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ヒッチコックコミュの語らいの場

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勝手ながら、語らいの場を設けました。
映画好きなら、聞きたい、話したい、大いに語りたいという希望とか情熱とか持ち合わせていると思います。
トピックを立ち上げて思うことは、トピックの話題から少しはみ出して、こんなことも語りたいとか、あの時はどうしたとか、老いも若きもいろいろな思いがあると思います。
そんな思いを、ここで吐き出したらいかがでしょうか。
幸い、このコミュニティは、多種多様な方がメンバーみたいなので、皆さんの質問・疑問に答えてくれるのではないかと思います。

ルールは、誹謗中傷をしないこと。個人攻撃をしないこと。
一応、原則として、ヒッチコックに関係することが中心ですが、ヒッチコック作品に登場した俳優・スタッフに関することはOKではいかがでしょう。
誰でも質問でき、答えることができ、参加できる。

そうすれば、グレゴリー・ペックについて、大いに語ることもできます。
残念ながら、「ゼロの決死圏」は存じません。私の知っているのは「ミクロの決死圏」でした。邦題はややっこしいですね。
「アラベスク」。スタンリー・ドーネンのスリラーとしては、「シャレード」が一枚上手というのが私の感想です。役者も、ケーリー・グラント、オードリー・ヘップバーンほか一癖もふた癖もある奴輩ばかり。タイトルバック、ヘンリー・マンシーニの音楽など魅力たっぷり。
先に「アラベスク」を見たなら、違った感想だったかもしれません。

それでは、皆様、よろしくお願いします。

コメント(154)

「ロープ」観ました。失敗作のように評価されていますが、果たしてそうでしょうか。改めて観ると、以前気になったつなぎ目が、ニュープリントのせい(?)か全く気になりません。映画の長さと時間の経過が同時進行ということは、ちょっと無理がある(あまりにも早く夜になりすぎる)ものの、舞台劇としての緊張感が続きます。ジェームズ・スチュアートの疑惑は、周りの人々の話と、主人公たちの振る舞いから推理を働かせ、確信に至る経緯は見事です。ファーリー・グレンジャーが、徐々に追い込まれる場面は、殺人は勘定に合わない戒めを感じさせます。ブラック・ユーモアが強すぎる面もあります(父親が不快になるのと同時に自身もそう感じる)が、ヒッチコックの遊びに付き合いましょう。ジャネットがケネスに「送って、お願い」というところは、将来を暗示させているようにも思いました。
「ロープ」の続きですが、前回の記事の訂正を一つ。同時進行ということは、ちょっと無理がある(あまりにも早く夜になりすぎる)→6月11日の東京ではそうだが、服装からして、春または秋ならば、同時進行でも無理がない。早く暮れる。
この映画は、大道具が大変だったそうですが、外の景色一つとっても、日中から夕暮れ、夜の場面にさりげなく変化しており、カメラを室内に向けているうちに変えていくその苦労が、画面からは全く感じさせない自然の流れに感じました。それと、ジェームズ・スチュアートの登場が、他の人々と違い、いきなり登場している驚きたるや、ダンバース夫人のようでした。
またアットウォーター夫人との会話の中で、「汚名」のケーリー・グラントとイングリッド・バーグマンを褒めたりするシーンは、唯一笑えるところではないでしょうか。
>まあちゃんのパパさん。

『泥棒成金』は、ユーモア:サスペンス=7:3ぐらいの作品ですね。
テクニカラー普及期に、純正ビスタビジョンで撮影されたカラー映像が綺麗です。

ジョン・ウィリアムズが保険会社の調査員で、いい味を出していました。
ヒッチコックの登場シーンも秀逸。

『ロープ』同様に、映画の上映時間とリアルタイムが同時進行する作品には『真昼の決闘』『ニック・オブ・タイム』もありますが、どれも『ロープ』がなかったら生まれていない作品ですね。ヒッチコックは『パラダイン夫人の恋』でも長回しをやっていますが、『ロープ』は編集の妙技が冴えている。私も失敗作とは思いません。「刑事コロンボ」の原型的な、ジェームズ・スチュアートの”教授”もいい。

