か、「よほど活発な研究と開発がなければ、20 年以内にできない」とか言っているの
ではないのだ。常温核融合はこの「達成できない目的」を直ちに達してくれる。十倍の
エネルギーでも、千倍のでもたやすくもたらす。実際的な制限は一つだけあって、廃熱
をあまりたくさん出したら環境に悪いということだ。他の技術と組み合わせて、賢明に
使ったら、地球温暖化の対策、貧困層に衛生と淡水の供給、公害、外来種、近づき難い
荒野に逃亡する悪人やテロリストを探すことなど、対処する能力が及ばない悪夢のよう
な問題をたくさん解決できる。

 学問の分野の中での争いに触れることは避けたいと思うが、この分野は学問の自由が
妨げられ、政治的争いの軋轢にはまり込んでいることが分からなければ、この話はまる
で非常識だと思われるだろう。率直に言うとこの研究は結果に見向きもしない人々によ
って却下され鎮圧されている。顕著な大学教授や研究員は自分が何を研究するかは自由
に選択できるはずなのに、常温核融合の肯定的な実験結果を発表しようとしたら、出版
も講義も禁じる命令を受けて、さらに嫌がらせを受けたり、在庫品係などの単純労働に
まわされたりする。
ノーベル賞受賞者ジュリアン・シュウィンガーが常温核融合の論文を米国物理学協会
の学会誌に出版しようとしたら、ノーベル賞受者なら出版する自由裁量権が認められて
いるのに、断られた。シュウィンガーはこれに抗議して学会を辞めて、次のように言っ
た:
順応主義に従えという圧力はすごくある。私も圧力を経験している。匿名の審査委
員会の悪意に満ちた批評を理由として、編集者に私が提出した論文を拒絶された。
検閲が公明正大な批評に取って代わると科学の死となる。

シュウィンガーが亡くなって数年後、私は学会の上部の人にこの事件について尋ねた。
「シュウィンガーは気が狂ったに違いないから、彼の威厳を守ろうとして学会は論文を
発表させなかった」と説明した。

 毎日、世界中の人々は石油
などの化石燃料に 37 億ドルを費やし、0.9 クワッドのエネルギーを発生する。常温核融
合があれば 15 トンの重水で同じ量のエネルギーを発生でき、費用は約 350 万ドルし
かかからない。毎日 37 億ドルを社会のために使ったらどんなに良いか想像していただ
きたい。このお金を石炭と石油ではなくて、住宅、教育、食料、基礎構造などに使った
らいかに社会的な利益出るか想像してほしい。毎週約 42,000 人の子供は飲料水媒介の
病気で死ぬ。

親は十分な燃料を買う余地があれば、飲み水を沸かし、食べ物をほど
よく加熱調理して、冬に部屋を温かくしてこの病気を防げる。
研究しても良い結果が出ないかもしれないし、反対派に押しつぶされるかもしれない。
それでも常温核融合を支援する。不利を承知で私は一生懸命に挑むつもりだ。
常温核融合の研究者たちすら、自分たちの仕事はどんなにすごい可能性があるか分か
っていない。常温核融合は現在のエネルギー源をさらに改良した代わりの「クリーンエ
ネルギー」だけではない。「代わり」と呼ぶのはインターネットに接続したペンティア
ム系の最新のコンピューターのことを「そろばんと鉛筆の代わり」と呼ぶようなものだ。
常温核融合は想像を絶するほど性質的によりよいものだ。

コメント(6)

1. 常温核融合の基本的なしおり

●常温核融合は何だろうか?
常温核融合とは特定の条件において金属水素化物(スポンジのように水素を吸い取る
金属)の中で起こる反応である。過剰熱、ヘリウム、荷電粒子が発生されるし、たまに
とても低い率で中性子も出る。
ある実験では試料の金属が核変換された。(原子核が別の原子核に変化すること。た
とえパラジウムが鉄やクロムに変わる。)この反応はパラジウム、チタン、ニッケル、
超伝導セラミックなどで観察されたことがある。

●常温核融合のセルは原子反応をおこしているなら、なぜ非常に熱くならないか?
核反応は膨大なエネルギーを放つから原子炉の中か太陽の光球のようにものすごく熱
いものだと思う人もいる。しかし必ずしもそうではない。低濃度のラジウムとかウラ
ンの核分裂物質は場合によって触ったら熱くないかわずかだけ暖かいこともある。一個
ずつの原子反応は何千万電子ボルトを放つのに化学反応に参加する原子はせいぜい3、
4電子ボルトを放つ。
化学反応は定期間ではあるが核反応よりもっと発熱することもある。燃えるマッチは
低濃度のラジウムの試料より熱い。ラジウムのなかで反応に加わる原子はきわめて少な
いのに、燃える試料は一度に何兆もの原子が反応している。ラジウムはそのまま何万年
経ってもまだ暖かいがマッチは30 秒しないうちに燃料がきれてすぐ冷める。

