池田泰延コミュの 池田泰延氏参加：面白法人カヤック＆フォークビッツ「ブラウザで無料ではじめるActionScript 3.0」刊行記念イベント@Apple Store,Ginza

池田泰延氏が共著で参加しているActionScriptの教科書本
「ブラウザで無料ではじめるActionScript 3.0」の出版記念イベントに参加してきましたので、コミュニティの皆さんにご報告いたします！

<池田氏によるイベント告知（ブログより）>
http://clockmaker.jp/blog/2010/01/wonderfl-book-event/

-------------------------------------------------------------------------◆はじめに

私ばなな、もともと営業をしていたのですが、ひょんなこと（突然の社内異動）により、現在WebマーケティングおよびWeb制作に携わっております。

私自身はがっつりコーディングをする、ましてやFLASHやActionScriptを使ったWeb制作をやる側ではないのですが、あの池田泰延氏が出ると聞いたら、いてもたってもいられず思わず参加してしまいました。

◆イベントレポート◆

＞18：55　Apple Store@銀座

池田泰延氏がこれまでのイベントでジョイントしてきた思い出深い銀座Apple Store。

透明なエレベーターでイベント会場の3階へ。


会場は、壇上の右側に出版に関わった著者3名、左手に司会。

ちなみに、池田氏は著者3名のうち真ん中という絶好のセンターポジション。


今回は出版された本は、Web業界で数々の旋風を巻き起こしている鎌倉のWeb企業、面白法人カヤックが制作したブラウザのみでFlashをつくることのできるWebサービス「wonderful」の使い方、応用の仕方を書いたActionScript3.0の教科書的位置づけ。

カヤックの企画で、カヤックのFLASHチームとフォークビッツ（wonderfulユーザーの中でも凄腕の人たち）の共著。

池田氏は、フォークビッツ10人衆の1人として、２章でPapervision3Dについて執筆。

＞19：00　イベント開始。

80席以上ある会場は満席で立ち見が出る盛況ぶり。
参加者は、エッジのきいたいかにもWebクリエイター的な人材多数。


開始後、いつも通りにこにこしていた池田氏。


第一声は、自己紹介の時。

「あ、池田ですー。今回の・・・」

壇上にいるので遠い人のように思えるが、高めの声といい、笑顔といい、いつもの池田氏である。

今日のメインは、wonderfulを使ったライブコーディング。


具体的な内容としては、もともとある素材をFork(コードを少し変更して)新しいものに作りかえるというもの。

そして、テーマはApple Storeにちなんで「アップル」

作業工程は、Webおよびツイッター上で随時配信。


簡単な説明ののち、さっそくメインイベントへ。


池田氏の元データは、四方を囲むような赤いワイヤーフレームの中で、紙吹雪のような紙切れが集まって、ハートを作って崩れ、スペードになってはハートに戻るを繰り返すもの。

作業中、司会の要望にこたえて質疑応答に応じる3人のクリエイター。


一番熱心に解説をしていたのが、池田氏。


どんどんForkされ、変わっていく素材。

3人のうち、誰よりも早く作品が完成した池田氏。

完成作品は、背景がワイヤーフレームから宇宙空間入れ替わり、平面的だった紙吹雪の画像には、3次元的な視点のエフェクトがかかり、見てる人の視線を飛び越すような感覚の動きのある作品に。

そして、スペードのマークは、アップルのかけたリンゴのマークになっていた。

「ジェットコースターみたい」（解説：野中文雄談）

「おぉー、かっこいい」（会場の観客のどよめき）

しかし、時間いっぱいまで取り組む他のエンジニアに触発されてか、
待ち時間の10分の間に、池田氏さらに改良を加える。

最終的に、散りゆく紙吹雪に溶岩のような軌跡をプラスして、宇宙のビックバンさながらの美しい作品に。

最後に参加者は、自分の作品に名前を付けなければいけない。

池田氏が名付けた作品名は・・・

「Love Apple」

ハートとリンゴのマークだから。

どこまでもロマンチストな池田氏である。

盛況のうちにイベント終了。


イベント後、場違いな来場者の私に驚きを隠せない池田氏でしたが、全くFlashがわからない初心者の私でも十分楽しめる内容でした。（すごさがわかりきらないのが残念ですが）


以上、池田氏のイベントレポートでした。


◆まとめ
要は、池田氏はやっぱり池田氏で、でもすごいってことです。


長文失礼。ばななでした。