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よっぴーの起業雑学コミュの素直と努力

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今日は最近読んだ本の内容から抜粋^^
すごく共感できる内容なのでよろしく御願いします♪



福島県の温泉街で生まれ育った國分利治氏は、高校生の時に、
 「将来は25歳で経営者になる」と考えるようになり、
 19歳の時に目覚まし時計と10万円だけを手に、上京した。

 「手に職をつけたら食うには困らない」という母親の言葉から
 美容師を選び、たまたま女性誌の求人広告で見つけた
 新宿歌舞伎町の美容店に住み込みで働くことになった。


 将来の目標に設定した独立の年まで残り5年しかない。
 最短距離を走るなら、早く店長になって経営の勉強がしたい。
 そう考えると、仕事に向かう意識が余計に強まった。


 國分氏は美容師に憧れてこの業界に入ったのではない。
 あくまでも美容師見習いは経営者になるための手段でしかない。

 技術者として何の自信もなかった自分にとって、
 「休まないで働き続けること」しか武器はなかった。

 そこで國分氏は、誰よりも早く店に来て仕事に取り組み、
 閉店後は誰にも頼まれていないのにチラシを配り続け、
 そして一日も休まずにがむしゃらに働き続けた。


 その奮闘ぶりを見たオーナーは、若い國分氏を店長に抜擢、
 さらに5年後には17店舗の新規出店を担当し、
 17店舗を管理するマネージャーに昇格。

 結局、下積み時代の10年間で國分氏が休んだのは10日だけ。
 毎年の1月1日の正月だけで、あとは毎日休まず、
 誰よりも店に早く来て誰よりも遅くまで仕事に取り組んだ。



 やがて独立し、アメリカでの大型美容サロンの視察をきっかけに
 大型の美容店をオープンすることを決意。

 葛飾区に「EARTH」1号店をオープンしたのを皮切りに、
 次々と大型店舗展開で業績を伸ばしていき、
 2009年には、日本全国に190店舗、年商200億円、
 総従業員数3000名の「EARTH」グループを築き上げていった。



 國分氏はよく「どういう若い者が伸びると思われますか?」
 という質問を受けるが、その時には
 「自分の考えを持っていない人です」と答えている。

 常識を知らない人間ということではなく、
 自分の考えを持っていたとしても、先達からのアドバイスを
 素直に受け入れて地道に実践できる人が一番伸びる。



 24歳で入社してきたY君が國分社長に、
 「どうやったら店長になれますか?」といきなり聞いてきた。

 國分社長はすかさず、
 「一日も休まず、そして誰よりも早く店に来ればなれるよ」
 と答えたが、Y君はそれを聞いた翌日から、
 一日も休まず、また毎日誰よりも早く店に来るようになった。

 慌てたのは、これまで余裕で出勤時間直前に来ていた店長。
 「店長の座を追い落とされるのではないか?」
 と危機感を持ったのか、負けずに店に早く出るようになった。

 そして両者とも出社時間を競うあまり始発の電車で来るようになり、
 最終的にはY君が原付バイクを購入して始発前に出社する、
 という荒業に出たところで勝負は決着した。

 Y君はそれから半年後、幹部に認められて店長となり、
 2年後には26歳の若さでフランチャイズオーナーになり、
 その後32歳で年収1億円のオーナーへと成長した。
 しかも今も一日も休まずに8年間も休みなしの生活を続けている。



 しかし、彼のようなケースは稀で、國分氏のアドバイスを
 そのまま実践に移せる人は非常に少ないのが現実。

 多くの若者が考えているのは「いかにラクをして稼ぐか?」
 ということで、國分氏はそのような質問をされたら
 「若いうちに考えることじゃないだろ!」と、檄を飛ばす。


 「休みなしで仕事をする」というのは、スポーツの練習と同じで、
 苦しい練習を続けてきたことが自信となって、
 いざという時に踏ん張りが利くようになる。

 「プライベートな時間を大切にしたい」
 「自分の時間も確保したい」「趣味も充実させたい」
 といろいろなことに散々手を出して、
 「仕事で成功したい」というのは虫が良すぎる、
 と國分氏は述べている。


 どんな業界の人であっても、成功を収めていった人は皆、
 駆け出しの頃にがむしゃらに働いています。

 「そんなに一生懸命にやってどうするの」
 「たまにはパーッと仕事を忘れてみれば」

 などという周囲の雑音にも飲み込まれず、
 自分の目標に向かって休みなく取り組んでいるのです。

 一流の志を持っている人間は、
 「二流でもいいよ」と言っている人間に影響されないのです。

 そういう自分に厳しく長い期間を積み重ねた人間だけが、
 その業界で成功を収めています。


 人と同じような時間だけ働き、人と同じような日数だけ休む。
 それでは人と同じような道しか見えてきません。

 それこそが幸せなのだという価値観の人も多いですが、
 「自分にはそれは中途半端だ」と思っている人は、
 価値観の違う人とは一線を画し、自分に厳しく働きます。

 中途半端な意識からは、中途半端な将来しか生まれないからです。


 中途半端ではなく、誰にも負けないほどがむしゃらに取り組む。

 そういう仕事にこそ、未来が生まれます。

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