mixi総合医療センターコミュの電話で「セカンドオピニオンとは」を患者さんに説明

　大学病院内科外来で勤務している看護師です。
最近、当院通院中の患者さんから「（他院で）セカンドオピニオンを受けたい」という電話問い合わせが2件続き、自身の対応に反省も含めて困ってしまったので、ご相談したくトピを立てました。

　というのも、「セカンドオピニオン」を理解されていない方からの問い合わせで、1例をあげると、

　当院に１度だけ受診歴のある甲状腺腫疑の20代女性の患者さん。健康診断で指摘されての受診だったと思います。初診時は内分泌専門医を受診し、採血を実施。甲状腺エコー予約を取っている状況でした。
　後日、ご本人から電話問い合わせがあり、「友人から○○病院に甲状腺専門の名医がいると聞いたので、セカンドオピニオンに行きたい」と。診療情報提供書が欲しいのかな、と思い尋ねると、「いいえ、セカンドオピニオンです」と。
　しかし、話を聞いていくと、
・セカンドオピニオンと受診は何が違うのか
・セカンドオピニオンが自費になるなら、診察という形で診てもらうにはどうしたらいいのか
・いくらかかるのか
・先方の病院がセカンドオピニオンをやっているかは調べていない
・（当院の）医師は何年目で、症例は多く診ているのか
など…

　エコー検査もまだなのだし、少し自己学習してから電話ください…というのが本音でしたが、患者サービスに厳しい外来業務。20分ほど話していたと思います。結局、「もう少し考えます」との事でした。
　
特に「自費は嫌だから診察扱いにして」っていうのがダメだというのが上手く説明できませんでした。
忙しい外来勤務の途中で、どうしたら患者さんに簡潔明瞭に説明出来たのか、ご意見お願いします。
　

コメント(14)

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[1] mixiユーザー 09月06日 00:40

電話対応お疲れさまでした。
あまりに長引くようでしたら外来のあいた時にかけなおしていただくか、直接お越しになられるのがいいのかなと思います。
セカンドオピニオンはあくまで相談であること、法律で保険診療外と決まってること、費用はまちまちでおおよそ数万くらいかかること…などがいいのかなと。
やはりベストは「紹介状が必要になりますので、一度受診していただいて主治医の先生とご相談いただけますでしょうか？」がいいのかなぁと。

[2] mixiユーザー 09月06日 05:53

そうですね。
よく主治医の先生と相談するのがよいでしょうとお話しするのがよいでしょう。

[3] mixiユーザー 09月06日 08:20

はっきりと言ってやれば？うちではなく他で診療も継続して
受けたいなら、そっちの紹介状を書いてあげますよ、と。

[4] mixiユーザー 09月06日 13:39

以前働いていた総合病院ではセカンドオピニオンは無料で受けてました。

それぞれの科の部長なり、外科に関しては病院長がされてました。

料金などは病院によりけりなのでセカンドオピニオンに行かれる病院にその患者さんは尋ねた方がよかったのかなと感じました。

[5] mixiユーザー 09月06日 22:36

やっぱり一度来ていただいて主治医と相談してくださいと伝えるのがいいと思います。一番は病院の方針を出してもらうのと電話対応とは別の話ですが院内にセカンドオピニオンについてポスターを張り出したりホームページに書いておくなどすると患者側としてみれば助かると思います。
患者に医療のルールを教えていくのも医療機関の勤めだと思っています。皆保険で内容を把握して自分で納得してきめて入っている保険ではないのでわからないこともたくさんあると思います（権利はあるのに行使の仕方が加入者がわからないのは問題ですが）。役所でも啓蒙していますがそれでは足りません。わかりやすく伝えてあげる努力を医療機関側もしなければならないと思います。
個人の努力も必要だと思います病院全体で考えてみるのはどうでしょう？

[9] mixiユーザー 09月08日 02:50

電話対応には限界がありますよね。
頑張って対応した結果、誤解が生じてかえって話がこじれてしまっては悲しいですし
最低限、面と向かって直接お話することは必要なんじゃないかと思いました。