長回しで本当に驚いたのは、デ・パルマの『スネーク・アイズ』です。
評価は低いのですが、好きな作品で、冒頭から最初の事件発生まで約15分間を1カットで見せていました。
「ハリーの災難」を観ました。出だしの漫画からユニークで、バーナード・ハーマンの音楽も軽妙。紅葉が抜群に綺麗で、平和な田舎町に死体。全体的に会話がユニークで、彼方此方の場面でニヤニヤ。老船長とミス・グレイヴリーのさりげない会話など思わず吹き出したくなることも。シャーリー・マクレーンもよかったですね。ハリーもこの町に来てとんだ災難。埋められては掘り起こされる。
ヒッチコックは、英国式ブラック・ユーモアをこれでもかというほど繰り返す。
その昔、テレビ東京で「モンティ・パイソン」を見て感じた、そのくどいまでの面白さをこの「ハリーの災難」にも感じました。
ヒッチコックは、この作品の評判が気になり、興行的に成功するか心配したようですが、本場ヨーロッパでは好評、ハラハラドキドキの好きなアメリカでは不評、日本人にはジョークは通じなかったでしょう。来日してくれたのにね。
50年以上経過した今では、ヒッチコックもスリラー・サスペンスだけではなく、コメディにも手腕を発揮したとみていいのではないでしょうか。
>まあちゃんのパパさん。

ヒッチコックには『スミス夫妻』というスクリューボール・コメディの傑作もありますね。サスペンス要素ゼロの、ヒッチコックには珍しいコメディでした。

サスペンスとコメディの演出の呼吸には似たところもあり、名匠と呼ばれる映画監督の中には、コメディ専門ではなくともコメディで傑作を残した人もいますね。キューブリックの『博士の異常な愛情』、市川崑の『穴』などは、サスペンスとコメディが紙一重であることを伺わせる作品でした。

ヒッチコックは英国のサイレント時代にも、『リッチ・アンド・ストレンジ(おかしな成金夫婦)』というコメディを撮ってますね。ドタバタ喜劇でした。
「サイコ」久しぶりにその凄さを味わいました。ソウル・バスのタイトルデザインにバーナード・ハーマンの音楽が鳴り響くと、もうすぐそこに何かが起きるぞ、という予感をさせられます。しかし何も起きない。そして、ジャネット・リーの出来心と不安の旅、このへんが実にうまい。シャワーシーンは、伝説となるだけのことはありますよね。編集の時、奥さんの一言により、再編集しただけのことはあります。マーティン・バルサムの階段シーンも見事だし、ラストのヴェラ・マイルズが襲われるシーンもいい。ラストに救いがないと言いますが、題材的に「ハリーの災難」や「北北西に進路を取れ」のように微笑ましくとはできないですよね。
それにしても、ジャネット・リーが素敵でしたね。アンソニー・パーキンスは言うことがありません。撮影は、ロバート・バークスではなかったのですね。
「ヒッチコック自作を語る」を見ました。今までいろいろな著作でヒッチコックが語ったものを、代表作の名場面と共に、ヒッチコックが語る40分ぐらいのものですが、ヒッチコック自身が語っていることが、今となれば貴重な映像なのかと思い、保存しました。今週もまた録画したものを見なければ・・・
>まあちゃんのパパさん。

ちょうど今製作中のヒッチコックの伝記映画では、その『サイコ』撮影中のヒッチコックを描いているそうです。ヒッチコック=アンソニー・ホプキンス、ジャネット・リー=スカーレット・ヨハンソンという豪華な布陣ですね。

『サイコ』はブルーレイに収録されているメイキング・ドキュメンタリーも秀逸でした。

ブルーレイといえば、ワーナーから『見知らぬ乗客』と『ダイヤルMを廻せ!』が全米でリリースされます。『ダイヤルM…』はなんと3D仕様です。
うちのテレビは3Dは見れないので、やむを得ないです。
フランシス・アイルズの「レディに捧げる殺人物語」を読みました。被害者の立場から見た犯罪心理劇です。疑惑に次ぐ疑惑で、ヒッチコックが気に入ったのでしょう。「断崖」がみたくなりました。
「裏窓」をみました。私は、本当の面白みがわからないのかなと思っています。こんなに他人の生活が垣間見れるなんて。それが、ちょっと犯罪的で刺激的なのかな(覗き趣味)。やっぱり、この映画はグレース・ケリーの美しさが全てかな。映像はきれいだったな。
最近『引き裂かれたカーテン』を見ました。評価は低いとの評判でしたが毎度の事ながら殺しのシーンが素晴らしかった!
>まあちゃんのパパさん。