●話がうますぎるではないかと疑う
常温核融合は話がうますぎると否定的な態度をとる人がいる。常温核融合の研究者は
きっと希望的観測に陥っていると考える人はマイケル・ファラデーの金言を教訓にすべ
きである。「自然の法則に従っていれば、すばらしすぎるものはない。」人類は数え切
れないほど古代の人々なら奇跡に思うぐらい素晴らしい発明をしてきた。
近代物理学者は疑問を抱く理由は彼らが一向に現象が説明できないからだ。しかし、
高温超伝導は理論も分からないくせにその存在を認めている。1939 以前、誰も太陽の
核融合がどうして起こるか分からなかったし、1952 年以前は生きている細胞の増殖さ
え分からなかったのに、日が照ることと細胞が増殖をすることを否定する人などいなか
った。
 多くの人は「話がうますぎる」を心ひそかに疑う理由として、「元手なしにもうかる
ことはない。」と思っているからだ。何をしても困難があって、自然の恵みは苦労せね
ば手に入らない。資源は今もいつまで経っても不足しているから、ほかの人と競争して
分け前を奪い取るしかない。そう思う人間は石器時代の考え方から抜け出していない。
世の中に不足している資源は知識と科学だけだ。知識は力であって、知識があれば想像
もできないぐらい地球の莫大なエネルギーと物質資源をはじめ、やがて太陽系全体の資
源の扉を開けることができる。
●実用的な機械も実験装置と同じように高いか?
高くない。実験の費用は主に熱、荷電粒子、核変換、中性子などの計測器に使う。セ
ルと電極は異常な高精度の作り方も超高純度の材料を必要としない。図1.2 で見られる
ように、電極は手製で製作公差は1 ミリメートル程度である。この電極は役に立つ程度
のエネルギーを放って触れないぐらい熱くなったセルもある。セルはある程度、高性能
のアルカリ電池かニッケルカドミウム電池に似ているから、将来の大量生産するセルは
電池とほぼ同じ値段になるだろう。

●常温核融合の成功には何が一番肝心か
常温核融合の成功はこの本をお読みになっている読者しだいである。一般の市民が研
究を積極的に支持しなければ研究は消え去るかもしれない。まえがきで述べたように賢
明なる有権者が政府と科学界に圧力をかけないと、この研究は米国では鎮圧されるだろ
うし、ヨーロッパと日本では研究を妨げられる。
 かりに、政治的な反対を乗り越えても、研究が本格的に始まってからは別の問題が出
る。理論を構築し反応を完全に制御するまで長年かかるかもしれない。反応が確かに制
御され放射線とか他の危険な副作用がないと保証できない限り、一般の人は商業的な装
置を受け入れると思わない。

●今の自動車や発電機などを全部取り替えるのにどのぐらい金がかかるだ
ろうか
金はかからない。どの機械でも寿命があって、いつか取り替えなければならない。廃
れた時点で常温核融合のモデルにすれば良い。車は五年か十年ぐらい持つから、移行期
間は約十年間だろうけれど、最後の段階では、石油の車を所有するのは不便になるから、
移行期間は加速するかも知れない。(詳しくは7 章、2 節)常温核融合の製品の生産ラ
インの設立は最初は高いだろうけれど、常温核融合のモデルは化石燃料のより簡単で安
いはずだし、運転するのはただ同然だから、総合的にみて金がかかるどころか莫大な金
額を節約できる。
1-1. 熱は効果の主要な痕跡
 今まで最も劇的な実例は水野の報告実験で100 グラムのパラジウムの陰極を用いて、
一ヶ月以上数ワットの過剰熱を認めて、合せて12 メガジュールを発生した。一ヶ月す
ぎたある朝、非常に熱くなっていて、とうとう100 ワット以上を出力していた。セルは
触れないぐらい熱かったので、水野は危険を感じて、電源を切った。切った後も発熱が
続いた。この現象は他の研究所でも観測されたことがあって「死後の熱」と呼ばれてい
る。水野はセルを電源から取り外して水がいっぱい入っているバケツに沈ませた。次の
朝にはバケツの水が全部蒸発していたので、再び満たした。また蒸発してしまい、再度
バケツを水で満たした。11 日間に合計37.5 リットル蒸発してからやっと室温に冷めた。
これだけの水を蒸発させるには85 メガジュールが必要である。電源を切る以前の過剰
熱を含んで、少なくて97 メガジュールの発熱があった。これは2.8 リットルのガソリ
ンに含まれるエネルギーに等しい。実はこれよりはるかにたくさん発熱があったに違い
ない。この推定値はポリ・バケツが完璧な断熱材だとしてのものだが、無論それはばか
げた仮定であって、そしてバケツが夜中に空になって朝満たすまでセルが数時間空気に
当たっていたことを無視している。本当のエネルギーの総計は多分数百メガジュールを
超えただろう。

