質問させてください。 今年35歳になる女性です。 １歳の頃、駅の構内に吐き捨てて あった痰を踏み、頭部を強打し、 その後１ヶ月後にひきつけを起こ したそうです。 その後、遊んで居るときに兄とその友達から何度もヘッドバ ッドをされていたようで、畳に頭 を打ち付けること多数。
結果、三歳までにひきつけを三回 起こしたそうですが、両親不在時 の時の事で詳細不明です。 母も今となっては記憶が曖昧で、 覚えているのは小学生にあがるま で内服をしていたこと。(薬剤不明）小学校卒業まで発作が出ず、 脳波検査も異常が見られなかった ことから医師から『大丈夫だろ う』と診察は終了しました。 あと、こだわりの強い性格になるかもしれないと補足説明があったようです。
その後、高校生をすぎたあたりか ら階段を昇っていると視界が真っ 白になって激しい頭痛が出るよう になり、近くの大学病院でMRI検 査をしましたが問題なし。 偏頭痛なのかと、気にしていませ んでした。
23歳で結婚、出産し、その後離婚も経験しました。世帯主として母としてとにかく 働きました。
28歳で睡眠障害と頭痛に苦しみ、 ある時から身体の痛みが日によっ て違う場所に出るようになりまし た。29歳でEBウイルスに感染し 、１ヶ月で治ると言われていたものが治るまでに３ヶ月かかり ました。
その後も体の痛みは強くなるばか りで、色々と病院にかかり、原因 不明ではあるが、症状から『線維 筋痛症』と診断されました。
線維筋痛症闘病歴は六年目ですが 、痛み止めとして内服している薬 は抗てんかん薬でもあるリリカと 、痙攣止めのイーケプラやリボト リール。あとは睡眠障害の薬です 。
ふと、母と話をしたときに、私が てんかんの既往があったことを聞 きました。
てんかんと線維筋痛症に関係があ るのでしょうか？ 今はリウマチ科にかかっています が、脳神経外科でも見てもらった 方がいいのでしょうか？ 今年２月のMRIでも、特に異常は 認められませんでした。
線維筋痛症も認知度の低い病気で 申し訳ないんですが、少しでもア ドバイス戴けるとありがたいです 。
結果、三歳までにひきつけを三回 起こしたそうですが、両親不在時 の時の事で詳細不明です。 母も今となっては記憶が曖昧で、 覚えているのは小学生にあがるま で内服をしていたこと。(薬剤不明）小学校卒業まで発作が出ず、 脳波検査も異常が見られなかった ことから医師から『大丈夫だろ う』と診察は終了しました。 あと、こだわりの強い性格になるかもしれないと補足説明があったようです。
その後、高校生をすぎたあたりか ら階段を昇っていると視界が真っ 白になって激しい頭痛が出るよう になり、近くの大学病院でMRI検 査をしましたが問題なし。 偏頭痛なのかと、気にしていませ んでした。
23歳で結婚、出産し、その後離婚も経験しました。世帯主として母としてとにかく 働きました。
28歳で睡眠障害と頭痛に苦しみ、 ある時から身体の痛みが日によっ て違う場所に出るようになりまし た。29歳でEBウイルスに感染し 、１ヶ月で治ると言われていたものが治るまでに３ヶ月かかり ました。
その後も体の痛みは強くなるばか りで、色々と病院にかかり、原因 不明ではあるが、症状から『線維 筋痛症』と診断されました。
線維筋痛症闘病歴は六年目ですが 、痛み止めとして内服している薬 は抗てんかん薬でもあるリリカと 、痙攣止めのイーケプラやリボト リール。あとは睡眠障害の薬です 。
ふと、母と話をしたときに、私が てんかんの既往があったことを聞 きました。
てんかんと線維筋痛症に関係があ るのでしょうか？ 今はリウマチ科にかかっています が、脳神経外科でも見てもらった 方がいいのでしょうか？ 今年２月のMRIでも、特に異常は 認められませんでした。
線維筋痛症も認知度の低い病気で 申し訳ないんですが、少しでもア ドバイス戴けるとありがたいです 。
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コメント(27)
>>[11]
リリカは日本で認可される前から、アメリカで維筋痛症の治療薬として認知されていました。日本では最初は末梢神経障害性疼痛として認可されましたね。私は治験にのろうとして、のれなかったんですがー。まぁそれはともかく、今は線維筋痛症や脊柱管狭窄症や色んな場面で使われるようになっているようです。