『裏窓』の面白さは、ちょっと文章では表せないんですよね。映像がすべてと言うか。

クレショフ効果の使い方の鋭さ、グレース・ケリーはもちろんですがジェームズ・スチュアートやセルマ・リッターの面白さ、レイモンド・バーの底知れぬ不気味さ。劇中で変化していく音楽。純正ビスタビジョンの映像美。

ひとつの完成形であるように思います。

『ダイヤルM…』で3D効果の高いシーンは、グレース・ケリーがアンソニー・ドーソンをハサミで…のシーンぐらいだと思うのですが、よく3Dソフト化するものです(笑)。うちのホームシアターも今は3D非対応ですが、いずれは。
>ルツイさん。

わたしも『引き裂かれたカーテン』は大好きです。
むしろボンド映画に始まるスパイ映画ブームの中、雨後の筍のように量産されたスパイ映画群の中でも、際立った面白さだと思います。

ジュリー・アンドリュースとポール・ニューマンという組み合わせは、惜しいミスキャストという気もしますが(笑)。

ボツにされたというバーナード・ハーマンの音楽で見たかった映画です。
ヒッチコックやビリー・ワイルダーなどの作品に対し、評価が厳しすぎるきらいがあると思います。たとえば「トパーズ」。ヒッチコック的要素がいっぱいで、亡命シーンなどはハラハラドキドキさせられます。それでも衰えが隠せないなどと言われてしまう。幸いなことに、ヒッチコックは干されることなく最後まで作品作りができましたが、ビリー・ワイルダーなどは1981年以降20年も作品が作ることができませんでした。映画産業が衰えるはずだと思います。
「めまい」をみました。リバイバル上映以来のためか、印象が変わりました。キム・ノヴァックの美しさは以前の通りでしたが、ジェームズ・スチュアートの演技は迫真に迫るものがありました。警官を死なせた高所恐怖症の男、人妻を愛してしまった男、そして愛する人を失った男、面影が似ている女を発見した男、真相に気がついた男、全てがいいですね。サンフランシスコ湾のシーンは特に素晴らしいが、美術館・レストラン・デート中の景観も素晴らしい。ソウル・バスのタイトルデザインと共に始まるバーナード・ハーマンの音楽が、この映画を期待させるし、セリフ替わりの彼の音楽がサスペンスを盛り上げる。尾行シーンの音楽は最高だ。
さて、真相を突き止めた男が、あまりにも過去の精算を求めすぎたために、愛する女を死なせた報いは来るのか、考えさせられてしまいました。女は償ったけれど、男は。刑事の業とでも言うのでしょうか。
バーバラ・ベル・ゲデスという女優さんも綺麗な方なのでしょうが、キム・ノヴァックを引き立たせるために、そんな役でしたね。肖像画は笑えましたが。
「めまい」のDVDコメントを読んでいたら、ラストシーンの後エピローグがあるのがある、と聞いて、今後いろいろな作品を見るにあたって、何版を見ればいいのか困ってしまいますね。
それにしても、「めまい」はいいショットが多かったなあ。キム・ノヴァックのシルエットなんか最高だな。
『めまい』はヒッチコックの作品中でも、保管の過程で最もフィルムが傷んでいた作品の一つですね。

DVD黎明期にソニーから出たバージョンと、ユニヴァーサルから”リミテッド・バージョン”として出たマスターは同じようですが、レストアされているとはいえ、純正ビスタビジョンの美しい映像を再現できているとは思えませんでした。