常温核融合の陰極は「永久に燃えるマッチ」のようなもので、燃え尽き
ない、目に見えるほどの燃料を消費しない。実験の陰極は何週間も絶えず発熱すること
があるけれど、研究者は陰極やセルのほかの試料の分析に取り組もうとして、普通は一、
二ヶ月で実験を終える。過剰発熱をするセルをそのままほっておいたら、何週間、何ヶ
月、ついに何年も発熱することは疑う余地がない。
科学の知られている現象でこんな作用は原子核反応だけだ。放射性崩壊、核分裂、核
融合のどれかだろう。化学によるエネルギーではない。原子核反応か、以前観察したこ
とのない未知のエネルギー源である。
今のところ、多数の結果を勘案すると、常温核融合は実際に原子核融合だろう。いわ
ゆる「原子核灰」、すなわちさまざまな量の三重水素と中性子とヘリウムを生ずる。陰
極の原子を核変換によってほかの元素に変えたことがある。重水素が二つ一緒に核融合
すると、24 メガ電子ボルトの一定の量のエネルギーを放つ。1 グラムの重水素ガスは
345,000 メガジュールを放つ。23 97 メガジュールを発生した水野のセルはおそらく0.3
ミリグラムの重水素をヘリウムに変換したと思われる。
常温核融合の複生産物としての三重水素と中性子はプラズマ核融合の理論では説明で
きなくて、11 桁少ない。思うにおそらく、これは室温の金属格子の状態は太陽の中の
状態と全く違うせいだろう。シュウィンガーがいみじくも次のように述べた、「常温
核融合の状況は熱核融合とは違う」。
1-2. 実験の概要を見る(略)

1-3. プラズマ核融合(熱核融合)と常温核融合の実力を簡単に比べる
プラズマ核融合(最近は「常温」に対して「熱」核融合と呼ばれるが)は太陽の中で
起こっている核反応である。上で述べたように熱核融合は重水素を2 個融合して常温核
融合と同じ比率でヘリウムと熱を生産するが対比できるのはそこまでだ。そこだけは似
ているがあとはまったく比べ物にならないぐらい違う。熱核融合の反応が発熱を1 ワッ
ト生じたら、それに伴う致死性の中性子を生じるから、観測者は厚い鉛か鉄の障壁がな
ければたちまち死ぬ。トカマク式発電機は周りの物を放射線にさらし、生み出す核廃棄
物の量は現在のウラン核分裂炉と同じぐらいで、次世代の核分裂炉よりよほどたくさん
の危険物を撒き散らす。 建設予定の国際熱核融合実験炉(ITER)は1991 年現在で
は50 億ドルかかると予想されていた。2005 年に日本がITER の誘致をあきらめた時点
では予想価格は120 億ドルだった。発電機のトカマク炉の価格も誰も見当がつかないけ
れど、千億ドルを超えそうだ。結局、歴史上最も高い発電機になるだろう。しばらく運
転すると放射性廃棄物が溜まるから、大都市から遠く離れた場所で建てたほうが良い。
電気を遠くまで送電するか、熱で水素ガスを作って、ガスをパイプラインで大都市に送
ることになるだろう。
プラズマ核融合の出力は主に熱ではなくて中性子だが、中性子を用いて電気を起
こす仕組みはまだ誰も真剣に考えていない。ITER の計画には実用的な発電機はない。
鉄道機関車やヘリコプターのエンジンは15 メガワットの熱エネルギーを生産するが、
このトカマクよりずっと小さい。常温核融合の出力密度は高いから、燃焼機関と同じぐ
らい小型で場所を取らないだろう。
2. 理想的なエネルギー源
常温核融合は理想的なエネルギー源と考えられる。公害を出さない、燃料は無尽蔵に
ある、従来のエネルギーより何千倍も安くなる、エネルギー密度も出力密度も高い。す
なわち、小さな装置から膨大なエネルギーが高い馬力で出てくる。重水1グラムのエネ
ルギー量は石油、石炭など化学燃料と比べて約百万倍ありそうだ。わずかな量の重水燃
料は何十年も持つ。出力密度はウラン核分裂炉心ほど高いが、核分裂炉は危険なので遮
蔽された大型の発電所でしか利用できないのと違い、常温核融合はどこでも使えて、ガ
ソリンエンジンと同じぐらい小型で軽い。

