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別館@石鹸〜脂肪酸塩の化学コミュの【Q-195】ゴムのまな板をやめて、牛乳パック(購入する前はずっとこれでした)を使ってみても、やはり食器洗い後は手がかさかさします。明らかに油分が失われた感があります。

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【Q-199】寅壱さんのコメント


tomoさんのいままでの状態の情報を総合しますね。

1/遊離アルカリにとても弱い皮膚の様に思える。

ちなみに遊離アルカリとは、石鹸を作る際に脂肪酸塩とならなかった一部の苛性ソーダ及び苛性カリの残留したものをさします。また、石鹸素地にアルカリ剤(炭酸ソーダ、ケイ酸ソーダなど)を添加した場合もその添加剤はある意味遊離アルカリであるとも言えます。

脂肪酸ナトリウムは塩析して遊離アルカリをかなり除去することが可能です。
多少残っている場合は熟成期間を長く取れば、石鹸の表面に押し出されて炭酸ソーダとなります。
個形石鹸で表面に細かい粉が吹いている事があるでしょう?あれは炭酸ソーダなんです。

脂肪酸カリウムの場合は塩析出来ないので、中和するために少しクエン酸を加えたり、ピッタリ計算してなるべく想定のpHに作ります。

2/スポンジは問題ないと考えられる。

抗菌剤入りのスポンジとか使ってると、抗菌剤が溶出してきて問題がおきることも考えられなくは無いですが、今回の場合はあたりません。


3/やはりオレイン酸塩が肌には適しているように思える。

オレイン酸塩がほとんどを占める石鹸は「オリーブオイルの石鹸(オレイン酸の語源はオリーブです)」「品種改良ひまわり油の石鹸(ハイオレイック種)」「菜種油の石鹸(今多く流通している菜種油はほとんどがオレイン酸が大変多い種と見られます)」などです。

浴用、シャンプー、ボディソープの石鹸はほとんどのメーカーで遊離アルカリは極小にして作っています。
ですから、上記の3つの原材料油脂で作った浴用個形、石鹸シャンプー、石鹸ボディソープの石鹸で試してみると良いのではないかと考えられます。

洗濯は洗濯機でやるので手が荒れるということはあまり無いでしょうし、お風呂では当然浴用の物を使うのが当たり前ですから問題ないと。
台所だけ当面ちょっとコスト高になるとしても、とりあえず1〜2ヶ月様子を見ていただければいかがでしょうか…と思います。

石鹸選びも楽しいもんですよ。焦らないでね。


あと、皿などに残留した合成洗剤は石鹸つけると大きく溶出します。んで早く溶出が収まります。
水だけだとほんの少しずつ長い期間かけて溶出するみたいです。


【Q-200】寅壱さんのコメント


追伸です。
あと私の経験ですが、病気のために薬を処方してもらってたときに、副作用で手のひらと足の裏の皮膚がものすごく痛痒くなって、手の皮膚がベロンベロンはがれました。
んで、ひどいあかぎれも起きました。

服薬するまでは毎日石鹸使っていてもなんとも無かったんですが。

病気治って服薬やめたら数日で治りました。

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