目からウロコが落ちたのは、WOWOWでハイビジョン・マスターが放映された時で、こうも違うのかと驚きました。

全米ではこの秋に、ユニヴァーサルからブルーレイBOXが出ます。
初公開の膨大な特典映像が収録される見込みで、新しい発見に期待しています。
「知りすぎた男」を28年ぶりにじっくり鑑賞しました。リバイバル上映以来です。まだ若き日だったのと、初めてということで、今と感想が違います。「暗殺者の家」は、リバイバルの後、ビデオで見ました。
以前は、ストーリーに追われ、この映画の面白さが半減していました。ホールでのことは、ハラハラさせられましたが、他のヒッチコックの作品に比べれば大したことがないと考えていました。
今回、ゆったりとした中で、じっくりテレビの前に座り、マラケシュの景色を楽しみました。ロンドンのアルバート・ホール、今でも同じ建物でしょうか。ああいうところで、コンサートを聴いてみたいですね。バーナード・ハーマンもコンサートの曲は当然ですが、たとえばアンブローズ・チャペル氏を訪ねるところなど、いかにも怪しいぞという音楽にカメラ、いいですね。剥製が壊されないか心配するところは、英国式ジョークですね。暗殺者もいかにも怪しい顔つき。そ〜っと突き出される銃身、ぞくぞくですね。大使館での階段シーンも優れていました。
友人たちが訪ねてきて、次々に出かけ、待たせた挙句子供を迎えに行っていた、これはアメリカン・ジョークでしょうか。
この時期のヒッチの作品は、優れた作品が多いことを再認識し、この作品もその中の傑作であることを認識しました。ヒッチコック好みの美人女優ではありませんが、ドリス・デイならではの活躍、そしてジェームズ・スチュアートは常連としていい役でした。警察は、ヒッチコックにいつも役たたず的に描かれていますね。
犬散歩中、15、6羽のカラスに遭遇。
「鳥」みたいで怖かった、、、
この映画は生理的に恐ろしいので、
いまだにバクバクしてます(泣
私も10年近く前ですが、家の近くで「鳥」状態になったことがあります。近くに都立公園がありカラスの寝座になっていたようで、ゴルフに行くため早朝待ち合わせをしていました。木に何羽かのカラスがいることに気がつきましたが、いよいよ車が到着すると、カラスが十数羽一斉に飛び立ち、車の方に向かってきたり、ありとあらゆる方向に飛び立ったので、恐ろしくてドアを開けてもらい、潜り込んだ経験があります。都会のカラスは、大きくて今でも恐ろしいです。

最近だけのことではありませんが、このコミュニティにも何の目的で登録するのかわからない方が、絡みませんかなどといっているのを見かけます。
絡む方もいないと思いますが、気をつけましょう。

茅ヶ崎さんの日記に、英誌の評論家が10年に一度選ぶ「史上最高」の映画の第一位に、ヒッチコックの「めまい」が選ばれたとありました。
英国でのヒッチコックに対する思いの強さを感じますが、日本においては「めまい」はまだ賛否両論あり、ヒッチコック映画の一位になることも難しいのではないかと思います。129でも書きましたが、ある程度の年をとってから、この映画を見直すと、この映画の良さがわかるような気がします。
ジョン・シュレシンジャー監督の「マラソンマン」を久々に見ました。ダスティン・ホフマンにロイ・シャイダーが出ていましたが、圧巻だったのはやはりローレンス・オリビエですね。この頃のオリビエって、「探偵スルース」などにも出演し、悪役としても円熟してきて、実に怖いですね。
巻き込まれ型のサスペンスで、ダスティン・ホフマンが連れ去られる前後までは、誰が信用できるかハラハラドキドキさせられました。オリビエの拷問は、体験的に恐ろしい。ナチらしいやり口です。隠しナイフも見事。
マルト・ケラーも出ていましたが、ヒッチコック的美女とはいえず、「汚名」のようにはストーリーもいかないものですね。
64で「ウエスタン」について触れましたが、セルジオ・レオーネって、ハマるととことんハマるんですよね。セルジオ・レオーネの夢「アメリカでロケをして西部劇を作る」がかないました。それもヘンリー・フォンダ出演で。
私は、回想するとこの映画を完全版で見ていなかった、ということはテレビで大幅カットされたものを見ていたのだと思います。だから今回ノーカットを見て心酔しました。なるほどこれは西部劇だ、おまけに開拓魂まで入っている、そしてマカロニの味もある。彼の代表作だ、という意見にも納得します。
出だしはマカロニ風。これは贅沢な作りですね。この3人大好きです。
ヘンリー・フォンダの悪役、悪役ベスト100の上位にありますね。
クラウディア・カルディナーレ。この時30歳。「刑事」以来のファンです。スタイル抜群ですね。たくましい女です。
ジェイソン・ロバーツ。渋いですね。靴先から銃声。ダリオ・アルジェントが考えたんじゃないの、という話がありますがそうでしょうか。名シーンの一つですね。
ラストは、男を感じさせます。
チャールズ・ブロンソン。この頃が最も充実していた時ではないでしょうか。「特攻大作戦」「さらば友よ」「戦うパンチョ・ビラ」「雨の訪問者」「狼の挽歌」・・・・
ヘンリー・フォンダとの決闘、まさしくレオーネの世界。フォンダがくるっと回る、素晴らしいシーンだ。
特筆するのは、レオーネとエンニオ・モリコーネの音楽ですよね。切っても切れない間柄。モリコーネの音楽が始まると、レオーネ映画の始まり始まり。期待が高まります。
決闘シーン、回想シーンも。
これって、バーナード・ハーマンとヒッチコックの関係と同じ感覚だと思いませんか。ハーマンの音楽が鳴り響くと、ヒッチの映画が始まり何かが起こる・・・。
日本では、こういうのってあります?
テレビでは、河野寿一監督、結束信二脚本、渡辺岳夫音楽、栗塚旭主演「俺は用心棒」なんかが、唯一それにあたるのではと思いますが。
とにかく、見ごたえ十分、どっぷりレオーネの世界に酔いしれました。
(今の展開の早い映画に慣れ親しんでいると、こういうのは辛いですかね?)
初めまして。いきなり質問すみませんm(__)m