(1) 核分裂の原子炉は運転中公害を出さないがウラン鉱山で掘り起こしている際に公害を出す。使用済み
の核燃料や放射性廃棄物の処分は重大な問題で費用もかかり、テロのいわゆる「汚い爆弾」に使われる
可能性もある。
(2) ロスアラモス国立研究所の調査によると、プラズマ核融合は現在の核分裂炉(従来の原子力発電機)
とほぼ同じ量の核廃棄物を生み出す。商業的にみて次世代の核分裂炉と競争できるとは思えない。環境、安全、健康面での利点もないだろうと予想する。32
(3) 核分裂炉は大惨事が起こりえるから都市から離れた場所に構築する。プラズマ核融合炉は大量の核廃棄物を生み出すと考えられ人口密度の高い場所に建てないほうが賢明である。
(4) 「無休」とは年中無休で需要に応じると言う意味。太陽エネルギーと違って夜でも利用できる。断続的な太陽と風力のエネルギーを水素ガスに変えて貯めることができるけれど高価格になる。水力発電は渇水の場合問題がある。常温核融合を含めてどのエネルギー源でも整備のために定期的に止めなければならない。

論理的な議論はさておき、技術の観点から考えると常温核融合は他のエネルギー源と
比べてユニークな特徴はない。温度が炎より高くなることもないし、エネルギー密度が
高いわけでもない。核融合の燃料の重水は無限で値段はただ同然だが、これは太陽光に
も同じことが言える。化学燃料より千万倍長くもつが、ウランもそうである。確実に安
全だが、太陽光や水力、風力にも同じことが言える。しかし、この表2.1 にみられるよ
うにたくさんの有利な特質を兼ね備えたエネルギー源は常温核融合だけだ。それに危険
な性質はなさそうだ。熱核爆弾のように巨大な爆発を起こすことはない。核分裂炉のよ
うに有害な放射線をまき散らすことはない。しかし最近これは疑問になってきた。
(第12 章を参考)。
2-1. 無害の原子力源もある(略)

2-2. 常温核融合にふさわしい先進技術の熱機関のいろいろ
 理想的な装置が登場するのを待っている間に、従来の回転部のある小型発電機の装置
を常温核融合で使えば良い。常温核融合の熱は費用はかからないが、やはり小さくて静
かであり、熱くならなくて場所をとらない効率的な発電機が望ましい。カッシーニ宇宙
船に備えた熱電池は数千万ドルかかったが、仮に百ドルで同じ機械が手に入ったとして
も家庭用の発電機としては実用的でない。電気の出力はたった285 ワットで電子レンジ
にも不十分だ。重さは75 キログラムで4000 ワットの廃熱を出す。一軒の家の電源には、
この大きな機械(図2.1)を10 から20 台、並べなければならない。地下室か庭に工場
用の加熱炉を置くようなものだ。
常温核融合にふさわしい先進技術の回転部の熱機関は二種類、小型タービンとスター
リングエンジンがある。
小型タービン発電機(またはマイクロ・タービン)はビルや家庭用に開発されている。
30 から60 キロワットを発電する。一本の軸に発電装置と圧縮機とタービン・ホイール
を備えるので従来型のタービンと比べて部品数が少ない。従来の玉軸受の代わりに強制
空気の上の浮く「空気軸受」に乗るから、潤滑油はいらないし消耗と補修管理が少なく
なる。ある会社はこの機械を3,000 台設置している。43 機械の大きさは冷蔵庫とほぼ
同じである。普通のエンジンと違って、天然ガス、プロパン、生物ガス、灯油など幅広
い種類の燃料が使える。常温核融合では燃えるガスや灯油の代わりに蒸気を使う。

NASA は上記の熱電池の代わりにスターリング・エンジン放射性同位体発電機
(SRG)を開発している。作動部分があって熱電池ほど持続しないが、小さくて軽くな
るのでこれは宇宙船では重要な要素である。より大きい25 キロワットのスターリング
発電機も開発されている。光を集中させた太陽熱発電機に使うか、外燃式(機械の外
で燃料をもやす)発電機として使う。密封した単独の装置だから補修管理が少なくて、
これもまた大きさが冷蔵庫のようである。恒久の作動流体として水素ガスを使う。密封
したユニットに気筒とピストンが四つと発電機が組み込まれている。光電池よりはるか
に効率がいい。熱源は装置の外にあるから常温核融合には理想的である。外で燃料を燃
やすかわりに常温核融合の熱を使う。

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