そして、中枢性と末梢性を含めた神経障害性疼痛に適応されているため、副作用もそれ相応のものが出るのは仕方ないですよね。
そもそも、痛み認識をしているのは結果的に中枢ですよね。
線維筋痛症は、痛み自体が脳からの誤発信といわれているので、末梢神経からくるものではないようです。
なので、てんかんと逆というのは、どあなんでしょうか。
体験談からで申し訳ないです。
リリカは日本で認可される前から、アメリカで維筋痛症の治療薬として認知されていました。日本では最初は末梢神経障害性疼痛として認可されましたね。私は治験にのろうとして、のれなかったんですがー。まぁそれはともかく、今は線維筋痛症や脊柱管狭窄症や色んな場面で使われるようになっているようです。
そして、中枢性と末梢性を含めた神経障害性疼痛に適応されているため、副作用もそれ相応のものが出るのは仕方ないですよね。
そもそも、痛み認識をしているのは結果的に中枢ですよね。
線維筋痛症は、痛み自体が脳からの誤発信といわれているので、末梢神経からくるものではないようです。
なので、てんかんと逆というのは、どあなんでしょうか。
体験談からで申し訳ないです。
繊維筋痛症患者です。
幼少期にひきつけを１０回以上も起こしてんかんを疑われたようですが脳波に全く異常なく最終的に熱性痙攣と判断されたようです。
出産後、ベーチェット病とクリオグロブリン血症も合併しています。
繊維筋痛症と診断される以前からベーチェットの鎮痛剤としてもリリカ、ガバペン、トラムセット、サインバルタなどを使用していました。リリカ、ガバペン、サインバルタは浮腫や眠気で中止になり、現在はデュロテップパッチなどに変更しましたが…
私も抗てんかん薬や抗うつ剤と聞き？？？と思いましたが、医師の説明では自己免疫疾患などの関節炎や神経炎、慢性疼痛などの痛み止めとして、広くこれらの薬が使われているとのことです。
幼少期にひきつけを１０回以上も起こしてんかんを疑われたようですが脳波に全く異常なく最終的に熱性痙攣と判断されたようです。
出産後、ベーチェット病とクリオグロブリン血症も合併しています。
繊維筋痛症と診断される以前からベーチェットの鎮痛剤としてもリリカ、ガバペン、トラムセット、サインバルタなどを使用していました。リリカ、ガバペン、サインバルタは浮腫や眠気で中止になり、現在はデュロテップパッチなどに変更しましたが…
私も抗てんかん薬や抗うつ剤と聞き？？？と思いましたが、医師の説明では自己免疫疾患などの関節炎や神経炎、慢性疼痛などの痛み止めとして、広くこれらの薬が使われているとのことです。
少し自分の仕事の現実逃避的に検索してみました（所要時間30分程度）
だからといって、リサリサさんの診断治療などに大きな影響を与える訳では有りませんが、「てんかんと線維筋痛症に関係があるのでしょうか？」とか「線維筋痛症患者にてんかん既往歴の有る方がどれだけいるか」の答えの助けにはなると思いコメントします。
てんかんと線維筋痛症との関連について、PUBMED(医学の世界のgoogleみたいなもの)で検索（キーワード：epilepsy fibromyalgia）すると３７の文献がヒットし、すべてに目を通していませんが、2011年のepilepsia（IF3.9 それなりの雑誌なんだと思います）に、
Comorbidities of epilepsy: results from the Epilepsy Comorbidities and Health (EPIC) survey. Epilepsia. 2011 Feb;52(2):308-15という論文が有ります。日本語訳では「てんかんの合併症：てんかん合併症と健康（EPIC）調査」でしょうか。
本文を読むのは大変（というか無理）と思うので、ざっと説明すると、
非てんかん患者に比べて、てんかん患者では線維筋痛症の有病率は2倍くらい高い（PR 1.96）ようです。グラフでは、「てんかんを持っている」と回答した患者の15.4%が「線維筋痛症を合併している」と答えているようです。（「非てんかん患者」の線維筋痛症の有病率は７.9%です。だいぶ高い気がしますが、「てんかん患者とマッチされた非てんかん患者」なので、いわゆるただの「非てんかん患者」ではありません。）
だから？と言われると辛いですが、「てんかん患者は、非てんかん患者よりも、線維筋痛症を合併している率は高い」というのはアメリカの成人を対象とした研究では明らかなようです。
