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我が心の殿堂馬(日本)コミュの我が心の殿堂馬 No.02

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スペースの問題があるので"孟徳"の手元にある
原紙から抜粋して掲載しています。


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〜 華麗な走りと悲劇の最後 〜
    ヒサトモ

"ヒサトモ"は第6回ダービーをレコードで制し、
天皇賞も大差で制した女傑である。
通算26戦14勝、ダービー、天皇賞で並みいる牡馬を
ちぎり捨て、女傑の名を欲しいままに・・・

当時は当然距離別も牡馬牝馬別のレース体系も
整備されていない。
数少ないレースに多くの馬が押し寄せ、苛烈なサバイバル、
マイラー?2歳馬?牝馬?んなの関係ない。負ければ死あるのみ。
それが優勝劣敗の競馬の世界で生き残る唯一の道であった。
それは今とは比べ物にならないほどいばらの道であった。

そんな中で"ヒサトモ"は堂々と主役を張っていた。
"ターフ"という戦場で堂々と主役を張り、堂々と勝ち続ける"ヒサトモ"は
"ターフ"という舞踏会で存分に自分を表現している
美しいダンサーのように見えた。

"ターフの舞姫 ヒサトモ"・・・私が彼女につけた愛称である。
気品と優雅さ、そして覇気と闘争心・・・互いに相反する要素を
兼ね備えた女・・・だがまぎれもなく日本競馬が誇る女傑・・・。

月日が流れ、彼女の舞踏会は終わり"ターフの舞姫 "ヒサトモ"は
「繁殖」という第二の舞台での舞踏会を目指すことに・・・。
だが名牝の仔、必ずしも走らず・・・
彼女の仔は期待が大きすぎたせいもあるだろうが走らなかったのである。

ここまでならよくある話だが、"ヒサトモ"は繁殖成績の悪さから
16歳にして再び競走馬として走らされる、という激烈な運命に
引きずり込まれる。そして・・・やはりその激烈な運命は
ハッピーエンディングで終わることはなかった。心臓麻痺にて急死・・・。

ターフの舞姫"ヒサトモ"よ"、ターフでのお前の華麗なる踊りは
心から消え去ることは絶対にない。
華麗なる走りと悲劇の最後を思い出すたびに涙が止まらない。

だからせめてお前の偉大さは私が必ず語り継ぐ。お前の美しさとともに・・・。
私はこれからも絶対に忘れることはないだろう。華麗な女傑、"ターフの舞姫 ヒサトモ"と
彼女を死に追いやった人間への憤りを・・・。


  ヒサトモ(昭和9年〜昭和24年)

 戦績:26戦14勝 2着3回 3着4回

 父:トウルヌソル
 母:星友

 調教師   :中島時一
 生産者   :下総 御料牧場
 馬主     :宮崎信太郎氏 
 生涯獲得賞金:不明
 タイトル  :日本ダービー/天皇賞・秋/横浜農賞
 その他   :天皇賞・春3着/天皇賞・秋3着

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