ヒッチコックの後継者と言われたデパルマ作品との共通点を探しています。

作品は一通り観ましたがあんまり自信が持てないです。
この作品達の共通点を教えて下さい(__)

ヒッチコック作品
・裏窓
・マーニー
・サイコ
・めまい
・鳥 等々

デパルマ作品
・ファントムオブザパラダイス
・悪魔のシスター
・キャリー
・殺しのドレス 等々

>球磨川禊さん。

初めまして。

ヒッチコックとデ・パルマの作品で、類似性が指摘されるのは、タイプを分けますと…

●『サイコ』『マーニー』→『殺しのドレス』『レイジング・ケイン』(過去のトラウマからの事件、登場人物の途中での意外な死)
●『裏窓』→『ボディ・ダブル』『ミッドナイト・クロス』(覗きからの目撃で事件に巻き込まれる展開など)

…に2分されると思います。

デ・パルマの『キャリー』『フューリー』は超常現象的なスリラーで、ヒッチコックはそういうジャンルを手掛けていませんし、このあたりはデ・パルマのオリジナルですね。

とはいえ、ヒッチコック常連のバーナード・ハーマンを自作にも起用したり、ハーマン調のスコアをピノ・ドナジオに書かせるデ・パルマは、音楽にもヒッチコックからの影響を強く受けていますね。

デ・パルマは最近ではあまりヒッチコック風のサスペンスを撮っていませんが、『ファム・ファタール』の冒頭の流れるようなカメラワークや、『ブラック・ダリア』クライマックスの建物の上からのカメラワークは、やはりヒッチコックのDNAを受け継いでいるように感じられます。

明確な答えにならず失礼しました。
>>[137]

裏窓はミッドナイトクロス

サイコは殺しのドレス

僕のデパルマのベストの愛のメモリーはマーニーとめまい

だったと思います。
球磨川禊さんへ

「ボディ・ダブル」で、「鳥」や「マーニー」で主演したティッピー・ヘドレンの娘メラニー・グリフィスを出演させています。こだわりの一つですね。
デボラ・シェルトンとの追跡とラブ・シーンは、「めまい」のコピーと言われています。(覗きは、皆さんが言うとおり「裏窓」ですね)
しかしこの映画は、他のデ・パルマ作品にはない笑い(思わずニヤニヤしてしまう)があり、いい作品です。ピノ・ドナジオの音楽もエロチックです。