セカンドオピニオンを求めるためには現在の主治医の診療情報提供書や各種資料が必要です。
そして、診療情報提供書を書いてもらうためには主治医にその旨を話す必要があります。
その際に主治医から直接、良く話を聞いてもらうというのが現実的対応ではないかと思います。

そもそもセカンドオピニオンの意味を取り違えている人は・・・
もし必要がありそうであれば一旦通常の受診をしていただく他ないんじゃないかと。

[10] mixiユーザー 09月08日 02:58

>>5

＞患者に医療のルールを教えていくのも医療機関の勤めだと思っています。
私は、これを医療機関の現場に求めるのは酷だと思いますよ。
もちろん目の前の人が間違っていればその都度訂正するわけですけれども。
そして、ほぼ全てを現場に委ねてしまっているのが現状だと思います。
＞皆保険～
これはもう、病院の業務から大きく外れていると思いますよ。
完全に行政の仕事だと思います。行政が市民に正しいあり方を伝えるべきです。

一番は学校教育だと思います。若いうちに保健体育で教えるべきです。
そして各種広報活動。どこまで有効かはわかりませんが・・・

それでうまくいかないから医療機関にと言われましても、
多くの医療機関にはこれに従事できる余剰人員などほとんどいないだろうと思います。
目の前のトラブル解決がせいぜいでしょう。

[11] mixiユーザー 09月08日 05:25

皆さんコメントありがとうございます。携帯からの入力なのでまとめてコメントいたします。

やはり主治医に受診してもらうのが一番ですよね。
外来はパンク状態なので、緊急でない予約外患者さんは減らしたいという気持ちもありました。患者さんの待ち時間短縮・医師の負担軽減のためにも。
昨日も（外出時間含めて）9時間待ちがありましたから…
エコー後に予約日通りに来てもらいたいという思いがあり、電話で頑張ってしまいました。

病院全体ではセカンドオピニオンの紹介・受け入れ時の手順はありますが、今回のような件の場合、各科のスタッフが対応します。
また、現場で患者さんへ保険教育から行うのは、困難だと思いますね。

[12] mixiユーザー 09月08日 12:53

〉トピ主さん、１０

医療機関は確かに目の前のトラブルを解決していくことが最優先だとお思います。電話対応や窓口の対応に追われ病院スタッフが皆忙しく走り回っているのも承知しております。行政の対応がうまく機能していないのも承知しております。
その上で医療機関で従事している立場で申します。
セカンドオピニオンをはじめとする保険制度上の問題や医療のルールは行政の対応に任せていても患者全員に教育することは難しいと思います。
医療機関としては少しでも電話対応や窓口対応が楽になるように説明文書を用意することやフローを変えることで対応していくしかないと思います。

もちろん行政が体制を変え周知徹底に注力してもらうことが根本的な問題だと思います。
保険教育を一から行うのは教育だったり行政の広報に任せておけばいいと思います。
ただ病院への問い合わせでが多いものや何度か問題になっているものは目の前のトラブルを予防するためにも対応策を打っておいたほうがいいのではないでしょうか？

[13] mixiユーザー 09月08日 13:39

>>12
あなたが言っていることは、現に「せざるを得ない」ので医療現場で行われていることです。
そしてこれまた現に、現場の大きな負荷となっており、うまく回っていません。

もし可能であればしたら良いと思われることは世の中に沢山あるでしょう。
その中で、どれを医療現場がまず行うべきか。どうやったら可能になるのか。
根本解決は予めの知識普及しかないでしょう。
全員に行き渡るのは無理でしょう、でもある程度の割合まではいける筈です。
せめて、現場では不足部分の補完のみ行えば良いレベルであって欲しいものです。
医療機関で説明を頑張るのであれば人手が大量に必要でしょうね。
でも本来医療職がすべき仕事はもっと他にある筈だし、そもそも確保は困難そうだし。

[14] mixiユーザー 09月08日 17:50

〉13

確かにその通りですね。
知識普及がどれほど足りていないのかは現場が一番わかっているはずです。その声がどうやらあまり行政には届いていないみたいです。
医療職が本来の専門技術に注力できるように行政が変わることが根本的な解決になるのだと信じています。行政に携わる人たちにどこかでこのような話はすでにされていることだとは思いますが本気で変えていただきたいと思います。

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