最初にNutrition as a Factor Contributing to Disabilityということで、栄養障害がいかに障害(特に筋萎縮、筋力低下による移動能力低下、呼吸機能低下、心機能低下、咀嚼機能低下と免疫機能低下)に悪影響を与えるかが解説されています。このあたりはリハ栄養そのもので、私がリハ栄養で言いたかったことがそのまま記載されているようです。嬉しくなりました。
次にNutritional Aspects of Rehabilitation in People with Disabilitiesということで、主にRoberto Aquilaniらの研究論文を引用して、慢性心不全、脳外傷、脳卒中、慢性腎不全に対する栄養サポートやBCAA補給の有用性を示しています。ちなみにこれらの疾患について、近刊のリハビリテーション栄養ハンドブックの中でも疾患別のリハ栄養として紹介しています。