「ファントム・オブ・パラダイス」は、デ・パルマのロック版「オペラ座の怪人」で、ヒッチコックとの共通点はないと思います。彼独自の感覚が、ここでは遺憾なく発揮されていると思います。
バーナード・ハーマンのサントラを聴きました。「ハリーの災難」から「マーニー」まで。
数多くの映画音楽作曲家の中で、音楽が映画と対等で、なおかつ音楽により映像が思い浮かぶのは、バーナード・ハーマンとエンニオ・モリコーネが筆頭だと思っています。ただ、この二人の音楽性は全く異なっています。それは、ヒッチコック映画とセルジオ・レオーネ映画の違いでもありますが、商業的にモリコーネが上手であり、ハーマンは納得できるものなら構わないのではないかと。

特に、ソウル・バスのタイトル・デザインで始まる「めまい」「北北西に進路を取れ」「サイコ」は、ヒッチコック映画が始まることを知らせ、何事か起きることを期待させ、ウキウキワクワクさせます。ハーマンの音楽とは、そういうものかと思います。
一番好きなヒッチ作品は、にコメントが寄せられてきて嬉しいですね。茅ヶ崎さんはBlu-ray Discの紹介や伝記映画の紹介をしていただいています。このコミュニティが、活発とはいかなくても、長くコメントが寄せられるようにしたいものです。
YOUTUBEを見ていたら、淀川長治さんの解説「裏窓」がありました。1986年10月19日のものです。こういう解説があると、映画を楽しく見れるし、見たあとも余韻がありますね。
http://www.youtube.com/watch?v=HKxd7gOThBA
ちなみに「めまい」もありました。
先日、映画「ヒッチコック」を観てきました。これは「サイコ」のメイキングをもとにしていて、ヒッチコックのファンは必見ですね。そして、あらためてバーナード・ハーマンの音楽には驚きます。そこで、エサ=ペッカ・サロネンがロサンジェルスフィルを指揮したCDでハーマンの音楽を堪能しています:
  http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1898657422&owner_id=7240609
>>[143]。

わたしもちょっと前にYouTubeで見ました。
日曜洋画劇場でヒッチコック特集を放映したときのですね。

ゴールデンタイムにヒッチコック映画を放送していたなんて…今じゃ考えられません。
>>[144]。

『ヒッチコック』には、ヒッチとハーマンが『サイコ』のシャワーシーンの音楽をめぐって議論するシーンもありましたね。

『ヒッチコック』のスコアはダニー・エルフマンですが、さすがバーナード・ハーマンを尊敬する人だけあって、いいスコアでした。
こんにちは。

はじめてコメントさせて頂きます。


最近になって、ヒッチコック作品の中で、お気に入りの作品の「裏窓」と「泥棒成金」がブルーレイになると知って、小躍り状態(笑)ウッシッシが続いています。


どちらの作品のグレース・ケリーも美しすぎです人差し指
>>[147]。

昨年の11月に出たブルーレイBOXで『裏窓』を見ましたが、NHK-BSプレミアムで放送されたハイビジョン・マスターをはるかに上回る高画質で驚きました。

パラマウント、ユニヴァーサルの作品群が単品でもリリースされますね。
もし購入されるのなら、期待充分だと思います。

『泥棒成金』は先行して数年前に国内盤ブルーレイが出ており、すでに廉価になっていますが、こちらもとんでもなく高画質です。純正ビスタビジョン初期のテクニカラー映像が信じられない高精細さで復元されております。

本コミュの「ブルーレイ情報」トピも良ければご参照ください。
>>[148]

返信ありがとうございました警官

そうですか。

既にブルーレイ化していたとは…(笑)


お気に入りの女優さんである、グレース・ケリーをブルーレイで早く見てみたいです指でOK
>>[149]。

いまちょうどNHK BSプレミアムで『裏窓』を放送中ですね。
ハイビジョン放送ですが、ブルーレイの画質の方が一枚上手です。

グレース・ケリー、美しいですね。
ヒッチコック劇場での、ヒッチコックの日本語吹き替えでお馴染みの熊倉一雄さんが12日に亡くなられたそうです。

>>[151]

突然の訃報に驚きました。彼以外の吹き替えは考えられません。ご冥福をお祈りします。
8/13はヒッチコック監督の生誕日ですねプレゼントバースデー
>>[153]

そうでしたね。今年は没後40年。シネマヴェーラ渋谷で特集が組まれましたが延期となり、6月から7月初旬に劇場再開とともに上映されました。
初期作品の上映でした。

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