ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

タンゴ増員計画コミュのしうえいさんのソウルタンゴ事情報告!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
このたび韓国ソウルに旅行されたしうえいさんが日記に下記のようなソウルタンゴ事情を報告されました。
内容がかなり面白く、また寄せられた意見(本人の承諾がないので未記載)も相当面白い意見が出ていました。
しうえいさんの了解を得ましたので、トピックの方にアップさせていただきました。
私も意見を書きますが、皆様の意見も寄せて下さいね。
大事な内容を含んでおります。さすがしうえいさん!いいところを押さえてきたようです。

"""""""""""""""""""""”””””””””””””””””””””””


今週はじめにソウルに行ってきました。
3泊4日の短い旅行でしたので、3箇所しかミロンガに行けませんでした。

なるべく普段着のミロンガinソウルを見ようということになりました。

前日までタンゴウィークがあったことと、立て続けに香港でタンゴウィークがありソウルからダンサーが流出していたこと、2点があり、必ずしも普段着ではなかったことと思いますが、いくつか目についた差異があったのでインタビューを交えて分析をしてみました。

正直ソウルのミロンガがどんなところか、なにやらストイックに黙々と踊る人が多いらしいという噂を聞いていましたが、結果的にぜんぜんそんな感じではなく、一言でいうと、ブエノスよりもブエノス風な感じ?

そういえば、10年くらい前にファンギダがアーツシティをはじめた頃の雰囲気も、こんな感じだったかもしれません。東京のミロンガは今何故こうなっちゃったか?考え時かと思います。あるミロンガ主催者に言われていましたが、本当に危機感を持ちました。


A) 同じこと、違うこと

(同じだと思われること)
 +毎日ミロンガが開催されている
 +複数の場所でミロンガが開催されている
 +仕事帰りの人でにぎわっている

(必ずしも東京ではそうではないこと)
 +コルティナがかかる
 +タンダで類似した曲が分けられている
 +選曲は40年代〜50年代がほとんど
 +入場料は1000円以下である
 +DJが誰であるか分かる
 +DJに薄謝を払っている
 +店長とオーガナイザーは違う
 +オーガナイザーとDJは違う
 +生演奏がない
 +デモがない(一部のミロンガではあるらしい)
 +英語で会話できる
 +男性が女性の前に行って踊り始める

(違うこと)
 +初心者が見当たらない
 +ぶつからない
 +ちゃんと反時計回り
 +追い抜かない
 +踊り終わったあとに、エスコートして戻る
 +明るい
 +全ての人が平等に同じ金額を払って入場する
 +ドリンクやスナックのセルフサービスではない
 +20代・30代がほとんど
 +カベセオに女性が応じる
 +女性は目線で合図を送ることがあっても、誘いにいかない
 +カップルで参加する人が少ない


B) 初心者が何故見当たらないのか?

そこで、居酒屋でソウルの熟練ダンサーに聞いてみました。


二つ理由がありそうです。

・初心者には8週間程度で基本を教わる、速習コースがある
・初心者向けのミロンガある

技術だけでなく Codigoを叩き込まれるらしいです。
だから、技術だけでなくそういうところを大事にするダンサーが多かったですし、だめなものにはNOと言える雰囲気がありました。
東京で踊っているのと同じように踊ると、ブーイングくらう事間違いありません。

ただし速習コースと言っても、ソウルには「タンゴの先生」という職業がないらしいので、ベテランダンサーが手取り足取り教えるらしいです。


C) 東京の言い分

とはいえ、東京はソウルのミロンガよりもいくつかの点で多様化が進んでいると考えられるので、
差異の要因となりそうな、ソウルと東京との背景の違いを、私の独断と偏見でピックアップしてみます。

・東京は物価が異常に高い
・東京には職業ダンサーが存在する
・東京は他の娯楽も高い
・パフォーマンスを楽しむ人が多い
・カップル化が進んでいる
・ダンススタイルが多様化している
・いわゆる黄金期以外の曲でも踊りなれている
・古典タンゴや新しいタンゴを普段から聴きなれている
・他ダンスとの交流が進んでいる
・社交ダンスのサロンが浸透している
・時間とお金に余裕のある定年後の世代が多い
・時間とお金に制限のある主婦が多い
・タンゴ楽団が多い
・DJというよりCDをかけ流すミロンガが多い


D) ソウルのダンサーに楽しんでもらえそうな東京のミロンガ

ソウルのダンサーに、東京にも踊りに来てくださいと言ったものの、
よくよく考えてみたら、ソウルの人が楽しめるミロンガって、東京にあるのかな?
と、思わず言葉に詰まってしまいました。名古屋がお勧めだよ。と思わず言ってしまいました。

・価格とスタイルが近いミロンガ
・デモや生演奏が入ったミロンガ
・プロの先生が開催しているプラクティカ

みたいなところを吹き込んでみましたが、
もっと開催趣旨などを明確に表記していくのは、私のようなカレンダー屋の仕事でもあるかなと。


E) ソウル化へ向けた個人的な提案

初心者向けの速習コース、
ぜひプロの先生方にもっと力を入れてほしい分野です。

速習レッスン、お知らせ頂ければ、カレンダーに目立つように掲載しますので
post@fantango.jp 宛か、mixi メッセージでお知らせください。

ベテランの方でも断片的に抜け落ちている Codigoの講義なんかウケルような気もします。



☆ソウルのミロンガ

ちなみに、足を運んだのは以下の3つのミロンガです。

1日目(月曜日) El Tango Cafe http://goo.gl/maps/5vBF

2日目(火曜日) Tango O Nada http://goo.gl/maps/XLgG

3日目(水曜日) El Bulin http://goo.gl/maps/jzNw


他に、Tangueria del Buen Ayre、Atanicheという有名なミロンガがあるそうです。



コメント(1)

私自身は韓国、台湾でのタンゴ経験はありませんが、情報では?マナーが良い
?サロンスタイルが定着している この2点はいつも共通しています。
今回のしうえいさんの報告もこれを裏付けているようです。
問題は、それに引き換え・・・はという点にあろうかと思います。
日記の方では、日本ではレッスンだけ、ミロンガは海外で・・なんていう極端な意見もありました。
しかし、これではあんまりです。
以前私も<ザ・教え魔>というテーマでトピックにアップさせていただいたこともあり、日本のミロンガにおけるマナーの問題等に関しては考えるべき点が多々あると認識しています。
しかしどうでしょうか。ここ数年日本のタンゴをめぐる状況というものが少しずつ動いているように思えるのです。
そしてそれは多分好ましい方向であるでしょう。日本にはサロンでもHiroshi&Kyokoのような新世代の素晴しいペアを生み出した土壌があるのです。
あまり後ろ向きに評価する事なく、各地で生まれつつある新しい芽を育て応援しいい流れを大きくしていきたいな・・というのが私の意見です。
それに、隣の庭は広く見える、という言葉がありますが多分韓国や台湾のタンゴ界もそれなりに大きな問題点を抱えていると思いますよ。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

タンゴ増員計画 更新情報

タンゴ増員計画のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。