＝＝＝以下抄録（論文の要約）のざっとした訳（専門ではないので用語の誤訳などあればすみません。）＝＝＝＝
目的
アメリカにおける成人の神経精神病や疼痛疾患とてんかんとの関係を評価すること。
方法
2008 年34万世帯にアンケートを送付した。１７万の返事を得た。傾向スコア（性別、年齢、収入、人口密度、居住区、頭部外傷の既往、脳卒中の既往）を用いててんかんをもつと答えた回答者、てんかんを持たないと答えた回答者でマッチングを行い、神経精神病（不安症、うつ病、双極性障害、注意欠陥多動性症、睡眠障害、運動障害）、疼痛疾患（偏頭痛、慢性痛、線維筋痛症、神経障害性疼痛）、その他（ぜんそく、糖尿、高血圧）の有病率比を検討した。
結果
回答した２％（３４８８名）が「『てんかん、もしくはけいれん疾患を持っている』と言われたことが有る」と答えた。「てんかんが有る」と自己申告した回答者が、「てんかんがない」と答えた回答者に比べて、有意に上記すべての神経精神病、すべての疼痛疾患、ぜんそく、の有病率が高かった。
結論
「てんかんが有る」と自己申告した人のほうが神経精神病、疼痛疾患を合併していることが多い。これらの状況を識別することはてんかんの臨床的な管理に重要であると考える。
だからといって、リサリサさんの診断治療などに大きな影響を与える訳では有りませんが、「てんかんと線維筋痛症に関係があるのでしょうか？」とか「線維筋痛症患者にてんかん既往歴の有る方がどれだけいるか」の答えの助けにはなると思いコメントします。
てんかんと線維筋痛症との関連について、PUBMED(医学の世界のgoogleみたいなもの)で検索（キーワード：epilepsy fibromyalgia）すると３７の文献がヒットし、すべてに目を通していませんが、2011年のepilepsia（IF3.9 それなりの雑誌なんだと思います）に、
Comorbidities of epilepsy: results from the Epilepsy Comorbidities and Health (EPIC) survey. Epilepsia. 2011 Feb;52(2):308-15という論文が有ります。日本語訳では「てんかんの合併症：てんかん合併症と健康（EPIC）調査」でしょうか。
本文を読むのは大変（というか無理）と思うので、ざっと説明すると、
非てんかん患者に比べて、てんかん患者では線維筋痛症の有病率は2倍くらい高い（PR 1.96）ようです。グラフでは、「てんかんを持っている」と回答した患者の15.4%が「線維筋痛症を合併している」と答えているようです。（「非てんかん患者」の線維筋痛症の有病率は７.9%です。だいぶ高い気がしますが、「てんかん患者とマッチされた非てんかん患者」なので、いわゆるただの「非てんかん患者」ではありません。）
だから？と言われると辛いですが、「てんかん患者は、非てんかん患者よりも、線維筋痛症を合併している率は高い」というのはアメリカの成人を対象とした研究では明らかなようです。
＝＝＝以下抄録（論文の要約）のざっとした訳（専門ではないので用語の誤訳などあればすみません。）＝＝＝＝
目的
アメリカにおける成人の神経精神病や疼痛疾患とてんかんとの関係を評価すること。
方法
2008 年34万世帯にアンケートを送付した。１７万の返事を得た。傾向スコア（性別、年齢、収入、人口密度、居住区、頭部外傷の既往、脳卒中の既往）を用いててんかんをもつと答えた回答者、てんかんを持たないと答えた回答者でマッチングを行い、神経精神病（不安症、うつ病、双極性障害、注意欠陥多動性症、睡眠障害、運動障害）、疼痛疾患（偏頭痛、慢性痛、線維筋痛症、神経障害性疼痛）、その他（ぜんそく、糖尿、高血圧）の有病率比を検討した。
結果
回答した２％（３４８８名）が「『てんかん、もしくはけいれん疾患を持っている』と言われたことが有る」と答えた。「てんかんが有る」と自己申告した回答者が、「てんかんがない」と答えた回答者に比べて、有意に上記すべての神経精神病、すべての疼痛疾患、ぜんそく、の有病率が高かった。
結論
「てんかんが有る」と自己申告した人のほうが神経精神病、疼痛疾患を合併していることが多い。これらの状況を識別することはてんかんの臨床的な管理に重要であると考える。
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